風水における赤色の効果｜おすすめのアイテムや注意点について

赤色を見ると、気分が上がったりやる気が出たりしませんか？

赤色は活力にあふれ、生命力や情熱を感じさせる色です。風水では、仕事運や健康運、人気運が高まると言われています。

これらの効果を得るためには、身近なアイテムや相性のよい方角に、赤色を取り入れるのがおすすめです。

この記事では、風水における赤色の効果やおすすめのアイテム、取り入れる際の注意点について詳しく解説します。

赤色を効果的に取り入れるコツを知ることで、気持ちのリフレッシュややる気アップにつながり、毎日の生活にも張りを感じられるようになるでしょう。

風水の赤は「生命力」「情熱」「活力」を意味する色

風水では、赤色は「生命力」「情熱」「活力」を意味する色です。風水のベースとなる陰陽五行の考えでは、赤は「火」にあたり、エネルギーの象徴としてもっとも強い力を持っている色とされています。

赤が古くから魔除けや厄除けに用いられてきたのは、太陽や血液の色を表し、その力が邪気を祓うと考えられていたためです。身近な例としては、神社の赤い鳥居や、正月飾りに使う南天の実、60歳の還暦に赤いものを贈る習慣などがあります。

また、赤色のアイテムを飾ったり身に付けたりすることで、赤が持つエネルギーやパワーを取り入れることが可能です。

風水における赤色の効果

風水では、色の持つ効果を取り入れることで、さまざまな運気アップが期待できます。赤色のアイテムが上げてくれる運気は、次の3つです。

それぞれ詳しく解説していきます。

仕事運が高まる

赤色の持つ活力は、やる気をみなぎらせ意欲を高めてくれるため、仕事運や勉強運のアップが期待できます。生命力にあふれる赤色が、決断力や行動力の向上に一役買ってくれるからです。

特に、東の方角は赤と相性がよいので、東側に赤いアイテムを置いてみましょう。成功運を司る方角でもあるので、仕事や勉強がうまく進むように導いてくれますよ。

ペンなどの文房具、パソコンのマウス、スマホカバーなど、日常的に使うアイテムに赤を取り入れるのもおすすめです。「勝負に打って出たい」「チャンスをつかみたい」といったときに、赤色のパワーが後押ししてくれるでしょう。

健康運が高まる

赤色に元気なイメージを持つ方は少なくありません。活力を与えてくれる赤色は、健康運のアップにも期待が持てます。

赤色の持つ魔除けや厄除け効果は、災難や病気を遠ざけてくれると言われています。また、交感神経に作用し、血行促進を促してくれる色でもあります。

体感温度を上げてくれる効果もある赤色は、寒いときに服や防寒グッズで取り入れるのもおすすめです。ただし、あまり赤を多くしてしまうとパワーに押されて疲れてしまうため、多用しすぎないようにしましょう。

人気運が高まる

太陽や炎などの強いエネルギーを感じさせる赤には、周りの関心を惹きつけてやまない力があります。赤色を身に付けることで魅力を引き立ててくれるので、人気運を高める効果が期待できるでしょう。

また、南は人気運だけでなく、勝負運や美容運も高めてくれる方角です。「自分に自信がない」「自分の魅力を高めたい」というときは、南側に赤いアイテムを飾って運気を味方につけましょう。

「情熱的な出会いをしたい」「告白する勇気がほしい」というときは、アクセサリーやファッションの一部に、赤色をさりげなく取り入れてみてください。情熱を象徴する赤色が、出会い運や恋愛運アップに力を貸してくれるでしょう。

風水効果が高まる赤色のアイテム

運気を高めるためには、赤色のアイテムを日常生活に取り入れることがポイントです。ここでは、取り入れやすいものや運気アップにおすすめのアイテムを紹介していきます。

赤い花

花は、よい運気の流れを呼び込むことができるとされています。赤い花を飾ることで、仕事運や健康運、人気運のアップが期待できるでしょう。

花は空間を明るくし、気持ちのリフレッシュにもつながります。リビングや玄関などに、ぜひ赤い花を飾ってみてください。

ここでは、おすすめの花と観葉植物を、ひとつずつ紹介します。

バラ

赤いバラを飾ると、部屋が一気に華やかになりますよね。花の女王とも呼ばれるバラの美しさに、ついうっとりしてしまう方も多いでしょう。

赤いバラを一輪飾るだけでも大丈夫です。花の持つ生命力が赤色のパワーと相まって、運気の上昇を手助けしてくれるでしょう。

「美」や「愛」の花言葉を持つバラは、美容運や恋愛運のアップにもおすすめです。特に、東は赤色と相性のよい方角なので、積極的に赤いバラを飾ってみましょう。

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アンスリウム

アンスリウムは、ハート型の葉が特徴的な観葉植物です。赤色のアンスリウムは、葉のかたちから恋愛運アップが期待できるとされています。

また、情熱的な赤色が仕事を成功に導いてくれると言われるので、仕事運を高めたいときにもおすすめです。魔除け効果も期待できるため、よい運気を取り入れたいときは、玄関に赤のアンスリウムを飾ってみるとよいでしょう。

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赤いクッション

インテリアに赤色を取り入れるなら、クッションがおすすめです。

赤はエネルギッシュな色なので、ソファやチェストなど大きな家具を赤色にすると、疲れてしまうかもしれません。クッションなら、部屋にワンポイントとして取り入れられるので、パワーが強くなり過ぎることもないでしょう。

例えば、片側が赤色で反対側が白など、表と裏で色が違うクッションカバーもありです。元気になりたいときは赤、疲れを癒したいときは白といったように、その日の気分で見える色を変えることもできます。

赤い財布

赤は、血液の色を象徴する色。そのため、赤い財布は、血液が体を巡るようにお金の巡りがよくなると考えられ、金運に効果が期待できるアイテムとされています。

赤色は風水では縁起のよい色なので、ポジティブなエネルギーを呼び込む色として、仕事運や健康運、人気運アップにもおすすめなアイテムです。

ただし、赤い財布はお金を循環させる意味を持つため、コツコツ貯めたい方には向いていません。そういった方は、堅実性を意味する緑の財布を持つとよいでしょう。

財布をあまり使わない場合は、スマホケースにこだわるのもありです。

緑の財布については次の記事でも紹介しているので、併せてチェックしてみてください。

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赤色のアクセサリーや文房具

アクセサリーや文房具は、日常生活だけでなく、勝負どころで使ったり身に付けたりできるアイテムです。赤色の持つパワーに後押ししてほしいときは、アクセサリーや文房具でさりげなく取り入れてみましょう。

特に、パワーストーンのついたアクセサリーは、石の持つ効果も得られます。

赤色の代表的な宝石が、ルビーとガーネット。ルビーの石言葉には「情熱」「勝利」「勇気」などがあり、恋愛だけでなく仕事運や財運にもよいとされています。

もうひとつのガーネットは、魔除けとしても知られるパワーストーン。石言葉には「情熱」「実り」「生命力」などがあり、前向きな気持ちにさせてくれたり、心と体を安定させてくれたりします。

文房具は、筆記具やペンケースに赤色を取り入れるのがおすすめです。契約書や試験の答案用紙など、大切な書類に記入するときに、チャンスをつかむ後押しをしてくれるでしょう。

風水に赤色を取り入れると運気が高まる場所

風水では、次の4つの場所が、赤色を取り入れると運気が高まるされています。

ここでは、場所ごとの性質と、どうやって赤色を取り入れたらいいか紹介します。

玄関

玄関は、家全体の運気の入り口となる場所です。赤色が持つポジティブなエネルギーが、よい運気の流れを運んできてくれます。魔除け効果もあるので、悪い気を祓う役割も果たしてくれるでしょう。

特に赤色と相性がよいのは、東向きの玄関。積極的に赤色のアイテムを飾ることで、よい運気を呼び込んでくれそうです。

また、鬼門になる北東も、赤色の魔除け効果が期待できます。厄除け効果があるとされる、赤色のアンスリウムを置いてもよいでしょう。

一方で、注意が必要なのは北と南向きの玄関です。水の気を持つ北側は火の気の赤と相性が悪く、火の気を持つ南側はパワーが強くなりすぎてしまうとされています。そのため、赤色はアクセント程度にとどめておくとよいでしょう。

リビング

家族が集まってくつろぐリビングは、家族運や健康運を象徴する場所です。生命力や活力にあふれる赤色を取り入れることで、ポジティブなエネルギーが満ちて運気アップを期待できるでしょう。

赤いカーテンは、窓からよい気を取り入れ、悪い気を祓ってくれます。丸や楕円のラグは、人間関係の向上を手伝ってくれるので、家族のコミュニケーションを円滑にしてくれるでしょう。

新しいことを始めたい、活力が欲しいというときは、リビングの東側に赤い花や赤いフレームのアートなどを飾るのもおすすめです。東の持つ「木」の気が、仕事運や成功運の上昇を後押ししてくれます。

トイレ

トイレは、陰の気がたまりやすい場所。赤い花を飾ることで陽の気がとどまって、健康運の上昇が期待できるでしょう。

ガーベラやラナンキュラスなど、一輪で華やぐ大きな花がおすすめです。みずみずしい花は、リラックス効果も与えてくれますよ。

昔は、トイレの近くに南天の木がよく植えられていたそうです。南天は「難を転ずる」から、縁起物として知られる植物。それにならって、トイレに南天やヒイラギを飾るのもよいでしょう。

特に、北東にトイレがある場合は、鬼門封じの役割を担ってくれますよ。

鏡台・ドレッサー

鏡台やドレッサーに、赤色のアイテムを置くのもおすすめです。赤色の持つポジティブなエネルギーが、美容運を高める効果を手助けしてくれるでしょう。

 「美」を花言葉に持つ赤バラは、運気アップをさらに後押ししてくれそうです。バラの香りも、運気を活性化させて出会いを引き寄せる効果が期待できます。

赤いアロマキャンドルを置いて、香りを演出するのもよさそうですね。

風水に赤色を取り入れると運気が高まる方角

風水では、方角ごとに相性のよい色があります。赤色を取り入れると運気が高まる方角は、次の３つです。

北東

北東は「鬼門」と呼ばれ、悪い気がたまりやすい場所とされています。魔除けや厄除け効果のある赤色のアイテムで、悪い気を祓って運気を上げていきましょう。

また、北東は貯蓄運や不動産運を司り、よい変化が入ってくる方角とされています。赤色のアイテムは、金運アップとともに「新しいことにチャレンジしたい」「スキルアップを目指したい」という気持ちを後押ししてくれるでしょう。

赤のポジティブなパワーを最大限活用するためには、空間を清潔に保つことも大切です。北東は暗くなりがちな場所ですが、掃除をまめにすることでさらに運気アップを期待できるでしょう。

東

東は仕事運や恋愛運、成功運を司り、「木」の気を持っているため、赤色と相性がよい方角です。積極的に赤色のアイテムを置いて、運気を上げていきましょう。

おすすめのアイテムは赤いリンゴで、仕事運や恋愛運、金運によいとされています。また、リンゴは平和のシンボルとも言われ、運気を呼び寄せたり人間関係の調和を図ったりするのにぴったりです。

特に、ガラス製の赤いリンゴは、キラキラと光を周りに広げることで、さらに運気を高めてくれます。

また、東側には、縦に長いインテリアがよいとも言われています。花瓶に赤い花を飾って、縦を意識するのもよいでしょう。バラやガーベラなどを、茎を活かしてすらりと飾ると素敵です。

南

南は「火」の気を持ち、赤を象徴する方角です。赤色の持つエネルギーが、勉強運や勝負運を高めてくれます。

また、目を引く赤は、人気運や美容運のアップにも効果的です。ただし、赤を多く取り入れてしまうとパワーが強くなりすぎるので、ワンポイントで取り入れるのがよいでしょう。

ほかの色と組み合わせるのもおすすめです。赤い花を飾るときは、グリーンの葉を添えると調和が取れます。赤いフレームの絵を飾り、横に観葉植物を飾ってもよいでしょう。

風水で赤色を取り入れない方がよい場所

風水では、赤色を積極的に取り入れない方がよい場所が3つあります。

しかし、赤色が絶対だめなわけではありません。ここでは、赤色を上手く取り入れる方法も一緒に解説します。

キッチン

キッチンは火を扱う場所で、風水で赤色が持つ気も「火」です。そのため、赤色のアイテムを取り入れると火の気が強くなりすぎてしまい、よくないとされています。

特に、システムキッチンや冷蔵庫、電子レンジなど、赤色の面積が多くなるものは避けた方がよいでしょう。火の効果が高まりすぎて、よい運を燃やしてしまうからです。

また、風水では、キッチンはお金を生み出す場所とされています。せっかく生み出したお金が、赤色の火の気で燃えてしまっては、財産運が下がってしまいかねません。

とはいえ、赤色は食欲を増進させる色でもあるので、キッチンと相性が悪いわけではありません。マグカップやボウルなど、食器やキッチンアイテムに上手く取り入れるとよいでしょう。

火の気を持つ赤色と、木の気を持つ緑色は相性がよいため、赤と一緒に緑のアイテムを置くのもおすすめです。風水効果が高いとされる観葉植物を置いて、パワーバランスを整えましょう。

[https://andplants.jp/collections/plants-fengshui]

寝室

寝室は、心とからだを休息させる場所。赤いアイテムを置くと、強いエネルギーがリラックスや疲労回復とは真逆の効果を与えてしまうからです。

赤色は交感神経を刺激するので、感情が昂ってリラックスできません。興奮してなかなか眠りにつけないと、疲れも十分に回復できないでしょう。それが続くと、イライラしやすくなったり体がだるく感じたりと、心身の不調にもつながります。

寝室はなるべく優しい色で揃えるのが理想的ですが、赤いアイテムを置くときは、小さなものにするか季節によって変えられるものがよいでしょう。

というのも、赤は暖かさを象徴する色なので、寒い冬には体感温度を高く感じさせてくれるからです。そのため、枕やクッション、ベッドカバーなど、季節によって入れ替えができるアイテムを使うと、赤色の持つ効果を上手く取り入れられますよ。

バスルーム

バスルームもリラックスする場所なので、赤色は真逆の効果になってしまいます。また、五行ではバスルームは「水」にあたり、「火」の赤とは相性がよくありません。

ただし、家の中心からバスルームがある方角によっては、赤色が運気を高めてくれる場合もあります。鬼門のある北東は悪い気が溜まりやすいため、魔除け効果もある赤色を取り入れることで運気アップが期待できるでしょう。

その場合も、赤の割合は少ない方がよいので、湯おけや風呂イスなどのバスグッズで赤色を取り入れるのがおすすめです。

風水に赤色のアイテムを取り入れる際の注意点

最後に、風水に赤色のアイテムを取り入れる際の注意点を4つ紹介します。

アイテムを常に清潔に保つ

赤色の効果でよい運気を取り入れるために、アイテムを常に清潔な状態にしておきましょう。風水では、汚れたり傷んだりしている物や場所は、運気の流れが停滞して悪い気が溜まるとされているからです。

例えば、赤い花を飾る場合は、水替えや切り戻しをまめに行い、清潔な水で花の元気を保つことが大切です。

家具や雑貨などは、ほこりがたまらないようにまめに掃除することで、運気の流れをよくすることができます。

普段持ち歩いているアイテムも、丁寧に扱うことで運気アップにつながるでしょう。

パワーが強いので多用しない

赤色の持つ効果を上手く活用するためには、多用しすぎないようにしましょう。赤はエネルギッシュな色なので、人によってはパワーが強すぎて、効果がマイナスに働いてしまうこともあるからです。

疲れているときやネガティブな気持ちのときは、攻撃的になってしまいます。そういう時の赤色の効果は、ケンカを助長したり人間関係をギスギスさせたりと、悪い行動にも表れがちです。

色で運気アップを考えたときに、その色をたくさん取り入れれば効果も高まるのではと、あれもこれもと増やしたくなりますよね。しかし、赤色に限っては、アイテムを増やしすぎないことも大切なポイントです。

赤色の大型家具や家電は避ける

赤色のアイテムを部屋に取り入れるときは、大型家具や家電などの簡単に動かせないものは避けた方がよいでしょう。

大きなアイテムで赤色を取り入れると、部屋の中の赤の分量が多くなってしまいます。心身ともに好調なときはよいのですが、不調なときは赤色のパワーで余計に疲れてしまうかもしれません。

また、赤は進出色と言われ、ほかの色に比べて前に出てくるように見える色です。赤の面積が大きいと圧迫感を感じやすいことも、赤に強いパワーを感じる理由でしょう。

もし、赤いソファやテーブルなど、大きなものが部屋にある場合は、カバーをかけるなどして赤色の割合を減らせば大丈夫です。

バラはトゲを取り除く

赤いバラを飾るときは、トゲを取り除いてから花瓶に活けましょう。

華やかなバラは、赤色の効果を取り入れるのにぴったりの花です。しかし、トゲのある花や植物は、風水では邪気を祓ってくれる反面、よい気も妨げてしまうとされています。

プレゼント用の花束やアレンジメントは、バラのトゲを取り除いていることが多いです。しかし、自宅用に買う場合は、トゲが付いたまま渡されることが少なくありません。

風水的なことだけでなく、トゲで手を傷つけることもあるので、生花用のハサミで先端を切ってあげるとよいでしょう。

まとめ

エネルギッシュな赤色は、「生命力」「情熱」「活力」を象徴し、風水では「仕事運」「健康運」「人気運」に効果がある色です。日常生活に赤いアイテムを取り入れることで、それぞれの運気アップにつながります。

また、家の中によい気の流れをつくり、運気アップを図るためには、赤色と相性のよい方角に赤いアイテムを置くのがおすすめです。

ただし、赤色はパワーが強いため、取り入れすぎるとマイナスの効果が働いてしまうこともあります。あまり多用しすぎないことも、赤色の効果を上手く取り入れるコツです。

これらのポイントを押さえて、赤色を上手く活用しながら運気を上げて、生活に彩りを添えましょう。

これから赤いアイテムを探すという方は、赤色の花束がいかがでしょうか。季節のお花が、お部屋をぱっと彩ってくれますよ。

ひとつの花瓶に活けてリビングの中心に飾ったり、玄関やトイレに分けて飾ったりしてもよいでしょう。花瓶も一緒に購入できるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

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