観葉植物の3月のケア方法

はじめに

こんにちは！AND PLANTSのももこです。

毎月恒例の「今月の育て方」、3月分のご案内です！
寒さが残る3月ですが、植物たちは少しずつ根を動かし(※)始めます。

本格的な春までもう少し。

以下の育て方を参考に、一緒に新芽の時期を待ちましょう♪

(※)「根を動かす」とは...
「根が成長（生長）する」こと。
植物も意思を持って体を動かしていると考えて、擬人化的な表現をしています。農家さんや植物愛好家さんがよく使う表現な気がします。ということは、割とオタク用語なのかも…。

この記事を監修した人佐藤桃子

ハウスメーカーで造園・観葉植物などに携わったのち、観葉植物専門店の店長としてトータルでプロデュースを手掛ける。2022年よりAND PLANTSに所属。著書に『INTERIOR GREEN 観葉植物と日常』（ブティック社）。他、監修本多数。

水やりは引き続き、根がある植木鉢の中央部分までしっかりと土が乾いたら与えます。ただ、この時期になると根が動き始め、水の吸収が早くなる品種も。さらに、徐々に気温が上がっているため真冬よりも土が乾きやすくなります。こまめに土を触り、水切れしないように気をつけましょう。

置き場所は、朝晩はまだまだ冷えますので、引き続き窓際や廊下からの冷気に当たらないように注意します。気温の高い日は、明るく暖かい場所に移動させ、光と風を当てるのも良いでしょう。

植替え・剪定・肥料などはもう少し待ちましょう。

早い子は新芽が動き出すかもしれませんが、実は観葉植物に付く虫は柔らかい新芽が大好き。新芽を見かけたら、異常がないかこまめに見守ってあげてください。霧吹きで湿度を補うのもおすすめです。

また、土が減っている鉢がないか、根が鉢底穴から出ていないか見てあげましょう。

4月以降の植替えの準備を進めておくとスムーズです◎鉢のサイズは1回り大きいものを探しましょう。（一般的な鉢なら+1号、エコポッツなら+1サイズが目安◎）

どの生産者さんも春に向けて植物を用意しています。3月以降は、寒くて冬の間流通が止まっていた品種やその年の新商品が出てくる時期です◎

ぜひお休みの日はサイトや街のショップを覗いてみてください。どんな植物を迎えるかワクワクするはずです♪

3月に入りようやく日中暖かい日が出てきてほっとしています。
先月リリースしたミニバラたちが競うように花を咲かせ始め、春を感じています🌸