自分らしいインテリアと植物との日々。コンパクトな1Kに詰め込んだカラフルな暮らし DATE : 2026.08.26
LIFESTYLE

自分らしいインテリアと植物との日々。コンパクトな1Kに詰め込んだカラフルな暮らし

都内のマンションで一人暮らしをするRikutoさん。暮らしやすさで選んだ1Kのお部屋は、気分を上げるカラフルなインテリアといきいきとした植物たちが心地よく彩っています。自分軸で楽しむ心地よい日常のことを伺いました。

名前:Rikutoさん
職業:会社員
Instagram:https://www.instagram.com/rikuto_room93/

広さよりも「住みたい街」と「日当たり」を優先した部屋選び

ー まずはこのお部屋の間取りなど住環境についてお聞かせください。

Rikutoさん:間取りは1Kです。リビングが7.5畳で、キッチンエリアが3.5畳くらいです。この部屋を選んだ理由は広さより、エリアと日当たりです。

ー コンパクトですが、ひとり暮らしでは狭さを感じさせないなと思いました。明るく心地よい部屋ですね。

Rikutoさん:個人的にはこれくらいがちょうどいいなと思っていて。というのも、収納が多いと、どうしても物を溜め込むし、集めてしまう癖があるんです。スペースがあると埋めたくなっちゃう。だから、今のこの限られた収納量の方が、余計なものを買わずに済むし、何より日々の掃除がとても楽なんです。うまく隙間を活かしながら、必要最低限のもので心地よく暮らす感覚を楽しんでいます。

ー なるほど、あえてコンパクトな環境を選ぶことで、自分の持ち物をコントロールされているんですね。エリアも選んだ理由のひとつとのことですが。

Rikutoさん:一言で言うと、やっぱりこの街が好きだったからですね。ここへ引っ越す前は、別のエリアに住んでいたんです。そこは1LDKで45平米くらいあって。今思えば一人暮らしにしては広い部屋でした。

でも実際に暮らしてみるとファミリー層向けの落ち着いた街だったんです。もちろん夫婦やカップル、家族で住むにはすごく良い街だと思うんですけど、平日の仕事の帰りが結構遅い生活スタイルの一人暮らしには夜遅くに帰ってきたときに開いているスーパーが少なかったり、ふらっとご飯を食べる場所が少なかったりして、ちょっと生活しづらいなと感じることが多くなってしまって。だから今回は、「部屋の広さ」よりも自分のライフスタイルに合って住みたい街を最優先して物件を探しました。

ー ライフスタイルに合うかどうかは重要だと思います。日当たりはどういう点がよかったのですか。物件自体の条件で、他にこだわったポイントはありますか?

Rikutoさん:この部屋は南東向きで、晴れた日は本当に良い太陽の光がしっかり入るんです。ワンルームや1Kの間取りだと、窓が1つだけというケースがほとんどだと思うんですけれど、ここは珍しく窓が大きくてしっかりと光が入るんです。部屋のどこにいても明るさを感じられるところが一番の決め手でした。実際に住んでみて、このサイズ感と日当たりの良さは本当に気に入っています。

愛しい気づきのある植物との日々

ー 植物にはいつ頃から興味を持ち始めたのですか?

引っ越しも一緒にしたドラセナ

Rikutoさん:植物と暮らし始めたのはひとつ前の部屋に住んでいた時です。今より部屋が広かったので、空間に対して何かダイナミックなもの、ボリュームのある大きい植物を置きたいなと考えたことと、8畳くらいの大きな広いバルコニーが付いていたことがきっかけです。

バルコニーに芝生を敷いて、ハンモックを置いて、植物をたくさん並べて。 確か、今も育てているドラセナを最初に買ったのが始まりだったと思います。そこから徐々に、一期一会で少しずつ種類が増えていきました。

ー エバーフレッシュも、すごく立派で健やかに育っていますね。

元気に葉をひろげるエバーフレッシュ

Rikutoさん:エバーフレッシュを選んだのは葉っぱのバランスですね。植物を置くときは、尖っているもの、丸いもの、小ぶりなもののバリエーションが入るとバランスが良くなるなと思っていて、葉っぱの表情が違うエバーフレッシュを選びました。

夜になると葉を閉じたり、朝になるとまたパッと開いたりする。その姿を見ていると「あ、生きてるな」「良い朝が来たな」って実感できるんです。四季の移り変わりとか、時間の流れを植物と一緒に感じられるのが、すごく愛おしいなと感じます。新芽が出ると春や夏の訪れを感じますし、四季の移り変わりや時間の流れを植物と一緒に感じられるのが、育て始めてからの大きな気づきですね。

ー 平日はお仕事とのことですが、水やりなどのメンテナンスはどうされていますか。

Rikutoさん:今育てている植物は毎日水やりをしなくても大丈夫な種類が多いので基本的には毎日水やりをするというよりは、お休みの日にまとめて管理しています。ただ、エバーフレッシュだけは水切れに弱いので、あまり土を乾燥させすぎないように、そこだけは意識して気にかけています。サボテンの水やりは、3週間に1回くらいのペースで元気に育っています。

ー 植物の飾り方で、何か工夫やこだわりはありますか?

ALL GOOD FLOWERSのjumbo flower gerbera

Rikutoさん:そうですね、植物というよりお花なんですが、在宅勤務が多かった時期はよく生花を買って飾っていたんですけど、最近は完全出社になり平日は夜しか家にいない生活になってしまって。そうなると、お水の交換もこまめにできないし、気づいたらお花が萎れてしまっている。その花の命の短さというか、クタッとなっていく姿を見るのがどうしても切なくなっちゃって。なので生花ではなくてフェイクフラワーやモールでできているお花を飾っています。

自分の気分が上がる部屋にする。カラフルな部屋が持つ心の活力

ー ここからはインテリアについてお聞きしたいです。鮮やかでポップな色彩が取り入れられていて素敵です。何かお部屋のテーマはあるのでしょうか?

Rikutoさん:「自分の気分が上がる部屋にする」ということは、何よりも重視しています。今の時代、SNSをやっていると、どうしても「他人からどう見られるか」とか「こういうテイストで統一して発信しなきゃ」みたいな意識に囚われがちなところもあるのかなと思うんです。でも、僕はあんまりそういう、見せるための部屋づくりが好きではなくて。世間で別に流行っていなくても、自分が直感的に「好き」と思ったものを、好きな形で寄せ集めたスタイルが一番落ち着く。この個人的なスタイルはすごく大切にしています。

ー 元々こういったカラフルな感じが好きだったんですか。

Rikutoさん:元々は、いわゆる「男っぽくてシックなインテリア」が好きだったんですよ。黒いアイアンのフレームに、ダークブラウンのウッドを組み合わせたような、ちょっとインダストリアルで落ち着いたトーンの部屋です。

でも、新しい部屋を探しているときにちょっと気分が沈んでしまいそうなことがあってふと「部屋全体がシックでダークすぎると、なんだか気分まで引っ張られて沈んでしまうかもしれないな」と思って(笑)。「それなら、あえて思いっきりポップで明るい要素をインテリアに入れてみよう!」と思い立ったんです。

ー なるほど、それで環境から明るくシフトしたんですね。

Rikutoさん:そうなんです。それでクッションカバーを鮮やかな色に変えてみたり、カラフルなポスターを飾ってみたり、明るい色彩を差し色として少しずつ部屋に混ぜていきました。 そしたら、自分でもびっくりするくらい面白い気づきがあって。落ち着いたシックな部屋も大人っぽくて素敵ですけど、ピンクやオレンジ、黄色といったビビッドなカラーが目に入る部屋って、不思議と「日々の活力が出る」というか、元気になるんですよね。家にいるだけでポジティブなエネルギーが湧いてくる。

コアラソファーベッドをソファとして愛用

Rikutoさん:その部屋には広さ8畳くらいの大きなバルコニーもあったので、そこに芝生を敷いて、ハンモックを置いて、植物をたくさん並べて……。外のグリーンと部屋の中のカラフルな色合いが地続きになるような空間を作っていきました。結果的に、あの部屋に住んだからこそ「色を持つインテリアの楽しさ」に目覚めて、今の北欧っぽいカラーリングを取り入れるスタイルに繋がっています。あのきっかけがなければ、今でも僕は黒と茶色の部屋に住んでいたかもしれませんね。

ー どれも気に入ってお迎えしたものだとは思いますが、中でもお気に入りのものはありますか。

Rikutoさん:モール人形は好きで集めています。これはフジサキタクマさんという作家さんの作品で。モールでできた、「モールミュータント」っていう小さなフィギュアのような生き物のシリーズがあるんですけどそれにすごくハマってしまって。部屋のいろんなところに、実はこっそり隠れるようにディスプレイしてあります。

ドイツでの幼少期の記憶と、一期一会の出会いを楽しむ美学

ー 色使いが本当に素敵です。その感性は何かを参考にしていたり、意識していたりするのでしょうか。

Rikutoさん:そうですね。インテリアのリサーチとかを熱心にするタイプではないんですけど、「なんで自分はこういう北欧テイストの家具やビビッドな色合いが集まるのかな」って振り返ってみた時に、幼少期の環境が影響しているのかもな、とは思います。

実は親の仕事の都合で、子どもの頃ドイツに住んでいたんです。ただ、2歳からなので、当時の明確な記憶というのは実はあんまり残っていなくて。大学生の時にもう一度、自分が通っていた小学校とかを巡るためにドイツへ行ったんですけど、やっぱり大人になってから見る景色とは全然違いました。

ー  なるほど。幼少期に得たセンスだったんですね。

Rikutoさん:でも、当時の家の中の思い出とか、空間の印象として、カラフルな色使いや「IKEA」の家具や雑貨のポップなデザインが、感覚として強く脳裏に焼き付いているんだと思います。北欧やヨーロッパのインテリアって、冬場の日照時間が短くて外が暗い時間が長いからこそ、家の中だけでも明るく、気分が上がるようにカラフルな色を取り入れる文化があるじゃないですか。

雨の日でも、夜でも、過ごす場所がパッと明るくて居心地が良い。そうやって部屋の中でいかに気分を上げるかという照明の使い方や色彩の感覚は、幼い頃に無意識に培われたのかなと。それも親からの授かりものなのかな、と感じています。

ー 普段、よく使っているお店はありますか。

Rikutoさん:それが、僕、インテリアショップを何軒も巡るようなことを本当にしなくて。どこかへ「これを買いに行く」というのはなくて、ふらっとご飯を食べに行った街にあった雑貨屋さんとか、通りがかったリサイクルショップで偶然見つけて気に入ったから買うことはあります。他にも、下北沢のレコードショップをぶらぶらしている時に、500円以下でジャケ買いをしたレコードもあります。

ー そんなストーリーもあるとなおさら愛着が沸きそうです。いろんなものの中に可愛い缶がたくさん飾ってありますね。

Rikutoさん: クラフトビールは本当に缶のラベルデザインがアートみたいで。飲み終わった空き缶もインテリアの一部として引っ越しても持ってきちゃいました。

ー 最後にこのお部屋で、今後新しくやってみたいことがあれば教えてください。

Rikutoさん:実は最近、プロジェクターを手に入れたんです。窓のブラインドを全部綺麗に閉め切ったら、部屋一面の巨大なスクリーンになるんじゃないかと思っていて。あと、ソファーが引き出すとベッドになるので、ソファーをベッドにしてごろんと寝転がりながら、天井に直接映像を投影して映画を観ようかなと模索しています。

Rikutoさん:植物に関しては僕の部屋の広さに対してだと、今のこの量が圧迫感もなくてちょうどいいバランスなのかなと思っています。これ以上増やすと、水やりも管理も自分のキャパシティーを超えてしまいそうなので。

個人的にやりたいことは、週に1回は必ずサウナに行くほどサウナが大好きなので、いつか自分のサウナを作りたいですね。


AFTER INTERVIEW編集後記

自分にとっての「居心地」や「暮らしやすさ」を大切に、限られた空間で自分らしく暮らすRikutoさん。持ち物の量をコントロールし、幼少期の記憶や直感を大切にしたカラフルな部屋づくりには、毎日を上機嫌に過ごすヒントが詰まっていました。時代の流行や他人の目線にとらわれず、「自分が本当に心地よいか」を基準に選ぶことの豊かさに、深く気づかされました。ちなみにサウナ好きなRikutoさんに聞いたおすすめのサウナハットはダブルメッシュとのこと。早速チェックしました!ありがとうございました。


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