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パキラの冬越し方法

パキラの冬越し方法|トラブルと対処法について

手のひらを広げたような葉と膨らんだ根元が特徴的なパキラ。育てやすい観葉植物として初心者にも人気です。

パキラは寒さに弱い植物なので、冬の管理が悪いと枯れる恐れがあります。そこで、今回はパキラの冬越し方法について解説します。

冬越しは、翌年もパキラを元気に育てるために重要なポイントです。「パキラの冬越しが今年初めてで管理方法がわからない」「毎年、パキラが冬に調子を崩して困っている」などの不安を持つ方は、ぜひ参考にしてください。

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パキラの特徴

パキラは、一年を通して光沢のある瑞々しい5枚1組の葉を広げる植物です。手のひらを広げたような葉に美しい葉脈が入る姿は、ユニークで人気があります。

乾燥や病害虫に強く育てやすい特徴もあり、観葉植物を初めて育てる方にもぴったり。ナチュラルな雰囲気を持つので、オフィスやリビングなどに自然と馴染むインテリアグリーンでもあります。

しかし、寒さに弱い植物なので、冬の管理方法には注意が必要です。寒い冬も、今までと同じような育て方では、無事に冬越しができないかもしれません。

翌年も元気なパキラを育てるためには、いかにダメージのない冬越しをさせるかがポイントです。適切な冬の管理をして、パキラを大事に育てましょう。

パキラの冬越し方法

パキラの冬越し方法

パキラを無事に冬越しさせるためには、冬の環境に応じた育て方が必要です。生育期である春~夏と同じ育て方では、枯れてしまうかもしれません。

冬は、温度が低く日差しがある時間も少ないです。生育が緩慢な時期であるため、日当たりや水やりなどに注意してください。

ここでは、以下の5つのポイントに絞った冬越し方法を解説します。

  1. 置き場所と日当たり
  2. 温度
  3. 水やり
  4. 肥料
  5. 剪定

置き場所と日当たり

パキラを冬越しさせるためには、室内の明るい場所に置いてください。屋外で管理している方は、気温が下がる秋には室内に移動させます。

冬は日差しが差し込む時間が短いため、暖かい時間帯は窓際でしっかりと日光に当ててあげるとよいでしょう。冬の室内で、明るさを確保できない場合は、植物用LEDを利用して補光してあげると冬越ししやすくなります。

温度

パキラは寒さに弱い植物です。冬は最低10℃以上をキープして育てる必要があります。

冬は暖房のついた暖かい室内で管理してください。ただし、冬の窓際は屋外と変わらないくらいに冷え込むので、窓から離れた場所に置くことが重要です。

また、暖房がパキラに直接当たると、急激な乾燥によって枯れる恐れがあります。暖房で室温を上げることは重要ですが、暖房の風が直接当たらないように気を付けてください。

水やり

冬の水やりは土が乾いてから1週間程度あけて、暖房によって気温が15℃以上としっかり上がったタイミングで与えてください

気温が低い朝晩に水やりすると、寒さで根傷みする可能性があります。また、鉢の大きさや土の水持ちの良さによっては、土が全く乾かない場合もあるかもしれません。

「土が乾かないけど大丈夫かな」と心配になりますが、日差しの入る窓辺で土が乾燥するまで待つことが重要です。土が乾燥していないにもかかわらず、水やりすると根腐れして枯れる恐れがあるので注意してください。

肥料

パキラの肥料時期は4~10月であるため、冬に肥料は与えません。寒い冬に肥料を与えても、生育が緩慢で吸収を効率的に行えず、根傷みにつながります。

土の上に置いていた置き肥は取り除き、液肥も与えないようにしてください。もし暖房によって常に20℃以上をキープしているならば、肥料を与えても問題はありません。

剪定

パキラの剪定時期は5月~9月なので、冬に剪定は行いません。冬に剪定しても、新芽が出てこず、剪定した枝が寒さで枯れこむ可能性が高いです。

枝が枯れこむと、パキラ全体の見た目が悪くなります。暖かい春になっても、枯れた枝からは新芽は出てこないので、注意してください。

さらに、冬に切り口から病原菌が侵入すると回復が難しいので、冬に剪定は控えましょう。

パキラの冬越しトラブルと原因

パキラの冬越しトラブルと原因

パキラの冬越し中に起こるトラブルには以下の5つがあります。

  1. 葉がしおれる
  2. 葉が黄ばむ・茶色になる
  3. 葉が落ちる
  4. 害虫の発生
  5. 葉がチリチリになる

トラブルが起きる原因も併せて、それぞれ詳しく見ていきましょう。

パキラの葉が落ちてきた」「冬の育て方があっているか心配…」といった方は、下記のページからお気軽にご相談ください。

[https://andplants.jp/pages/contact]

①葉がしおれる|水切れ

パキラの冬越し中に起きるトラブルの一つに、「葉がしおれる」があります。葉がしおれる原因は「水切れ」「空気の乾燥」です。

冬は水をやりすぎると根腐れして枯れる恐れがありますが、まったく水をやらないのも危険です。水切れを起こすと、パキラ体内の水分が少なくなり、葉が下向きに下がりしおれるので注意してください。

また、寒い冬は空気が乾燥しやすい季節です。空気が乾燥しすぎると、パキラの葉から水分が放出されすぎて、しおれることもあります。

特に暖房の乾いた風が当たると、葉が急にしおれて枯れる可能性が高いです。

②葉が黄ばむ・茶色になる|寒さ

冬越し中に葉が黄ばむ・茶色になるのは、「寒さ」が原因です。パキラは最低10℃以上をキープして育ててください。

10℃以下の環境で育て続けると、寒さによって葉の組織細胞が死んでしまいます。結果的に、葉が全体的に黄色くなるので注意が必要です。

葉が黄色くなったり茶色くなったりした後は、パラパラと葉が落ちてしまいます。冬越し中にパキラのボリュームが落ちないように寒さに気を付けましょう。

③葉が落ちる|根腐れ

冬に葉が落ちるのは「根腐れ」の可能性があります。寒さに当たって葉が落ちる場合もありますが、土が常に濡れているのであれば、根腐れしているかもしれません。

冬は暖かい室内に置いていても、春や夏に比べて生育は緩慢です。水のやりすぎは根腐れにつながりやすいので、注意してください。

根腐れすると、土から腐ったような不快な匂いがします。

④害虫の発生|高温多湿

冬越し中は害虫が発生しやすい時期でもあります。なぜなら、屋外よりも室内は暖かく、暖房や加湿器によって、虫にも過ごしやすい環境になっていることが多いためです。

屋外から侵入した虫がパキラに住み着き、そのまま繁殖して大発生している場合もあります。常に暖房や加湿をしている環境のパキラは、特に注意してください。

⑤葉がチリチリになる|暖房の風

冬にパキラの葉がチリチリになるのは、「暖房の風」「空気の乾燥」が原因です。

冬は暖房を入れて室内を温める方が多いと思います。暖房の風がパキラに当たり続けると、葉が急激に乾燥して、葉がチリチリになるので注意してください。

暖房の風が当たっていなくても、極端に空気が乾燥している場合も危険です。冬は気温だけでなく湿度にも注意してパキラを育てましょう。

パキラの冬越しトラブルの対処法

パキラの冬越しトラブルの対処法

パキラの冬越しトラブルの対処法について紹介します。

  1. 葉がしおれる|水やり
  2. 葉が黄ばむ・茶色になる|暖かい場所へ移動
  3. 葉が落ちる|土を乾燥させる
  4. 害虫の発生|殺虫剤
  5. 葉がチリチリになる|暖房の風を当てない

①葉がしおれる|水やり

冬越し中にパキラの葉がしおれる場合は、水やりを見直しましょう。葉がしおれるのは、「水切れ」「空気の乾燥」が原因であることが多いためです。

水やりが足りなかったり、水やりペースが遅すぎたりしているかもしれません。葉がしおれた後に、すぐに水やりを行えば元に戻りますが、冬の間に何度もしおれると枯れる恐れがあります。

土の乾燥具合を確認しての水やりが重要ですが、忙しくて確認できない場合は水やりチェッカーを利用してください。パッと一目で土の乾燥具合がわかるので、水やりの目安になります。

ただし、冬は乾燥ぎみに育てるため、土が乾いて一週間ほど空けて、暖かい時間帯に水やりしてください。また、空気が乾燥しても葉がしおれるので、葉水は水やりしていないときにも行うと効果的です。

②葉が黄ばむ・茶色になる|暖かい場所へ移動

冬に葉が黄ばむ・茶色になる場合は、パキラを暖かい場所へ移動してください。置いている場所が最低温度10℃以下になっている可能性があります。

午後は10℃以上あっても、気温の下がる朝晩は10℃より低くなっているのかもしれません。低温に当たり続けると、葉が黄ばんだり茶色になったりして、葉が落ちるので注意しましょう。

一日中、暖房で暖かい部屋であれば安心ですが、就寝後は暖房が付いていないご家庭も多いと思います。就寝後に暖房を切っている場合は、パキラを部屋の窓から離れた位置に移動させてください。

特に部屋の真ん中であれば、屋外からの冷え込みの影響を受けにくいです。

③葉が落ちる|土を乾燥させる

冬越し中に葉が落ちるのは、「根腐れ」「寒さ」が考えられますが、土が常に湿っている状態であれば、根腐れしている可能性が高いです。

根腐れしている場合は、まず土を乾燥させましょう。乾燥するまで、一切水やりは行いません。

乾燥後は発根剤を薄めた水を与えて、明るく暖かい環境で育ててください。本来であれば、植え替えをしますが、寒い冬の期間に植え替えは危険です。

余計に根を傷める危険性があるので、植え替えは暖かくなった春以降に行ってください。

④害虫の発生|殺虫剤

冬にパキラから、害虫が発生した時は殺虫剤を使用して対処してください。ただし、ペットや子供がいる空間での使用には注意しましょう。

暖かい午後に屋外へ出して、殺虫剤を噴霧すると安心です。殺虫剤はパキラに発生した害虫に適応したものを使用してください。

AND PLANTSでは、天然の除虫菊を配合した自然由来の成分で作られた「evo 虫を寄せつけない水」の取り扱いがあります。防虫効果があるので、発生前からパキラに散布しておくと、予防に効果的です。

関連記事:観葉植物に付く虫|ダニや害虫の種類と対策について

⑤葉がチリチリになる|暖房の風に当てない

冬越し中にパキラの葉をチリチリにさせないためには、暖房の風を直接当てないようにすることが重要です。

空気が乾燥していると、葉から水分が奪われて葉がチリチリになります。暖房の風は乾いているので、直接当たると急激に乾燥する原因です。

暖房の風が当たらない場所にパキラを置きましょう。また、気温がしっかり上がった時間帯に、霧吹きで葉水をしておくと湿度が上がり、予防に効果的です。

関連記事:観葉植物の葉水|効果と正しいやり方について

パキラの冬越しによくある質問

パキラの冬越しによくある質問

最後にパキラの冬越しでよくある質問とその答えを以下にまとめました。

  1. パキラは屋外で冬越しできる?
  2. 冬に枯れたパキラは復活できる?
  3. パキラの冬越しは日光と温度のどちらを優先すればいい?
  4. 水栽培(ハイドロカルチャー)のパキラは冬越しできる?
  5. 茶色になったパキラの葉っぱは切ってもいい?

それでは具体的に見ていきましょう。

パキラは屋外で冬越しできる?

パキラは屋外では冬越しは難しいでしょう。寒さに弱い植物であり、最低温度10℃以上キープする必要があるためです。

沖縄や九州南部の離島で冬の最低温度が10℃以上であれば、冬越しはできるかもしれません。しかし、急な寒波によって枯れる可能性が高いため、基本的にはパキラは室内で冬越しさせた方が安心です。

冬に枯れたパキラは復活できる?

幹が生きていれば、冬に枯れてもパキラは復活します。冬越し中に葉がすべて落ちても、幹が茶色く枯れていないのであれば、春に新芽が出てくるでしょう。

冬に葉がすべて枯れたからと言って、あきらめないようにしてください。枝を切って、切り口が緑色であれば、パキラは生きています。

気温が十分に上がって、日差しに当てていると新芽が出てくる可能性が高いです。新芽が出てきたら、肥料や水やりをして大事に育ててください。

パキラの冬越しは日光と温度のどちらを優先すればいい?

パキラの冬越しは日光を優先してください。日光も温度もパキラにとって重要ですが、暖かくても暗い場所では枯れる恐れがあるためです。

室内であれば、温度はある程度は保たれると思います。水やりを少なくして、乾燥ぎみに管理すると耐寒性が上がるので、10℃前後であれば冬越しは可能です。

小さいパキラであれば、夜から朝にかけて、段ボールを被せて保温すると冬越ししやすいでしょう。室内であっても10℃以下になる環境である場合は、温度を優先して、植物LEDで補光した方がよいかもしれません。

水栽培(ハイドロカルチャー)のパキラは冬越しできる?

水栽培のパキラは冬越しできます。ただし、土栽培より寒さに敏感なので、常に暖房が付いているような部屋に置いてください。

根が水に浸っているので、冷たい空気で簡単に冷やされます。朝晩の冷え込みで、水温が下がると枯れる恐れがあるので注意してください。

就寝後に暖房を切る場合、夜から朝は段ボールや簡易温室でパキラを保温をしておくと冬越しが簡単になるでしょう。

茶色になったパキラの葉っぱは切ってもいい?

冬越し中に茶色になったパキラの葉は切っても大丈夫です。茶色になった葉は枯れています。

枯れている葉をそのままにしておくと、見た目が悪いだけでなく、風通しも悪くなります。また、土の上に葉が落ちて病害虫の発生原因になるので注意してください。

茶色になった葉はこまめに剪定して、落ち葉も取り除いてください。切れ味の良い剪定はさみを使って、綺麗に剪定してあげると見栄えが良くなります。

まとめ

まとめ

パキラは育てやすく可愛らしいため、人気の観葉植物です。しかし、冬越し方法を間違えると枯れることもあります。

長年パキラを元気に育て続けるためには、冬越しの手入れは必須です。毎年訪れる冬だからこそ、冬越し方法には注意して育てましょう。

冬の管理方法は生育期の春~夏と異なるため、初めて植物を育てる方にとっては難しいかもしれません。ここで紹介した冬越し方法を試して、長い間を一緒に過ごせるパキラに育ててください。

田中 秀和
小さな時から花や観葉植物が好きで、田舎の野山を駆け回っては植物を採集して育てていました。 今でも自宅では多肉植物やサボテン、コーデックスを中心に様々な観葉植物を育てています。 総合園芸店で働いていたこともあり、植え替えやお水やりなどの管理、販売、お客様からのご相談ご依頼を経験。観葉植物の素敵な魅力や育て方を、目の前にいるような感覚でお届けできればと思います。 一緒にかけがえのない一鉢を見つけましょう。