観葉植物を飾るメリットって?空気清浄効果やリラックス効果がある?

観葉植物は好きだけど、ちゃんとお世話ができるかな…。

 

お手入れがいらないフェイクグリーンでもいいんじゃないの?そう考える方は多いかもしれません。

 

しかし、生きている植物には、実に多彩なメリットが隠されているのをご存じでしょうか。

 

ここでは、観葉植物をお部屋に飾って得られる良い変化、また育てる上での心配事などについてお話しします。

 

最後にビギナーさんでも育てやすいおすすめの観葉植物もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

観葉植物を飾るメリット

 

インテリアになる

 

最近おうち時間が増えたことで、お部屋の中をもっと素敵に、居心地のいい空間にしたいと考えている方は多いはず。

 

インテリアにこだわりたいけど、どこから着手したらいいのかわからない…そんな方には観葉植物をひとつ取り入れてみるのがおすすめです。

 

園芸店やホームセンター、おしゃれなインテリアショップまで、意外といろんなところで手に入る観葉植物は、手軽に部屋に取り入れられるインテリアアイテム。 無機質だったシンプルなお部屋にひとつプラスするだけで、生き生きとしたおしゃれ空間に様変わりさせてくれます。

 

観葉植物の緑はどんなインテリアとも相性がよく、お好きなイメージの観葉植物を選べば、北欧風やアジアンスタイルなど簡単にインテリアのテイストづくりがしやすいこともおすすめできるポイントです。

 

 

リラックス効果がある

 

部屋の観葉植物があるだけで、不思議と心が落ち着いてきた。そんな経験はありませんか?

 

観葉植物のつややかな緑や、自然の美しい造形には、見ているだけでも不思議と心を和らげ、癒してくれる効果がありますよね。

 

そんな植物は、3つのリラックス効果を持っているといわれています。

 

1つめは、リラックス効果のある香り。

 

森林浴に行ったときに感じる、あの清々しい香りのことです。

 

その香りを観葉植物もわずかに放っていて、疲労を緩和し、リラックス効果を与えるといわれています。

 

2つめは、観葉植物のグリーンがリラックスカラーであること。

 

スマホやPCを頻繁に扱う現代の人にとって、目を穏やかに癒してくれるのはうれしい効果です。

 

3つめは、植物の葉の調湿効果。

 

観葉植物は根から水分を吸収する際に、余分な水分を葉から蒸散させています。

 

そのことで、空気中に適度な湿度を与えてくれるので、お肌やのどをうるおしてくれる効果もあります。

 

空気清浄効果がある

植物は光合成を行う際に、二酸化炭素を吸い、酸素を発する力があることは良く知られていますよね。

 

観葉植物があるだけで、部屋を新鮮な酸素で満たしてくれるのはそれだけでも嬉しい効果ですが、実は観葉植物には空気をきれいにする力もあることが、様々な研究機関より発表されています。

 

例えば、建築物などから出る「ホルムアルデヒド」や、たばこの煙に含まれる「キシレン」など、空気中には目には見えない汚れが存在します。

 

このような空気中に持つ有害物質を、観葉植物は自然に除去してくれる力があることがわかっています。

 

サンスベリアやドラセナは、特に高い空気清浄効果を持つといわれているので、積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

育てる楽しさがある

 

新しい葉を付けたり、可憐な花を咲かせたり、季節ごとに見せる変化は、観葉植物の何よりの魅力です。

 

ペットのようにわかりやすい愛情表現は示してくれませんが、観葉植物の穏やかな表情には、静かな癒しと愛おしさを感じられます。

 

また、水をあげたり日光浴させることで、たちどころに元気を取り戻したりする様子からは、日々のお世話に手ごたえを感じやすいのも魅力のひとつです。

 

毎日葉や土の状態を観察し、こまめなお手入れを繰り返しているうちに、植物が持つ性格もわかってきますから、育てる楽しみがどんどん湧いてくるでしょう。

 

植物の変化に心をときめかせることは、日々の暮らしを豊かに彩ってくれます。

風水的なメリットもある

 

風水を意識した部屋づくりを一からはじめるのはなかなか大変ですが、その点手軽に取り入れられる観葉植物はおすすめです。

 

観葉植物は、そのもの自体が、風水的に「吉」たされるアイテム。

 

土、太陽の光、水というあらゆる自然エネルギーの恵みを受けているので、強い風水パワーを持っているといわれています。

 

観葉植物を部屋に取り入れることで、植物の生命力により部屋のエネルギーが活性化され、良い気が循環すると考えられています。

 

置き場所や方角で運気や効果も変わってきますが、部屋にひとつ置くだけで開運が叶うというのなら、ぜひ取り入れてみたいですよね。

 

 

観葉植物を飾るデメリットはあるの?

 

虫が出る可能性あり

 

植物を育てるうえで気になるのは、虫の問題。

 

室内であっても、適切に管理しないと突如虫が大発生!なんてことになりかねません。

 

植木鉢の水やりが終わったら、鉢皿にたまった水は捨てる、害虫の餌になる有機肥料は避け、化学肥料を使用する、外での日光浴は止めて室内で育てるなどとし、虫が住み着きにくい環境を整えることが大切です。

 

どうしても虫が苦手という方には、もともと害虫が付きにくい種類を選ぶか、ハイドロカルチャー(人口土を使った栽培)や水耕栽培もおすすめです。

 

ケアが難しい植物もある

 

見た目が気に入って迎え入れたはいいけど、簡単に枯らしてしまった!そんなことにならないためにも、観葉植物の栽培に慣れていない方には、一般的に育てやすいとされる観葉植物を選ぶことが重要です。

 

お部屋の環境はどうなのか、自分がどんなケアが苦手なのかという視点で考えてみて、それを補う性質を持つ植物を選んでみることをおすすめします。

 

まず、お部屋に日当たりが十分にない場合。

 

そんなときは、日陰に対する耐性がある植物を選べば、あまり日当たりが良くなくても丈夫に育てることができます。

 

また、水やりを忘れがちの方には、乾燥を好む性質を持つ植物がおすすめ。水やりのタイミングは慣れるまで見極めが難しいことがあるので、そもそも水やりが少なくていいというのは嬉しいポイントです。

 

このような観葉植物の性質を知っておけば、ケアが簡単になり、初心者の方でも安心して育てることができます。

 

想像より大きくなりすぎることもある

 

観葉植物のサイズは、手のひらサイズものから、背丈を越す大きなものまで実に様々。

 

気に入って買ったはいいけど、のちのち大きくなりすぎて困った!というのは良く聞く話です。

 

購入する際には、上に向かって伸びてゆく性質なのか、それとも下に向かって垂れ下がるように成長する性質なのか、植物の性質をはじめに知っておくことは大切なことです。

 

また、どのくらいのスピードで成長し最終的にはどんな大きさになるのか、また葉の広がり方が家具などの邪魔にならないのか、ゆくゆくの樹形をイメージして選ぶことも大切です。

 

観葉植物には精神安定効果がある?

植物から感じるリラックス効果。

 

そう聞くと、非常に神秘的な雰囲気ですが、その効果については、実はこれまで数々の研究がなされ、化学的にも実証されていることが多くあります。

 

観葉植物の持つリラックス効果のいくつかをご紹介します。

 

森林浴をして心地よさを感じた、癒されたといった経験はどなたにもあると思いますが、そのリラックス効果の秘密は、「フィトンチッド」という香りにあります。

 

もともとは木が自衛のために周囲に放つ香りですが、「フィトンチッド」は消臭・脱臭・殺菌など人にもうれしい効用も持ち、その香りを観葉植物も放出してると言われています。

 

「フィトンチッド」の殺菌効果は、桜餅や笹団子などの食品保存にも活用されています。

 

「フィトンチッド」は、緊張や疲労などを緩和し、精神安定効果や癒し効果をもたらします。

 

森林や滝のまわりに多く発生する「マイナスイオン」は、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

 

観葉植物の中には、サンスベリアのように、「マイナスイオン」を多く生成して放出し、リラックス効果をもたらしてくれる観葉植物もあります。

 

「マイナスイオン」には、体の緊張を抑え、疲労を回復させるほか、アレルギーの抑制や安眠作用などの効果があります。

 

また、植物の緑は目の疲労を和らげるという報告もあります。

 

これは、緑の光が網膜に負担が少ない波長を持ち、目を休息に役立つからといわれています。

 

とある実験では、パソコン作業を行う際、植物がまわりにある場合とない場合のフリッカー値(点滅する光を見たときのちらつき度合い)を比較すると、植物を見た場合の方がフリッカー値が低く、目の疲れが少ないことがわかりました。

 

緑の多い空間は、ストレスを緩和し、癒し効果を感じやすくなることが分かっています。 心だけではなく、体も優しく癒してくれる観葉植物。ぜひ上手に活用できるといいですね。

 

 

観葉植物の置きすぎは問題あり?

 

魅力がいっぱいの観葉植物ですから、あれもこれもとつい欲張りたくなるところ。

 

では、いくつぐらいまでなら部屋に置いてもいいのでしょうか?

 

実のところ、いくつまでならOKとか、置きすぎが悪いということはありません。植物に囲まれた空間のリラックス効果は抜群ですし、空気清浄効果や調湿機能までを期待するのなら多い方がいいということになります。

 

グリーンをたっぷり配置したボタニカルなインテリアが人気なのも、植物の多彩な魅力があるからです。

 

しかし、グリーンたっぷりの空間は魅力的な反面、いくつかのデメリットは生じてきます。

 

ひとつは、水やりなどのケアが大変になることです。

 

観葉植物には、湿気を好むもの日当たりを好むなものなど、様々な性質がありますから、その全部を把握し適切な場所で管理しながらお手入れをしていくことは、想像をこえて大変なことかもしれません。

 

さらに春夏秋冬、気温や日照、湿度は変化するので、季節に合わせて水やりの回数を変えたり、日の当たる場所にローテーションしたりといったお手入れも加わってきます。

 

次に、たくさんの観葉植物に囲まれると、虫が発生しやすいことも注意したいポイントです。

 

水やりのあとの鉢皿にたまった水をこまめに捨てる、葉にたまったほこりをはらうなどの作業は、数が多いほど大変になってきます。

 

また、植物同志を隣り合わせておいた場合、ひとつについた害虫が隣にも移ったり、細菌に感染しやすくなるリスクも頭に入れておかなければなりません。

 

このように、観葉植物を室内にたくさん飾ると、一層まめなケアが必要になってきます。

 

やはり、どれだけ愛情をそそぎ、お世話する楽しみを見つけられるかということにかかってくるのではないでしょうか。

 

とはいえ、グリーンがずらっと並んだインテリアショップのようなおしゃれ感は、ほかにはない魅力がありますよね。

 

まずは、一度に鉢の数を増やさずに、それぞれの特徴を知り適切なケアができるよう、最初は2~3個からはじめてください。

 

お手入れに慣れてきたら、次の観葉植物にチャレンジしてみてくださね。

 

今度はあの棚に小さいグリーンを置こうとか、あのスペースには背丈ほどのものが欲しいななどと、想像を膨らませながらインテリアが完成していく様子はとても楽しいものですよ。

 

オフィスに観葉植物を置くメリット

 

「オフィスを緑化」という言葉をご存じですか? オフィス緑化は、オフィスに緑を取り入れることで、業務効率のアップ、社員のストレスの緩和、社員同士のコミュニケーションの形成などを目的とされたもので、今働き方改革のひとつとして注目されています。

 

国内では、農林水産省や環境省などが、植物を導入したオフィスを対象に調査を行い、様々な効能が発表されていることからも、近頃では植物をオフィスへ積極的に取り入れる企業が増えているそうです。

 

オフィス緑化のメリットは、「空気をきれいにする」、「目の疲れを和らげる」、「ストレスを軽減する」などが考えられます。

 

オフィスは人が多く集まり、PCを使う環境であることがほとんどなので、空気の清浄効果や眼精疲労に効果があるといいうのは、大きなメリットといえます。

 

また、植物の持つリラックス効果で、集中力が上がり仕事の効率が上がるのもうれしい効能です。

 

仕事の効率が上がれば、気持ちに余裕が生まれ、社員同士のコミュニケーションも円滑になることでしょう。

 

次に、オフィスと相性の良い観葉植物には、どんなものがあるでしょうか?

 

特筆すべきは、オフィスはPCや周辺機器が多く配置されているため、だいたいが日が直接当たらない環境であるということです。

 

また、大きなはめ殺しの窓は開かないことも多く、室内の空調がエアコンなどにより管理されていることも特徴です。

 

したがって、日が当たらなくても育てやすく、乾燥にも強い植物を選ぶことが最適といえるでしょう。

 

このような植物は、成長が緩やかで、水やりも最小限ですむというのがメリットです。

 

空気清浄効果の高いサンスベリアや、ポトスなどは水やりの手間も少なく、育てやすいのでおすすめです。

 

シェルフやデスク上には多肉植物、部屋の一角には、ゴムの木など大型タイプを置いても素敵です。

 

ぜひ、デスク周りやエントランス、ミーティングスペースに、様々な効能がある観葉植物を置いてみてはいかがでしょうか。

 

室内におすすめの観葉植物5選

 

オーガスタ

 

存在感のある大きな葉っぱが魅力のオーガスタは、ひとつあるだけで室内を一気にリラックスムードに導いてくれます。

 

一見リゾート感漂う風貌ですが、スラっと伸びた茎はスタイリッシュな印象なので、どんなインテリアともなじみやすいのが特徴です。

 

葉を横に広げる特性があるため、ある程度スペースのあるリビングの一角などに置くのがおすすめです。日陰や寒さにも強く、初心者さんでも育てやすい観葉植物です。

 

パキラ

 

パキラは、つややかなボート型の葉を八方にひろげてつけるのが特徴の観葉植物。

 

中南米の暖かい地域を原産とし、日当たりが良い場所を好むため、生育旺盛で枝を切ってもすぐに新しい葉が目を出します。

 

観葉植物の定番ともいわれ、丈夫で育てやすいのでビギナーにもおすすめの品種です。

 

手のひらサイズのものから、複数の苗を編み込んで仕立てた背丈ほどのタイプもあるので、お好みのものを見つけてください。

 

フランスゴムの木

 

丸みのある大きな葉と、緩やかなカーブを描いた幹が特徴の樹木タイプの観葉植物です。

 

日陰でも丈夫に育つゴムの木の仲間は、水やりも最小限で丈夫に育ちます。

 

大型で存在感がありますが、一般的なゴムの木と比べ葉が小さいため、どんなインテリアともおしゃれに調和するのも魅力です。

 

花言葉は「永遠の幸せ」ということから、結婚のお祝いや新築祝いなどにギフトをして贈られることも多いそうです。

 

フィカス・ウンベラータ

 

 

細い枝からぶら下がるようにつく葉は、恋愛モチーフにいいハート形なので、素敵な出逢いや恋愛成就を願う方にも人気の観葉植物です。

 

丈夫で育てやすいゴムノキの仲間なので、明るいリビングに置いておけば、窓越しに入る光で丈夫に育ちます。

 

葉が大きく表面から水分が逃げやすいので、時々霧吹きなどで葉に水をかけることが、美しい葉を保つポイントです。

 

ザミオクルカス

 

ツバキのように光沢のある深い緑の葉が美しく、枝が地面からいきなり立ち上がる様子が実にユニークなザミオクルカス。

 

アフリカ原産ならではの生命力を感じさせる植物です。

 

インテリアスタイルを選ばないシンプルな姿形も人気です。風通しが良く適度に日光が当たる場所に置いて育てます。

 

樹液にはシュウ酸カルシウムが含まれているので、小さいお子様やペットがいるご家庭では誤って口にしないよう手の届かない場所で管理してください。

 

フェイク・造花の観葉植物について

 

おしゃれなスワッグやリースで人気のドライフラワーや、枯れる心配のないフェイクグリーン。

 

どちらもお手入れが楽なのでつい飾りたくなりますが、生きている植物には、これまでにもご紹介した通り、様々なメリットがあります。

 

観葉植物による「空気清浄効果」や「リラックス効果」、また育てる楽しみなどは、フェイクの植物では得ることができない魅力です。

 

また、ドライフラワーやフェイクグリーンは、風水的には注意が必要なアイテムでもあります。

 

風水においては、「枯れている」「死んでいる」と解釈されることもあり、このようなフェイクの植物でいっぱいの部屋は、陰の気が強くなり良い運気が入ってこないといわれています。

 

もし、どうしても飾りたいときは、お気に入りのものいくつかに厳選しましょう。

 

また、飾る際には風通しのいい場所を選び、ほこりや汚れをこまめに掃除することが大切になってきます。

 

風水を気にしないという方でも、ほこりをかぶったドライフラワーやフェイクグリーンは不衛生でだらしない印象を与えますので、定期的なお掃除を心がけてくださいね。

 

まとめ

 

ここまで、観葉植物のメリットやデメリットをご紹介してきました。

 

おしゃれなインテリアになるだけでなく、空気をお掃除してくれてリラックス効果もあるとわかれば、愛着を持ってお世話できそうですよね。