植物名 | パキラ |
学名 | Pachira |
英名 | Guiana Chestnut |
科目/属性 | アオイ科/パキラ属 |
原産地 | 中南米 |
日当たり | 日当たりのよい置き場所(室内) |
温度 | 最低10℃以上をキープする |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから) 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなって(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)一週間程度あけた後 |
肥料 | 緩効性肥料、液肥 |
剪定時期 | 5~8月 |
育てやすさ | ★★★★★ |
今すぐパキラをご覧になりたい方は、下記のページから見ていただけます。
[/collections/pachira]パキラの特徴
パキラは、一年を通して光沢のある瑞々しい5枚1組の葉を広げる植物です。人間の掌を広げたような葉に美しい葉脈が入る姿は、ユニークで人気があります。
乾燥や病害虫に強く育てやすい特徴もあり、観葉植物を初めて育てる方にもぴったり。ナチュラルな雰囲気を持つので、オフィスやリビングなどに自然と馴染むインテリアグリーンです。
複数のパキラのふっくらとした幹を編み込んでいるものや、1株をそのまま自然樹形として楽しむようなものがあります。飾る場所の印象に合わせて楽しみましょう。
パキラ実生(みしょう)
パキラ実生は、種から育てることで、他のパキラとは一線を画す魅力を秘めています。まず、その最大の魅力は、一つとして同じ形のない個性豊かな樹形を楽しめること。
種から育てるため、自分だけのオリジナルなパキラを手に入れることができます。また、挿し木に比べて成長が早いことも特徴の一つです。
日に日に変化していく姿を見守る喜びは、パキラ実生ならではのものです。成長の過程で幹が太くなりやすい傾向も。
どっしりとした風格のあるパキラにしたい方は、ぜひ実生から育ててみてください。
[https://andplants.jp/collections/pachiraseeds]パキラの育て方
パキラは、初めて植物をお部屋に迎える方にも育てやすい植物ですが、以下のポイントを知っておくとより楽しく・トラブルなく育てられます。
- 水やり|乾燥気味でOK
- 置き場所|レースカーテン越しの光が理想
- 剪定|新陳代謝を回す効果がある
- 肥料|4月〜10月に与える
- 温度|最低10℃以上をキープする
それぞれのポイントと、基本的な育て方について詳しく解説します。
パキラの育て方を動画でご覧になりたい方は、植物バイヤーが下記にてわかりやすく解説しているので、参考にしてみてください。
①水やり|乾燥気味でOK
- 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
- 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなって(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)一週間程度あけた後
肥大する株元にたくさん水分を蓄えるので、根がある鉢底の部分まで乾かして水やりするメリハリがポイント。そのため、毎日パキラの土の乾燥具合を気にしなくても問題ありません。
例えば、平日は仕事でお世話できなくても、土日に少しお世話してあげる感覚です。パキラの水やりは、スパルタでも大丈夫だと覚えておくと管理しやすくなるでしょう。
春夏は手で土を触って水分がつかないくらい乾いているか、根の周りの土までしっかりと乾いているかを確認してから、たっぷりと水やりをしてください。
ただし、受け皿に水を溜めると根腐れの原因になります。溜まった水はこまめに捨ててください。
気温が下がる秋から水やりのペースを落として、冬は土が乾いてから一週間後に水やりをします。冬の水やりは暖かい時間帯に行うのがポイント。
気温の下がる夕方以降に水やりすると、根傷みの原因になるので気を付けてください。もし、水やりの頻度に困ったときは、水やりチェッカーの利用もおすすめします。
②置き場所|レースカーテン越しの光が理想
パキラの日当たりは、レースカーテン越しの柔らかい光がちょうどよいです。
観葉植物は日当たりがよい場所を好むことが多いですが、パキラの葉は薄く柔らかい特徴があります。そのため、日照が強い真夏だと室内の窓越しでも葉焼けすることも。
日当たりのよい南窓に置く場合は、夏場はレースカーテンで光を和らげたり窓から距離を取ったりするとよいでしょう。
ただし、日差しも入らないような暗い場所だと枝葉がひょろひょろと徒長しバランスが悪くなるので、おうちの中のほどほどの光が入る場所に置いてください。
③剪定|新陳代謝を回す効果がある
パキラの剪定時期は4~7月です。徒長したり大きく育ちすぎたりした場合に、好みの高さで剪定します。ポイントは別の葉が伸びているすぐ上で切ることです。
パキラを剪定せずにそのまま育て続けると、枝葉が多くなりすぎて鉢が倒れてしまったり、土の栄養が足らずに新芽が出づらくなったり葉が小さくなる原因に。
全体の量の7割程度を残して剪定すると、たとえ失敗しても体勢に影響はありません。初めての剪定であれば、3割くらいの葉をすいて落とすイメージで剪定しましょう。
内側に向いて伸びる枝葉も剪定しましょう。その結果、風通しがよくなり病害虫の発生の予防にも繋がります。
剪定を行う際は、必ず切れ味の良いかつ清潔なハサミを使いましょう。
[https://andplants.jp/products/sakagen-flower-shears]④肥料|4月〜10月に与える
パキラには植え付け時に長期間ゆっくりと効果のある緩効性肥料を土に混ぜ込んでおくだけで十分です。もし土に肥料を混ぜ込んでいない場合は、4~10月に緩効性の置き肥や液肥を水やり代わりに与えます。
置き肥は2か月に1度。液肥は規定量薄めて、2週間に1度くらいのペースで与えると良いですよ。
冬は生育が緩慢な時期なので、肥料を与えると根傷みの原因になります。肥料やりはやめて、置き肥は取り除くようにしてくださいね。
[https://andplants.jp/products/evo_solid_fertilizer_for_green]⑤温度|最低10℃以上をキープする
パキラは寒さに弱い植物なので、最低10℃以上をキープして育てます。冬は外には出さずに、暖かい室内での管理がポイント。
10℃よりも低い温度に当たり続けると、葉が黒くなる「寒さ焼け」を引き起こします。屋外で育てると、秋から冬にかけて枯れる恐れがあるので気を付けてください。
室内であっても冬の窓際は屋外と変わらないほど冷え込むので、注意が必要です。冬は窓際から離して、明るい部屋の中央に移動させましょう。
また、暖房の風が直接当たると急激な乾燥によって枯れる恐れがあります。そのため、冬は暖房の当たらない窓から離れた明るい場所に置いてください。
もし冬に1~3日間旅行や帰省などでおうちを空ける場合は、タイマーで暖房を付けておくと安心です。気温が下がる夕方から夜の数時間、部屋を暖めるだけでも寒さによる傷みは少なくなります。
パキラの冬の管理方法|寒さ対策とケアのポイント
パキラは寒さに弱い植物なので、特に冬場は正しい管理が大切です。必ず室内で育て、冷気を避ける環境を整えましょう。
窓際は外気温に近い低温になることが多いため、窓から15cm以上離して設置することをおすすめします。
冷え込みによるトラブルを防ぐには?
冷たい空気や水やり直後の土の冷えは、根を痛める原因になります。
これにより株が弱るリスクが高まるため、冷気が直接当たらない部屋の中央や暖房が行き届く場所に置くのが理想的です。
また、長時間家を空ける際には、暖房タイマーを夕方ごろにセットして室温を保つ工夫をすると安心です。
冬の水やりと肥料の注意点
パキラは冬になると成長が緩やかになるため、肥料は一切必要ありません。水やりは、土の表面がしっかり乾いてから2〜3日後に行いましょう。
水を与える時間帯は、気温が比較的安定している午前中から昼過ぎが適しています。冷えた時間帯での水やりは避けてください。
冬の乾燥対策は葉水を行う
空気が乾燥すると、パキラは葉を落としやすくなります。
水やりの際には、葉にも霧吹きで水をかける「葉水」を取り入れることで、葉の潤いを保ち、見た目にもイキイキとした状態を維持できます。
また、パキラの冬越しについて詳しく知りたい方は「パキラの冬越し方法」を参考にしてください。
パキラのよくあるトラブルと対処法
初心者でも育てやすいパキラですが、下記トラブルも存在します。対処法は各見出しで詳しく解説しているので、メモをとりながら参考にしてみてください。
パキラのトラブルに対処できるケア用品は下記にまとめました。
[/collections/caregoods]根腐れ
根腐れとは、植物の根が腐敗し、正常に機能しなくなる状態のこと。パキラが根腐れを起こすと、水分や養分の吸収が妨げられてしまいます。最終的には、植物全体が枯れてしまうことも。
根腐れを起こすと以下の症状が見られます。お手持ちのパキラが以下の症状を起こしていないか、今一度確認してみてください。
- 水をあげても元気にならない
- 土がなかなか乾かない
- 葉が落ちやすい
- 葉が茶色・黄色に変色している
- 幹や幹の根元が柔らかい
- 土から腐敗臭がする
- 土の表面にカビが生えている
- 根黒く変色している
パキラは乾燥気味を好むため、お水を与え過ぎないように注意しましょう。もし、上記の根腐れ症状が現れたら、以下の対処法を行うのがよいです。
- 鉢から植物を抜き、悪い土を落として水はけのよい土に交換する
- 根の傷んでいる部分、腐っている部分をカットする
- 少量の水を与え、風通しがよく明るい日陰で管理する
※1週間を目安に水が乾くコンディションで管理する - 発根剤を与えてみる
- 傷んだ葉を取り除く
- 枯れた枝を切り取る
根腐れがパキラに起こった場合は、鉢を入れ替えて土の環境を変えることが大切です。
傷んでしまった黒ずんだ根は取り除き、新しい土が入った鉢に植えてあげましょう。土はできるだけ乾きやすさと保湿性を備えているものがおすすめです。
また、重度の根腐れがパキラに発症している場合は、新芽や枝の先から枯れることがあります。
その場合は、幹がブヨブヨと柔らかくなっているか確認をしてみてください。根腐れの進行具合にもよりますが、幹全体の半分以上が柔らかいと復活させるのが難しいかもしれません。
根詰まり
根詰まりとは、鉢の中で根がいっぱいになることで起きる症状です。パキラが根詰まりを起こすと以下の症状が現れます。
- 水が浸透しづらくなる
- 底から根が出てくる
- 葉が黄色くなる
- 鉢にヒビが入る
特に、春夏の成長期では葉も枝も一気に伸びることがあります。それに付随して根も伸びてしまい、上記の症状が起きてしまいます。
すぐに枯れる要因にはなりませんが、放置してしまうとパキラの生育に悪影響です。
根詰まりの対処法はパキラの植え替えをすること。
パキラを現在の鉢より1つ上の大きい鉢に植え替えることで、上記の症状はほとんど解消されるでしょう。
植え替えを行う時期も春夏の成長期が最も適しています。詳しくは「パキラの植え替え方法」の記事を参考にしてみてください。
葉焼け
葉焼けとは、植物の葉が強い日差しや高温にさらされることで、葉緑素が破壊され、葉が変色・枯れる現象のこと。
パキラが葉焼けを起こすと、以下の症状が見られます。
- 葉の色素が抜けて白くなっている
- 葉の一部が茶色く枯れている
葉焼けの症状に気がついたら、早めに置き場所を検討し直すことが必要です。具体的な対処法は以下の通り。
- 直射日光が当たっている場合はカーテンなどで遮光する
- 葉焼けした部分はカットする
葉焼けが起こるということは、日光が当たりすぎている可能性が高いため、直射日光に当てないような場所に移動させましょう。
パキラは植物の中でもタフな性質を持っていますが、春夏の置き場所によっては容易に葉が焼けてしまいます。窓際に置く場合なら、窓から距離を置くか、レースカーテン越しに置くのがおすすめです。
また、一度焼けてしまったパキラの葉は二度と元に戻りません。傷んだ葉は剪定バサミでカットし、姿形を整えてあげてください。
パキラの害虫トラブルと対処法
育てやすいパキラにも害虫トラブルは存在します。放置しておくと、枯れる可能性もあるので、見つけ次第対処しましょう。
主に、以下4種類の害虫が発生することがあります。
- ハダニ
- アブラムシ
- カイガラムシ
- コバエ
ハダニ
パキラにハダニが発生すると以下の症状が見られます。
- 葉にクモの巣のような糸がついている
- 葉の裏に小さな虫がついている
- 葉に斑点や傷がある
- 葉の色が薄くなり枯れている
ハダニは繁殖力の強さと、薬剤耐性を持つとても厄介な害虫です。
放っておくと糸を張って大量発生しますが、パキラがすぐに枯れるようなことはありません。ただし、被害が進行すると、葉が黄色く変色し、最終的には落葉してしまいます。
そのため、見つけ次第対処するのが大切です。具体的には、以下の方法を試してみてください。
- 傷んだ葉はカットする
- 葉の表裏、付け根や茎も水で洗浄する
- ハダニに効果のある液体を噴霧する(2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢、殺虫剤)
ハダニが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカファインスプレー・オルトラン)を使用するのが効果的です。
2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。
筆者が持っているパキラにもよくハダニが発生していました。こまめに霧吹きを行い、日中は日光浴をさせて風通しの良い場所で管理をしていたら、自然といなくなりました。
常にきれいな状態を保つために、霧吹きがそばにあると安心です。日頃の管理を気をつければ、そこまで心配する必要はありません。
アブラムシ
パキラにアブラムシが発生すると、以下の症状が現れます。
- 新芽が萎縮している
- 葉が縮れている
- 新芽に虫が付いている
- 葉や幹がベタベタしている
アブラムシは繁殖力が強いため短期間で増え、ウイルスを媒介する厄介な害虫です。
放っておくとパキラの生育が弱まり枯れる恐れもあるので、早めに対処を行いましょう。
対処法は以下の通りです。
- 縮れた葉はカットする
- アブラムシを取り除く
- 茂り過ぎている枝葉は剪定して風通しをよくする
- アブラムシに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)
アブラムシが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン)を使用すると効果があります。
2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方は、霧吹きで洗い流すのもおすすめ。
ただし、ハダニよりも取り除きにくいため、アブラムシが付着した葉を切り取ってしまう方が簡単です。日頃から葉水を行いながら、予防するのがいいでしょう。
カイガラムシ
パキラにカイガラムシが発生すると、以下の症状が見られます。
- 貝殻のような殻を被ったり、粉状の物質で覆われたりしている虫が枝葉についている
- 黒いカビ(すす病)が発生している
- 葉や幹がベタベタしている
カイガラムシは繁殖力の強さと薬剤耐性のある厄介な害虫です。
白い綿のような状態であれば比較的に除去しやすいですが、茶色の貝殻の状態だと葉水でも落ちません。
また、放っておくとパキラの生育が弱まり枯れる恐れもあるので、早めに対処を行うのがおすすめです。具体的な対処法を以下にまとめました。
- 葉水を行う
- 柔らかい布やブラシで擦り取り除く
- 茂り過ぎている枝葉は剪定して風通しをよくする
- カイガラムシに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)
カイガラムシは水に弱いので、白い綿の種類であれば、葉水で除去できることが多いです。
しかし、貝殻のような茶色のタイプは、破水でも落ちにくいので市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン・スミチオンなど)を使用するのが効果的。
ただし、カイガラムシの成虫には殺虫剤が効きにくいので、幼虫の時期である5~7月に使用するとよいでしょう。
既に貝殻をかぶっている成虫は、柔らかいブラシや布で擦り取ってください。ティッシュでも構いません。
ある程度カイガラムシが除去できたのを確認したら、土に混ぜるタイプの殺虫剤を使用してください。パキラの株全体に殺虫成分が行き渡るため、内側からカイガラムシの発生を食い止められます。
コバエ
パキラにコバエが発生すると、以下の症状が見られます。
- 土に虫が湧く
- コバエが植物の周囲を飛んでいる
コバエ自体は植物に無害ですが、観葉植物を育てるうえでの不快害虫です。
放っておくとコバエは増えていくので、気になる方は早めに対処を行いましょう。
- 発酵不十分な堆肥や有機質肥料を与えることをやめる
- 土上2~3㎝を取り除き、新しい土に植え替える
- 土の表面に無機質な素材(赤玉土・鹿沼土・砂利など)を敷く
- トラップを仕掛ける
- コバエに効果のある殺虫剤を噴霧する
パキラにコバエが湧いてしまった場合、市販の殺虫剤を使用するのが効果的です。特に「ベニカXファインスプレー」「オルトラン」「スミチオン」などが手軽で使いやすいでしょう。
自作のトラップを仕掛ける場合は、食器用洗剤やお酢、めんつゆなど、家庭にある材料で簡単に作れます。これを植物の近くに置くことで、コバエを効率よく捕獲することが可能です。
コバエは未熟な腐葉土やバーク堆肥、有機肥料が放つ発酵臭に引き寄せられる性質があります。そのため、次のような対策を講じると発生を予防できます。
- 有機質肥料を取り除く
- 土の表面に赤玉土や鹿沼土を3〜5cmほど覆う
さらに、コバエの発生を防ぐためには、最初から質の良い完熟たい肥を使用した土を選ぶことが重要です。
また、土を常に湿らせた状態にしないよう、水やりの頻度や量を適切に管理しましょう。
パキラを健やかに育てるためには、適切な土選びと水やりが鍵です。日々の管理を見直し、コバエが寄り付かない快適な環境を整えましょう。
パキラを購入した方からのレビュー
AND PLANTSのパキラを購入した方からのレビューを下記にまとめました。
「他サイトも見ているけど、イマイチ決め手に欠ける…」「パキラって実際のところどうなの?」と思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
テーブルサイズからシンボルツリーサイズまで取り扱っていますので、ご自宅やオフィスに合うものを選んでいただけます。
樹形をこだわりたい方は、樹形選択サービス(有料)をご活用いただけますと、より納得感のあるパキラをお迎えできますよ。
パキラを使ったインテリア例
「パキラを購入したらどこに置いたらいいだろう」「おしゃれなインテリア例を知りたい」といった方は、下記インテリア例を参考にしてみてください。
AND PLANTSのパキラを使用した実例を紹介しますので、サイズ感や見た目などがイメージしやすくなりますよ。
小型サイズであれば窓際に、大型サイズであればリビングに置くのもいいですよね。
直線上に伸びていくので、他のインテリアと干渉しにくいのも特徴です。
パキラのよくある質問
最後にパキラのよくある質問とその答えを以下にまとめました。
- パキラは室内と屋外のどちらを好む?
- パキラが枯れる原因は?
- パキラの葉を大きくするにはどうしたらいい?
- パキラの寿命はどのくらい?
- パキラは挿し木で増やせる?
- パキラの葉が下を向くのはどうして?
それでは具体的に見ていきましょう。
パキラは室内と屋外どちらを好む?
パキラは日当たりの良い明るい室内を好みます。葉焼けしやすい特徴と寒さに弱い性質があるため、屋外で管理し続けるよりも室内の方が育てやすいです。
屋外で育てることもできますが、一年を通して直射日光に注意してください。気温が下がり始めた秋に、室内へ移動させることも重要です。
耐陰性はありますが、暗い室内では枝葉が徒長しやすく軟弱に育ち株姿も乱れます。その場合は、一度剪定をして明るい窓際に置くことで綺麗に元に戻るので安心してくださいね。
パキラが枯れる原因は?
パキラが枯れる理由には「水のやりすぎ(やらなすぎ)」「日当たり不足」が考えられます。
パキラは乾燥に強いので、土が乾燥して葉が落ち始めても水をすぐに与えれば元気になり新芽ができてきます。とはいえ、乾燥させすぎると枯れるので注意してくださいね。
また、常に土が湿っているほど水やりしたり、受け皿に水を溜めていたりすると根腐れをしてしまいます。根腐れした場合は、植え替えてもすぐには回復せずそのまま枯れる恐れも。
土の乾燥具合を見て、水やりすることが大切です。水やり後は受け皿に溜まった水は捨ててくださいね。
パキラは耐陰性を持ちますが、あまりにも暗い場所では育つことはできずに枯れます。明るい場所がなければ、週に3~4日は屋外の明るい日陰に出すと良いですよ。
パキラの葉を大きくするにはどうしたらいい?
パキラの葉を大きくしたい場合は、生育期に肥料を与えてしっかり日光浴させます。ただし、夏の直射日光は葉焼けの原因になるので注意が必要です。
枝葉が茂りすぎていると根から吸収した栄養が、それぞれの葉に分散されてしまいます。吸収した栄養を1枚の葉に多く届けるためにも剪定をすると良いです。
大きくしたい枝葉を残し、内側に伸びて込み合っている部分を切り取ります。そうすることで枝葉の内部にもしっかり光や風が入り、生育が促されて大きくなるでしょう。
パキラの寿命はどのくらい?
パキラの寿命は非常に長く、原産地では100年生きるとも言われているほどです。上手に育てれば鉢植えでも50年近くは生きます。
日本には寒い冬があるので、地植えで育てることは難しいでしょう。しかし、鉢植えとして上手に育てることで、一生を共にするパートナーになるかもしれません。
長年育てた植物には特別な愛着も湧き、その姿から勇気や励ましを貰えます。ぜひそのようなパキラになるように育ててくださいね。
パキラは挿し木で増やせる?
パキラは挿し木で増やすことができます。 生育期の5~9月が挿し木時期です。
幹から伸びている茎を10㎝ほどの長さに切ります。切った茎は半日ほど水を吸水させて、小粒の赤玉土や挿し木さし芽用の土に優しく植えてください。
後は明るい日陰で、乾燥しないように水をやりながら管理します。約1か月ほどすると新芽と根が出てくるでしょう。
新芽がしっかり展開してしっかりした根が出ていれば、植え替えて育ててあげてくださいね。
パキラの葉が下を向くのはどうして?
パキラの葉が下を向く原因は、「日当たり不足」「水不足」が考えられます。
暗い室内の場合は、枝葉が軟弱に育ちます。ひょろひょろの枝は葉の重みに耐えられず、下を向くようになるんです。
その場合は、剪定をして明るい窓際に置くことでしっかりした枝葉が出てくるので安心してくださいね。また、葉が下を向く理由として水不足もあります。
単純に水切れであれば水やりをすればすぐに元通りになるでしょう。ただし、鉢の中で根詰まりを引き起こしていて、吸水がうまくできていない場合もあります。
その場合は、一回り大きな鉢に植え替えてください。新しい根が伸びて給水できるようになると、自然と元気になりますよ。
まとめ
パキラは明るい室内であれば、一年を通して簡単に育てることができます。耐陰性を持ち乾燥にも強いので、初めて観葉植物を育てる方にも心強いナチュラルなインテリアグリーンとして活躍するでしょう。
「快活」「勝利」と前向きな花言葉を持ち、仕事運や人間関係をよくする風水効果はうれしいですね。就職祝いや新築祝いに限らず、様々なお祝い事のプレゼントにも喜ばれます。
AND PLANTSで取り扱いのあるパキラは、テーブルサイズから大型サイズまであります。今なら、最適なサイズを選べますので、お急ぎの方は下記ページよりお求めください。
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