植物名 | ガーベラ |
学名 | Gerbera jamesonii Hybrid |
英名 | Gerbera、African daisy、Transvaal daisy |
和名 | ハナグルマ(花車)、オオセンボンヤリ(大千本槍) |
科目/属性 | キク科ガーベラ属 |
原産地 | 南アフリカ |
性質 | 多年草 |
草丈 | 10~40cm |
日当たり | 日当たりがよい場所を好む |
生育適温 | 15~25℃ |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 鉢植え:乾いてからたっぷり 地植え:降雨任せ |
肥料 | 植え付け時:緩効性の粒状肥料 生育期:緩効性の粒状肥料と液肥 |
開花時期 | 四季咲き性(春と秋) |
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[https://andplants.jp/collections/caregoods]ガーベラの特徴
ガーベラは、手のひらを広げたような咲き方が可愛いと人気のお花。赤、白、ピンク、黄色、オレンジとさまざまな色があり、花壇をぱっと明るくしてくれます。
一重咲きや八重咲き、細長い花びらのスパイダータイプ、球状のものなど、咲き方も豊富です。
常緑の草花なので、開花期が終わってもよほどの寒気にさらされなければ、葉が緑のまま残ります。
咲いた花は、切り花にして室内で楽しむのもおすすめです。
ガーベラの種類
ガーベラの苗には、ミニガーベラとガーデン(宿根)ガーベラの2種類あります。それぞれの特徴をチェックしてみましょう。
ミニガーベラ
- 鉢植え向き
- 草丈は10~15㎝くらい
- 小輪から中輪の花が咲く小型品種
ガーデンガーベラ
- 地植えでも鉢植えでも可
- ミニガーベラに比べて暑さ寒さ、病害虫に強い
- 草丈は30~40㎝くらい
- 夏も咲き続ける
鉢植えで育てる場合はどちらでもOKですが、庭に地植えする場合はガーデンガーベラがおすすめです。
また、基本的な開花期は春と秋ですが、ガーデンガーベラは花数は減るものの夏の間も咲き続けることが多いです。
ガーベラの基本的な育て方

次に、ガーベラの基本的な育て方を解説していきます。
- 日当たりと置き場所
- 栽培温度
- 水やり方法と頻度
- 肥料の与え方
- 夏越し方法
- 冬越し方法
初心者でも育てやすい植物ですが、適切な管理をすることでガーベラの花を長く楽しむことができますよ。
それぞれ見ていきましょう。
切り花を長持ちさせたい方は「ガーベラの切り花を長持ちさせるコツ」の記事を参考にしてみてください。
日当たりと置き場所
ガーベラは、日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。
アフリカ原産のガーベラは、太陽の光が大好きです。株元までしっかり日が当たることで、つぼみをたくさんつけて花を咲かせてくれます。
一方で多湿に弱く、風通しが悪い場所では蒸れて枯れたり病気になったりしてしまいます。
夏の西日は避けた方がよいので、地植えする場合は東や南向きの場所を選ぶとよいでしょう。
栽培温度
ガーベラの生育適温は、15~25℃くらいです。
15℃以下や25℃以上になると、ミニガーベラは花が咲かなくなります。一方で、ガーデンガーベラは、冬はミニガーベラと同じく花は咲きませんが、夏は花数を減らしながらも花を咲かせ続けます。
水やり方法と頻度
ガーベラは乾燥に強く多湿に弱い植物なので、水の与えすぎに注意しましょう。
鉢植え
- 表土が乾いたら、鉢底から水が流れるまでたっぷり水を与える
地植え
- 基本的には水やりはしない
- 晴れの日が続き土が乾燥していたら、たっぷり水を与える
水やりをするときは、花や葉に当たらないように株元にそっとかけるようにしましょう。特に、花に水がかかると、傷みやすくなってしまいます。
肥料の与え方
肥料は、植え付け時に元肥を、春と秋の生育期に追肥を与えましょう。
植え付け時
- 緩効性の粒状肥料を、用土に混ぜて与える
生育期
- 緩効性の粒状肥料をまくか、固形肥料を置き肥する
- 1週間に1回、液肥を与える
生育期に与える粒状や固形肥料を株元に施すと、肥料焼けを起こしてしまうかもしれません。鉢植えは鉢の縁に沿って、地植えは少し離れた場所に施しましょう。
花が咲かない夏と冬は、肥料をストップしてください。夏も咲き続けるガーデンガーベラも、肥料疲れしてしまうかもしれないので夏の間は控えましょう。
夏越し方法
ガーベラは暑さに強い植物ですが、真夏の直射日光や長雨による多湿が苦手です。夏になったら、対策をしてあげましょう。
鉢植え
- 午後から日陰になる場所に移動させる
- 雨が続くときは、軒下に移動させる
地植え
- 寒冷紗などで覆い、日よけをする
- 午後から日陰になる場所に植える
- 長雨の時は、ビニールで覆う
寒冷紗とは、夏の高温や強い日差し、冬の寒さや強い風を防いでくれる薄い布のことです。ただし、水は通すので、長雨時にはビニールなどでカバーする必要があります。
夏は乾燥するからと毎日水やりする方もいますが、やりすぎると蒸れて枯れてしまうので気を付けましょう。
また、夏の水やりは、涼しい朝か暑さが落ち着いた夕方に行ってください。昼間の暑い時間に行うと、水が温まってしまい株を傷めてしまいます。
冬越し方法
ガーベラは寒さに強い植物ですが、霜や雪には注意が必要です。
鉢植え
- 霜が降りるようになったら、軒下に移動させる
- 0℃を下回るようなら、屋内に入れる
地植え
- マルチングシートやわら、バーグチップなどで土を覆う
0℃を下回ると地上部の葉や茎は枯れてしまいますが、根は残っています。葉や茎がなくなっても抜いてしまわずに、春に芽が出てくるのを待ちましょう。
また、冬の水やりは、暖かい昼間に行ってください。特に、夕方行うと冷たい水で株が弱ったり、凍って株を弱めたりしてしまいます。
ガーベラの植え付け

ガーベラの苗を買ってきたら、新しい鉢や花壇に植え付けしてあげましょう。植え付けに必要なものとやり方を解説します。
- 苗の選び方
- 用土
- 植え付けの適期とやり方
適切に植え付けを行うことで、長くガーベラを楽しめますよ。
苗の選び方
元気なガーベラを育てるためには、苗選びが大切です。園芸店やホームセンターなどで苗を購入するときは、次の点をチェックして選びましょう。
葉
- 色が濃くてたくさん繁っている
- 肉厚でボリュームがある
- 黄ばんだり病害虫がついたりしていない
茎
- 太くてしっかりしている
花・つぼみ
- 花びらにハリがある
- 色づいたつぼみが中心にたくさんついている
上から見ただけでは気付かないこともあります。葉の裏側や株元も見て健康な苗を選びましょう。
用土
ガーベラは、水はけのよい土を好みます。次の要領で、ガーベラに合った土を用意しましょう。
市販の草花用培養土
- パーライトを1割混ぜる
自分で作る
- 赤玉土と腐葉土、パーライトを、5:4:1の割合で混ぜる
地植えの場合
- 腐葉土を3割、パーライトを1割程度、土に混ぜる
土が準備できたら、元肥として緩効性の粒状肥料を加えておきます。
植え付けの適期とやり方
ガーベラは、3~5月もしくは9~10月が植え付けの適期になります。植え付けするときに準備するものは、次のとおりです。
- ガーベラの苗
- 用土
- 鉢:一回り大きく、深さのある鉢がおすすめ
- 鉢底ネット・鉢底石
- スコップ:土入れ用の筒状タイプがあると便利
- ハサミ:不要な葉などを切るため
- ジョウロ
植え付けのやり方は、鉢植えと地植えそれぞれで解説していきます。
鉢植えの植え付け方法
- 植え付ける鉢の底に鉢底ネットを敷き、鉢底石を敷く
- 苗を入れたときに株元が縁より下になるくらいまで鉢に土を入れる
- ポットやプラスチック鉢から苗を取り出す
- 傷んだ葉などがあれば切り取っておく
- 根鉢は崩さずに鉢に入れて、隙間に土を入れていく
- 鉢底から水が流れるようにたっぷり水を与える
- 日当たりと風通しのよい場所に置く
地植えの植え付け方法
- 植え付ける場所を耕し、腐葉土とパーライトを混ぜておく
- 苗の高さくらいまで土を掘る
- 取り出した苗は、傷んだ葉などがあれば取り除いておく
- 根鉢を崩さずに穴に入れ、隙間に土を入れる
- たっぷり水を与える
植え付け時に土を被せるときは、株元を土で埋めないように注意しましょう。根元に芽がつくため、埋めてしまうと花芽が出にくくなってしまうからです。
また、根鉢は苔などを軽く取るくらいに留め、根をあまりいじらないようにしましょう。特に、太い根を切らないように気を付けて扱ってください。
ガーベラのよくあるトラブルと対処法

ガーベラを育てていると、さまざまな要因でトラブルが発生することもあるでしょう。ガーベラに発生しやすい主なトラブルと対処法を解説していきます。
- 花が咲かない
- 元気がない
- 根腐れした
- 植え替え後に枯れた
なるべくトラブルにあわずに育てられるように、予防法もしっかりチェックしておきましょう。
花が咲かない
ガーベラを育てていても葉っぱばかりで花が咲かないという悩みがある方は、以下の3点をチェックしてみてください。
- 日照不足
- 肥料不足
- 根詰まり
ガーベラの開花時期には、しっかり太陽の光を当ててあげることが大切です。
また、ガーベラは「肥料食い」とも呼ばれる植物なので、肥料が足りないと花が咲きません。
肥料にはさまざまな栄養素が含まれていますが、花付きを良くするために必要なのがリン酸です。花が咲かないときは、リン酸が多めの肥料を与えてみましょう。
毎年花が咲いているのに今年だけ咲かないという場合は、根詰まりで成長が阻害されているかもしれません。鉢植えは植え替えをして、成長しやすい環境を整えてあげましょう。
元気がない
ガーベラの元気がないように感じたら、以下の4つをチェックしてみましょう。
- 水切れ
- 過湿
- 日照不足
- 急激な環境の変化
ガーベラは乾燥に強い植物ですが、水切れによって弱ることもあります。
鉢植えのガーベラがぐったりしていたら、たっぷりと水を与えた後に受け皿に水を張り、一晩つけておいてみてください。朝には元気になっているかもしれません。
地植えは基本的に水やり不要ですが、晴れの日が続き土が完全に乾燥してしまうようなら、水を与えましょう。
また、土が常時湿っていたり日当たりが足りなかったりすると弱ってしまうので、栽培環境を見直すことが大切です。
苗を買ってきてすぐに元気がなくなった場合は、急激な環境の変化によるものかもしれません。特に、屋内で売られていたガーベラを、すぐに日中ずっと日が当たる場所に置くと弱りやすいです。
買ってきたら1~2日明るい日陰に置き、次に午前中日当たりがよい場所へといったように、少しずつ環境に慣れさせてあげるとよいでしょう。
根腐れした
もしガーベラが根腐れしてしまっていたら、以下の3つを疑ってみてください。
- 水の与えすぎ
- 土の水はけが悪い
- 長雨で土が常時湿っている
ガーベラの根腐れは、ほとんどが過湿によるものです。土が常時湿った状態にならないように、水やりの頻度や土の排水性に注意しましょう。
長雨のときは、鉢植えを軒下に入れ地植えはカバーをかけるといった対策が必要です。
また、根腐れしてしまったガーベラは、掘り起こして黒くなって腐った根を切り落とし、新しい土に植え替えてあげましょう。
植え替え後に枯れた
ガーベラを植え替えた後すぐに枯れてしまったら、以下の4点をチェックしてみてください。
- 根を傷つけた
- 日当たり
- 水切れ
- 高温多湿
ガーベラの植え替え時に根を傷つけてしまうと、見た目はきれいに植え付けできていても、すぐに弱ってしまう場合があります。
完全に枯れていない場合は、萎れた茎や古い葉を摘み取り、新しい葉だけを残して様子を見ましょう。
植え替えは少なからず株にダメージを与えます。植え替え後は、根と土が馴染むようにたっぷり水を与え、適切な置き場所と管理を心がけましょう。
ガーベラに発生しやすい病害虫と対処法

ガーベラは、次のような病害虫が発生するときがあります。
- うどんこ病
- 灰色カビ病
- 炭疽病
- 斑点病
- アブラムシ
- ハダニ
- コナジラミ
病気の発生原因は、ほとんどが土の中にいる菌の付着です。害虫によって、さらに病気が誘発されることもあります。
発生した場合の対処法や予防について解説するので、参考にしてください。
うどんこ病
うどんこ病の特徴は以下のとおりです。
- 春と秋に発生しやすい
- 葉や茎に白い粉状のカビが発生する
- 葉が薄灰色や黄色になり、縮れたり枯れたりする
- 生育不良になり、花が咲かない
見つけたら病斑部分を取り除き、ベニカXファインスプレーなどの薬剤で殺菌しましょう。
予防するには、日当たりと風通しのよい場所で育てることが大切です。咲き終わった花は花がら摘みを行い、葉が密集しているときは古い葉を摘み取ると、蒸れを防げます。
また、大雨による泥はねで葉に菌が付着することもあります。特に、地植えの場合は、わらやバーグチップなどでマルチングしておくと安心です。
灰色カビ病
灰色カビ病の特徴は、以下のとおりです。
- 春先から梅雨、秋口から冬の初めごろに発生しやすい
- 葉や花に褐色の斑点ができる
- 斑点が広がると灰褐色のカビで覆われ、腐って枯れる
発生した部分は切り取り、ベニカXファインスプレーなどの薬剤で殺菌しましょう。
放置していると周辺の花にも胞子が付着し、どんどん広がってしまいます。
予防するには、風通しをよくしておくことが大切です。葉が密集していたらすいて、枯れた葉はこまめに摘み取りましょう。
水のやりすぎや雨による蒸れにも注意してください。
炭疽病
炭疽病の特徴は、以下のとおりです。
- 春から秋に発生しやすい
- 葉に暗褐色の円形病斑ができる
- 葉柄(葉と茎をつなぐ部分)花梗(花と茎をつなぐ部分)に暗褐色の病斑ができて折れやすくなる
発生部位はすぐに取り除き、焼却するかビニール袋に密閉して破棄しましょう。さらに、STダコニール1000などの殺菌剤を散布します。
全体に広がっているようなら、株ごと破棄してください。
窒素の多い肥料の使用を控え、水はけと風通しのよい場所で育てましょう。水やりは株元からそっと行い、雨天時も泥はねに気を付けてください。
斑点病
斑点病の特徴は、以下のとおりです。
- 春から秋に発生しやすい
- 葉脈に沿って褐色の斑点が発生する
- 古い病斑には黒い殻にようなものが見られる
- 多発すると枯死する
発生したら、病斑部分は取り除いて焼却するか、ビニール袋に密閉して破棄しましょう。さらに、STダコニール1000などの殺菌剤を散布します。
窒素の多い肥料の使用を控え、水はけと風通しのよい場所で育てましょう。
アブラムシ
アブラムシの特徴は、以下のとおりです。
- 春と秋に発生しやすい
- 汁液を吸い株を弱らせる
数が少ない場合は、手でつまんだり粘着テープなどで取り除きましょう。たくさん発生しているときは、ベニカXファインスプレーなどの殺虫剤で駆除します。
放置しておくとウイルスを媒介し、モザイク状の模様が現れるモザイク病を発生することもあります。
肥料に窒素が多いと発生しやすいので、リン酸が高めの肥料を選ぶとよいでしょう。また、風通しのよい場所で過湿にならないように育てることも大切です。
植え付け時に粒状殺虫剤のオルトランをまいておくと、予防できます。
ハダニ
ハダニの特徴は、以下のとおりです。
- 春から秋にかけて発生しやすい
- 葉に白や茶色の斑点やカスリ状の模様が出る
- 葉の裏に白いクモの巣のようなものがつく
- 花を食べられてしまう
発生していたら、粘着テーブで取り除くか水で洗い流しましょう。もしくは、ベニカXスプレーなどの殺菌剤で駆除してください。
日当たりと水はけのよい場所で育てることと、過湿に気を付けましょう。植え付け時に粒状殺虫剤のオルトランをまいておくと、予防できます。
コナジラミ
コナジラミの特徴は、以下のとおりです。
- 夏に発生しやすい
- 汁液を吸う
- 葉が白いカスリ状になる
- 排泄物ですす病が発生し黒く汚れる
発生していたら、粘着テープで取り除くか水で洗い流しましょう。ベニカXスプレーなどの殺菌剤も有効です。
植え付け時に粒状殺虫剤のオルトランをまいておくと、予防できます。乾燥を好むため、夏の間は葉水を行うのもよいでしょう。
ガーベラを育てるときのよくある質問

最後に、ガーベラを育てるときのよくある質問を3つ紹介します。
- ガーベラの花が終わったらどうしたらいい?
- ガーベラの鉢植えは室内でも育てられる?
- ガーベラの鉢植えに寿命はある?
ガーベラの花が終わったらどうしたらいい?
ガーベラの花が終わったら、花がら摘みを行います。花茎の根元から手で摘むかハサミで切り取ってあげましょう。
そのままにしておくと、新しい花への栄養を取られてしまい、次の花が咲かなかったりつぼみが増えなかったりしてしまうからです。さらに、病気の原因にもなってしまいます。
花の見ごろを過ぎたらすぐに切るようにすると、新しい花芽が付きやすくなりますよ。切った花は、切り花として花瓶に活けてお部屋に飾ってあげましょう。
また、葉っぱが混み合ってきたら、剪定もしてあげてください。
ガーベラは根元につぼみをつけますが、葉っぱが繁りすぎて株元に日が当たらないと花芽ができないからです。
黄色くなった古い葉だけでなく、新しい葉でも株元を覆ってると思ったら、根元から切ってしまってかまいません。
株全体への日当たりと風通しがよくなることで、病害虫の予防にもなりますよ。
ガーベラの鉢植えは室内でも育てられる?
ガーベラの鉢植えを室内で育てるのはおすすめしません。
ガーベラは南アフリカ原産で、日光が大好きな植物。室内では、いくら窓辺に置いても日当たりが足りずに、すぐ枯れたり病気になったりしてしまいます。
屋外に置いて咲いた花を切り花にすれば、育てたガーベラを室内で楽しめますよ。
ガーベラの鉢植えに寿命はある?
ガーベラは、多年草なので何年も繰り返し花を咲かせる植物です。冬の寒さで地上部が枯れても根が生きていれば、また葉を繁らせて花を咲かせてくれます。
しかし、鉢植えの場合は2~3年くらいで根詰まりし、枯れたり花が咲かなくなったりしてしまうため、寿命を延ばすためには植え替えが必要です。
植え付けの2~3年後、もしくは根が詰まっていると感じたら、3~4月の桜が咲く頃か暑さが落ち着く9月頃に、一回り大きめの鉢に植え替えてあげましょう。
植え替えは、植え付け方法を参考にしてください。
まとめ
ガーベラは乾燥に強く、暑さ寒さにも比較的強い植物なので、園芸初心者でも育てやすい植物です。水やりや肥料、病害虫予防など、適切な管理をすれば、毎年カラフルな花を咲かせてくれます。
今回は、ガーベラの適切な環境や日常の管理、トラブルの対処法など、基本的な育て方について解説してきました。
春や秋のガーベラの開花期には、園芸店やホームセンターなどにたくさんのガーベラの苗が並びます。お気に入りの色や咲き方のガーベラを選び、お庭できれいに咲かせましょう。
AND PLANTSでは、おしゃれで使いやすい園芸グッズを取り揃えています。お気に入りの道具を使うだけでも、ガーデニングが楽しくなりますよ。
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