観葉植物の基本的な育て方|コツやトラブルの対処法について

観葉植物の基本的な育て方|コツやトラブルの対処法について

観葉植物を家に飾ってみたいけれど、そもそも植物のお世話って何をしたら良いのかよく分からない。そんな悩みを抱えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回の記事では観葉植物の基礎的なお手入れや代表的なトラブルを紹介し、初心者の方でも育てやすい植物の具体例もピックアップします。

この記事を読めばよく分からないと思っていた観葉植物のお世話について詳しくなり、何の心配もなく楽しい観葉植物ライフをスタートできますよ。

ぜひ育てる観葉植物のことを想像しながら読んでみてください。

観葉植物の基本的な育て方とは

まずは植物を育てるにあたっての基本をまとめました。基本的には下記の5種類が分かっていれば、元気に植物を育てることができますよ。

  1. お水やり|土が完全に乾いてからあげる
  2. 置き場所|日当たりの良いところに飾る
  3. 肥料|液体肥料と緩効性肥料を使い分ける
  4. 温度|最低5〜10℃
  5. 剪定|生育期直前を目安に行う

それぞれについて下記でより詳しく紹介していきます。

お水やり|土が完全に乾いてからあげる

お水やりは植物を育てるにあたり最も基本的なお世話でしょう。まずはなぜ植物にお水やりが必要なのか軽く振り返ります。

植物が育つのにも人間と同じく栄養が必要で、植物は「栄養を作り出す」「栄養を吸収する」のどちらかで栄養を摂取しています。

水と二酸化炭素、日光を使い光合成をすることで「栄養を作り出し」、雨などで染み出した土の栄養素を根から吸うことで「栄養を吸収する」のです。いずれにせよ、栄養を摂取するのにお水が欠かせないことが分かりますね。

それでは常にお水をあげれば良いのかというと、実はそういうわけでもありません。根も呼吸をしているので、常に水に濡れていたり、土が湿り続けていたりすると酸素を吸収できず弱ってしまいます。

お水やりの基本は土が完全に乾いてから、たっぷりあげることです。

最初は土の中まで乾いているか分かりづらいので、持ち上げてみたり、竹串を刺してみたりして乾いているか確かめましょう。

置き場所|日当たりの良いところに飾る

前述の光合成をするため、植物には日の光も欠かせません。

植物によっては半日陰や日陰のような暗い環境を好む種類もいますが、基本的に植物は日当たりの良い場所に飾りましょう。

理想的な日当たりは日光が日中に6時間程度当たる場所です。また西日は光が強く温度も高いので、午前中の光がより良いとされています。

それまではあまり元気がなくても、日当たりを変えるだけで急に元気になる植物もいるので、日当たりは是非工夫してみてください。もしもどうしても日当たりが改善できない場合は、植物を育成するLEDライトなども販売されていますよ。

肥料|液体肥料と緩効性肥料を使い分ける

観葉植物の肥料は主に即効性のある液体肥料と、ゆっくりと自然に栄養を与える緩効性肥料の2種類に分かれます。

どちらも土の栄養素をサポートし補填する役割を果たしますが、イメージとしては栄養ドリンクである液体肥料と、基本の食事である緩効性肥料と考えていただくと良いかもしれません。

緩効性肥料は植物の植え付け時に元肥として土に混ぜ込んだり、生育期に追肥として土にふりかけたりして使用します。水やりをするタイミングで土中に溶け出し、植物に栄養を送ってくれるのです。

液体肥料は水やりの水に混ぜて希釈するタイプのものが多くあります。植物の成長が遅いと感じた時や、なんとなく元気がなさそうな時に使いましょう。

肥料は植物にとって大切なものですが、人も栄養を摂りすぎると病気に繋がるように、植物も肥料を与えすぎると「肥料焼け」を起こし急速に萎れることがあります。量には注意しながら使いましょう。

温度|最低5〜10℃

市場に流通している植物の多くは、熱帯など暑い地域が原産地のものが多数を占めています。そのため、日本では少し暖かい程度の時期に最も活発に育ちます。

その逆に、特に熱帯地方原産の植物などは寒さの厳しい日本の気候では冬越しできない種類もあります。植物の種類によって寒さに耐えられる耐寒温度が決まっており、それを下回った場合は生育が止まってしまうとされています。

耐寒温度は熱帯系植物では5℃〜10℃程度なので、気温が更に下がりそうな時期には一定の温度を確保できる場所に移してあげましょう。

冬の間はじっと休眠期間を過ごしていた植物が春になって芽吹く姿は、たいへん感慨深いものがありますよ。

剪定|生育期直前を目安に行う

特に年をまたいで植物を育てる人にとって大切な作業が剪定です。

不要な枝を切る作業ですが、ゆっくり育ってきた枝を切ってしまう取り返しのつかない作業なだけに、少しハードルが高い気がしますね。

剪定は、葉が増えすぎて風通しが悪くなることを防ぐとともに、樹形を整える役目にもなっています。植物は最も光に近く背が高い部分を伸ばす性質があるため、剪定をしないと枝が1本だけ長くなってしまうことも珍しくありません。

元気な長い枝を剪定することで他の枝に栄養を送り、全体を活気付けるのです。剪定はこれからぐんぐん伸びる生育期前に行いましょう。

また、ほぼ全ての葉を切り落とし「ボウズ」の状態を作る「強剪定」という剪定方法もあります。こちらは株が完全に弱ってしまった時や、冬越し前に使用する体力を最小限に抑えるために行うものです。

植物の状況や時期に合わせ、必要な剪定を行いましょう。

観葉植物の育て方に起因するトラブルと対処法

上記の基本のお世話で植物は育ちますが、成長に伴いトラブルもつきものです。代表的なトラブルとその対処法を紹介します。

  1. 根腐れ|水やりを控える
  2. 根詰まり|植え替えをする
  3. 葉焼け|直射日光を避ける
  4. 葉や茎に虫が発生|市販の薬を使用する

基本のお世話と共にこの4つの対処法が分かっていれば、もう植物を育てるのに心配はありません。

根腐れ|水やりを控える

根腐れは水やりのし過ぎなどで根が酸素を吸えず、腐ってしまう状態のことをいいます。

土が常に湿っていて成長が止まってしまっていたり、葉が変色して落ちたりする場合は根腐れを疑いましょう。さらに進行すると腐敗臭がしたり、茎がブニブニと柔らかくなったりし始めます。

根腐れ初期の対処法はまず水やりを控えること。それでも改善しない場合は植え替えを行います。植え替えの際には根の間にある土をある程度まで綺麗に洗い流し、腐ってしまっている根は切ってしまいましょう。

綺麗な土に移し替えてからはしばらく風通しの良い場所に置いてください。状態が回復し始めたら、量に注意しながら普段通り水やりをして問題ありません。

根腐れの状態で肥料を与えると悪化することがあるので、植物の状態を見極めて対応しましょう。

根詰まり|植え替えをする

根詰まりは鉢の中いっぱいに根が伸びて、隙間がなくなってしまった状態のことです。そのままにしておくと株が弱り、酸素を吸う隙間がないので前述のような根腐れを起こすこともあります。

鉢の底から根が飛び出していたり、土が乾くスピードがやけに早く保水できなかったりする場合は根詰まりの可能性を考えてみてください。

土は適度な隙間があることで水分や栄養を保ちますが、根詰まりを起こしているときは隙間がないため保水することができないのです。

根詰まりが起こった場合は、一回り大きなサイズの鉢に植え替えましょう。もしもサイズを大きくしたくない場合は、鉢から取り出し根を半分ほどカットしてしまってかまいません。その際には枝も剪定してバランスを合わせるようにしてください。

葉焼け|直射日光を避ける

葉が白もしくは黄色く変色し、元気がなくなっている時は葉焼けを起こしているサインかもしれません。日光の当てすぎにより、植物がヤケドをしたような状態になっています。状態が悪化すると色が茶や黒に変化し葉は落ち始めます。

直射日光の当てすぎや、気温が高過ぎることが原因です。長いあいだ日陰など暗い場所で過ごしていた植物を、突然日当たりの良い場所に移した時にも葉焼けが起きます。

移動させる際には慣らしてから徐々に移してあげたり、レースカーテンのようなものを1枚挟んだりしてみましょう。

残念ながら、葉焼けした葉を元通りに回復することはほぼ不可能といいます。

変色してしまった葉は日の当たり過ぎを教えてくれたのだと思うようにして、鉢の場所を日陰に移しましょう。

葉や茎に虫が発生|市販の薬を使用する

特に屋外で植物を育てている場合には、アブラムシなどの虫の発生に悩まされることもあります。アブラムシは植物の栄養を吸って弱らせますが、虫の種類によっては深刻な病気を運ぶこともあります。

予防法としては木酢液の使用が便利でしょう。木酢液は炭を燃やした時に出る煙を冷やして液体にしたもので、天然成分のため安心です。害虫避けになると共に、土の微生物を活性化させるため植物にも良い影響がありますよ。

それでも虫が付いてしまった場合には市販の薬を使用しましょう。

「大事に育てている植物に薬を撒くのはなんだか抵抗がある」という方もいらっしゃるかもしれませんが、虫は1匹見逃すと繁殖してすぐに増えるので、植物の為にも早めに対処してあげてください。

肥料と殺虫剤がセットになった商品や、屋内であれば清潔なハイドロカルチャーでの栽培もおすすめです。

とはいえ屋外で育てる場合は、自然の中で1本だけ虫がつかない植物があるのは不自然なので、ある程度虫が付くのは仕方がない部分があります。大量発生しないよう対処しながら、良い距離感を探してみてください。

管理に不慣れな方でも室内で育てやすい観葉植物

続いては管理に不慣れな初心者の方にもおすすめな、育てやすい植物を5種類紹介します。

  1. パキラ|水やりに緩急をつける
  2. ガジュマル|日当たりの良い置き場所に置く
  3. モンステラ|葉っぱをきれいにする
  4. フィカス・ウンベラータ|冬は暖かい場所に置く
  5. サンセベリア・ゼラニカ|乾燥気味で育てる

どれも育てやすいだけでなくとても素敵な植物ですよ。

パキラ|水やりに緩急をつける

パキラ
日当たり 日当たりのよい置き場所(直射日光は避ける)
温度 最低5℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いてから
秋冬:土の中が乾いてから2〜3日後

パキラは、手のひらを広げたように葉っぱをつける観葉植物です。別名「Money Tree(発財樹)」とも呼ばれ、金運アップの効果があるとされています。開店祝いや新築祝いなどの贈り物にも適しています。

風水では金運アップの効果以外にも、邪気を払ったり健康運をアップさせたりする頼もしい植物です。葉水で葉っぱをきれいに保つと、さらに風水効果が高まるとか。

成長意欲の強いパキラは初心者でも育てやすくおすすめです。

さらにお水やりの頻度に気をつけてあげるとよりよく育ちますよ。暖かく湿潤な環境を好むため、生育期である春〜秋さきの9月頃には土が乾いたらすぐにお水をあげましょう。

しかし寒くなる冬の時期は成長がゆっくりになるため、土が乾いてから数日後にお水をあげる程度に乾燥気味に育ててください。

また、一年を通して日当たりのよい置き場所で管理すると新芽がどんどん生長します。大きくさせたい場合は、日中の気温が高い時間に日光浴をさせましょう。

[https://andplants.jp/products/pachira-m]

ガジュマル|日当たりの良い置き場所に置く

ガジュマル
日当たり 日当たりのよい置き場所
温度 最低5℃以上をキープする
耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いたら
秋冬:土の中が乾いてから2〜3日後

ガジュマルは、たくましい幹をしているユニークな観葉植物。お世話もしやすいので植物初心者の方にもおすすめです。

休眠期である冬の間にも新芽を出すほどの生命力を持った植物で、多少のお世話のミスも受け入れてくれる頼りがいのある種類です。

パキラと同じく湿潤な環境を好むため、前述の基本のお世話5つに加え、霧吹きで葉に水をかける「葉水」をしてあげるとより元気になりますよ。「葉水」は植物周辺の湿度を上げる役割を持ちます。

大変日光を好む植物なので、日当たりには注意してあげてください。

ガジュマルは幹の途中から「気根」と呼ばれる根っこを出しており、空気中の水分を吸収して体内に取り込みます。切っても問題ないですが、そのままにしておくとガジュマルのインテリア性を高めてくれるでしょう。

定番ではあるものの幹それぞれが独特な形をしているので、おしゃれなインテリアとして飾られることも多いです。

[https://andplants.jp/products/chinesebanyan-s]

モンステラアダンソニー|葉っぱをきれいにする

モンステラアダンソニー
日当たり 日当たりのよい置き場所
温度 最低5℃以上をキープする
耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いてから
秋冬:土の中が乾いてから2〜3日後

モンステラアダンソニーは、葉っぱに切り込みが入った個性的な観葉植物です。ハワイでは「希望の光を導く」と言われていて、新しい門出を迎える方などへの贈り物としても適しています。

モンステラは成長が早く、沢山の茎を生やして大きな葉をつける迫力のある植物で、お世話に手がかからずおすすめの植物です。

時折茎から「気根」を出しますが、そんな時は気根の出た茎を根本から切り、水につけておいてみてください。新しい根がたくさん生えるので、そのまま土に移すと株を増やす「挿し木」ができます。

葉っぱの形が珍しいので、インテリアグリーンとして採用するお店もあります。おしゃれな家具や雑貨と合わせるのもよいかもしれません。

また、風水では恋愛運や家庭運などに効果があるとされています。人間関係の気をよりよい方向に導きたい時に一つあると心強い存在です。

[https://andplants.jp/products/monstera-s]

フィカス・ウンベラータ|冬は暖かい場所に置く

フィカス・ウンベラータ
日当たり 日当たりのよい置き場所(直射日光は避ける)
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いてから
秋冬:土の中が乾いてから2〜3日後

フィカス・ウンベラータはゴムの木の仲間で、ハート型の葉っぱをしている観葉植物です。「すこやか」「永遠の幸せ」「夫婦愛」といった素敵な花言葉をもっており、大切な方やお祝いごとなどの贈り物にも適しています。

ゴムの木の仲間は育てやすいことで人気があり、前述のガジュマルもゴムの木の仲間です。暖かい環境を好むので、日当たりの良い場所で管理してあげると、いっぱいの新芽を出して太陽を浴びながら育ちます。

逆に冬の間は室内の暖かい場所で育ててあげましょう。環境にもよりますが、暖かければ冬の間でも新芽を出しますよ。

日当たりを好みますが、通常のゴムの木と比べて一枚一枚の葉っぱが薄いので強い光には注意が必要です。日陰の場所から急に窓際などへ移動させると、すぐに葉焼けをするので注意しましょう。移動させる際は、まずはカーテン越しで1〜2週間ほど環境に適応させるのがよいです。

また、風水では人間関係を整えてくれるので恋愛運や出会い運をアップしてくれます。リビングや寝室などに置くと、さらに運気を高めてくれるでしょう。

[https://andplants.jp/products/umbellata-l]

サンセベリア・ゼラニカ|乾燥気味で育てる

サンセベリア・ゼラニカ
日当たり 明るい日陰
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 やや強い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いてから2〜3日後
秋冬:葉の表面にしわが寄ってから(10月以降はほぼ断水)

サンセベリア・ゼラニカは観葉植物ではあるものの、多肉のような扱いをされるほど乾燥に強い植物です。お水やりの頻度は少なくてお世話が楽なので、初心者にも適しています。

幅を取らないので、狭い場所でも管理が容易です。ご自宅や職場に置きたいけど、スペースがないという方にもよいかもしれません。

ゼラニカは乾燥気味に育てるのが綺麗に育つコツです。夏の間も土が乾いてから数日後にお水をあげるようにしましょう。秋の間はさらに感覚をあけて、葉にしわが寄り始めてからお水をあげてください。冬の間は休眠期に入るので、ほとんどお水をあげず、春を待ちましょう。

温かい場所が好きなので寒いところに置かないようにするとよいです。特に冬場の窓際は、冷気が発せられているため植物にダメージを与えてしまいます。窓際からは、なるべく離して管理をしましょう。

[https://andplants.jp/products/sansevieriazeylanica-l]

観葉植物の育て方に関するよくある質問

最後に、観葉植物の育て方に関してよく頂く質問をいくつかまとめてみました。

  1. 冬場の管理で気をつけておくことは?
  2. 日光が入らない場所でも育てられるの?
  3. パキラを大きくしたくない場合はどうすればいい?
  4. モンステラがひょろひょろになる原因は?

順に回答していきます。

冬場の管理で気をつけておくことは?

冬場には、植物が温度変化に耐えられるようサポートしてあげる管理が必要です。

日本の環境でも問題なく冬越し可能な日本の植物であれば安心ですが、一般的な観葉植物は暖かい地域のものが多いのです。屋外で育てている場合は植物を部屋の中に入れましょう。部屋の中でも冷気が入り込む窓際には注意が必要です。

植物の種類にもよりますが、必要なエネルギーを最小限にすべく「強剪定」を行うことも有効です。枝のほとんどを切り落とすため、元気がなくなる冬の間も枝の先に栄養を送らず済みます。

冬の間、観葉植物の多くは「休眠期」に入ります。「休眠期」は植物の成長が遅くなり、植物は乾燥に備えて樹液を濃くして寒さから身を守ります。

そんな時にお水やりをたっぷりしてしまうと、樹液が薄くなって寒さにやられてしまうので危険です。更にゆっくりとしか水を吸えないため根腐れの可能性も高まるので、お水やりの量や頻度に気をつけてみてください。

日光が入らない場所でも育てられるの?

植物には日光の入りづらい場所でも元気に育つ「耐陰性」というものがあり、前述のパキラやモンステラは「耐陰性」の高い植物です。

ある程度は日光なしでも育てられますが、可能であれば定期的に日光に当ててあげると元気に育ちますよ。

とはいえお家の間取りの都合などで日当たりが悪い場合は、植物育成用のLEDライトを使うこともおすすめです。

植物が育つために必須な光合成を促すため、太陽が放つ光を再現したものが多く販売されています。植物は太陽の赤色と青色の光に反応して育つので、赤色と青色の波長が強く出るよう設計されているのです。

日当たりが悪くても諦めず、植物がいる生活をぜひ楽しんでください。

パキラを大きくしたくない場合はどうすればいい?

こちらもよくある質問で、お部屋の都合やインテリア的な観点から植物が大き過ぎると困ってしまう場合に寄せられます。

葉が伸びすぎた部分が気になる場合は剪定して問題ありません。バッサリと形を変えたい場合は強剪定をして、丸坊主状態にしても株自体はまた新芽を出し始めますよ。

とはいえまた葉が伸びてしまうため、剪定は根本的な解決にはなりません。しばらく樹形を保ちたい場合などは鉢から取り出し、土をほぐして根を半分程度カットしましょう。伸びすぎている場合などは半分以上切っても良いですが、植物にとって最も大切な部位なので切りすぎないよう注意しましょう。

また土を入れて植え替えれば、ある程度成長が抑えられますよ。

モンステラがひょろひょろになる原因は?

ひょろひょろの状態は2パターンあり、1つは「葉が柔らかく丸まっている場合」もう1つは「茎が長くなり縦に細く伸びている場合」です。

「葉が柔らかく丸まっている場合」には5つのお世話ができているか、1つずつ原因を探ってみてください。水やりの水が多すぎたり、逆に少なすぎたりすると葉が丸まってしまうことがあります。

土が少なすぎて根詰まりを起こしていることもあるので、土の量も気にしてあげてください。

「茎が長くなり縦に細く伸びている場合」は日光不足の可能性を考えましょう。植物は日光が不足すると、細く茎を伸ばして光を求める「徒長」という状態になります。

耐陰性の高いモンステラといえど、全く光が入らない場合などは徒長することが多々あるので、定期的に日に当てるようにしましょう。

どちらの場合も、必要であれば剪定して新しい茎を伸ばすのが良いでしょう。環境を改善し、改めて大切に育てればきっと元気に育ってくれるはずです。

まとめ

観葉植物の育て方の基本をまとめました。ここまで紹介したお手入れが充分にできていれば、きっと観葉植物を元気に育てることができるはずです。

最初のうちは「どうするべきなのか」と迷うこともあるかもしれませんが、毎日植物のお世話をして様子を見ていると、次第に「今は水はいらないんだな」「ちょっと日当たりを変えて欲しいかもな」などが分かるようになってきます。

とはいえ気にして心配しながら様子を見る必要はありません。あくまで植物の成長を楽しみ、元気に育っていく様子を見守っていれば良いのです。

専門的なことが分からなくても、親が自転車の乗り方を子どもに教えるように、手を差し伸べたり後ろを押したり、大切に成長を見守る気持ちがあれば元気に育ってくれますよ。

今回の記事が皆さまの素敵な観葉植物ライフの助けになれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

タカタナカ
世界中を旅していた際、ジャングル奥地の集落で1ヶ月生活する機会がありました。 電気もなければ充分な食事もなかったのですが、沢山の植物に囲まれ、実った果実をおやつに頂くような生活でした。 帰国後もそんな植物たちが忘れられず、庭を埋めるほどの観葉植物に癒される日々を送っています。 好きな観葉植物は「ガジュマル」です。