「お部屋のインテリアにパキラを取り入れたいけど、飾り方が分からない」
「インテリアとしてのパキラの選び方を知りたい」
パキラをお部屋に飾ろうと考えた時に、上記のような悩みはありませんか?
今回はパキラのインテリア例について詳しく解説します。インテリアとして「パキラがなぜ人気なのか?」にも触れつつ、お部屋の場所別に飾るパキラも見ていきましょう。
最後まで一読することで、お部屋のインテリアグリーンとしてパキラをさらに楽しめるようになります。
[https://andplants.jp/collections/pachira]パキラがインテリアに人気の理由
パキラがインテリアに人気の理由は、主に以下の3点にあります。
- 育てやすい性質
- 豊富なサイズ
- インテリアに合わせて選べる樹形
パキラは日陰や乾燥に強いので、初心者でも育てやすい植物です。植物を初めて育てる方でも管理しやすいため、インテリアとしても活躍します。
樹高が15㎝程度の小さなパキラから、200㎝を超えるような大株まで豊富なサイズもインテリアに人気の理由です。理想の飾り方や周囲のインテリアに合わせて選ぶことができます。
筆者が園芸店時代では、幹が曲がりくねったパキラや、1本の幹がまっすぐに伸びて葉を茂らせる朴タイプをインテリアとして購入されるお客様は多くいらっしゃいました。
ぜひ、個性的な樹形のパキラにも注目してみてください。きっと素敵なインテリアグリーンとして活躍するでしょう。
場所別に置くパキラのインテリア例

パキラは、サイズや樹形にこだわることで、お部屋のさまざまな場所で活躍します。ここでは、場所別に置くパキラのインテリア例を詳しく見ていきましょう。
- リビング|シンボルツリーになるサイズを置く
- 玄関|棚にさりげなく置く
- 書斎・寝室|落ち着きのある100㎝前後を置く
- 洗面所・トイレ|ハイドロカルチャーで置く
- 窓際|雑貨と組み合わせて置く
リビング|シンボルツリーになるサイズを置く

リビングには、シンボルツリーになる150~200㎝ほどの大きさパキラがおすすめです。樹高が高いほど、高い位置で葉を広げるので、広い空間に立体感が生まれます。
ソファやテレビ横、窓際に置くことで、爽やかなグリーンが映えるおしゃれなリビングになるでしょう。大株であるほどリビングのフォーカルポイントになるため、自然とパキラが視界に入り、ホッとする癒しを感じられます。
[https://andplants.jp/products/pachiratwisted-xl]玄関|棚にさりげなく置く

玄関には靴箱や飾り棚の上に、30~50㎝前後の小さめサイズのパキラがおすすめです。プラントスタンドを利用したおしゃれな飾り方も人気があります。
玄関にさりげなくパキラがあると、帰宅した際により安心感が得られるでしょう。また、お客様が訪れた際には話の種にもなり、楽しい時間を過ごせるかもしれません。
[https://andplants.jp/products/pachira-s]書斎・寝室|落ち着きのある100㎝前後を置く

書斎や寝室には、目線に近い100㎝前後のパキラを置くと、元気なグリーンが目に入り安らぎを感じられます。デスク脇やベッドサイド、窓際に置くと雑誌に紹介されるようなおしゃれなインテリアになりやすいです。
書斎にパキラのインテリアグリーンがあれば、集中力アップにつながるかもしれません。寝室ではリラックス効果を高めてくれるでしょう。
リラックス効果を高めたい場合は、鉢や鉢カバーの色を黒やグレーなどの落ち着いた色にすると、より機能的なインテリアグリーンとして楽しめます。
[https://andplants.jp/products/pachiratwisted-l]洗面所・トイレ|ハイドロカルチャーで置く
窓があり光が入る洗面所やトイレであれば、パキラはインテリアとして活躍します。飾る際は、より清潔なハイドロカルチャーのパキラがおすすめです。
洗面所やトイレでは、ちょこんと置けるような30㎝前後のパキラだと限られたスペースでも飾りやすいでしょう。ハイドロカルチャーの容器を透明なものにすると、涼しげで水やり管理も簡単です。
光が入る窓があることが前提ではありますが、ちょっとした棚の上やお手洗いの場所に置いてみてください。
[https://andplants.jp/products/clearplants_pachira-tableplants-s]窓際|雑貨と組み合わせて置く

窓際の明るい場所には、どのサイズ感のパキラもインテリアとしておすすめです。出窓であれば、30~50㎝程度のパキラを置くとすっきりとした印象になります。
窓際は生育に必要な光を十分に取り入れやすいため、初心者でも簡単にパキラを育てられるスペースです。他の観葉植物やインテリア雑貨を組み合わせて楽しめるでしょう。
雑貨の質感や色合いをパキラのグリーンを合わせると、より素敵な窓際スペースになるはずです。お部屋のアイキャッチになるような素敵な空間にしてみてください。
[https://andplants.jp/products/pachiratwisted-m]インテリアとして楽しむパキラの選び方

インテリアとしてパキラを楽しみたい方は、以下のポイントを考えて選ぶと、より理想の空間に近づけることができます。
- 大きさで選ぶ
- 幹の形で選ぶ
- 葉の模様で選ぶ
- 育ち方で選ぶ
それぞれの選び方を詳しく見ていきましょう。
大きさで選ぶ
パキラにはさまざまな大きさがあります。そのため、大きさを基準にして飾る場所や組み合わせる雑貨を考えると、より理想に近いインテリアとして楽しめます。
以下、大きさを3タイプに分けて紹介します。
大きさ | 特徴や用途 |
大型(150㎝以上) | リビング向けのシンボルツリー |
中型(70~150㎝) | 書斎や寝室、ダイニングなど、さまざまな場所に置きやすい |
小型(70㎝以下) | 玄関や出窓、棚などのインテリアに最適 |
飾りたい場所のスペース、または購入する予定のパキラの大きさを考えて、おしゃれなインテリアとして楽しんでください。
幹の形で選ぶ
パキラには、以下のような幹の形(樹形)の種類があります。
- 編み込み(ねじり)|複数の幹が編み込まれたボリュームがある形
- 曲がり|幹が曲がっている個性的な形
- 朴|一つの太い幹がまっすぐに伸びたシンプルな形
- 切り株|朴タイプを株元で切って脇芽を複数出している形
編み込みパキラは、贈答用にも人気のある標準的な樹形として知られています。葉の茂り方にボリュームがあるので、広いスペースでのシンボルツリーとして楽しめるでしょう。
その他の「曲がり」「朴」「切り株」は、1鉢置くだけでお部屋の雰囲気をガラッと変えられる個性的な樹形です。鉢や鉢カバー、合わせるインテリア雑貨によって、おしゃれ度が変わるため、上級者向けと言えます。
よりおしゃれなインテリアグリーンとしてパキラを楽しみたい方は、個性的な幹の形を選んでみるとよいかもしれません。
葉の模様で選ぶ
一般的にはパキラの葉色は緑色ですが、葉に白い模様が入る「斑入り(ふいり)」と呼ばれる品種があります。
斑入りパキラは、通常のパキラに比べて非常に明るい印象になるため、明るい色合いの家具やおしゃれなインテリアとの相性が良いです。白い斑の入り方は不規則なので、模様に変化のあるインテリアとして楽しめます。
ただし、通常のパキラに比べて日当たりをより好む傾向があるため、飾る場所や管理には注意が必要です。希少なパキラでもあるので、珍しいパキラをインテリアとして楽しみたい方は、ぜひ斑入りパキラを飾ってみてはいかがでしょうか。
[https://andplants.jp/products/pachiramilkyway-m]育ち方で選ぶ
パキラは、以下の3通りの育ち方があります。
- 挿し木|枝や幹を剪定して土に挿して増やした株
- 接ぎ木|パキラに異なるパキラの枝をくっつけた株
- 実生(みしょう)|種から育てた株
挿し木のパキラは、株元が太りにくくシュッとした姿になりやすいです。スタイリッシュな印象を与えます。
接ぎ木は、斑入りパキラによく見られます。斑入りパキラは通常のパキラに比べ、生育が遅いため、接ぎ木して販売されていることが多いです。
斑入りパキラを生育させやすいですが、接ぎ木されている部分が枯れると、斑入りの葉が出てこなくなる点には注意してください。
種から育てた実生のパキラは、幹の株元が太りやすく、個性的な樹形になりやすいです。生育スピードも均一ではないため、より愛着が湧きやすいインテリアして楽しめます。
それぞれの特徴を考えて、パキラを選ぶとより素敵なインテリアとして楽しめるでしょう。
インテリアのパキラに関するよくある質問

最後にインテリアのパキラに関するよくある質問とその答えを以下にまとめました。
- パキラを風水インテリアとして飾るならどこがいい?
- 葉が枯れるのはどうして?
それぞれ見ていきましょう。
パキラを風水インテリアとして飾るならどこがいい?
パキラには、さまざな風水効果があるとされています。場所別に効果的な風水も併せて見ていきましょう。
- リビング|家庭運
- キッチン|金運、健康運
- 玄関|邪気払い
- 寝室|健康運
- 書斎|勉強運、仕事運
高めたい風水効果を考えて、パキラをインテリアとして飾ることをおすすめします。パキラの風水効果については、「パキラの風水で金運も仕事運も上昇!」の記事で詳しく解説しています。
風水インテリアとしてパキラが気になっている方は、ぜひチェックしてみてください。
葉が枯れるのはどうして?
パキラをインテリアとして楽しんでいると、日当たりや水やり、風通しなどの管理がおろそかになる場合があります。生きている植物であるため、適切な管理をしていない場合は、葉が枯れやすいです。
イキイキとしたパキラをインテリアとして楽しみたい場合は、パキラにとって適切な環境と管理を心がける必要があります。インテリアとして飾る前に、環境や管理を事前にチェックしておきましょう。
パキラを元気に育てながらインテリアとしても楽しむためには。基本の育て方を確認できる「パキラの育て方」の記事をチェックしておくと安心です。
まとめ
パキラは、育てやすさや豊富なサイズ個性的な樹形からインテリアに人気のある植物です。飾る場所ごとに大きさや樹形を変えるだけで、ガラッとお部屋の雰囲気が変わるインテリアグリーンとして楽しめるでしょう。
この記事で紹介したインテリアとして楽しむための選び方を実践して、お気に入りのパキラを選んでみてください。きっとお部屋のおしゃれさや心地よさを一段二段とランクアップさせてくれるはずです。
パキラのインテリアグリーンは、緑あふれる快適で居心地の良い空間を作ってくれるでしょう。
[https://andplants.jp/collections/pachira]