商品名
エスキナンサス・トリコロール
花蔓草(和名)
Aeschynanthus Tricolor(英名)
Aeschynanthus(学名)
原産地
熱帯アジア
花言葉
恥じらい、多くの喜び
赤い花が咲くことから、恥じらって赤くなった顔をイメージして恥じらいという花言葉がついたと言われています。
特徴
つやのある小さめの葉が枝垂れる姿がおしゃれなつる性植物です。
枝の先に3色の花が咲くところが特徴的です。
カフェなどで見かけることも多く、置くだけで雰囲気が明るくなるところがポイントです。
温度
寒さには強くないので、10℃以上の環境で育てるようにしてください。
日当たり
比較的耐陰性がある植物なので、日当たりがあまり良くない環境でも生長します。
半日陰くらいの場所がおすすめです。
水やり
多湿が苦手な性質なので、土がしっかりと乾いてから水をやりましょう。
葉水は定期的に行ってください。
10℃を下回ったら水やりの回数を減らしましょう。
生長具合
つるが伸びると60cm〜100cmくらいになります。
注意点
葉に灰白色の斑点が発生し、葉に穴が開く炭そ病になる可能性があります。
水はけのよい環境を作ってあげましょう。
よくあるトラブルと対処法
【根腐れ】
植物のサイズより大きい鉢に植えられたり、水やりの頻度が多すぎると土が乾かないため、細菌が繁殖し、根腐れを起こします。植え替えのタイミングで大きな根を切ってしまうなど、ダメージを与えてしまうと、吸水力が落ちるので、結果的に土が乾きにくくなり、根腐れを起こす可能性があります。
症状
・水をあげても全体的に元気がない
・土がいつまでも乾かない
・葉がよく落ちる
・葉が茶色や黄色に変色している
・幹や根本がブヨブヨしている
・土からカビやキノコのような匂いがする
・土の表面にカビが生える
・水やりをしても吸収しない、吸収が遅い
・根が黒く変色する
対処法
・鉢から植物を抜き土をなるべく落とす
・傷んだ根や腐っている部分はハサミでカットする
・適切なサイズの鉢を選び、水はけの良い清潔な土に植える
・水やりを控え風通しの良い明るい日陰で管理する
・肥料や活力剤は元気を完全に取り戻してから与える
【根詰まり】
根詰まりは、植物が成長し鉢の中が根で一杯になる現象のことです。根詰まりが起きると根が水や栄養素を吸えなくなり、枯れてしまう可能性があります。
症状
・水切れがしやすい
・葉の色が悪い
・葉が黄色くなって枯れる
・鉢底から根がはみ出している
・新芽が小さかったり、下葉が黄色い
対処法
・傷んだ根や伸びすぎた根をカットし整理する
・一回り大きなサイズの鉢の植える
・傷んだ茎や葉をカットして株を整える
・土は水はけの良い清潔な土に代える
・水やりを控え風通しの良い明るい日陰で管理する
【葉焼け】
葉焼けは、葉の一部が枯れてしまったり、茶色くなってしまう症状のことです。葉焼けは病気ではなく、強すぎる日差しで葉が傷んでしまうトラブルですので、夏場は特に注意が必要になります。斑入りの品種は特に葉焼けを起こしやすいので、日当たりが良すぎない場所に置くようにしましょう
症状
・葉の色が悪区なっている
・葉に茶色いシミが出来る
・葉の一部が茶色く枯れる
対処法
・置き場所の日当たりが強すぎないかを確認する
・直射日光の場合は、カーテンで遮光する
・日照時間を短くする
・葉焼けしてしまった部分をカットする
・新しい葉が出るのを待つ
【ハダニ】
植物の葉の色が薄くなってきた場合はハダニの可能性が高いです。ハダニは繁殖力が強く、薬剤耐性のある厄介な害虫です。以下の症状がある場合は、すぐに対処してください。
症状
・葉や葉の付け根にクモの巣のような糸がついている
・葉の裏に小さな虫が付いている
・無数の白い斑点や黄色い斑点がある
・かすり状の傷がたくさんついている
・葉の色が薄くなっている
・葉の色が灰色なって枯れる
対処法
・被害が出ている葉は切り落とす
・葉の表面、裏、付け根、茎を満遍なく水で洗浄する(ハダニの数が少ない場合)
・2倍に薄めた牛乳をハダニが発生した部分に噴霧する。
・重槽と水を混ぜたものを噴霧する。
・飲用よりも濃いコーヒーをスプレーする
・酢を10倍に薄めてスプレーする
・殺虫剤を散布する