はじめに
こんにちは!アンドプランツのももこです。
毎月お届けする「今月の育て方」、7月分のご案内です。
今年の梅雨は短く、夏が猛暑だそうで、いよいよ夏がやってきますね!
人も植物も夏バテしないように過ごしましょう。
今月のポイントは「梅雨が明けたら外には出さない!」
6月のポイントでは、外に出して風を雨に当てて植物をキレイに健やかに!とお話しましたが、それも梅雨までの間にしましょう。
梅雨明けからはとにかく”外に出さない!”が鉄則です。真夏の直射日光は、ほんの10分でも葉が焼けてしまうことも。曇りの日でも、水やり後に土が熱されて根が蒸れて傷んでしまったりとトラブルの原因になります。
葉焼けや根傷みは戻りません。夏の間は、適度な明さと気温が確保できる室内で管理しましょう!
\夏の太陽のように明るい葉色の植物は元気が出ますね!/
置き場所のポイント
夏の暑い時期は観葉植物の生育期。どの株もどんどん光合成を行い元気に育てるため、太陽の光が入る明るい場所で管理しましょう。
ただし、真夏の直射日光は葉焼けをしてしまうことがあります。気温が30度以上の晴れの日などは、日中はレースカーテン越しに光を取り入れると安心です。
また、熱くなるとエアコンを使用するため窓を開けることが少なくなるため、サーキュレーターや扇風機を活用し、置き場所の空気が流れる様に心がけましょう。
水やりのポイント
土が中までしっかり乾いたら、鉢底から水が出るまでたっぷりお水を与えます。
真夏は本当によく土が渇きます!特に小鉢は、水切れに気をつけます。土の渇表面が乾いていたら与えても良いでしょう。
また、水やりの時間は涼しい午前中か夕方に。水やり後に部屋の温度が急激に上がり、無風の状態ですと株が蒸されて傷んでしまいます。お休みの日の午前中に、エアコンをかけた状態で水やりするのをお勧めします。
▼書籍「決定版 よくわかる観葉植物」
書籍「決定版 よくわかる観葉植物」に四季の水やり、お手入れについて掲載しています。暑い夏は涼しいお部屋で植物本を読むのもおすすめですよ♪
お手入れのポイント
【肥料】【植え替え】
最高気温30〜32度までが目安です。暑すぎる夏は植物もバテ気味です。様子を見ながら作業をしましょう。猛暑が続くようなら秋までお休みです。
【剪定】
気温の目安はありませんが、できるだけ風があるカラッと晴れた日に行いましょう。エアコンをつけたりサーキュレーターをつけたりするこの時期の室内は意外と乾燥しがちです。
ミストの細かい霧吹きで、朝や夕方に葉水を行うと植物が喜びます◎
▼私の7月のおすすめ!
夏の間はとにかく農家さんから来る株が大きく元気です!気になる植物がいたらぜひこの夏にGETしてみてはいかがでしょうか?
ドラセナ・コンシンネ・ホワイボリー L
ホワイトのシャープな葉が涼し気でGood!
モンステラ・デリシオーサ S
夏のモンステラ、ボリューム大でおすすめです!商品写真よりもかなり良いものが入ってます!
今月のQ&Aコーナー
毎日カスタマーサポートに届くお客様からのお問い合わせをピックアップし、私がお答えするコーナーです!
Q:オリーブやユーカリを屋内で管理したいのですが難しいですか?
A:残念ながら難しいのです。
必ず葉落ちや葉の異常が発生し、元気がなくなってしまいます。元々の原生地が風がよく通る地域であることから、風がないのが致命的になります。
また、室内の日照ですと健康な株に育ちません。ベランダやお庭を想定してお家に迎えていただけると安心です◎
Q:幹を太くする方法はありますか?
A:うわー!これYouTubeで話したいです!メルマガじゃ文字数が足りない…。
ポイントは、定期的な植え替えと剪定・鉢のサイズはジャストサイズ気味に・風によく当てることです!
水を求めて根が伸びる性質を利用し、鉢の中の土が乾く頻度を上げるのがミソ!新陳代謝を早く回してあげるのがコツです。
次は動画でしゃべりますね!
▼今月のイチオシプランツ
やっぱ夏はロベっしょ!ということで大型のヤシ「フェニックス・ロベレニーXL」が今月のイチオシです!
屋内外どちらでも育ちますよ。室内の場合は日当たりよくして風を通してくださいね。水やりはこまめに◎
今月のひとこと
八丈島に仕入れに行ってきましたよ。今後のリリースに乞うご期待です!
安定の雨女を発揮し、飛行機が止まり2日目の朝一の便で帰る羽目になってしまい、行きたい農家さんに行けませんでした…涙
島あるあるということで、またすぐお邪魔したいと思います!八丈島、自然豊かでとても大好きです。