寝室は、一日の疲れを取り、翌日の気力を回復する場所。花を飾ることで、ストレス解消や、質のよい睡眠といった効果が得られるでしょう。
また、花風水では、空間の浄化や運気アップが期待できるとされています。
今回紹介するのは、寝室に飾る花の選び方や、おすすめの花や色などです。寝室に飾らないほうがよい花や、飾るときの注意点も解説しています。
これらの知識を得ることで、寝室での花の飾り方が分かり、癒しの空間づくりができるようになるでしょう。
寝室に飾る花がまだないという方には、ピンクのブーケがおすすめです。温かみのある色が、優しく寄り添ってくれますよ。
AND PLANTSでは花瓶も一緒に購入できるので、花を飾るのが初めての方でも気軽に購入できます。
[https://andplants.jp/products/custom-flower-pink-medium]寝室に花を飾る効果
寝室に花を飾る効果には、次の2つが挙げられます。
- ストレス軽減効果や鎮静効果が期待できる
- 花風水で空間の浄化や運気アップが期待できる
ストレス軽減効果や鎮静効果が期待できる
花には、ストレス軽減や鎮静効果が期待できるとされています。それにより質のよい睡眠が得られるなら、寝室にぴったりですよね。
寝る前に枕元の花を見ることで、癒されて眠りにつくことができるでしょう。さらに、花から漂う香りにも影響を受けています。
例えば、リラックス効果が高いとされるラベンダーからは、リラクゼーション効果が得られることが分かっています。
参考記事(本文一部抜粋)
゛ラベンダー7) -10)の匂い刺激により行った実験では、α波が増加するという結果が得られリラクゼーション効果が高いことがわかった。″
引用元:「ラベンダーの香りと神経機能に関する文献的研究」110Pより
著者:関西医療大学大学院保健医療学研究科 由留木裕子、関西医療大学保健医療学部臨床理学療法学教室 鈴木俊明
花の効果で心地よい睡眠が得られれば、すっきりとした目覚めにもつながるでしょう。
花風水で空間の浄化や運気アップが期待できる
花を飾ることで、寝室の浄化や運気アップも期待できます。
「花風水」とは、花を飾ることで得られる効果から、運気アップを期待する考えのことです。花の持つみずみずしいエネルギーが空間を浄化して、運気上昇の後押しをしてくれるとされています。
色にはそれぞれ意味があり、運気と密接な関わりがあるとされているので、期待する効果や運気を持つ色の花を選ぶことがポイントです。
寝室にふさわしい花を飾ることで、運気のバランスを整え、心や体の健康を底上げしてくれるでしょう。
寝室に飾る花の選び方
寝室に飾る花の選び方は、次の2つのパターンがあります。
- 癒される色や香りの花を選ぶ
- 色の持つ風水効果で選ぶ
癒される色や香りの花を選ぶ
寝室は、気持ちを落ち着けて心地よい睡眠が得られるように、環境を整えることが大切です。癒される色や香りの花を選ぶことで、リラックスして過ごせるでしょう。
寝室には、温かみを感じるピンクや淡いオレンジ、気持ちをクールダウンしてくれる青系の花などがおすすめです。
バラは、甘く華やかな香りがストレスを軽減し、リラックスさせてくれると言われています。また、鎮静効果があり緊張を鎮めてくれる、ラベンダーやカモミールなどのハーブもおすすめです。
色の持つ風水効果で選ぶ
寝室に飾る花は、色の持つ風水効果で選ぶのも一つの方法です。ここでは、色ごとの特徴や得られる効果を一覧にまとめました。
色 | 運気 | 特徴 |
赤 |
|
|
ピンク |
|
|
黄 |
|
|
オレンジ |
|
|
緑 |
|
|
青 |
|
|
紫 |
|
|
白 |
|
|
自分の好みや得たい効果で、色から花を決めるのもよいでしょう。
寝室にふさわしい色とおすすめの花
ここでは、特に寝室にふさわしい色とおすすめの花を紹介します。
- 薄いピンク|バラ・ガーベラ
- 白|季節のおまかせブーケ
- 青・水色|季節のおまかせブーケ
- 淡い紫|トルコキキョウ・ラベンダー
- 緑|カーネーション・デンファレ
薄いピンク|バラ・ガーベラ
薄いピンクには、癒しの効果があるとされています。幸福感や安心感を象徴する色でもあり、寝室を穏やかな空間にしてくれるでしょう。
バラは、幸福感を感じさせるような甘い香りがするので、色と香り両方で癒してくれそうです。また、「愛情」や「美」といった花言葉を持つため、恋愛運や美容運の上昇も期待できるでしょう。
ガーベラも、寝室におすすめです。明るいピンクのガーベラは、気持ちを癒すだけでなく、前向きな気持ちにさせてくれるでしょう。朝起きた時にガーベラが目に入ると、目覚めがよさそうですよね。
[https://andplants.jp/products/5-pink-gerbera-series-bouquet]白|季節のおまかせブーケ
白は浄化を表す色です。寝室に飾って寝ることで、気持ちをリセットして新しい日をフレッシュにスタートできるでしょう。
また、白には心身の疲れを癒したり、人間関係を円滑にしたりする効果があるとされています。「仕事で疲れている」「人間関係をよくしたい」という方は、白の花を飾ってみましょう。
季節のおまかせブーケ(グリーン・ホワイト)が、旬の花を中心とした新鮮な花を楽しめます。グリーンは白を引き立ててくれるので、より効果が期待できるかもしれません。
[https://andplants.jp/products/custom-flower-green-medium]青・水色|季節のおまかせブーケ
青や水色は、広大な空や海をイメージさせてくれますよね。
自然の風景に癒されるという方は少なくないはず。青や水色を見たときに、自然と癒される風景が連想されることで、リラックス効果を得られるのでしょう。
また、青や水色には、気持ちを落ち着かせて鎮静させる効果があるとされています。静かに休みたい寝室に、ぴったりの色と言えるでしょう。
青を主体にした季節のおまかせブーケ(ブルー)は、気持ちを落ち着かせる爽やかな色が、寝室を癒し空間にしてくれますよ。
[https://andplants.jp/products/custom-flower-blue-medium]淡い紫|トルコキキョウ・ラベンダー
淡い紫にも、心を落ち着かせてリラックスさせる効果があるとされています。安眠を促進する効果も期待されているので、寝室におすすめの色です。
トルコキキョウは、みずみずしい花びらや優しい淡い紫が、寝室を上質な空間にしてくれます。鎮静効果があるとされるラベンダーは、色だけでなく香りでも癒してくれるでしょう。
ラベンダーは乾燥しても香りが残るので、ドライフラワーを飾るのもおすすめです。
[https://andplants.jp/products/dryflower_material-lavender]緑|カーネーション・デンファレ
緑は、暖色と寒色の中間で刺激が少なく、気持ちを落ち着かせてくれる色とされています。自然をイメージさせることで、安心感や癒しを与えてくれるため、リラックス効果が期待できるでしょう。
緑色のカーネーションは「癒し」という花言葉を持つため、心身ともに休息を求める寝室にぴったりです。デンファレのみずみずしさは、寝室に潤いを与えてくれるでしょう。
デンファレには「お似合いの二人」という花言葉があるため、恋人やパートナーとの関係を円滑にしたい方にもおすすめです。
寝室には観葉植物もおすすめ
寝室には、花だけでなく観葉植物もよい影響を与えてくれます。
植物の光合成によって酸素の量が増え、空気をきれいにする効果が期待できるからです。根から吸い上げた水を空中に蒸散することで、室内の加湿効果も期待できるとされています。
また、観葉植物には目の疲労を癒してくれる効果があるとされています。寝室に観葉植物を置くことで、疲労を癒しながら眠りにつくことができるでしょう。
パキラは、尖った葉が邪気を祓うと考えられています。耐陰性も高いため、寝室にも取り入れやすいでしょう。
寝室に置く観葉植物については、次の記事でも詳しく解説しているので、併せてチェックしてみてください。
関連記事:寝室に置く観葉植物5選|良くないとされる真相や風水効果について
花風水|寝室の方角と相性のよい色
風水では、方角ごとに期待できる運気と相性のよい色があります。これを、花で取り入れようとする考えが「花風水」です。
寝室に飾る花も「花風水」を取り入れることで、さまざまな運気の上昇が期待できます。ここでは、方角ごとの運気と色を一覧にまとめたので、寝室に花を飾るときの参考にしてください。
方角 | 運気 | 色 |
北 |
|
|
北東 |
|
|
東 |
|
|
南東 |
|
|
南 |
|
|
南西 |
|
|
西 |
|
|
北西 |
|
|
一色の花だけでなく、いろいろな花で色を組み合わせて飾ることで、総合的な運気の底上げが期待できるでしょう。
寝室の風水効果を高める花の飾り方
ここでは、寝室の風水効果を高める花の飾り方を解説します。次の2つのポイントを心がけて、花を飾ってみましょう。
- 生花を花瓶に活ける
- 枕元に飾る
生花を花瓶に活ける
寝室では、生花を花瓶に活けて飾りましょう。花瓶の中の水が、邪気を浄化するとされています。
ただし、花を飾っていないときは、花瓶を片付けておきましょう。中身の入っていない花瓶は、周囲の陽の気を吸い込んでしまうと、風水では考えられているためです。
AND PLANTSでは、ブーケに合った花瓶を同時に購入することができます。花瓶を持っていなくても、届いたらすぐに飾れて便利ですよ。
[https://andplants.jp/products/custom-flower-pink-medium]枕元に飾る
寝室に置く花は、枕元に飾りましょう。寝るときや起きたときに目に付きやすい場所に飾ると、効果を得やすいとされているからです。
また、枕元の左側が、より運気の流れをよくしてくれると考えられています。サイドテーブルを左側に置いて、花を飾るとよいでしょう。
安定感のある花瓶で飾ると、倒れる心配がないので安心です。
寝室に飾らないほうがよい花
次に、寝室に飾らないほうがよい花を紹介していきます。
- 縁起の悪い花
- 暗い色や強い色の花
- トゲや毒のある花
- 香りが強すぎる花
- 造花やドライフラワー
縁起の悪い花
縁起の悪い花は、避けた方がよいでしょう。
土手などに群生している彼岸花は「死」を連想させるため、縁起が悪いとされています。「地獄花」という別名は、毒性があり血のような赤色をしているのが由来です。
お供えに使われる菊も、死を感じさせるので縁起が悪いとされています。しかし、これは菊が邪気を祓うと考えられているからで、不吉な花ではありません。
寝室に飾るときは仏壇に飾るような菊は避け、ピンポンマムなどの洋菊を選ぶとよいでしょう。
暗い色や強い色の花
寝室に暗い色や強い色の花は、あまりおすすめできません。
暗い色は陰の気の影響を受けやすいので、運気を下げてしまうと考えられているからです。寝ても疲れが取れにくい色ともされているので、リラックスしたい寝室には不向きでしょう。
赤などの強い色も、気持ちを高ぶらせてしまう色なので、休息したい寝室には刺激が強いとされています。
トゲや毒のある花
トゲや毒のある花も、寝室に飾らないようにしましょう。トゲは悪い気を祓ってくれますが、同時によい気もはねのけてしまうと考えられているからです。
バラなどトゲのある花を飾るときは、トゲを除いてから飾るとよいでしょう。サボテンを飾るときは、トゲのない品種を選ぶのがおすすめです。
また、毒のある花は、死を連想させ運気を下げるとされています。毒を持つ花には、彼岸花やスズラン、チューリップやユリなどがあります。
香りが強すぎる花
香りが強すぎる花も、寝室には避けた方がよいでしょう。
よい香りは心を癒してくれますが、強すぎる香りは交感神経を刺激して、気持ちを高ぶらせてしまうとされているからです。そうすると睡眠の質が下がり、運気も下がってしまうかもしれません。
仕切られた寝室では、ユリの香りは強すぎるでしょう。ジャスミンやスイセンなども、広い空間ならよい香りですが、寝室には避けた方がよい花です。
造花やドライフラワー
寝室で風水効果を高めたいときは、造花ではなく生花を飾るとよいでしょう。
造花にはみずみずしさがないため、浄化作用はなく風水効果も薄いと考えられているからです。お花の効果を期待するのではなく、インテリアとして取り入れれば風水効果も得られやすいでしょう。
また、ドライフラワーは、風水では「死んだ花」と考えられています。そのため、寝室にドライフラワーを飾ると良い気が吸い取られてしまうので、避けた方がよいとされています。
寝室にドライフラワーを飾りたいときは、厄除け効果があるとされる赤い花や実を添えると、陰の気を中和してくれるでしょう。
寝室に花を飾るときの注意点
最後に、寝室に花を飾るときの注意点を3つ紹介します。
- まめに手入れする
- 枯れた花はすぐ処分する
- 日陰で風通しのよい場所に置く
まめに手入れする
花瓶に活けた花は、毎日水替えをするなど、まめに手入れをしましょう。
水替えをしないと、雑菌が繁殖したまま寝室に置いた状態になるからです。風水的にも、花瓶の水は邪気を吸ってくれますが、濁ってしまうと悪い気が停滞してしまうと考えられています。
水替えをするときは、花瓶を洗剤できれいに洗うことも大切です。水洗いだけでは雑菌が残ってしまいます。また、水垢が残ることで、悪い気を引き寄せやすくなると考えられているからです。
枯れた花はすぐ処分する
枯れた花は放置せず、すぐ処分しましょう。
枯れた花をそのままにしてしまうと、悪い気が停滞して運気が下がると考えられているからです。見た目にも美しくなく、花から癒しをもらうこともできないでしょう。
花を処分した後、空になった花瓶をそのまま置いておくのもNGです。周囲の陽の気を吸い込んでしまうため、運気が下がる原因になるとされています。
日陰で風通しのよい場所に置く
花を置く場所は、日陰で風通しのよい場所にしましょう。直射日光が当たると、暑さで花が萎れやすくなるからです。
また、風通しが悪いと、蒸れてカビが発生しやすくなり、健康に悪影響を与えてしまうかもしれません。
まとめ
寝室に花を飾ることで、癒しの空間となりリラックス効果が得られます。みずみずしさや香りが良質な睡眠に導いてくれるのも、花の持つ特徴でしょう。
花は、色の持つ意味から風水効果も得られるとされています。求める運気と相性のよい色の花を、寝室に飾るのもおすすめです。
この記事では、寝室に飾らないほうがよい花や、飾るときの注意点も紹介してきました。これらの内容を参考にして、寝室にふさわしい花を飾りましょう。
飾る花が決まっていない方は、ピンクのおまかせブーケはいかがでしょうか。
ピンクは癒し効果があるとされているので、気持ちをリラックスさせ、心地よい睡眠に導いてくれるでしょう。
[https://andplants.jp/products/custom-flower-pink-medium]