寒さに強いおすすめの観葉植物10選!注意点から管理方法まで解説

「観葉植物を育てたいけど、冬の寒さで枯れてしまわないか心配」という声をよく耳にします。


お部屋のインテリアに欠かせない観葉植物は、寒さに強い品種とそうでない品種があり、冬越しの条件も変わってきます。


そこで今回は、観葉植物の魅力や寒さへの耐性、おすすめの品種について紹介するのでぜひ参考にしてみてください。


観葉植物の魅力

日々の癒しに

観葉植物にはリラックス効果があり、日々の癒しを求めて室内に置く方もたくさんいます。


仕事や家事などの疲れを癒すために、手軽に置けるおすすめのアイテムです。

 

観葉植物は「フィトンチッド」という成分を放出していて、これがリラックス効果をもたらします。

 

例えば、森林浴をしていると心身をリラックスできますよね。


これは、空気が澄みきっているというのもありますが、周囲の木々がリラックスする成分を出して人々を癒やしてくれるためです。


たくさんの植物がなくてもその物質さえあれば癒やし効果はあるので、観葉植物を近くで鑑賞しているだけでも人はその効果は得られます。


リラックスの時間ができることは、多忙な現代人にとって大きな意味があります。


ストレスを減らして精神的なゆとりを生み出すには、心の奥底からリラックスすることが重要でしょう。

 

観葉植物を部屋の中において、リラックスしてみてください。


風水|運気アップの効果

 

観葉植物には風水効果もあるんです。


陰と陽のバランスを整えることが重要という考えの風水において、観葉植物は重要なアイテムとされています。


陰の気をもつ植物と、陽の気をもつ植物があるので、部屋や方角によって悪い気を払う、運気を高めるなどの効果があるんです。


室内インテリアとして取り入れると同時に、風水で運気も一緒にアップさせましょう。


観葉植物は寒さに弱い?

ここでは観葉植物の耐寒性について、品種の違いや耐寒性、その反対に耐暑性についても解説します。


品種によって全く異なる

 

観葉植物にも品種によって寒さへの抵抗力がそれぞれ異なります。


一般的に、観葉植物全般は暖かい場所を好み、寒さに弱いという傾向があります。


それは観葉植物は熱帯地方の原産の物が多いから。


熱帯地方には日本の冬のような強烈な寒暖差がなく、一定の温度と気候のなかで植物が育ちます。


日本で観葉植物を育てる上で、寒さを気にするようになる気温の目安としては、10~15℃を下回ったタイミングです。


10℃を下回るのは、国内平野部の南側では12~3月。

 

北陸部では11月にはすでに5℃を下回るようになるでしょう。


ですので、住んでいる地域によっても観葉植物への寒さ対策が必要です。


国内に熱帯地方から流入することで広まった観葉植物が多く、詳しい専門知識がない状態で育てる場合には、品種に関係なく寒さへの対策をする必要があります。


置く場所や気温管理、冬の乾燥防止などです。


これをせずに暖かい時期と同じ育て方をしていると「葉が枯れてしまう」、「根が腐ってしまう」と言ったトラブルが起こる可能性があります。


例えば、冬場に水を与えすぎると根が腐ります。


寒い環境下では、植物が根から水を吸うことを抑制して、土の中の水分が増えます。


また、葉の水分が冬の乾燥した空気に触れて多く失われます。


つまり、根からは水が十分に吸収されず、葉は乾燥状態に陥るわけです。


冬場の適切な管理がなければ観葉植物が寒さでやられてしまうので、水やりのタイミングや湿度には気をつけましょう。


寒さに強い観葉植物もある

一般的な観葉植物は10℃以下で育ちが悪くなり、耐寒温度を下回る場所に日中置いていると植物がダメージを受けて枯れる可能性が高まります。


しかし、その耐寒温度は品種によって異なり、中には寒さに強い観葉植物もあるのです。


0℃でも育つ観葉植物には、アロエやオリーブ、ユーカリといった有名な植物が挙げられます。


ただし、観葉植物の耐寒性があるとはいえ、「寒さに強いから冬に何もしなくてよい」というわけではありません。


耐寒温度はあくまでも最低温度のラインであって、十分に元気よく育つラインではないためです。


事実、多くの植物は10℃を下回ると発育が悪くなり、5℃を下回ると枯れる可能性が高まります。


室内で育てる場合は、窓際ではなく部屋の中の方に植物を移動させるなど、温度が下がりすぎないように気をつけましょう。


寒さに強い植物は暑さに弱い?

 

観葉植物は全般的に適度な暖い気候で育ち、寒さに弱い傾向があります。


しかし、寒さに強い植物は、逆に暑さに弱いというケースもあります。


サボテンのようにどちらにも強いケースもあるため、必ず寒さに強い植物は暑さに弱いというわけではなく、涼しいところで育つ観葉植物は気候的に高温になりにくい品種も含まれているのです。


そのため、暑さに弱い特徴を持つことがあるのです。


もちろん、観葉植物は極端な暑さを苦手としており、35℃を超えた空間では弱って枯れてしまうことも珍しくありません。


単純に、暑すぎる真夏日の猛暑環境は葉が焼けますし、土の温度が上がり水が腐ってしまう事もあるため、多くの観葉植物にとっては適した環境ではありません。


耐寒性だけでなく耐暑性もチェックするのがベストでしょう。


観葉植物が冬越しをする際に気をつけたいこと

 

冬越しするには、品種ごとに耐寒温度を把握して寒さ対策を施すのが一般的です。


ここでは、冬場に気をつけたい事柄を説明します。


置き場所はどこがいい?

 

家の中に観葉植物を置く場合、冬越しするにはどこに置くのがベストかあらかじめ知っておくことが重要。


冬場は外なら日向に、室内では窓・扉の近くにおいて、レースカーテン越しに日光が当たるようにするのがおすすめです。


日当たりの良い場所に置くのはあくまでも朝日が出てから昼間までで、夜は逆に窓際から遠ざける場所に置きます。


また、地面や床にそのまま植木鉢を置くと、そこから冷えて体感温度よりも本体や土の温度を下げてしまいます。


気になる場合は、プラントスタンドなどで高さを出すのも良いかもしれません。


また暖房の風が直接当たらないように注意しましょう。


玄関は良くない?

 

冬越しの際に、室内に観葉植物を入れて置く場所がないために玄関に配置する人がいます。


しかし、玄関が冷えるようなら、置かない方が良いかもしれません。


あまり寒くならない地域なら大丈夫ですが、玄関が植物の耐寒温度より低くなってしまう場合は、別のお部屋に移動させましょう。


日陰だと良くない?

観葉植物の多くは日光を好みます。


そのため、冬越しにずっと日陰においておくと光合成ができずに枯れてしまうことがあります。


植物によって日光をどのくらい必要とするかは差がありますが、明るい場所が好きな植物の場合は、昼間は光が入る場所に置いてあげるのがおすすめです。


お部屋の中で育てる場合

 

室内は温度を管理しやすく、普段生活している場所に置けば、観葉植物の生育状況を確認することも可能です。


外に出していた植物も、冬場だけ室内にしまうというのもありですね。


しかし、部屋で育てる場合にはいくつかの注意点があります。


それは、部屋の環境が外とは大きく異なるため、植物の成長に必要な条件をそろえなければならないことです。


例えば、部屋の中には風通しがなく、室内の空気が停滞し、虫の被害やカビの発生しやすい環境になります。


また、光合成に必要な太陽の光を当てるためには、窓から差し込む日差しが当たる場所に鉢植えを配置しないといけません。


自然の雨で水分が土に浸透することもないので定期的な水やりも必要でしょう。


このように、室内で育てるには、植物が育つための条件を整えて外とは違うことを意識する必要があるのです。


水やりの頻度は?

観葉植物によっては、夏場に毎日水をやる必要なものがあります。


しかし、冬場にそのペースで水をやってしまうと根から腐って枯れてしまいます。


なぜなら、冬場はそれほど水を必要とせず、吸収される水分も少ないからです。


水やりの頻度としては、基本的には土が乾いたのを確認してからで問題ありません。


表面が湿っている場合は、水分過多となります。


冬場は植物が枯れやすく、気温のせいで枯れたと考える人も多いですが、実際は気温よりも水やりのペースを維持してしまい、水分が過剰となることで根からダメージを受けて枯れてしまうのです。


通常、一時的に土の中の水分が多いだけでは枯れませんが、冬場は気温が低くて土の中の水分が残りやすいため、根が腐りやすくなるのです。

 

植物によって適切な水やりの頻度が違うので、確認しておきましょう。


【室内・屋外】寒さに強い!おすすめの観葉植物10選

室内外で育てられる観葉植物を厳選して紹介します。


【屋外向き】おすすめの観葉植物5選

 

まずは、屋外向きの観葉植物を5種類紹介します。


オリーブ

 

オリーブは、オリーブオイルの原料としても知られている植物です。


観葉植物としては「オリーブの木」と呼ばれており、その数1000品種以上とされます。


種類によって実の付け方や木の大きさなどが異なるのです。


高さが10メートルを超えるケースもありますが、一般的には小ぶりな品種のものを鉢植えで育てます。


暖かい気候で育ち、水はけの良い土が必要です。


日当たりの良い気温が上がる場所を選んで置きましょう。


最近は森林公園などに植生することも珍しくないため、外でオリーブを目にする機会も増えているでしょう。


冬場の寒さにも強く耐寒温度は0℃です。


シマトネリコ

 

シマトネリコは葉の色が年中緑色で知られ、屋外のインテリアなどにも使われる観葉植物。


規則正しい葉並びが美しく、シンボルツリーとして採用されること多い植物です。


外で育てるのが一般的で、景観が良くなるため、街路樹に植えられていることもしばしば。


耐寒性も耐暑性もあるので、関東だとマンションの植え込みでよく見かけることがありますね。


ユーカリ・ポポラス

 

ユーカリ・ポポラスは、丸い特徴的な葉型をしている植物です。


寒暖差のある日本でも育てやすい寒さにも暑さにも強い特性を持ち、外に地植えしても枯れないため、屋外で観賞用として育てられます。


また、発育するスピードが早く、短い期間で大きくなる特徴があります。


枝を切って形や大きさをコントロールする必要があり、その分手間がかかるため、外観を重視するなら放置ができない植物でもあります。


環境としては暑くても寒くても問題ありませんが、できるなら日当たり十分で風通しの良い場所に配置すると成長しやすいでしょう。


注意点は、冬場の乾燥で土の水が不足して枯れてしまうことがあることです。



ユーカリ・グニー

 

ユーカリ・グニーは、春から初夏にかけて暖かい気候で育つ植物です。


楕円形の小さな葉っぱが特徴で、原産国(オーストラリア)にある木は20m以上に育ちます。


陽の当たる通気性の良い場所で育てるのが最適。根が深くないため、強風に注意が必要とされます。


また、暑さと寒さの両方に強く、特に冬の寒さには他の観葉植物と比べてもかなり強く耐寒温度が-15℃となっており、極寒環境でさえなければ庭植えでの冬越も可能なほどです。


ただし、極端な暑さには弱く、特に日本の高温多湿な環境では発育が悪くなるので注意しましょう。



ユーカリ・ムーンラグーン

 

ユーカリ・ムーンラグーンはいい匂いのするユーカリの1種で、葉が小さく、先が鋭いのが特徴で緑系統の色をしている植物。


街路樹や花壇、庭などに植えることで街や住宅を華やかにしてくれます。


花は春頃から初夏にかけて咲き、淡い黄色や白色しています。


寒さにも強く、冬越しを手軽に行えるため、屋外でも育てやすいのです。


耐寒温度は-5~-3℃となっており、本州の冬でも乗り越えられる品種。


基本は太陽の光が当たる場所に配置し、風の通る場所を選ぶのをおすすめします。



【室内向き】日陰にも強い観葉植物5選

 

次に室内向きの日陰に強い観葉植物を5選紹介します。


以下の5つの品種では、外では育てられないマンションやアパート暮らしの人でも気軽に観葉植物を始められるでしょう。


ザミオクルカス

 

ザミオクルカスは光沢のあるツヤツヤした表面と重なる葉の付き方が特徴的な観葉植物です。


インテリアとしての人気が高まっている植物でもあります。


アフリカ原産ではありますが、直接日光にあたるのは苦手で、日陰に置くという注意点さえ守れば育てることは難しくありません。


自宅で育てる場合には手頃な観葉植物といえます。


水は適度にやり、水はけの良い土に植えるのがベストです。



パキラ

 

パキラは原産地の木は育ち切ると20m以上にもなる常緑樹。


同じ箇所から少し縦長の葉っぱが5枚ほど付きます。


耐寒温度は3~5度で室内であれば特別な対策がなくても十分に冬越しできます。


日光の光を好み、また日陰にも強いことから、室内でも手間なく育てやすいのです。


そのため、育てるのが簡単な観葉植物として初心者に向いているでしょう。


フィカス・ベンガレンシス

 

ゴムの木の一種であるフィカス・ベンガレンシスは、艶のある葉と丸みを帯びた形が人々の心を癒やす魅力的な観葉植物です。


アジア原産で日本の屋内インテリアにも適しています。


薄白い幹は部屋を選ばず、曲がりくねった幹が部屋を癒やしの空間へと仕立てます。

 

強い日差しを当てすぎると葉が焼けて黒ずむので注意が必要です。



フィカス・アルテシーマ

 

緑の鮮やかな葉の色をした独特の黄色い着色が魅力の観葉植物がフィカス・アルテシーマです。


明るめの部屋に置くことで、部屋を彩るインテリアを可能とします。


ゴムの木の一種で「アルテシマ」は背丈の大きなという意味。


暑さに強く日当たりの良い場所で育ちますが、日陰でも成長する強さがあり、室内で育てやすい品種です。


窓から降り注ぐ程度の日差しでも日光浴としては十分でしょう。


一方で、体感温度は5℃と寒さに弱く、冬場は10~15℃以上の室内に入れるのがおすすめです。


フランスゴムの木

 

自宅やお洒落な飲食店などに最適なフランスゴムの木は、幹や枝が細く、落ち着いた空間に置くことでインテリア効果を最大限に発揮します。


日の当たる明るい場所で成長しますが、耐陰性もあり日のあまり当たらない室内でも育てることができます。


また、耐寒温度が5℃と寒い場所が苦手なため、冬越しは室内を基本とし、夏場も直接冷房の風にさらさないように対策することが必要です。


成長自体は水を多く吸収するため、乾いた土にたくさんの水を与えても大丈夫です。


冬場は水やりの回数を減らしましょう。


その他室内向けのおすすめ観葉植物5選

上記で紹介した観葉植物以外に、室内向けでおすすめの5選を紹介します。


フィカス・リラータ・バンビーノ

 

植物は同一品種でも個性があり、すべてが一様に育つわけではありません。


中でもフィカス・リラータ・バンビーノは個性が強く、オンリーワンのインテリアとして飾ることができます。


葉は柏葉の形に似ていて、カシワバゴムノキとも呼ばれています。


陽の光とある程度の気温があれば室内で育てることが可能です。


直射日光を避けて室内に配置するだけで成長する点は初心者でも育てやすいでしょう。


柱サボテン

 

砂漠地帯に自生するサボテンとして有名な観葉植物が柱サボテンです。


丸みを帯びたヘッドに真っすぐ伸びる特徴から室内インテリアに適しています。


乾燥した場所で育つ柱サボテンは、過酷な環境でも生育し、暑さや寒さにとても強い植物です。


ただし、寒さだけは品種にもよるため、耐寒温度を事前にチェックすることが重要。


乾燥を好む植物なので水やりの頻度は少なくても大丈夫です。。


フィカス・ウンベラータ

葉がハートの形状をしており、室内観賞用として育てられることの多い観葉植物。


ゴムの木の一種としてアフリカ原産地では10mを超える大木にまで成長し、国内では人の身長より低いか少し背丈が高い(2m)くらいの大きさまで育つのが一般的です。


陰でも成長ができ、室内で育てることも十分可能です。


耐寒温度は5℃のため、冬越しは室内の暖かい場所に置きましょう。


ただし、通気性に問題がある場所では害虫被害が出る恐れがあるため、換気をこまめにするなどし、冬場でも空気を循環させることが必要です。


トックリラン

水場の草のような垂れ気味の細長い葉が特徴のトックリランは、名前の由来となった幹の「とっくり」形状をしています。


土と接触する部分より膨らみが確認でき、独特の形状がインテリアとして遊び心を誘うことです。


日の当たる場所を好むため、十分日光の注ぐ場所に置くことをおすすめします


陰では育たず、日の当たらない場所で育て始めると葉色が悪くなるので注意が必要です。


ストレリチア・レギネ

ストレリチア・レギネは、茎が上向きにまっすぐ伸びるのが特徴の観葉植物です。


オレンジの色をした花を咲かせ、葉は中心から四方に広がるようなシルエットになります。


1m以上に成長することも珍しくなく、上体を支えるためにしっかりと根を張るので多少の風で傾くことはありません。


日のある場所で育ち、陰でも育つため室内やベランダなどで育てるのに向いています。


冬越しは2~3℃を下回らなければ問題なく、室内ならまず寒さで枯れることはありません。


加えて、夏季に成長する植物ということもあり、暑さに強く、初心者でも枯らさずに育てやすいのです。


冬場も観葉植物を飾ってお部屋を癒しの空間に

観葉植物は寒さに強い品種もたくさんあり、適切に室温や水やりを管理すれば冬越しも十分可能です。


部屋にインテリアとして飾り、葉の色や艶を落としたくないという場合には、適切な温度を知っておくことが重要です。


お部屋を癒やしの空間へと変えるためには、観葉植物をただ導入するのではなく、コンセプトや目的、育てやすさなどに焦点を当てて、今回紹介した観葉植物から気に入ったものを実際に取り入れてみましょう。