風水では、青は「冷静」「信頼」「判断力」を象徴する色です。また、青色のアイテムを身に付けたり身近に置いたりすることで、仕事運や恋愛運、コミュニケーション運の運気アップが期待できるとも言われています。
爽やかで清潔感のある青を好きな人は多いでしょう。
しかし、取り入れすぎると冷たく見えたり寂しく感じたりと、色の効果がネガティブに働いてしまいかねません。そのため、青の効果を活かせるような取り入れ方をすることが大切です。
そこで今回は、風水における青のおすすめアイテムや取り入れる際の注意点について解説します。青色を取り入れることで運気アップが期待できる場所や方角もご紹介。
ライフスタイルに風水を活かして、上手に青色を取り入れることができるようになるでしょう。
青色のアイテムが身近にないという方は、青色の花を飾ってみてはどうでしょうか。
運気アップが期待できる場所や方角に置けば、青色の風水効果を取り入れるだけでなく、部屋を華やかに彩ることもできますよ。
[https://andplants.jp/products/flower-arrange-blue-medium]風水の青は「冷静」「信頼」「判断力」を意味する色
風水において、青は「冷静」「信頼」「判断力」を意味する色とされています。
また、色の濃さによって意味や期待できる効果が異なるため、違いを理解しておくことが大切です。
- 濃い青は「冷静」「信頼」の色
- 薄い青は「浄化」「循環」の色
濃い青は「冷静」「信頼」の色
濃い青には、ネイビーやダークブルー、藍色などがあります。これらの色が持つ意味は、元々の青の特性である「冷静」や「信頼」などです。
すべての万物を「木火土金水」の5つに分類する五行の考えでは、濃い青は「木」の気に属しています。上へ伸びていく性質を持ち、成長や上昇、向上心を表すとされているのが「木」の青です。
そのため、濃い青は、運気では仕事運に関わると言われています。
薄い青は「浄化」「循環」の色
薄い青に当てはまるのは、パウダーブルーやアイスブルーなどのパステル系の水色です。これらの色が持つ意味は濃い青とは異なり、「浄化」や「循環」などになります。
五行では「水」の気に属していて、生命の源となる水を指し、海や雨など流れるものを象徴しているのが薄い青です。
悪いものを浄化することから希望につながり、ものごとの循環は発展へとつながることから、運気では恋愛や家族運に関わるとされています。
風水における青の効果
風水における青の効果は、主に次の3つの運気が挙げられます。
- 仕事運
- 恋愛運
- コミュニケーション運
それぞれ詳しく見ていきましょう。
仕事運
「木」の気を持つ青や濃い青は、仕事運アップが期待できる色です。
青色は「冷静」や「判断力」を象徴する色で、落ち着いて仕事に向き合い、ここぞというときにベストな判断ができることから、開運につながるとされています。
また、信頼を得られる色でもあり、仕事での信頼感が高まることで、成功をたぐりよせることができるでしょう。
仕事運を上げたい方は、ペンやノートなどの仕事に使うアイテムに青を取り入れるのがおすすめです。
営業やサービス業など人と接する仕事の方は、服装や名刺入れなどの小物に青色を取り入れると、信頼を得やすくなるかもしれません。
恋愛運
「水」の気を持つ薄い青は、恋愛運の上昇が期待できる色です。薄い青は爽やかさや清潔感を表す色であるとともに、青が持つ信頼や安定のイメージも持っています。
気になる人と会うときは、服装や小物に水色を取り入れてみるとよいでしょう。部屋に水色のアイテムを飾り、恋愛運の上昇を期待するのもおすすめです。
また、水色は恋愛運におすすめのピンクとの相性もよいとされています。アイテムをピンクと組み合わせることで、さらなる恋愛運アップが望めるかもしれませんね。
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コミュニケーション運
青は、コミュニケーション運の上昇にも期待できるとされています。
「冷静」や「信頼」を象徴する色で、落ち着きや誠実さを感じられるイメージが、円滑な人間関係に導いてくれそうです。
コミュニケーション運を高めたいという方は、身の回りのアイテムに青色を取り入れてみましょう。
家族とのコミュニケーション運を上げたいときは、家族運に関わるリビングに青いアイテムを取り入れるとよいかもしれません。
ただし、あまり青を多く使いすぎると、冷たいイメージを持たれてしまいかねないので、ほどほどを意識しましょう。
風水効果が高まる青のアイテム
風水で運気アップをするためには、青色のアイテムを身に付けたり、身近なものに青色を取り入れたりするのがポイントです。
ここでは、風水効果が高まりやすいとされる、青色を取り入れるべきアイテムを4つ紹介します。
- ステーショナリー
- ファッション
- カーテン
- 青い花
うまく生活に取り入れて、風水効果を期待しましょう。
ステーショナリー
青色は仕事運の上昇が期待できます。また、冷静になって物事に取り組めることから、集中力や記憶力のアップにつながり、勉強運も期待できる色です。
これらの運気をアップさせたいときは、ステーショナリーに青色を取り入れるとよいでしょう。
ペンやペンケース、パソコンのマウスやマウスパッドなど、常に使うものや目に入る場所に青色のアイテムを取り入れるのがおすすめです。
ファッション
青色のファッションは、相手へのアピールになります。知的に見せたいとき、円滑な人間関係を築きたいときなどは、服装に青色のアイテムを取り入れてみましょう。
また、自分自身を律するときにも、青色のファッションが役立ちます。落ち着きのある冷静な自分でいたい、信念をもって成し遂げたいと思うときは、青色のファッションで臨むとよいでしょう。
恋愛の意味で相手にアピールしたい、信頼関係を築きたいと思うときは、水色のアイテムを取り入れるのがおすすめです。
ピンクなど温かみのある色と組み合わせると、冷たく感じてしまうのを防いでくれるでしょう。
カーテン
風水において窓は運気の通り道とされていて、カーテンは邪気を防ぎよい運気を取り込むための大切なアイテムと考えられています。
そのため、家にいるときに青の持つ運気を高めたいときは、カーテンに青色を取り入れるのがおすすめです。
仕事部屋や勉強部屋に青色のカーテンをかけると、仕事運や勉強運の上昇が期待できます。リビングに使う場合は、家族の健康運を高めてくれるでしょう。
また、青は心を落ち着かせてくれる色と言われているので、寝室に取り入れると安眠効果が得られるとされています。
ただし、冬に青色のカーテンをかけていると、寒さを強く感じてしまいやすいので注意しましょう。
青い花
部屋に青い花を飾るのもおすすめです。花なら簡単に置き場所を変えることができるので、気軽に取り入れやすいアイテムと言えるでしょう。
青い花を飾ることで得られるのは、青の持つ効果だけではありません。花による癒しやリラックス効果も同時に得られます。
空間を浄化したいときは水色の花を、仕事や勉強運を上げたいときは濃い青の花を飾って、風水効果の上昇を期待しましょう。
切り花だけでなく、鉢花を飾るのもおすすめです。
水やりなどのお手入れからも癒しやリラックス効果が得られ、心の落ち着きを司る青色との相乗効果が期待できるでしょう。
[https://andplants.jp/products/flower-arrange-blue-medium]青の風水効果を高めてくれる色の組み合わせ
色は、単色のときと他の色と組み合わせたときで、印象が変わることがありますよね。風水でも、風水効果を高めてくれる色の組み合わせがあります。
ここでは、青と相性のよい色の組み合わせを2パターン紹介していきましょう。
- 青・緑
- 青・オレンジ
青・緑
風水では、青と緑は相性のよい色とされています。
緑は癒しやリラックス効果を得られる色とされ、五行では青と同じく「木」の気を持つ色です。同じグループに属する色として、それぞれの効果を高め合うことができるでしょう。
薄い青の持つ「水」の気も、緑の持つ「木」の気を育てるため、こちらも相性のよい組み合わせになります。
家の中に青と緑を配置するなら、観葉植物を取り入れるのがおすすめです。青いカーテンの前に植物を置いたり、青の植木鉢やマットを組み合わせたりすれば、相乗効果が期待できるかもしれません。
特に、パキラは風水では仕事運や恋愛運によいとされているので、青の持つ運気を底上げしてくれるでしょう。
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青・オレンジ
風水では、青とオレンジも相性がよい組み合わせとされています。
オレンジは明るさや元気さの象徴となる色で、五行では「火」の気にあてはまる色です。
青の「木」の気とオレンジの「火」の気は相性のよい組み合わせなので、それぞれの良さを引き出すことができるでしょう。
また、オレンジに期待できる効果は対人運や健康運などです。仕事運を持つ青と組み合わせることで、よい結果を生み出してくれるかもしれません。
そのため、青のスーツにオレンジの名刺ケースを合わせたり、文房具に青とオレンジを取り入れたりと、仕事に関するアイテムでうまく取り入れるのがおすすめです。
ただし、薄い青の「水」の気は「火」を消してしまうため、対立して運気を下げてしまう組み合わせと考えられています。青とオレンジを取り入れるときは、濃い青を使うとよいでしょう。
風水で青を取り入れると運気が高まる場所
風水では、家の中の場所ごとに司る運気があり、相性のよい色のアイテムを取り入れることで運気アップが期待できるとされています。
風水で青を取り入れると運気が高まるとされる場所は、次の3つです。
- リビング
- 寝室
- トイレ
リビング
家族がくつろいで過ごすリビングに青を取り入れることで、リラックスできる落ち着いた空間になります。
ソファやクッションなど、くつろぐためのアイテムに青色を取り入れることで、リラックスして過ごせるでしょう。また、青は「木」の気を持つため、木を青色にペイントしたフォトフレームなどもおすすめです。
リビングが東向きにある場合は、青色の持つ仕事運と東の方角が司る仕事運や発展運による相乗効果が期待できるでしょう。カーテンを青色にすると、よい運気を呼び込んでくれるかもしれません。
寝室
寝室に青を取り入れると、仕事運や勉強運の向上だけでなく、安眠効果も得られるとされています。風水では、陰の気を持つ青が、落ち着きやリラックスを促してくれると考えられているからです。
ただし、寝室はもともと陰の気を持つ場所なので、青を多用すると効果がマイナスに働いてしまうかもしれません。陽の気を持つアイテムを一緒に取り入れて、バランスを取ることが大切です。
緑は陽の気を持っているので、カーテンや寝具などを青色にするときは、観葉植物を一緒に置くとよいでしょう。パキラの尖った葉には邪気を祓う効果があるとされているので、寝室におすすめの植物です。
トイレ
トイレは、風水では悪い気が溜まりやすい場所とされています。
清潔感があり爽やかな空間にするためには、青を取り入れるのがおすすめです。水色にも浄化の効果が期待できるので、トイレにぴったりの色と言えるでしょう。
また、青の持つ効果が落ち着きをもたらし、ストレス軽減につながることで家族が健康に過ごせるとも考えられています。
壁の色を青にするときは一面のみにすると、陰の気が強くなりすぎません。奥の壁を青にすれば、後退色の効果で空間に広がりを感じられ、圧迫感が薄まります。
空や海の写真や絵を飾ったり、マットやスリッパに青色を取り入れたりするのもおすすめです。
風水で青を取り入れると運気が高まる方角
風水では、方角ごとに相性のよい色があります。青色を取り入れると運気が高まるとされている方角は、次の2つです。
- 北
- 東
北
風水では、北は「水」の気を持っています。水は木を育てるため、「木」の気を持つ青と相性のよい方角です。
北に仕事部屋や勉強部屋がある場合は、青色のアイテムを取り入れると仕事運や勉強運の上昇が期待できるでしょう。
ただし、水色は「水」の気を持つため、北の「水」の気と相まって陰の気が強くなってしまうかもしれません。そのため、取り入れるのであれば濃い青がおすすめです。
部屋全体は温かみのある色をベースにして、時計や文房具、花を活ける花瓶などで青色を取り入れるとよいでしょう。
東
風水では、東は「木」の気を持ち、仕事運や勉強運、成長運を司る方角とされています。そのため、青の持つ運気と相性がよく、相乗効果が期待できる方角です。
東側に青色のカーテンを取り入れることで、よい運気を呼び込んでくれるかもしれません。机周りに青色のアイテムを置けば、仕事運や勉強運の上昇が期待できるでしょう。
東にある玄関は、家族に発展をもたらすとされています。玄関は運気の入り口でもあるので、青色の玄関マットを置くと、よい運気を呼び込みやすくなるでしょう。
風水に青を取り入れる際の注意点
風水に青を取り入れる際は、注意点が2つあります。
- アイテムをきれいに保つ
- 青色を多用しすぎない
アイテムをきれいに保つ
風水でよい効果を得るために、アイテムは常にきれいに保ちましょう。
アイテムが汚れていたり壊れていたりすると、陰の気がたまって運気が停滞してしまうと考えられているからです。
整理整頓や掃除をまめに行うだけでなく、アイテムが壊れたら新しいものと取り換えることも、風水効果を高めるコツになります。
青色を多用しすぎない
青色のアイテムを取り入れるときは、多用しすぎないように注意しましょう。
青には「冷静」や「落ち着き」といった意味がありますが、青の占める割合が多いと落ち着きすぎてしまい、運気が停滞してしまうかもしれないからです。
青が多いことで、冷たさや寂しさといったネガティブな意味が強くなってしまうかもしれません。
相性のよい色と組み合わせたり、白を取り入れて緩和させたりすると、上手く青の効果を引き出すことができるでしょう。
風水で青を取り入れるときのよくある質問
最後に、風水で青を取り入れるときのよくある質問を3つ紹介します。
- 青い財布に変えたら運気が下がる?
- 水色の財布はお金が貯まらない?
- 青いアイテムを置かない方がよい方角や場所は?
風水効果を高めるためにも、しっかりチェックしておきましょう。
青い財布に変えたら運気が下がる?
風水では、青は水を表し金を流してしまうため、財布に取り入れるのはよくないとされています。しかし、青色の財布で、必ずしも運気が下がるとは限りません。
青には「冷静」や「信頼」といった意味があります。青色の財布を持つことで、冷静さを失わずに衝動買いを抑えてくれるかもしれません。
また、コミュニケーション運により人間関係が円滑になったり、仕事運がアップしたりといった効果も期待できるでしょう。
それでも気になる場合は、青と相性のよい色との組み合わせになっている財布を選ぶことで、相乗効果による運気アップを狙うのもおすすめです。
水色の財布はお金が貯まらない?
水色には「浄化」や「循環」といった意味があります。風水では、運気の停滞を解消し巡りをよくしてくれる色と考えられているので、お金の流れをよくしたい方にはおすすめの色です。
一方で、お金は入ってくるけれど出てもいくので、貯蓄をしたい方には不向きと言えるかもしれません。しかし、お金を循環させることで、仕事運や人間関係運の上昇が期待できるとされています。
それらの運気を上げることで金運アップにもつながるので、結果的にはお金が増えていくかもしれませんね。
青いアイテムを置かない方がよい方角や場所は?
風水で青と相性の悪い方角は、北東や南西です。これらの方角は「土」の性質を持ち、青の「木」の気と組み合わせると、運気を下げてしまうとされています。
また、北東は鬼門、南西は裏鬼門と呼ばれ、悪い気が停滞しやすい方角です。そのため、青いアイテムを取り入れると陰の気が強くなってしまうと考えられています。
家の中では、キッチンやバスルームが青との相性がよくない場所です。キッチンは「火」の気が強く水が火を消してしまうため、対立して運気を下げてしまうとされています。
バスルームは、陰の気がたまりやすい場所です。青いアイテムを取り入れると、陰陽のバランスが崩れてしまうためよくないとされています。
まとめ
青は「冷静」「信頼」「判断力」を意味する色で、仕事運やコミュニケーション運を司ります。また、薄い青(水色)は「浄化」や「循環」を意味し、恋愛運によいとされる色です。
青色のアイテムを身に付けたり身近に置くことで、青が持つ運気の上昇を期待できます。また、相性のよい場所や方角に置くと、相乗効果で運気の底上げができるかもしれません。
青を取り入れるときの注意点も参考に、生活に上手に青を使って運気アップを狙いましょう。
簡単に青のアイテムを取り入れるなら、青色の花はいかがですか。色の効果だけでなく、花が持つ癒しやリフレッシュ効果も得られます。
好きな場所に置くだけで風水効果を期待できるので、ぜひ取り入れてみてください。
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