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整体院に置く観葉植物

整体院に置く観葉植物|選び方とおすすめの種類

来店したお客さんを癒し、体調を整えてもらう場所である整体院。リラックス効果のある観葉植物を飾れば、よりお客さんはくつろぎやすくなり、施術に満足してくれる方も多くなるでしょう。さらに、数鉢置いてあるだけで院内は明るく見え、清潔感のある空間を演出します。

整体院では院内の見栄えや雰囲気を考慮しつつ、お客さんにとって良い空間で機能面にもフォーカスした観葉植物選びが大切です。

今回は整体院に置くおすすめの観葉植物の種類を詳しく紹介します。

もし、どんな観葉植物が整体院に良いか迷ってしまったときは、筆者個人的にはドラセナ・ソングオブインディアがおすすめです。スリムな樹形は、大きくなってもスペースを余分に取りにくく、狭い院内でも置きやすいです。

(すぐに「整体院に置くおすすめの観葉植物」を見たい方はこちらのリンクをクリックいただくと該当部分に移動します)

[https://andplants.jp/collections/plants-chiropractic]

↑こちらでは整体院におすすめの観葉植物を商品一覧でまとめているので、併せてご覧ください。

AND PLANTSでは、オフィス・店舗に大型の観葉植物の導入を検討されている方におすすめのXLサイズも取り揃えています。大型の観葉植物を飾りたい方は、ぜひご覧ください。

[/collections/plants-xl]

整体院に置く観葉植物の選び方

植物は、種類によって特性や性質が違い、育てられる場所が限られる・育て方が難しい・ゴミが出やすいなどの違いがあります。

ここでは、整体院に置く観葉植物の選び方について詳しく解説します。

  1. 虫が寄り付きにくいもの
  2. 葉が落ちにくいもの
  3. スペースを広く取らないもの

虫が寄り付きにくいもの

お客さんの体調を整える整体院では、虫が寄り付きにくい観葉植物を選び、清潔感のある院内をつくりましょう。

薄い葉を出す植物よりも、比較的厚みのある植物や多肉植物の方が虫が付きにくく、整体院の観葉植物におすすめです。

ただし、コバエは土の匂いで寄り付きやすく、土の中に卵を産みつけて繁殖することもあります。植物の種類とはあまり関係がないので、鉢の表面にココナッツファイバーやウッドチップを被せたり、赤玉土などの無機質な土を敷き詰めたりして、土の匂いをカバーしましょう。

葉が落ちにくいもの

清潔感のある整体院を演出するなら、葉が落ちにくい観葉植物を選びます。観葉植物の枯れた葉がたくさん落ちてしまうと、不衛生に見えることもあります。

基本的に観葉植物は、冬に葉を一斉に落とさない常緑性の多年草や樹木です。生理現象や生長の流れによって春から夏頃にかけて葉が入れ替わる特徴があり、植物によって葉が入れ替わる量が違います。

さらに大きい葉・長細い葉・硬い葉を展開する植物は、小さい葉をたくさん出すものよりも比較的葉が落ちにくいです。

全ての植物が該当するわけではありませんが、どの植物も長生きをすればゴミは出るので、整体院にあった観葉植物を選んでくださいね。

スペースを広く取らないもの

ものがあまり置けない整体院の場合は、スペースをあまり取らない観葉植物を選びましょう。

枝葉や幹が横に広がりやすい観葉植物は、鉢の大きさよりも株が数倍大きくなり、空間を物理的に狭くしてしまうこともあります。人の肩や腰に当たって転倒させてしまう場合もあるので、スペースにあわせた植物選びが大事です。

整体院におすすめの観葉植物

ここでは、整体院におすすめの観葉植物を5つ紹介します。

  1. ドラセナ・ソングオブインディア
  2. パキラ
  3. ガジュマル
  4. カラテア・マコヤナ
  5. ユッカ・エレファンティぺス

①ドラセナ・ソングオブインディア|明るい葉とスリムな樹形

ドラセナ・ソングオブインディア
日当たり 日当たりのよい置き場所(直射日光は避ける)
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いてから
秋冬:土の表面が乾いてから2〜3日後

黄味がかった白い幹が、地面から軽やかな曲線を描くように伸びるドラセナ・ソングオブインディア。幹の先端からは、縁(ふち)に黄色い斑が入る緑の葉を花が咲くように展開します。細身のスタイルなので小スペースでも置けるので、空間が狭くなることもあまりありません。

マダガスカルやインドを中心に自生しているドラセナ・ソングオブインディアは、20℃以上の場所で元気よく育つ観葉植物です。気温が10℃を下回ってしまうと、寒さで生長が緩やかになり水やりの頻度が減ります。

水を与えるタイミングがわかりにくくなり、管理が難しくなってしまうので、できるだけ冬は日当たりの良い暖かい場所で管理してください。

[https://andplants.jp/collections/songofindia]

②パキラ|樹形が美しい観葉植物

パキラ
日当たり 日当たりのよい置き場所(直射日光は避ける)
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いてから
秋冬:土の表面が乾いてから2〜3日後

透き通るような薄くて鮮やかな緑の葉を、てんぐのうちわのように複葉で広げるパキラ。幹が太くて真っ直ぐに伸びるものや、ねじれて仕立てられたものなど、樹形のバリエーションが豊富で美しいです。

英語圏では「Monney tree」の名前で親しまれ、風水では金運効果が高い観葉植物として知られています。一般的に5〜6枚ほどの複葉で展開しますが、7枚以上あると幸運が訪れるといわれることも。

日陰に耐性があるパキラは、午前中は日が差し込み、午後は日陰になるような半日陰で育てるのが最適です。乾燥や害虫の被害が少なく、管理の手間があまりかかりません。

直射日光が当たると葉焼けを起こしてしまうこともあるので、陰になるような場所に置きましょう。

[https://andplants.jp/collections/pachira]

③ガジュマル|棚やデスクの上に飾れるサイズ

ガジュマル
日当たり 日当たりのよい置き場所
温度 最低5℃以上をキープする
耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いたら
秋冬:土の表面が乾いてから2〜3日後

観葉植物の中でも代表的なガジュマルは、地面から伸びる幹がユニークで、個性を感じる樹木です。ボコボコと膨れ上がった幹は個体によって違い、好みの樹形を選べる魅力もあります。

比較的「ニンジンガジュマル」といわれる手乗りサイズのものが多く、棚やデスクの上に置いてコーディネートを楽しむことができます。生長スピードがゆっくりなので水やりが少なくて初心者でも育てやすいです。

東南アジアをはじめ、品種によっては日本でも沖縄や屋久島などに自生しているガジュマルは、風通しが良く涼しい環境でよく育ちます。直射日光にもよく耐え、葉焼けを起こしにくいです。

また、太い幹にたくさんの水分をたくわえているので、水切れで枯れることがあまりありません。幹にしわが寄っていたり、やわらかくなっていたりするときは、水をたっぷりと与えましょう。

[https://andplants.jp/collections/chinesebanyan]

④カラテア・マコヤナ|色味を足すならこれ

カラテア・マコヤナ
日当たり 日当たりのよい置き場所(直射日光は避ける)
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いたら
秋冬:土の表面が乾いてから2〜3日後

大きな固い葉の中に、植物のシルエットに似た模様が入るカラテア・マコヤナ。

ラテアートのようなかわいい模様が入る葉は、個性的でインテリア性が高く、院内のアイポイントにもなります。日陰に耐性があるので、日当たりがあまり良くない場所でも生長します。

ブラジルを原産とするカラテア・マコヤナは、多湿な環境を好むので、定期的な水やりがかかせません。春夏は水切れに注意をし、土を極端に乾かさないようにしましょう。一方で秋冬は、気温が低い場所で管理していると生長が緩やかになるので、土を乾かし気味にします。

また、生長が鈍くなったり止まったりすると、水やりや肥料やりの頻度が変わって管理が難しくなってしまう場合もあります。できるだけ15℃以上の一定の暖かい環境をつくって管理するといいです。

[https://andplants.jp/products/calatheamakoyana-tableplants-m]

⑤ユッカ・エレファンティぺス|寒さに強い

ユッカ・エレファンティペス
日当たり 日当たりのよい置き場所
温度 最低0℃以上をキープする
耐寒性 強い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の中が乾いてから2〜3日後
秋冬:土の中が乾いてから4〜5日後

茶色くて太い幹が力強く真っ直ぐと伸び、厚みのあるシャープな葉がクールなユッカ・エレファンティペス。剣(つるぎ)のような鋭くとがった葉が印象的で、がっちりとした力強いたたずまいが美しく、「青年の木」とも呼ばれます。

主に北アメリカから中南米に自生するユッカ・エレファンティペスは、比較的寒さに耐性があります。そのため寒くなる冬の夜、暖房が効いていない室内でも葉が変色することもあまりなく、元気に育ちます。

ただし、氷点下5℃を下回ってしまうと寒過ぎて弱ってしまうので、株周りに腐葉土やバークチップなどでマルチングをして、暖かくしてあげましょう。

[https://andplants.jp/collections/yucca]

整体院に観葉植物を置くときに考えるべきこと

整体院に観葉植物を置くときは、以下の3つのポイントについて考えてみてください。

  1. 観葉植物を育てられる環境であるか
  2. 導線やスペースがあるか
  3. 人がリラックスできる配置か

観葉植物を育てられる環境であるか

院内の美観を清潔に保つためには、観葉植物を育てる環境を良くしましょう。

育てる植物に適した環境ではないと、葉が変色したり落ちたりして、清潔感のない院内に見えてしまうことも。日当たりや風通し、温度や湿度など、植物が育ちやすい環境が整っているかを確認してください。

さらにはケアができる時間があるか、人がいるかなど条件にも着目して観葉植物を選び購入するといいです。

導線やスペースがあるか

 観葉植物や家具のコーディネートにおいては、ゾーニング(配置)計画が大切です。

どこに植物やものを置くか決めて配置することで、人が歩く導線を決められます。特に人が通る待合室やホールなどでは、できるだけスペースを広くあけ、歩きやすい空間にすることを心がけましょう。

導線がしっかりと決まれば、無駄なスペースを取られることが少なくなり、有効的に余ったスペースを使うこともできます。座席数の確保や広さなどにもつながるので、適切な数で観葉植物を購入しましょう。

また、歩くスペースが広くなれば、観葉植物が腰や肩に当たらなくなるので、株や人を傷付けることも少なくなります。

人がリラックスできる配置か

植物の葉は、リラックス効果やストレスを軽減する作用があります。待合室で待っている間、または整体を行っている間に見えるように配置すると、よりお客さんに喜んでもらえる施術ができるかもしれません。

視界に入る緑の割合が10〜15%程度あるとその効果は大きく、作業の効率化も図れるそうです。鏡の横や上部に植物を置くと自然とお客さんの視界に入るので、配置に困ったら意識すると良いかもしれません。

ただし、観葉植物をたくさん置き過ぎてしまうと、心理的に拒絶反応を起こしやすくなるので増やし過ぎないように注意してくださいね。

整体院に置く観葉植物の育て方

より清潔でクリーンな整体院であることが見てはっきりとわかるように、観葉植物のケアはしっかりと行いましょう。

ここでは、整体院に置く観葉植物の育て方について、基本的なポイントを4つ紹介します。

  1. 掃除をしてきれいにする
  2. 水やりをする週を決める
  3. 日当たりや光を調整する
  4. 大きくなったら植え替えと剪定を行う

関連記事:観葉植物の育て方|コツや管理法について

掃除をしてきれいにする

整体院で育てる観葉植物には、チリやホコリが積もりやすく、汚くなって見た目が悪くなることもあります。また、葉に付いた汚れによって光合成がしにくくなり、植物は生長不良を起こす場合も。

清潔感が失われないように、日頃からハンドモップやタオルなどで掃除をし、植物をきれいにしましょう。

さらに定期的に葉水も行って、常に葉がみずみずしい状態を維持するといいです。植物は極端に乾燥しにくくなり、葉焼けや水切れを起こすことも少なくなるので管理がしやすいです。

水やりをする週を決める

水やりがうまくできていないと、観葉植物は乾燥して水切れを起こしたり、過湿になって根腐れを起こしたりして枯れてしまいます。

水を与える前に一度、土の中の乾燥具合を確かめてから水やりをしましょう。

また、整体院の場合は、水やりをする週を決めておくのもおすすめです。忙しい日が続いてしまうと、だれが行ったのか、何回水を与えたのか、わからなくなってしまうこともあります。

たとえば、観葉植物の生育が旺盛になる春から夏の暖かい時期は、水をたくさん必要とします。春は1〜2週間に1度、夏は1週間に1〜2度のペースで水を与えます。

気温が低くなって観葉植物の生育の流れが落ち着く秋から冬にかけては、月に1〜2度のペースで土の乾燥具合を確認しながら水を与えましょう。

ただし、環境や観葉植物の種類・品種によっては水を吸収する量が違うので、あらかじめ温度や育て方をチェックしておくといいですよ。また、水やりの面倒な手間を省きたい場合は、下記のお水やりチェッカーもおすすめします。

[https://andplants.jp/products/watering_checker_sustee_small_single]

関連記事:観葉植物の水やり|タイミングや頻度について

日当たりや光を調整する

直射日光の当たり過ぎや日照不足は、観葉植物の生長不良の原因となります。できるだけ院内に置く観葉植物は、日当たりの良い場所に置き、育てる植物にあわせて光の入り具合を調節しましょう。

基本的に多くの観葉植物は、午前中に光合成を活発に行い、午後になるにつれ活動が鈍くなります。午前中に陽の光が当たって、午後には日陰となるような半日陰な場所に置くのが最適です。

また、日中に直射日光に当たり過ぎてしまうと、葉焼けや水切れを起こしたり、鉢の中が蒸れて根腐れを起こしたりする場合も。特に夏の西日の当たり過ぎは観葉植物を弱らせ、生長の流れを悪くさせることもあります。

院内に直射日光が差し込む場合は、鉢を移動させるか、カーテン・ブラインド・すだれなどで日陰をつくり光の当たり具合を調節するといいです。

大きくなったら植え替えと剪定を行う

鉢植えで育てる院内の観葉植物は、基本的に2年に1回のペース植え替え剪定をします。

根鉢がパンパンに固くなってしまうと、土中の酸素濃度が薄くなるため、植物の根が窒息状態に陥りやすくなります。根詰まりを起こして枯れてしまう場合もあるので、鉢底・土の表面から根が出たときにも植え替えをしましょう。

剪定は、植物の生長をコントロールするのと環境を良くするために行うものです。枝葉がたくさん伸びて大きくなり過ぎたときや、株の内側に光や風が当たりにくくなったときにも行うといいです。

ただし、植物によって生長スピードが違うので、生育にあわせて植え替えと剪定の頻度を変えてくださいね。

まとめ

院内のインテリアに明るさをもたせ、リラックスのできる空間を演出する観葉植物。植物の種類や品種を選びケアの仕方をしっかりと把握していれば、常に清潔感のある整体院をつくれ、よりお客さんが来院しやすい雰囲気になるでしょう。

また、観葉植物が整体院にあれば心理作用が働き、お客さんの待ち時間によるストレスなどを軽減させることもできます。見栄えだけではなく、気持ちを楽にさせるような役割が観葉植物にはあります。

今回紹介した観葉植物で、どれが整体院に良いか迷ってしまったときは、ドラセナ・ソングオブインディアを選んでみてください。筆者個人的には、忙しくて定期的に管理がしにくい整体院などでも枯れにくく、鮮やかな斑入りの黄緑の葉を維持できるのでおすすめです。

柴﨑 光一
建築・インテリア学科卒の元造園士。植物が大好き過ぎて、大自然のカナダで植物と戯れながら、 観葉植物・庭木・草花を使ったガーデニングの世界を開拓しています。 建築と造園の経験に加え、趣味のさまざまな植物やコケの収集、植物アート作りを生かして、 みなさんに観葉植物の魅力をお届けします。好きな観葉植物は、ザミオクルカス・ザミフォーリアとフィカス・アルテシマです!

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