受賞・受章祝いは、今までの功績や努力が認められた、大変名誉あるお祝いです。
受賞は、芸術・文化・スポーツなど様々なコンクールやコンテストで賞を受けることをいいます。受章は叙勲ともいい、国家や公共のための功労や功績がある人に対して、国から勲章を授けられることです。
受賞・受章のお祝いのお花は、その名誉に相応しい華やかなお花のギフトを贈りましょう。お渡しする場面に適したお花、ピッタリな花言葉をもつお花などを紹介します。
下記のページには華やかなデザインとボリューム感を重視したスタンド花をまとめました。開店祝い、就任祝いなど、特別な催事やお祝い事におすすめです。
[https://andplants.jp/pages/stand-flower]受賞・受章祝いに贈るおすすめの花ギフト
受賞・受章祝いにおすすめのお花のギフトには、いくつかの選択肢があり、それぞれに特徴があります。お渡しする場面によって、適したお花のスタイルは異なるので、場面に合わせたお花を選びましょう。
その場に合わせたものを贈ることで、会場を華やかに彩ったり、持ち帰りの負担を軽減したりすることができます。
- コチョウラン
- アレンジメント
- スタンド花
- 花束
- プリザーブドフラワー
①コチョウラン
気品のある豪華なお花の贈り物と言えば、コチョウランです。催しのある会場やお店で飾られているのを見たことのある人も多いのではないでしょうか。
コチョウランは鉢植えのタイプで、花束やアレンジメントより長持ちする特徴があります。室内など暖かい気温が一定に保たれている環境は特に向いていて、長持ちしてくれます。
受賞・受章祝いのような晴れやかで名誉あるお祝いに適しているのが、高級感のあるコチョウランです。式典などの会場で飾った後は、お家で飾ってもらうこともできます。鉢は重みがあり運ぶのは少し大変なため、最初からご自宅宛てに贈るのも良いでしょう。
[/collections/phalaenopsis]②アレンジメント
アレンジメントは、そのまま置いて飾れるようにお花がアレンジされています。大きさも予算によって幅があり、3,000円程度のコンパクトなものから30,000円程度の大きなものまで作ってもらうことが可能です。大きさの融通が利くため、色々なお祝いの場面で活躍します。
受賞・受章祝いの場面にもアレンジメントは適しており、会場では入り口や受付に置いて飾りやすいため人気があります。花瓶に生けかえる手間もないので、貰った人も助かるでしょう。
[/collections/flower-arranges]③スタンド花
豪華で立派なお祝い花といえば、スタンド花です。お店の開店祝いなどで、お店の前に並んでいるのを見たことがある人も多いですよね。
式典や祝賀会がある場合は、会場にスタンド花を飾ることもあります。特に受章の場合は、ニュースや新聞で取り上げられることがあり、大きな式典となります。その際は、会場にも確認しながらスタンド花を贈りましょう。
存在感抜群のスタンド花が会場を華やかにし、受章のお祝いムードを高めてくれます。
[https://andplants.jp/products/stand_flower-1_step-yellow]④花束
式典や祝賀会で相手に直接渡すことができる場合は、花束で贈るのも良いでしょう。親しい間柄であれば、好きな色など好みも分かりますよね。相手の好きな色や、好きなお花を入れた花束にすれば、より喜んでもらえるでしょう。
相手の好みが分からないときは、お祝いらしい王道の赤を入れたり、黄色、オレンジなど暖色系にしたりするのもおすすめです。お祝いと言ったら「赤」というイメージを持っている人は多く、お祝いに適した色です。鮮やかな色味で贈ると良いでしょう。
AND PLANTSでは、受賞・受章祝いの贈り物にもおすすめの花束を扱っています。旬のお花をメイン花材にして、そのお花に合った色味の花材や新鮮な葉物をフローリストがご提案するブーケです。
お祝い事にぴったりなセレブレートブーケもご用意していますので、ぜひイメージに合うものを選んでみてください。
[https://andplants.jp/products/celebrate_bouquet_cool_color_large]⑤プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは、生花を加工して長期間鑑賞できるようにしたものです。生花を加工しているので、造花でもなくドライフラワーでもない特殊な種類です。
プリザーブドフラワーは、生花と比べるとコンパクトなサイズの器にアレンジされていて、お家で場所を選ばずに飾ることができます。家に飾ってもらうことを前提としたプレゼントに適しており、サイズも小さめなので持ち帰る際も相手の負担にならないでしょう。
お祝いのお花としては好みも分かれるところなので、相手が可愛らしいものを好む場合にはおすすめです。
受賞・受章祝いにおすすめの花
受賞・受章におすすめの花言葉をもつお花を紹介します。今までの努力や功績が認められたことに対するお祝いと、これから更に活躍することを願ってこのような花言葉をもつお花を贈ると良いでしょう。
- コチョウラン:幸福が飛んでくる
- ラナンキュラス:名誉
- グロリオサ:栄光
①コチョウラン:幸福が飛んでくる
コチョウランには「幸福が飛んでくる」という花言葉があるため縁起が良く、この花言葉がお祝いによく用いられる理由のひとつでもあります。花言葉の意味から、開店祝いや開業祝いにもよく利用されています。
花の形が蝶のように見えることから「胡蝶蘭」と名付けられたともいわれており、蝶が幸せを運んでくるようなイメージができますね。コチョウランの縁起の良い花言葉とその美しさは、受賞・受章祝いにぴったりと言えます。
[https://andplants.jp/products/phalaenopsis-deeppink-tableplants-s]②ラナンキュラス:名誉
ラナンキュラスの花言葉には「名誉」という意味があります。この花言葉がついたのは、西洋史が関係しているといわれています。
フランスのルイ9世がエルサレム奪還の帰りに、母の好きなラナンキュラスを持ち帰りました。当時、大きな名声と名誉があった彼にちなんで、ラナンキュラスは名誉という花言葉がついたといわれています。
ラナンキュラスは幾重にも重なる花びらが特徴で、バラにも似た華やかさがあるお花です。春らしい可愛らしさがあるので、春の叙勲や春の時期の受賞に贈るのがおすすめです。
③グロリオサ:栄光
鮮やかで躍動感のあるグロリオサ。花言葉に「栄光」という意味があり、グロリオサという名前にもラテン語で栄光という意味があります。受賞・受章祝いにぴったりの花言葉です。
グロリオサは、波打つような独特な細い花びらが特徴的で、花束などに入れると存在感を放ちます。お花の色は赤が一般的ですが、黄色の種類などもあり珍しい品種も増えています。
他のお花で例えることができない面白い花型なので、ゴージャスで華やかなお花を贈りたいときには特におすすめです。
花の相場は受賞内容によって変わる
贈るお花の相場は、コンテストやコンクールでの受賞なのか、国から授けられる叙勲かなどによって変わります。また、賞の知名度や貢献度、立場や関係性によっても相場は変わってきます。
贈る相手との関係性も考慮しながら、相場をチェックしていきましょう。
- 身近な受賞:3,000~15,000円
- 国の勲章や褒章:10,000~50,000円
身近な受賞:3,000~15,000円
身近な受賞の場合は、子供は3,000~10,000円、大人は5,000~15,000円、法人やスポンサー関係の人であれば10,000円~などが相場です。個人から贈るお花なのか、法人から贈るお花なのかでも相場は変わります。
個人からお花を贈るときに相場以上のものを贈ると、かえって相手に気を遣わせてしまうこともあるので注意が必要です。法人のお花は、会社でお付き合いのある相手になるので、見栄えの良いものを贈ると良いです。
国の勲章や褒章:10,000~50,000円
国の勲章や褒章の場合は、10,000~50,000円が相場になります。この場合も、個人からのお花なのか、法人のお花なのかで相場が異なります。個人で家族や友人に贈る場合は10,000~20,000円、法人からは15,000円~が相場の目安です。
勲章や褒章では、会場に豪華なお花がたくさん並ぶことが考えられます。見劣りしないように、ワンランク上の商品を選ぶと良いでしょう。スタンド花やコチョウランを贈る方が多いため、見栄えするものを贈るのがポイントです。
受賞・受章祝いに花を贈る際の注意点
受賞・受章祝いのお花を贈るときには、最低限守った方が良いマナーや贈るのに適したタイミングなどがあります。タイミングが悪いと失礼になってしまうこともあるので注意が必要です。
スムーズにお祝いのお花を贈れるように気をつけるポイントをチェックしてきましょう。
- 受賞内容を確認する
- 受賞から1週間以内に贈る
- 縁起のよい花言葉の花を贈る
受賞内容を確認する
身近な人が受章をしたら、最初に受賞内容を確認しましょう。お花を贈る際に、誤った認識で受賞内容を伝えたり、間違った受賞名(受章名)でメッセージカードに記載したりすると相手に失礼です。コンクールの名前などは間違えやすいポイントなので気をつけましょう。
お花屋さんに名札やメッセージカードの制作を依頼するときは、念入りに確認してから発注してください。札に記載する内容を間違えるのも大変失礼です。
制作後に間違いに気づいても、直せる状況ではないことが多いです。事前に十分確認してから贈り物の手配を進めましょう。
受賞から1週間以内に贈る
受賞から、1週間以内にお花を贈るのがマナーです。受賞してからなるべく早く贈ることが良いとされています。目安となるのは受賞発表から10日間と言われるので、遅くとも10日以内には贈るのがベターです。
それよりも贈るタイミングが遅れると、相手に失礼になってしまいます。もしすぐにお花をすぐ贈ることが難しい場合は、電話やメールなどで先にお祝いの言葉を伝えましょう。
お祝いのお花を贈る際は、本来は先に受賞者にお祝いの言葉を伝える連絡をして、その後にお花を贈るのがマナーです。先に一言お祝いの気持ちを伝えてから、お花を送るようにしましょう。
縁起のよい花言葉の花を贈る
受賞・受章祝いのお花は、その名誉あるお祝いに相応しい縁起のよい花言葉を持つお花を贈りましょう。最初に紹介したような「栄光」「名誉」の意味を持つお花、ガーベラが持つ「常に前進」グラジオラスの「努力」などもおすすめです。
なかには、あまり良い意味の花言葉を持たないお花もあります。できるだけ、そのようなお花は避けるようにしましょう。
受賞・受章に合う花言葉のお花をリサーチして、そのお花が入ったギフトを贈って相手にお祝いの気持ちを伝えれば、きっと喜んでもらえるはずです。
受賞・受章祝いで花を贈る方からよくある質問
受賞・受章祝いのお花に関するよくある質問を紹介します。メッセージカードや立て札については、どの用途のお花でも疑問に思いやすいポイントです。どのように用意すればいいのかも含めて解説するので、参考にしてくださいね。
- お花はどこに贈ればいい?
- メッセージや立て札は必要?
お花はどこに贈ればいい?
受賞・受章祝いのお花は基本的にご自宅にお届けしますが、式典や祝賀会が行われる場合は会場に届けるのも良いです。会場に届けるときは、会場でお花の受け取りをしてもらえるのか事前に確認しましょう。会場によっては、お祝い花の受け取りが不可の会場もあります。
受章された方は、受章後多忙にしていると考えられるので、お花を送っても受け取りしてもらえるか分かりません。受け取り可能な日時を確認してから送るようにしましょう。
メッセージや立て札は必要?
祝い花には、立て札が必要です。式典や祝賀会で飾られる花には、立札をつけましょう。個人から贈る際は、メッセージカードを付けるとより相手に喜んでもらえるので、ぜひ付けることをおすすめします。
立て札には、赤文字でお祝いの字を入れて、宛名、送り主の名前を入れて作られるのが一般的です。会場では札があることで、どなた宛のお花で、誰から贈られたお花なのかが分かるようにする役割があります。
立て札の内容をどのように記載したら良いか分からない方は、お店の人に伝えると適した内容で札を作成してもらえるので相談しましょう。
まとめ
受賞・受章祝いは、コンクールなどで賞を受けることと、国から勲章を授けられることのふたつがあります。
受章・受章祝いのお花を贈るポイントは、ご自宅に送るお花なのか、会場に送るお花なのかに応じてコチョウラン、アレンジメント、スタンド花などから適したものを選ぶこと。受賞発表から10日以内にお祝いのお花を贈り、お祝いの言葉もしっかり伝えることがポイントです。
受賞者の家族や周りの人にとっても喜ばしい名誉あるお祝いです。功労や功績を称える華やかなお花を贈ってお祝いしましょう。