窓を開けたときに爽やかな風が入ってくると、すっきりした気分になりますよね。風水でも、窓からの気の流れが大切だと考えられています。
よい気を室内に導き入れ悪い気を外に出すためにも、窓の存在が欠かせないからです。
そこで今回は、窓にフォーカスした風水効果が高まる方法を解説していきます。
窓辺におすすめの開運アイテムや風水を取り入れるときの注意点も紹介していくので、「窓の風水が気になる」「運気アップしたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
簡単に窓から入る運気を高めたい場合は、お花を飾るのがおすすめです。「外からの悪い気を和らげる」「人間関係の運気向上につながる」などが期待されています。
お試し気分で始められるので、気になる方は以下のページをチェックしてみてください。
[https://andplants.jp/collections/subscription-flower]風水における窓の役割
窓を開けると外の空気が入ってきたり、部屋の中の空気が外に出て行ったりしますよね。
風水では、窓は運気の出入り口と考えられていて、よい運気を取り入れ悪い気を追い出す役割があるとされています。
つまり、閉めっ放しや汚れた窓は悪い気が溜まり、きれいな窓で換気をこまめに行えばよい気を引き寄せられるというわけです。
特に、東や南東、南側に窓があると、発展につながったりよい縁を引き寄せたりと、よい運気の流れが入ってくると言われています。
風水効果が高まる窓にする方法

- 窓や窓周辺をきれいに保つ
- こまめに換気をする
- 風水効果を高めるアイテムを取り入れる
それぞれ具体的に見ていきましょう。
①窓や窓周辺をきれいに保つ
窓からよい運気を呼び込むためには、窓や周辺をきれいに保つことが大切です。
窓が汚れていたり周りが雑然としていたら、なんとなく気分がよくないですよね。風水でも、汚れた場所には悪い気が溜まり、運気が下がると考えられています。
窓や周辺はこまめに掃除して、よい運気の引き寄せを期待しましょう。
②こまめに換気をする
換気も、運気アップに大切なポイントです。
換気をして空気の入れ替えをすると、部屋の空気がきれいになるだけでなく、気分もすっきりしますよね。
風水では、窓を閉めっ放しの部屋には邪気が溜まり、運気が下がると考えられています。
つまり、風水効果を高めるためには、窓を開けて新しい空気を入れるとともに、よい運気の流れを取り入れることが大切です。
また、換気は、朝起きたときに行うとよいとされています。
風水では寝ている間に体から悪い気が放出されると考えられているため、朝換気することで部屋に溜まった悪い気が外に出され、新しいよい気が呼び込めるとされているからです。
③風水効果を高めるアイテムを取り入れる
掃除や換気でよい運気が入りやすくなった窓を、もっと風水効果を高める場所にするためには、開運アイテムを取り入れるのもポイントです。
風水には陰陽五行という考えがあり、すべてのものは陰と陽に分けられ、さらに「木・火・土・金・水」の5つの要素に分類されるとされています。
陰陽五行を取り入れて陰陽のバランスを整えたり、五行で相性のよい組み合わせにしたりすることで、運気が安定すると考えられているわけです。
例えば、窓周辺で考えると
- ポジティブな空間にしたいなら、陽の要素を持つ観葉植物を飾る
- ガラスが水の要素を持つので、相性のよい木の要素を持つ布のカーテンをつける
といったアイテムを取り入れるのがおすすめです。
方角別の窓の風水|相性の良い色

風水は方角とも密接な関係があり、方角ごとに司る運気や相性のよい色があるとされています。
窓の方角ごとのおすすめの色を持つアイテムを置くことで、運気アップが期待できると考えられているので、ぜひ取り入れてみてください。
方角 | 高まる運気 | 相性のよい色 |
北 |
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北東(鬼門) |
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東 |
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南東 |
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南 |
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南西(裏鬼門) |
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西 |
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北東 |
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特に、東や南東、南に窓があるとよい運気を引き寄せやすいと言われているので、色の効果でさらなる運気アップを願うとよいでしょう。
また、北東の鬼門や南西の裏鬼門は、悪い気が溜まりやすいと考えられています。浄化や邪気払いを期待するなら、北東には白や赤、南西にはパステルイエローやラベンダーを取り入れるのがおすすめです。
窓から入る風水効果を高めるアイテム

風水効果を高める方法のひとつとして、開運アイテムを取り入れることを紹介しましたが、さらに5つのおすすめアイテムを具体的に解説していきます。
- カーテン
- 観葉植物
- 花
- アロマグッズ
- サンキャッチャー
すでに紹介した方角ごとの運気や相性のよい色とも照らし合わせて、叶えたい運気に合ったアイテムや色を選びましょう。
カーテン

カーテンは、運気の出入りを調整してくれると言われるアイテムです。
昼間はカーテンを開けておくことでよい運気を取り入れ、夜はカーテンを閉めることで入ってきた良い運気を部屋に留めることができるとされています。
また、窓ガラスは水の気を持ち、天然素材の木の気と相性がよいとされているので、綿や麻などのカーテンは相乗効果での運気アップも期待できるでしょう。
色は方角と相性のよい色でもよいですし、上げたい運気におすすめの色を使うのもありです。
主な運気と色をまとめたので、参考にしてください。
- 金運:パステルイエロー、クリーム
- 恋愛運:パステルピンク、水色
- 仕事運・勉強運:青
- 健康運:緑
- 人間関係運:オレンジ
- 浄化:白
- 厄払い:ラベンダー
モダンな部屋にしたいと黒のカーテンを選ぶ方がいるかもしれませんが、風水的にはNGとされています。黒は停滞の色で、悪い気が溜まってしまうと考えられているからです。
黒以外にも、暗いグレーや濃いネイビーなども、風水効果を考えるなら避けた方がよいでしょう。
さらに、カーテンは柄によっても風水効果が異なるとされています。
- 花柄:恋愛運
- チェック柄:仕事運、勉強運
- ストライプ柄:仕事運、発展運
- ドット柄:金運
- ボタニカル柄:健康運、金運
- 星柄:金運、仕事運
カーテンはレースカーテンと重ねることで、陰陽のバランスが整うと考えられています。また、カーテンではなくブラインドを使う場合は、金属製ではなく木製を選ぶとよいでしょう。
観葉植物

生命力や存在感のある観葉植物は、風水効果を高めてくれるとされるアイテムです。
特に、よい運気は風に乗って窓から入ってくると考えられているため、窓辺は観葉植物を置くのに最適な場所とされています。
もちろん、植物にとっても風通しのよい窓辺は、生育によい環境と言えるでしょう。
どの観葉植物を置くかは、上げたい運気で選ぶのがおすすめです。上げたい運気と代表的な観葉植物を以下にまとめました。
- 金運:パキラ、ガジュマル、フィカス・ウンベラータ
- 健康運:モンステラ、オーガスタ、ユッカ
- 仕事運:パキラ、ドラセナ・コンシンネ、ココヤシ
- 恋愛運:フィカス・ウンベラータ、モンステラ、フランスゴムの木
- 厄除け:サンスベリア、シュロチク、パキラ
また、観葉植物は葉の形や大きさ、向きなどで陰と陽に分類できるとされています。部屋の持つ性質に合わせて、陰陽で選ぶのもありです。
陰 | 陽 | |
葉の形 | 丸い | 尖っている |
葉の大きさ | 大きい | 小さい |
葉の向き | 下向き | 上向き |
伸びる方向 | 下に垂れ下がる | 上に伸びる |
例えば、寝室の窓辺には陰の要素を持つモンステラを置くと、落ち着いた空間になると言われています。
家族が集まるリビングの窓辺には、成長や発展を象徴するユッカ、穏やかなエネルギーで人間関係を円満にするガジュマルなどもよいでしょう。
運気が乱れやすいキッチンの窓辺には、運気の循環を象徴する丸まった葉のフィカス・ベンジャミン・バロックや、邪気払いにパキラを置くのもおすすめです。
ただし、葉が黄色くなったり枯れたりした観葉植物をそのまま窓辺に置いていると、運気ダウンを招きかねないので、水やりなどの管理を怠らないように気を付けましょう。
運気ごとにおすすめの観葉植物は、次のページでさらに詳しく紹介しているので、併せてチェックしてみてください。
[https://andplants.jp/collections/plants_fengshui]花

観葉植物と同様に、生花も生命力や見た目の美しさ、香りなどがよい運気を引き寄せると考えられています。
特に、窓から入ってくる風とともに、花の持つよいエネルギーを部屋の中に広げてくれるので、窓辺に置くことで運気アップが期待できるでしょう。
花の色に迷ったときは、色の持つ効果や運気で決めるのもおすすめです。
- 金運:黄色
- 恋愛運:ピンク
- 仕事運・勉強運:青、赤
- 健康運:青、赤、黄色
- 人間関係運:オレンジ
- 浄化・厄払い:白、ラベンダー
また、運気と方角を組み合わせて花の色を選ぶのもよいですね。
花を飾るときは、花瓶の水替えや枯れた花のメンテナンスをこまめに行いましょう。汚れた水や枯れた花は、運気の低下を招くと考えられているからです。
常に新鮮な花を飾っておくなら、定期的に花が届く「お花の定期便」もおすすめですよ。詳細は次のページで確認できるので、チェックしてみてください。
[https://andplants.jp/collections/subscription-flower]アロマグッズ

アロマグッズも、風とともに部屋の中に広がるよい香りが、運気アップを導いてくれるとされています。
リードディフューザーやアロマストーンなど、自然と香りが気化して香るタイプがおすすめです。また、香りは天然由来のものを選ぶと、より風水効果が高まるとされています。
上げたい運気で香りを選ぶのもよいでしょう。
- 金運:柑橘系(グレープフルーツやレモン)
- 恋愛運:フローラル系(ローズやイランイラン)
- 仕事運:グリーン・シトラス・ミント系(ローズマリー、ライム、スペアミント)
- 健康運:ウッディ系(ユーカリ、シダーウッド)
- 人間関係運:オレンジ系
- 浄化:ラベンダー、サンダルウッド、ヒノキ
ただし、あまり強く香らせるとかえって運気ダウンを招いてしまうかもしれません。また、キッチンやダイニングでは、香りが食卓の邪魔をすることも。
アロマグッズを置くときは、場所や香りの強さに注意しましょう。
サンキャッチャー

サンキャッチャーとは、ガラスやステンドグラスなどで作られていて、光が当たり反射することで部屋の中に虹色の光を映し出すアイテムです。
風水では、太陽のエネルギーを取り込むことができるので、陽の気を引き寄せられると考えられています。また、陽の光が邪気を跳ね返す効果を持つため、空間の浄化にもよいともされています。
窓辺に吊るして飾るのが基本なので、カーテンレールにS字フックなどで吊り下げるのがおすすめです。日が当たりにくい部屋の角に光が届くよう、吊るす場所を調整するとよいでしょう。
たくさん飾るとそれだけ陽の気を取り入れられますが、やりすぎると陰陽のバランスが崩れてしまうので注意してください。
また、すりガラスだときれいに光を反射できないので、透明ガラス付近に飾るのもポイントです。
窓から入る風水効果を下げるNGアイテム

窓辺にあるとよくないとされるアイテムも紹介します。次のようなアイテムが置いてあったら、運気ダウンを招いているかもしれません。
- 花瓶や水槽の汚れた水
- 割れやヒビの入った窓ガラス
- ハサミやナイフ
花瓶に花を飾っていたり水槽を置いていたりする方は、常に水がきれいな状態になるように、メンテナンスをしっかり行いましょう。汚れた水は悪い気を溜めこんで、運気を下げると考えられています。
窓ガラスが割れたりヒビが入ったりしているのもNGです。よい気を取り入れるための窓の状態が悪いと、よい気が入りづらくなり邪気が留まって運気を下げてしまうかもしれません。
また、窓の近くにハサミやナイフが置いてあると、せっかく入ってきたよい気との縁を切ってしまうと考えられています。
特に、キッチンでは使い勝手がいいように、包丁やキッチンバサミを出したままにしている方もいるでしょう。窓の近くもそうですが、出したままにしていることでも運気が下がると言われているので注意してください。
窓の風水効果を下げないための注意点

窓の風水効果を下げる行動をしてしまうと、せっかく窓を磨いたり開運アイテムを置いたりしても、運気を下げる結果になってしまうかもしれません。
注意点を3つ紹介するので、窓や周囲の状態、自分の行動をチェックしてみてください。
- 窓を家具で塞がない
- 窓を開けっ放しにしない
- 窓の正面に鏡を置かない
もし知らずにやっていることがあれば、見直しましょう。
窓を家具で塞がない
ソファやベッドなどの家具で窓を塞ぐと、運気が下がると考えられています。窓は運気の出入り口なので、塞ぐことで気の流れが悪くなり、よい運気が入ってきにくくなるとされるからです。
また、窓の前に家具があることで次のようなデメリットもあります。
- 窓掃除や換気が疎かになる
- 部屋に圧迫感を感じる
- 日当たりで家具が傷みやすくなる
気の流れがスムーズになるように、家具のレイアウトにも気を配りましょう。
窓を開けっ放しにしない
よい気を取り込むには換気が大切ですが、開けっ放しもよくないとされています。
空いたままの窓は、せっかく入ってきたよい気が逃げてしまったり、悪い気を呼び込んだりしやすくなると考えられているからです。特に、夜は悪い気が流れ込みやすいとされています。
ただ、涼しい風を入れたいから窓を開けているというときもありますよね。
窓を開けているときも、カーテンを閉めていれば防げるとも言われています。窓を開けていたいときは、カーテンを閉めてよい気を留め、悪い気が入ってこないようにしましょう。
窓の正面に鏡を置かない
鏡は反射によって運気を広げるので、風水的にはよいアイテムになるのですが、使い方や置き方によっては注意が必要です。
窓の近くに鏡があるときは、窓が映る位置に鏡を置かないようにしましょう。せっかく入ってきたよい気が、窓に反射して出て行ってしまうかもしれません。
また、窓と鏡を向かい合わせに置くと合わせ鏡になり、運気を反射しあって悪い気が滞留するとも考えられています。
窓が映る場所に鏡を置きたい場合は、次の点に考慮するとよいでしょう。
- 鏡にカバーをかける
- 鏡を使うときはカーテンを閉める
風水の窓についてのよくある質問

最後に、風水の鏡に関するよくある質問を3つ紹介します。
- はめ殺しの窓は運気が下がる?
- すりガラスや目隠しシートを貼った窓の風水効果は?
- 鬼門と裏鬼門に窓があるとよくない?
はめ殺しの窓は運気が下がる?
はめ殺し窓とは、開閉ができないように窓枠にガラスをはめ込んだ窓のことです。採光や眺望をよくしつつ、気密性や断熱性、防犯性などを高めるために使われます。
メリットが多いように思えますが、風水では運気が下がると考えられているのも事実です。窓は、開け閉めすることで運気のよい流れを作るとされているので、運気の停滞を招きかねないからです。
ただ、換気ではなく光を利用してよい気を取り入れることはできるでしょう。サンキャッチャーやガラスの置き物を飾れば、陽の気が広がって運気の低下を防いでくれるかもしれません。
また、空間を浄化し邪気を払うとされるサンスベリアやパキラなど、尖った葉の観葉植物を飾るのもひとつの方法です。
すりガラスや目隠しシートを貼った窓の風水効果は?
すりガラスや目隠しシートには、プライバシーの保護や光を柔らかくする効果があります。
風水においても、強すぎる光は陽の気が集まりすぎるため、陰陽のバランスを整えてくれる効果が期待できるでしょう。
また、室内を明るく保ちながら外からの視線を遮ることで、くつろげる空間になりストレスを感じにくくなるはず。運気の安定といった面でも、風水効果があると言えるでしょう。
鬼門と裏鬼門に窓があるとよくない?
風水では、鬼門の北東と裏鬼門の南西は悪い気が溜まりやすい場所なので、そもそも窓があるのはよくないとされています。
さらに鬼門と裏鬼門の両側に窓があり、直線で見渡せる間取りは避けた方がよいと言われています。
はめ殺しの窓であればまだよいとされるのですが、開閉できる窓の場合は運気が下がらないよう、鬼門と裏鬼門のラインを遮る対策を取るとよいでしょう。
具体的な対策を以下にまとめましたので、参考にしてみてください。
- 家具を置く
- 仕切り用のカーテンをつける
- 観葉植物を置く
- 窓の外にヒイラギや南天など厄除け効果があるとされる植物を植える
まとめ
風水では、窓は運気の出入り口と考えられているので、掃除や換気等できれいな状態に保つことが大切です。
よい運気を取り入れるためには、上げたい運気の色のカーテンをつけたり、観葉植物やお花を窓辺に飾ったりするのも効果があるとされています。
今回は、風水における窓の役割や運気アップのコツを紹介してきました。家の中によい気を満たし開運を招くために、ぜひ窓周辺を整えてみてください。
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