パキラの種類一覧|特徴・見分け方を紹介

パキラの種類一覧|特徴・見分け方を紹介

観葉植物の定番として、オフィスやカフェ、一般家庭のインテリアでもよく見かけるパキラ。そのユニークな樹形や育てやすさから、初心者から愛好家まで多くの人に親しまれています。
しかし、一言に「パキラ」といっても、実はその種類や仕立て方は非常に多様であることをご存知でしょうか。

本記事では、パキラの基本的な特徴から種類ごとの違い、自分にぴったりのパキラを見つけるための選び方までを詳しく解説します。

パキラとはどんな観葉植物?

原産地・基本的な特徴

パキラは、アオイ科(旧パンヤ科)パキラ属に分類される常緑樹です。
中南米のメキシコ南部から熱帯アメリカにかけて広く自生しており、原産地では10mを超える大木にまで成長します。
日本で流通しているものは10cmから2m程度のサイズが多く、室内でも管理しやすいのが魅力です。


最大の特徴は、手のひらを広げたような「掌状複葉(しょうじょうふくよう)」と呼ばれる葉の形状です。
耐陰性と耐乾燥性に非常に優れており、多少の水切れにも耐える頑健な性質を持っているため、初めて観葉植物を育てる方にも最適です。
また、成長すると幹の根元が水分を蓄えるためにぷっくりと膨らむ性質があり、その愛らしい姿も人気の理由の一つです。

パキラの花言葉と風水効果

パキラには「勝利」や「快活」という花言葉がつけられています。
また、別名「発財樹(ファッツァイシュ)」や「Money Tree」とも呼ばれ、金運や仕事運を高める縁起の良い植物として知られています。


この名前の由来には、ある貧しい農民がパキラを育てて販売し、財を築いたというサクセスストーリーが関係していると言われています。


風水の観点では、手のひらを広げたような葉が「福を招く」とされており、リビングに置けば家族の運気アップ、玄関に置けば悪い気を払う効果が期待できます。
開店祝いや開業祝いなどのギフトとしても非常に人気が高い植物です。

パキラの種類一覧

パキラ・グラブラ

流通しているパキラの大多数を占める、最もポピュラーな品種です。
光沢のある濃いグリーンの葉が特徴で、丈夫で管理しやすく、初心者の方でも安心して育てられます。
ダイソーなどの100円ショップで見かけるものも、多くはこのグラブラという品種です。
AND PLANTSでもパキラ・グラブラをご購入いただけますので、ぜひチェックしてみてください。

パキラ・アクアティカ

パキラ属の原種であり、学名を「Pachira aquatica」といいます。
グラブラよりも葉が大きくなりやすく、幹が直立して育つ傾向があるのが特徴です。
流通量はグラブラに比べると少なく、大型の株で見かけることが多くなります。
原産地では川岸などの水辺に自生していることから、「水生の」という意味のアクアティカという名がつけられました。

パキラ・ミルキーウェイ(斑入り)

緑色の葉に、星屑を散りばめたような白い斑(ふ)が不規則に入る希少品種です。
葉緑素が少ないため、直射日光に当てると葉焼けを起こしやすくなります。
管理の際は、明るい日陰に置くのが基本です。
流通量が少なく価格も高めですが、その芸術的な美しさからコレクターに非常に人気があります。
AND PLANTSのパキラ一覧ページでも、入荷状況に合わせて魅力的な株を取り揃えています。

パキラ・ムーンライト(斑入り)

葉にクリーム色から淡い黄色の斑が入る品種です。
ミルキーウェイよりも斑の色味が柔らかく、どんなインテリアにも馴染みやすいのが魅力です。
こちらも非常に希少性が高く、専門店や観葉植物専門の通販サイトで見つけることができます。
管理方法は基本的にミルキーウェイと同様で、明るい場所を好みますが、強い直射日光は避けて管理しましょう。

その他の珍しいパキラの種類

  • パキラ・インシグニス(Pachira insignis):葉の形が通常のパキラと異なり、コレクターからの人気が高い品種です。

仕立て方による見た目の違い

編み込み仕立て

複数の細い苗をねじり、三つ編みや四つ編みにして一本の幹のように仕立てたスタイルです。
インテリアとしての造形美が高く、贈り物としても非常に人気があります。
編み込み仕立てのパキラはこちらからご覧いただけます

実生株(ぷっくり幹タイプ)

種(タネ)から育てた株を指します。
挿し木株とは異なり、根元がカブのようにぷっくりと丸く膨らむのが最大の特徴です。
市場に出回るパキラの多くは挿し木株で幹がほっそりしているため、実生株は比較的希少です。
「ぷっくりパキラ」などの愛称で親しまれ、その独特の樹形が愛好家に高く評価されています。

朴仕立て・曲げ仕立て

朴仕立ては、幹を曲げずに直立させたシンプルなスタイルです。
植物本来の力強さを感じられ、モダンなインテリアにもマッチします。
曲げ仕立ては、幹を意図的に曲げてユニークな形に仕上げたもの。
個性的で一点物のような雰囲気を楽しめるため、空間のアクセントに最適です。

 

パラソル仕立て

パラソル仕立てとは、まっすぐ伸びた1本の幹の頂点からまるで傘を広げたように美しく葉を展開させたスタイリッシュな樹形です。
足元がすっきりしているため省スペースで置きやすく、1鉢で部屋を洗練された雰囲気にするシンボルツリーとして人気があります。

美しい傘の形をキープするには、日当たりの良い場所に置いて葉がヒョロヒョロと間伸びするのを防ぐのが最大のコツです。
もし成長して全体のバランスが崩れてしまっても、春に剪定を行えば再び綺麗なパラソル状に仕立て直すことができます。

 

パキラの種類を見分ける方法

葉の形・模様で見分ける

品種 葉の特徴
グラブラ・アクアティカ 光沢のある濃いグリーン一色
斑入り品種 白やクリーム色の模様が入る

また、小葉の大きさで比較すると、一般的にアクアティカの方がグラブラよりも大きくなる傾向があります。

幹の形で見分ける

  • 実生株:根元が丸く大きく膨らんでいる
  • 挿し木株:幹が細く、上下で太さが均一に近い
  • 編み込み仕立て:複数の幹が絡み合っている
  • 曲げ仕立て:幹に緩やかなカーブがある

自分に合ったパキラの選び方

置き場所・インテリアスタイルで選ぶ

明るいリビングや窓辺であれば、どの品種や仕立て方でも元気に育ちます。
少し暗めの廊下やオフィスの隅に置く場合は、耐陰性の高いグラブラの挿し木株が最も安心です。
スタイリッシュな空間には編み込み仕立てが、ナチュラルなインテリアには実生株の独特な樹形がよく映えます。
斑入り品種を美しく保つには、ある程度の明るさが必要ですので、なるべく窓に近い場所を選びましょう。

サイズで選ぶ

デスクや棚の上に飾りたい場合は、高さ40cm程度のテーブルサイズがおすすめです。
リビングのソファ横や窓辺には、40cmから100cm程度のミドルサイズを置くと空間にボリュームが出ます。
玄関やオフィスのエントランスなど、広い場所には100cm以上の大型サイズが存在感を発揮します。

育てやすさで選ぶ

初めて育てる方には、丈夫で管理がしやすいグラブラの挿し木株が最もおすすめです。
パキラは乾燥に強く、20年以上の専門店経験から見ても「見直されるべき優秀な植物」と言えるほどタフな性質を持っています。
ただし、斑入り品種は葉緑素が少ない分、ノーマルな品種よりも繊細です。
置き場所の明るさに注意を払い、成長が早い時期には植え替えを行うなど、少し手間をかけてあげることでより美しく育ちます。
関連記事:パキラの育て方|水やり・置き場所・剪定のコツ

まとめ

パキラは、品種や仕立て方によって大きく表情を変える奥深い観葉植物です。
定番のグラブラから、希少な斑入り品種、ぷっくりとした幹が魅力の実生株まで、それぞれの個性を知ることでより植物との暮らしが楽しくなるはずです。
パキラは乾燥に強く、初心者の方でも安心して育てられるため、ぜひお気に入りの一鉢を見つけてみてください。
AND PLANTSのパキラ一覧ページでは、さまざまな種類や仕立て方のパキラをご用意しておりますので、ぜひお好みの株を探してみてください。

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