カラー
スッと伸びた茎に、気品あふれる仏炎苞(ぶつえんほう)が美しいカラー。ウェディングブーケや花束としても人気です。
「華麗なる美」「乙女のしとやかさ」といった花言葉も、その凛とした姿にぴったりで、特別な日の贈り物をより一層引き立ててくれます。
一見デリケートに見えますが、ご家庭で育てるのもポイントさえ押さえれば難しくありません。成功のコツは、乾燥気味を好む「畑地性」と湿り気を好む「湿地性」という、種類ごとの性質に合わせた水やり管理です。
このページでは、カラー人気の品種や価格相場、育て方などを解説します。
カラーの水やり方法
カラーの水やりは、品種の性質によって方法が全く異なるため、まず育てる品種がどちらのタイプかを知ることが最も重要です。
主に白以外の色に多い「畑地性」のカラーは過湿を嫌うため、乾燥気味に管理します。鉢植えなら土の表面が完全に乾いてからたっぷりと与え、地植えでは根付いた後は夏の乾燥時以外、基本的に水やりは不要。
一方、主に白色の品種に見られる「湿地性」のカラーは水切れを嫌います。鉢植えでは土を常に湿らせ、受け皿に水を張る「腰水」も有効です。
カラーの価格相場
カラーのブーケやアレンジメントの価格相場は、4,980円から8,980円です。モダンで都会的な雰囲気は、贈る人のセンスを感じさせるギフトとして人気を集めています。
たとえば、4,980円のブーケは、数本のカラーを主役にグリーンを添えた、シンプルながらもおしゃれなデザイン。親しい方への贈り物やご自宅のインテリアにも最適です。一方、8,980円のブーケは、ピンクのカラーをメインにし、季節の草花が添えられています。ウェディングのお祝いなど、特別なシーンにおすすめです。
経験豊富なフローリストが、苞(ほう)の巻きの美しさや茎のしなやかさまで丁寧に見極め、最高品質のカラーだけを厳選し、心を込めてお届けします。
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カラーについてよくあるご質問
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Q
カラーが枯れる原因って?
一番の原因は「水のやりすぎによる根腐れ」です。特にカラフルな畑地性カラーは、土が常にジメジメした状態が苦手とされています。逆に白い花の湿地性カラーは水切れに注意が必要です。また、夏場の高温多湿で株元が蒸れてしまったり、冬の休眠期に水を与えすぎて球根が腐ることも。ご自分のカラーのタイプを知り、季節に合わせたメリハリのある水やりが、元気に育てる一番の秘訣です。
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Q
カラーは初心者でも育てられる?
カラーは初心者の方でも十分に育てられます!大切なのは、最初に育てるカラーの種類を知ることです。まずは一般的な鉢花のように管理できる「畑地性カラー」から始めると失敗が少ないです。日当たりの良い場所に置き、土が乾いたら水をたっぷりあげる、という基本を守りましょう。秋に葉が枯れても球根は生きていますから、驚いて捨てないでください。ポイントを押さえれば毎年楽しめる、育てがいのあるお花です。
カラーの育て方
カラーは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。水やりは、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れるまでたっぷりと与えるのが基本。カラフルな「畑地性」は乾燥気味に、白い「湿地性」は水を切らさないようにするのが元気に育てるコツです。
春の生育期から開花中は、液体肥料を定期的に与えると花つきが良くなります。花が終わっても葉は大切にし、秋に自然に枯れてきたら休眠のサイン。水やりを止め、球根の状態で冬越しさせます。
このサイクルで管理すれば、翌年も美しい花を楽しめるでしょう。