お墓参りのお花は、お花屋さんやスーパー、霊園の売店などさまざまな場所で購入できます。
しかし、購入する場所によって価格や品質に違いがあることをご存知でしょうか。
選び方を間違えると、「すぐに枯れてしまった」「思ったより高かった」と後悔することもあるかもしれません。
そこで今回は、お墓参りのお花を購入できる場所ごとの値段相場を比較してみました。
値段相場が異なる理由や、それぞれの場所で購入するメリット・デメリットも解説します。お墓参りのお花をどこで買うか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
お墓参りの花はオンラインショップで購入するのもおすすめです。12時までのご注文で最短当日発送可能なため、お急ぎの方にも人気があります。
詳しくは、下記ページより確認できます。
[https://andplants.jp/collections/offering-flower]お墓参りにお供えするお花の購入場所
お墓参りのお花を購入できる場所は、主に以下の5つです。
- 花屋
- スーパー・ホームセンター
- 産直市場
- 霊園の売店
- コンビニ
お花屋さんでは、お花を数本組み合わせて形を整えた、お墓用のお花を販売しています。
店頭になくても、注文すればその場で作ってもらえるでしょう。花立てに合う長さに調整してくれます。
スーパーやホームセンター、産直市場は、お供えに適したお花が3本〜5本ほどセットになっているお店が多いです。自分で長さやバランスを調節して花立てに生けます。
霊園の売店や、霊園近くのコンビニで販売していることもあります。はさみがなくてもすぐに生けられるよう、花立てに合うサイズで組んだ商品が主流です。
どこで買えるか分からない場合は、近くで購入できる場所があるか、霊園に問い合わせてみるのもいいかもしれません。
オンラインショップでも購入できる
お墓参りのお花は、オンラインショップで購入することもできます。
オンラインショップならお店に出向く必要がなく、自宅でお花を受け取れます。お手持ちのスマートフォンでいつでも注文できる点も魅力です。
AND PLANTSでは、お墓のお供えにふさわしいブーケをご用意しています。
故人を想う気持ちに寄り添えるような、優しい印象のお花で仕上げました。大切な人のお墓参りに、AND PLANTSのお供えブーケもぜひご覧になってみてください。
[https://andplants.jp/collections/offering-flower]場所別|お墓参りのお花の値段相場

お墓参りのお花は、販売するお店の形態によって値段相場が異なります。
場所ごとの具体的な値段相場は、以下の通りです。なお、お墓にお供えする際は2束1組の一対で購入することが多いため、一対の価格で表示しています。
- 花屋|1,000円〜4,000円
- スーパー・ホームセンター|800円〜2,000円
- 霊園の売店|1,000円〜3,000円
- 産直市場|800円〜2,000円
- コンビニ|1,000円〜3,000円
お墓参りに行く際にはお花をどこで買うとお得になるのか、値段相場が異なる理由を挙げながら解説していきます。
花屋|1,000円〜4,000円
お花屋さんのお墓参りのお花は、一対1,000円~4,000円が相場です。1束500円〜2,000円の価格帯で販売されています。
スーパーやホームセンターに比べると価格がやや高い理由は、2つ挙げられます。
1つめは、個人で仕入れるお店が多いためです。大量発注が可能な量販店に比べると、1本あたりの価格が高くなってしまいます。
2つめは、高品質のお花を扱う傾向が強いためです。お花屋さんでは1本単位で販売しているため、1本でも見栄えのよい高品質のお花を揃える必要があります。
高品質のお花は価格が高い分、1輪が大きく茎がしっかりしており、花持ちがよいのが特徴です。見た目も華やかで長持ちしやすく、結果的にコストパフォーマンスがよいことがあります。
スーパー・ホームセンター|800円〜2,000円
スーパーやホームセンターでは、お墓参りのお花は一対800円~2,000円が相場です。1束400円~1,000円前後で販売されています。
スーパーやホームセンターは系列店で大量に仕入れられるため、個別で仕入れるお花屋さんに比べて安い傾向があります。特売日やポイント還元を利用すれば、さらにお得に購入できるでしょう。
一方で、品質はやや劣る場合も。安く提供するため、品質ランクが低いお花を扱っているお店もあります。
長持ちしないこともありますが、飾る期間が短いお墓参りには十分と考える人も多いです。簡単に済ませたい時や複数のお墓参りをする際、日々のお参りなど、コストを抑えたい時にぴったりです。
霊園の売店|1,000円〜3,000円
霊園の売店では、一対1,000円~3,000円で販売されています。一般的にお墓参りの用途で購入する人がほとんどのため、一対のセットで販売しているところが多いです。
スーパーのような大量仕入れが難しいことから、価格はやや高めの傾向があります。
とはいえ、手ぶらでお墓参りに行ける点が魅力です。事前にお花を用意する手間や、お墓参りの荷物を減らせるため、タイムパフォーマンスがよいと言えるでしょう。
産直市場|800円〜2,000円
産直市場では、一対800円〜2,000円が相場です。1束400円~1,000円程度で、時期や生産状況によっては1束300円から購入できることもあります。
産直市場では、市場や仲介業者を通さずに直接生産者から仕入れるため、中間コストが抑えられます。そのため、安い価格で新鮮なお花を購入できるのが利点です。
しかし、産直市場は店舗数が多いとは言えず、車がなければ行きにくいかもしれません。産直市場が近隣にある人にとっては、お得にお花を購入できる場所のひとつです。
コンビニ|1,000円〜3,000円
コンビニで販売しているお墓参り用のお花は、一対1,000円~3,000円程度で、1束500円~1,500円が相場です。
スーパーに比べると価格はやや高めですが、時間を選ばずにお花を購入できます。24時間営業の店舗が多いため、早朝にお墓参りをしたい時にも便利でしょう。
ただし、種類や在庫が少なかったり、お墓用のお花を販売する店舗が近くになかったりもします。取扱い店舗が分かる場合には、タイムパフォーマンスがよいと言えるでしょう。
場所別|お墓参りのお花のメリット・デメリット

お墓参りのお花は、購入する場所によって値段相場が異なることが分かりました。コスト面だけで考えれば、手軽で安く買えるスーパーやホームセンターがおすすめと言えるでしょう。
しかし、「命日は華やかなお花をお供えしたい」「どんなお花がふさわしいか分からないから店員さんに相談したい」「バスや電車を利用するので荷物を減らしたい」など、コスト以外の悩みが出てくることもあります。
そこでここからは、それぞれの場所で購入するメリット・デメリットをご紹介します。
- 花屋
- スーパー・ホームセンター
- 霊園
- 産直市場
- コンビニ
用途や状況に合わせて、どこで買うかを決めるといいですね。
では順番に詳しく見ていきましょう。
花屋
メリット | ・希望のお花で作ってもらえる ・プロに相談できる ・高品質で鮮度がよい |
デメリット | ・価格が高い |
お花屋さんでお墓のお花を購入するメリットは、好きなお花を選べる点です。「故人の好きなお花をお供えしたい」「命日やお正月は豪華にしたい」「色を指定したい」など、細かく注文できるのが魅力です。
お花のプロが相談に乗ってくれるので、「お墓参りにふさわしくないお花をお供えしてしまった」といったトラブルも避けやすいでしょう。
デメリットに価格が高いことが挙げられますが、その分品質がよく長持ちしやすいメリットもあります。また、お墓の花立てに合ったサイズで形を整えて組んでくれるため、見た目も美しいです。
お墓参りのお花に慣れていない人は、まずはお花屋さんで注文してみるといいでしょう。特別な意味を込めてお墓参りをしたい日にも、お花屋さんでの購入がおすすめです。
スーパー・ホームセンター
メリット | ・便利で買いやすい ・価格が安い |
デメリット | ・お花の鮮度や品質が劣ることがある |
スーパーやホームセンターでお墓参りのお花を購入するメリットは、安くて便利な点です。
お墓参りに行く途中で寄ったり、お線香やろうそくなどお供えに必要なものと一緒に購入したりできる利便性があります。
デメリットは、品質や管理環境がよくないことがあり、鮮度に欠けたり長持ちしにくかったりする点です。お花屋さんのようにスタッフがついていないため、購入する際は自分で見極める必要があります。
お墓参りのお花の購入に慣れている人やコストを抑えたい人におすすめと言えるでしょう。
霊園
メリット | ・便利で買いやすい ・宗派や地域に合ったお花を購入できる |
デメリット | ・価格が高い ・場所や日によって販売していないこともある ・種類や在庫が少ない |
霊園の売店で購入するメリットは、お墓参りの荷物を減らせることです。
公共交通機関でお墓へ行く場合、お花を持ち歩くのが大変と感じる人も多いでしょう。霊園の売店で購入すれば、準備や持ち運ぶ手間を省くことができます。
お花を忘れてしまった時や足りなくなった時にも便利です。
お花の種類は少ないですが、宗派や霊園のルールに合ったお花を購入できるメリットもあります。周囲のお墓と調和が取れた、ふさわしいお花をお供えすることができます。
しかし、すべての霊園でお花を販売しているわけではありません。参拝者が増えるお彼岸やお盆、お正月にのみ販売していることも多いです。ご利用の際は、事前に確認しておきましょう。
産直市場
メリット | ・価格が安い ・鮮度がよいものが多い ・朝早くから営業するお店も多い |
デメリット | ・店舗数が少ない ・日によって流通量にばらつきがある |
産直市場でお墓参りのお花を購入するメリットは、鮮度や品質がよく、価格が安いお花が多い点です。
生産者から直接仕入れる産直市場ならではの価格で、季節のお花を購入することができます。収穫してから日が浅いことも多く、新鮮で長持ちするお花を選べます。
ただし、量販店のように流通が安定していません。季節や生産者によって品揃えや価格、品質にばらつきがあることもあります。
また売り場にスタッフがついていないため、自分で種類や品質を見極める必要があります。
お墓参りのお花選びに慣れている人にとっては、お得にお花を買える場所です。開店時間が早いお店が多いため、お墓参りの前に寄りたい人にもおすすめです。
コンビニ
メリット | ・便利で買いやすい ・時間を選ばずに購入できる |
デメリット | ・価格が高い ・場所や日によって販売していないこともある ・種類や在庫が少ない |
コンビニは、「お墓参りのお花を忘れてしまった」「用意していたお花が足りなかった」などの場合に便利です。24時間営業で、時間を選ばずに購入できる点もメリットです。
しかし、お墓参りのお花を販売している店舗は限られています。
主に大きな霊園の近辺にある店舗は取り扱っていることが多いですが、お彼岸やお盆、お正月のみ販売するお店もあります。「昨年はお花を売っていたけど今年はなかった」といったケースも少なくありません。
来店する前に電話で確認すると確実でしょう。
AND PLANTSのお供え用のお花なら、ご自宅に届くためお花を買いに行く手間が省けます。
お墓参りには、お供え用おまかせブーケがおすすめです。
気になる方は下記のページからご覧になってみてください。
[https://andplants.jp/products/offering-bouquet-white-small]お墓参りのお花を購入する際の注意点

お墓に美しいお花をお供えするためには、購入する際に気をつけたい注意点がいくつかあります。
どこで買う際にも、以下の点に注意して選ぶといいでしょう。
- ふさわしくないお花は選ばない
- 15cm以下の茎のお花は選ばない
- 葉にハリがないお花は選ばない
自分で選ぶ自信がない人は、プロが相談に乗ってくれるお花屋さんで買うとよいかもしれません。選び方に慣れてきたら、スーパーやホームセンターなどの安くて便利なお店で購入するといいでしょう。
では、ひとつずつ解説していきます。
ふさわしくないお花は選ばない
一般的に、お墓のお供えにはふさわしくないと言われるお花があります。主な種類と、ふさわしくないと言われる理由を以下にまとめてみました。
お花の種類 | 理由 |
トゲがあるお花 (バラ・アザミ・ボケなど) |
殺生を連想するため |
毒があるお花 (スズラン・ヒガンバナ・シャクナゲなど) |
殺生を連想するため |
ツルがあるお花 (クレマチス・アイビーなど) |
「ツルが絡み付いて成仏の妨げになる」と考えられるため |
花びらが散りやすいお花 (サクラ・ハギなど) |
お墓を汚す可能性がある |
香りが強すぎるお花 (カサブランカ・キンモクセイ・クチナシなど) |
虫を引き寄せやすい |
食べられるお花 (アワ・ムギなど) |
害獣を呼び寄せる可能性がある |
上記のお花は、お墓の環境を損ねたり、周囲のお墓や参拝者に迷惑をかけたりする可能性があります。できるだけ避けた方がいいでしょう。
もしお供えしたい時は、お参りした後すぐにお花を持ち帰る方法がおすすめです。
15cm以下の茎のお花は選ばない
お墓の花立ては深さが15cm〜20cm程度のものが主流なため、花立てに入る茎部分が15cm以下の商品を選ばないようにしましょう。
花立てに対してお花の茎が短いと、お花が倒れてうまく生けられないことがあります。
風でお花が落ちて周辺を汚してしまったり、水が十分に行き届かず早く枯れてしまったりする可能性もあるので注意してください。
お墓参り用のお花は一般的に長めに仕上げられますが、仏壇用のお花は茎が短く整えられている場合があります。仏壇用の花立てが、お墓の花立てに比べてコンパクトなものが多いためです。
仏壇用とお墓用のお花はよく似ているため、購入時には茎の長さを確認しましょう。
葉にハリがないお花は選ばない
スーパーやホームセンター、産直市場のような自分でお花を選ぶお店では、鮮度の確認が大切です。
多くの量販店では数本をまとめてセロハンで包んでいるため、蒸れや傷みによる劣化が見えないことがあります。入荷してから日にちが経っている商品もあるので、注意しましょう。
鮮度を確認するポイントは、葉のハリです。
葉がピンとしているお花は新鮮です。葉がしおれているものや傷んでいるものは、早く枯れてしまうことがあるので避けてください。
さらに長持ちさせたい時は、茎が太くてしっかりしているものやお花が開ききっていないものを選ぶといいでしょう。
お墓参りにふさわしいお花の種類

では、お墓参りにはどんな種類のお花を選べばいいのでしょうか。一般的にお墓参りによく選ばれるお花は、以下の通りです。
- キク
- カーネーション
- ユリ
- スターチス
- 季節のお花
お墓参りにふさわしいと言われる理由も含めて、順番にご紹介していきます。
キク
キクは、すっきりとした香りが邪気を払うと言われ、お墓参りにふさわしいお花とされています。
丈夫で長持ちしやすいことや安定した生産量で一年中手に入ることも、お墓参りのお花として選ばれる理由です。
キクは、はさみではなく茎を手で折るようにすると、よく水を吸い上げる性質があります。お墓参りの際にはさみを忘れてしまった時にも、お供えしやすいでしょう。
カーネーション
カーネーションは花びらが散りにくく長持ちしやすいため、お墓参りのお花によく選ばれています。
母の日のイメージもあり、母親を偲ぶ際に選ぶ人も多いでしょう。
カーネーションは花の色が豊富で、はっきりした色から優しいパステルカラーまでさまざまな色の種類があります。故人のイメージに合ったお花をお供えしたい時にもぴったりです。
ユリ
ユリは美しく品格があり、故人やご先祖様への敬意を示すのにぴったりのお花です。
しかし、香りが強いカサブランカのような品種はお墓参りに適していません。虫を寄せ付けたり、お線香の香りをかき消してしまうと言われているためです。
お墓参りには、香りが少ないスカシユリやテッポウユリがおすすめです。
また、ユリをお供えする際には、花粉は取り除きましょう。花粉が墓石に付着すると取れにくく、掃除が大変です。周辺のお墓に迷惑をかける場合もあるので、注意してください。
スターチス
スターチスは、鮮やかな色がいつまでも続くことから、お墓参りにぴったりのお花です。
濃い色の部分はお花ではなく萼(がく)で、色褪せにくいのが特徴です。
時間が経っても、しおれたり腐ったりしにくい性質があります。水がなくなっても汚くなりにくいため、見た目も美しく、お墓を汚す心配もありません。
比較的安価で年中出回っており、コストパフォーマンスが非常によいお花と言えるでしょう。
季節のお花
お墓には、季節を感じるお花をお供えするのもよいとされています。
季節のお花は故人やご先祖様に自然の美しさを感じていただけると同時に、お参りする人の心を癒してくれると言われています。
お墓参りにふさわしい、おすすめのお花を季節ごとにまとめてみました。
- 春|アイリス、キンセンカ、マーガレット
- 夏|ジニア、グラジオラス、センニチコウ
- 秋|リンドウ、ケイトウ、ススキ
- 冬|ストック、シンビジューム
上記のほかに、故人の好きだったお花をお供えしてもかまいません。
その際、長持ちしにくいお花をお供えしたい時は、お参りが済んだらその日に持ち帰る方法がおすすめです。長持ちするお花でも、1ヶ月以上お花を交換に来れない場合はその場で持ち帰ったほうがいいでしょう。
なお、お墓から持ち帰ったお花を仏壇にお供えしてはいけないと言われています。花瓶に飾って美しさを楽しみましょう。
お墓参りのお花をどこで買うか悩む人によくある質問

ここでは、お墓参りのお花をどこで買うか悩む人によくある質問をまとめてみました。
- お墓参りに仏花を購入してもいい?
- お墓参りのお花は前日に買っても大丈夫?
- お墓参りでお供えしたお花は何日もつ?
- お墓参りにお花を忘れてしまった場合、お線香だけでもいい?
- お墓参りにお花は入れず、シキミだけをお供えしてもいい?
順番に見ていきましょう。
お墓参りに仏花を購入してもいい?
お墓参りには、仏花を購入して問題ありません。
仏花(ぶっか、ぶつばな)と聞くと、仏壇にお供えするお花をイメージする人もいるでしょう。仏壇は仏花、お墓は墓花(はかばな、ぼか)と呼び分ける人や地域も多いです。
しかし、使われるお花の種類がほぼ同じため、仏花と墓花の区別は明確ではありません。お墓用のお花もまとめて「仏花」と表記しているお店も多くあります。
そのため、仏花として販売されているお花をお墓にお供えすることに問題はありません。
ただし仏壇用の仏花は、コンパクトな仏壇に合わせて、茎を短めに処理している商品もあります。お墓の花立てに合うよう、茎が長いものを選んでください。
お墓参りのお花は前日に買っても大丈夫?
お墓参りのお花は、前日に買っても大丈夫です。その際は、お花が傷まないよう水揚げしてしっかり水に浸けておきましょう。
カーネーションやユリなどは、茎をはさみで斜めに切って水揚げをします。水中で茎を切る水切りを行うと、よりお花が長持ちしておすすめです。
キクは、はさみではなく手で折るように切り戻すと、水の吸い上げがよくなります。
また、キクは水の量によって開花具合を調整できます。お花を早く咲かせたい場合は水を多めに、ゆっくり咲かせて長持ちさせたい時は水を少なめにするといいでしょう。
お墓参りでお供えしたお花は何日もつ?
春や秋のように気温が穏やかな時期であれば、1週間から2週間ほど持つことが多いです。
しかし、夏場は水温が上がりやすく、数日で枯れたり腐ったりすることもあります。異臭の原因にもなるため、お花を放置しないようにしましょう。
0℃以下になるような寒い時期も、お花が凍って傷んでしまうことがあります。
1ヶ月以上お墓に行けない場合は、お参り後にお花を持ち帰るのもひとつの方法です。また、お花を持ち帰るように呼びかけている霊園もあるので、一度ルールを確認してみてください。
お墓参りにお花を忘れてしまった場合、お線香だけでもいい?
お墓参りにお花を忘れてしまった時は、お線香だけをお供えしてもよいでしょう。
お花やお線香を持参するのが理想ですが、大切なのはお参りする気持ちです。お花やお線香がなくても、しっかりと手を合わせてお参りをすればいいと言われています。
ただし、お花をお供えしないことをよく思わない人もいます。家族や親族の意向を聞きながら、お参りの在り方を考えてみるのもいいですね。
お墓参りにお花は入れず、シキミだけをお供えしてもいい?
シキミ(シキビ)とは、仏教でよく用いられる常緑樹です。
強い香りと毒を持つことから、邪気を払うと言われています。また、害獣を寄せつけない効果もあると言われ、古くからお墓にお供えされてきました。
シキミは暑さや寒さに強く長持ちするため、お花の代わりにシキミだけをお供えすることもあります。「コストを抑えたい」「管理を楽にしたい」と考える人にとっても、シキミは実用的な選択肢といえるでしょう。
ただし、シキミだけでよいかは宗派や地域、家族の考え方によって異なります。不安がある場合は、家族や霊園に相談してみるといいでしょう。
まとめ
お墓参りのお花をどこで買うのが最適かは、値段の安さ・見た目の美しさ・購入する際の利便性など、目的や用途によって異なります。
お墓参りのお花のコストを抑えたい時は、スーパーやホームセンターが最適と言えるでしょう。一方で、特別なお花を入れたい時や華やかにお供えしたい時は、お花屋さんがおすすめです。
お花を忘れてしまった時やお花が足りなくなった時は、購入してすぐにお供えできる霊園の売店やコンビニを利用すると便利です。
故人を偲ぶ気持ちに合わせて、購入する場所を選んでみてください。
お墓参りには、AND PLANTSのお供え用おまかせブーケがおすすめです。故人を偲ぶ気持ちにふさわしい、優しい印象のお花で仕上げました。
命日や特別な日のお墓参りにもぴったりです。サイズや色の種類も複数ご用意しています。
気になる方は下記のページからご覧になってみてください。
[https://andplants.jp/products/offering-bouquet-white-small]