風水でトイレの運気を上げる方法｜おすすめの色やアイテムと開運のコツ

風水では、トイレは厄落としの場とされています。使用目的から悪い気が溜まりやすいので、明るく清潔なトイレを保ち、運気を上げることが大切です。

トイレは「健康運」「家族運」「金運」アップによいとされています。

そこで今回解説するのは、トイレの運気を上げる方法です。おすすめの色や開運アイテム、トイレの方角ごとの運気を上げるポイントも紹介していきます。

開運のコツを理解することで、運気の上昇が期待できるトイレ環境を作ることができますよ。

風水で開運に結びつくトイレとは

風水で開運に結びつくトイレとは「明るく清潔なトイレ」です。

トイレは厄落としの場とされ、悪い気が溜まりやすいと考えられてます。「トイレに吉相なし」という言葉もあり、方角やレイアウトに関わらず不浄の場であることに変わりありません。

また、トイレに溜まった悪い気が家中に広がると、家全体の運気も下がってしまうとされています。

そのため、運気を上げるためには、開運を呼び込むトイレ環境を作ることが大切なのです。

トイレで期待できる風水の効果

トイレの運気を上げることで期待できる効果は、主に次の3つです。

健康運

風水では、トイレの運気を上げることで健康運の上昇につながるとされています。

トイレは、体に不要なものを排泄して流す場所ですよね。排出の滞りは体調不良につながることから、トイレの運気アップが健康の維持に欠かせないと考えられているのです。

風水的によくないトイレは、精神面にも悪い影響を与えます。心身ともに元気で過ごすために、トイレの環境を整えてあげましょう。

家族運

開運を呼ぶトイレは、家族運のアップにもつながるとされています。

トイレは、ただでさえ悪い気が溜まりやすい場所。風水的によくないトイレは邪気が溜まり、家族が出入りするたびに悪い気をトイレの外に持ち出してしまいます。

さらに家中に広がった邪気が、家族の運気を下げてしまうと考えられているからです。

また、家族が健康でいることが、家族運の安定につながります。そのため、健康運と関係のあるトイレの環境は、家族運の上昇にも欠かせない要素なのです。

金運

風水では、トイレが金運にも関わるとされています。

五行の考えでは、万物は「木・火・土・金・水」の5つに分類され、それぞれが影響し合っていると考えられています。トイレは水の気を持ち、金は水に交わると増えるとされているため、開運を呼ぶトイレが金運アップにつながるというわけです。

さらに、勢いよく流れる水が金運をもたらすとも考えられています。

また、トイレには火を司る烏枢沙摩明王（うすさまみょうおう）という神様がいると、昔から伝えられてきました。火を司る神様で、不浄を焼き払い清める力があるとされています。

そのため、トイレをきれいに掃除することでご利益を授かり、金運の上昇が期待できると考えられているのです。

風水的によいトイレにおすすめの色

風水では、色それぞれに特有の効果があるとされています。ここでは、トイレの運気アップにおすすめの色を紹介します。

クリームイエローやベージュ

トイレには、クリームイエローやベージュなどの明るく暖かみのある色を取り入れましょう。

トイレは水の気が強いため、冷えやすい場所です。空間だけでなく、気持ちが暖かくなるような色が、トイレのネガティブな空気をポジティブに変えてくれます。

ラベンダー

ラベンダーカラーは厄落としの効果があるとされているので、邪気が溜まりやすいトイレにおすすめの色です。

特に、窓のないトイレは換気が十分できないので、厄払いにラベンダーカラーのアイテムを取り入れてみましょう。

さらに、紫は古くから「位が高い色」「神仏の加護をもたらす色」とされているため、トイレの空間の格が上がり、家族運や人間関係運の上昇によいとも言われています。

濃いめのラベンダーカラーは金運アップにもつながるとされているので、マットやスリッパなどの小物で取り入れてみるとよいでしょう。

白

風水では、白は浄化の色とされています。邪気を排除し、運気をリフレッシュすると考えられているため、悪い気の溜まりやすいトイレにぴったりの色です。

トイレは便器や手洗いボウルなどに白が多いため、取り入れやすいでしょう。他の色とも合わせやすいので、方角ごとの相性のよい色と組み合わせることで、開運を導くトイレにしやすいです。

また、ブラウンなどのアースカラーを基調に白を取り入れた明るいトイレにすると、運気が安定しリラックスできる空間になるため、健康運の上昇が期待できるでしょう。

風水で避けたいトイレに不向きな色

風水におけるトイレには、運気が下がるとして避けた方がよい色もあります。

ダークカラー

黒や濃いグレー、ネイビー、茶色などのダークカラーは、トイレには不向きとされています。暗い色が陰の気を高めて、運気を下げてしまうと考えられているからです。

特に、黒は水の気に属する色なので、トイレの水の気を高めてしまい、運気のバランスが崩れてしまうかもしれません。

もし、ダークカラーを取り入れる場合は、なるべく面積を少なくするのがポイントです。トイレ全体が明るい空間であれば、運気の流れが滞ることもないでしょう。

ビビッドカラー

トイレには、原色や蛍光色のビビッドカラーも、避けた方がよいとされています。派手な色はエネルギーが強く、リラックスできるはずのトイレで逆に疲れてしまうかもしれないからです。

トイレは、体調が悪いときも使います。気分が優れないときにエネルギーの強い空間に入ると、健康運も下げてしまいかねません。

ビビッドカラーのアイテムを取り入れる時はワンポイントに留め、空間全体に大きな影響がないようにするとよいでしょう。

トイレに置くと運気が上がるアイテム

トイレは狭い空間なので、あまり物を置くことはできませんが、上手に開運アイテムを取り入れることで運気の上昇が期待できるでしょう。

ここでは、トイレに置くと運気が上がるとされるアイテムを6つ紹介します。

トイレマット・スリッパ

トイレのマットは、運気の低下を防いでくれるアイテムとされています。

トイレは、悪い気が溜まりやすいとされる場所。下の方に溜まりやすい邪気を、マットが防いでくれると考えられているからです。

また、家中に厄を持ち込まないためには、トイレのスリッパも欠かせません。

トイレは厄落としの場とされていて、床には厄が落ちていると考えられています。そのため、裸足や靴下でトイレに入ると、厄を拾って家中に広げてしまうとされているからです。

風水だけでなく、衛生面でもマットとスリッパは必要なアイテムと言えるでしょう。

花

トイレの邪気払いには、生花を飾るのがおすすめです。

風水では、花のみずみずしさや香りが邪気を払い、運気アップが期待できると考えられています。

特に、赤い花はエネルギーが高く、健康運上昇によいとされています。黄色の花は、金運アップが期待できるでしょう。

トイレの方角と相性のよい色の花を飾るのもおすすめです。

ただし、枯れた花をいつまでも置いていたり、水替えせずに濁ってしまったりすると、悪い気を引き寄せてしまいます。花を飾るときは、メンテナンスもしっかり行いましょう。

「近くに花屋がない」「忙しくて花を買いに行く余裕がない」という方は、お花の定期便を利用すると便利ですよ。

定期的に自宅にお花が届くので、買いに行ったりその都度注文したりする手間が省けます。

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観葉植物

悪い気の溜まりやすいトイレには、運気アップや空間のエネルギー調整が期待できる観葉植物を置くのもよいでしょう。

観葉植物は木の気を持ち、水の気が強いトイレとの相性もよいとされています。

葉先が尖っている観葉植物は邪気を祓ってくれると考えられているため、サンスベリアやパキラがおすすめです。育てやすい植物なので、初心者でも取り入れやすいですよ。

特に、サンスベリアは空気の清浄効果があると言われているので、気が滞りやすいトイレにぴったりです。

窓のないトイレには、耐陰性の高いポトスもよいでしょう。とはいえ、暗いトイレに置いたままでは生育に影響が出やすいので、定期的に日光に当ててあげると長く育てられますよ。

関連記事：トイレに置ける観葉植物｜運気上昇が期待できるおすすめや注意点

天然の香り

トイレにリードディフューザーやアロマストーンなどを置き、天然の香りを漂わせるのも運気アップにおすすめです。

風水での香りは、運気の活性化やよい運気の引き寄せ効果があるとされています。トイレの運気を上げるためには、次の香りを取り入れるとよいでしょう。

ただし、トイレに香りを取り入れるときは、先に消臭を行うことが大切です。

トイレの悪臭は陰の気を帯び、厄災を運ぶとされています。悪臭が残ったままでは、いくらよい香りを漂わせても、効果が十分発揮できません。

まずは隅々まで掃除をして臭いの元を絶ち、よい香りで風水効果を取り入れましょう。

風景や花の絵

風水では、トイレに風景や花の絵を飾るのも、運気アップが期待できるとされています。もし、トイレに生花を飾るのが難しい場合は、花の絵を飾るのもよいでしょう。

絵画のモチーフには、次のような効果が期待できるとされています。

好みの絵を飾るのもいいですし、得られる効果から選ぶのもありです。

また、トイレに絵を取り入れるときは、汚れないようにフレームに入れて飾りましょう。

四角い鏡

風水における鏡は、気の流れを反射することでよい方向へ導く開運アイテムとされています。トイレにも鏡を取り入れることで、運気アップが期待できるでしょう。

ただし、鏡を置くときは、次の点に注意してください。

トイレの正面に鏡があると、邪気がはね返って外に出てしまうと考えられています。さらに、便座は不浄そのものなので、鏡に映ると悪い気が増えてしまうとされているからです。

また、四角形や八角形の鏡は悪い気を跳ね返してくれる一方で、丸い鏡は気を吸収すると考えられています。丸い鏡をトイレに置くと邪気を留めてしまうかもしれないので、避けた方がよいでしょう。

トイレの運気を下げるＮＧアイテム

トイレに置きがちなアイテムの中には、運気を下げると考えられているものもあります。具体的には、次の6つです。

家族の写真

トイレに、家族やペットの写真を飾るのは避けましょう。悪い気を写真が吸収してしまい、家族やペットに悪い影響を与えてしまうと考えられているからです。

また、トイレは水が流れる場所。家族だけでなく大切な人の写真を飾ることで、相手との縁が流れてしまうかもしれません。

人物や動物の絵

トイレに絵や写真を飾る場合は、人物や動物のモチーフも避けましょう。

陰の気が溜まりやすいトイレでは、人や動物の目がある絵や写真は、ストレスを感じさせて運気ダウンしやすいと考えられているからです。

特に、ライオンやトラなどの猛獣は強いエネルギーを持つため、不安定なトイレの運気をさらに乱してしまうとも言われています。

造花・ドライフラワー

造花やドライフラワーは生命力がないため、陰の気を帯びてトイレの運気を下げてしまうと考えられています。特に、ドライフラワーは「死んだ花」とされ、風水ではよくないとされるアイテムです。

しかし最近では、トイレを明るくするアイテムとして、造花を飾ってもよいという考えもあります。ただし、ホコリが溜まったり汚れたりすると、悪い気を引き寄せてしまうかもしれません。

こまめな掃除できれいな状態を保ち、1年経ったら別の造花と取り換えるようにしましょう。

また、ドライフラワーは邪気を祓うとされる赤色を取り入れるのがおすすめです。厄払いの効果があるとされる、ラベンダーのドライフラワーを飾ってもよいでしょう。

時計・カレンダー

時計やカレンダーといった、時間や未来を指し示すアイテムを置くのもよくないとされています。

トイレは悪い気が溜まりやすく、邪気に時や予定が影響されて、計画が狂ったりトラブルが発生しやすくなったりすると考えられているからです。

特にカレンダーは、邪気が未来までついていってしまうとされています。また、紙製のカレンダーは邪気を吸い、トイレの運気を下げてしまうかもしれません。

本・雑誌

本や雑誌などの紙類は、悪い気を吸収して溜めこんでしまうため、トイレに置くのはよくないとされています。

また、トイレで本や雑誌を読んで長居をするのも、風水的にNGな行動です。悪い気が溜まりやすいトイレに長時間いることで、自分の気が陰に傾き運気が下がってしまうと考えられています。

同じ理由で、トイレの壁に世界地図や九九の表を貼るのも避けた方がよいでしょう。

方角別｜トイレの運気を上げるポイント

風水では方角ごとに司る運気があり、相性のよい色やアイテムを取り入れることで、運気アップが期待できるとされています。

トイレの場合は中央を含めた9つの方角が関わってくるので、運気を上げるポイントをそれぞれの方角ごとに紹介していきましょう。

北

トイレは、悪い気が溜まりやすい場所。さらに、日が当たりにくく冷えやすい北にあることで、陰の気がさらに溜まりやすいとされています。

北側にあるトイレには淡いピンクやクリーム色などを取り入れ、暖かみのある空間づくりを心がけましょう。北が持つ恋愛運の上昇も期待できるかもしれませんね。

また、北は水の気が強いとされる方角なので、赤やオレンジなどの火の気が強い色は運気のバランスが崩れると考えられています。

水と火の中間になるベージュなどのアースカラーで、バランスを取るのもおすすめです。

北東：鬼門

北東は風水では「鬼門」と呼び、災厄を呼び込みやすい方角とされています。そのため、浄化の意味を持つ白を取り入れて、清潔感のあるトイレを心がけましょう。

茶色を取り入れると、運気が安定するとされています。

邪気を吸うとされる盛り塩を置いたり、尖った葉先が邪気を祓うとされるサンスベリアなどの観葉植物を置いたりするのもおすすめです。

東

東は、仕事運や勉強運が期待できるとされる方角です。木の気を持つ方角なので、水の気を持つ色が相性がよいとされています。

ブルーや水色、明るいグリーンを取り入れて、爽やかな雰囲気にするとよいでしょう。

ただし、ブルーばかりだと、寒々しい雰囲気になってしまいかねません。白と組み合わせることで明るい雰囲気になり、清潔感も感じられます。

また、赤色も相性がよいとされているので、ワンポイントで赤色の花を一輪飾るのもおすすめです。

南東

南東は、結婚運や恋愛運などの「縁」を司る方角とされています。暖かみのあるオレンジや爽やかなライトグリーンを取り入れて、運気アップを期待しましょう。

南東は「風」を象徴し、風が流れ込みやすいことから縁を呼び込む方角とされています。ただし、トイレの場合は、風で悪臭が広がってしまうと運気の低下を招きかねないので、アロマグッズでよい香りを取り入れるのもおすすめです。

南

南は、人気運や芸術運を司るとされる方角です。浄化作用のある火の気を持つ方角ですが、トイレの持つ水の気との相性はあまりよくありません。

そのため、木の気を持つ色でを取り入れると、運気のバランスが取れるとされています。おすすめの色は、ベージュやライトグリーン、オフホワイトです。

自然な明るさと暖かみを感じられるトイレを演出することで、運気の上昇を期待できるでしょう。

南西：裏鬼門

南西は裏鬼門と呼ばれ、運気のバランスが乱れやすい方角です。また、家族運や健康運を司る方角でもあるので、安定や調和を意識した空間づくりをするとよいとされています。

そのため、大地をイメージさせる茶色やベージュのアースカラーがおすすめです。他にも、浄化を意味する白やラベンダーカラーを取り入れるのもよいでしょう。

また、土の気を持つ方角なので、陶器や石などの土に関わる素材のアイテムも相性がよいとされています。

西

西は、金運を司るとされる方角です。トイレも金運と関係が深いので、西側のトイレを清潔に保つことで運気アップが期待できるでしょう。

おすすめの色は、黄色やクリーム、ゴールドなどです。ただし、輝きの強いギラギラとした色は避け、控えめなゴールドを選びましょう。

ごちゃついたトイレは運気を下げてしまいます。清潔感のある片付いたトイレを心がけることが大切です。

北西

北西も、西と同じく金運につながるとされる方角です。また、「天」を象徴する方位で、出世運や事業運を司るとも言われています。

華やかな色が開運を導くとされているため、明るいオレンジやグリーン、光沢のあるゴールドやシルバーがおすすめです。

他にも、金運アップにおすすめの黄色や安定を司る明るい茶色、浄化の意味を持つ白もよいとされています。

中央

風水では、家の中央は運気の流れを整える大切な場所なので、トイレなどの水回りは避けるべきと考えられています。

もし、家の中央にトイレがある場合は、厄除けや浄化効果があるとされるラベンダーカラーや白を取り入れるとよいでしょう。

また、盛り塩や観葉植物を置いたり、アロマグッズでよい香りを漂わせたりするのもおすすめです。

トイレの風水効果を上げるコツ

トイレの運気アップには、日頃の心掛けも欠かせません。ここでは、トイレの風水効果を上げるコツを5つ紹介します。

こまめにトイレ掃除を行う

トイレの掃除をこまめに行い、常に清潔な状態を保ちましょう。

トイレは厄落としの場で、悪い気が溜まりやすいとされています。汚れたトイレは、さらに邪気を呼び込んでしまい、トイレの運気を下げてしまいかねません。

不衛生なトイレはストレスにつながり、健康面にもマイナスの影響を与えてしまいます。床や壁も水拭きをして、しっかり汚れを取り除きましょう。

照明を明るくする

トイレの照明を明るくすることも、運気アップに欠かせません。明るい空間はよいエネルギーを引き寄せ、運気の上昇が期待できるとされているからです。

特に、窓がなかったり日当たりが悪かったりするトイレは、照明にこだわりましょう。

おすすめは、太陽の色に近い電球色です。間接照明や調光機能を持つ照明を取り入れるのもよいでしょう。

明るいトイレは汚れが目立ちやすく、こまめな掃除にもつながります。

換気をする

トイレは、換気も欠かせません。悪い気が溜まりやすいトイレの空気を、換気で循環させることで運気の低下を防げると考えられているからです。

衛生面でも、狭い空間で換気が不十分だと淀んだ空気になってしまい、健康に悪影響を与えかねません。

特に、窓がないトイレは換気扇をまめに回して、空気を入れ替えてあげましょう。

掃除グッズは見えないように収納する

掃除グッズを見えないように収納することも大切です。

出しっ放しは、陰の気を溜めてしまうとされています。備え付けの戸棚がなければ、突っ張り棒やカーテンなどで収納スペースを作って片付けましょう。

また、トイレ掃除用のブラシは汚れが残りやすいため、壊れていなくても定期的に交換するのがおすすめです。拭き掃除には繰り返し使う雑巾ではなく、使い捨てのシートを活用するとよいでしょう。

ゴミ箱はフタ付きを利用する

ゴミ箱は、中から悪い気が放出されると考えられているアイテムです。トイレにゴミ箱を置く場合は、フタ付きを利用して邪気が広がらないようにしましょう。

置き場所は、収納スペース内か、目に留まらない死角に置くとよいとされています。

トイレの運気を下げないための注意点

トイレは次の3点にも配慮して、運気を下げないように注意することが大切です。

トイレのフタを開けたままにしない

トイレの使用後に、フタを開けたままにするのはよくないとされています。風水では、トイレに溜まる汚水が悪い気の原因と考えられているからです。

今ではほとんどが水洗トイレになり、水を流せば汚水も流れていきますが、風水における「水が溜まるところには邪気が溜まる」という考えは変わっていません。

邪気が漏れ出さないよう、封印の意味も込めて毎回フタを閉じるようにしましょう。

トイレマットやカバーは定期交換する

トイレマットやカバーは定期的に交換し、常に清潔な状態を保つことが大切です。

3日ごとに洗濯をして3ヶ月で交換するという考えもありますが、そこまで厳密でなくても差し支えないでしょう。

おすすめとしては、1週間に1度洗濯をして半年から1年くらいで買い替えると、傷んだ頃に交換できると思いますよ。

トイレットペーパーのストックは最低限にする

トイレ内に置くトイレットペーパーのストックは、1～2ロールの最低限にするのがよいとされています。

風水では、陰の気が溜まりやすいトイレに紙類を置いておくと、邪気を吸ってため込んでしまうと考えられているからです。

また、むき出しのまま置くのではなく、収納棚やフタ付きのカゴに入れておくとよいでしょう。

風水におけるトイレについてのよくある質問

最後に、風水におけるトイレについてのよくある質問を3つ紹介します。

トイレに盛り塩はよくない？

トイレに盛り塩を置くのは問題ありません。

風水では、盛り塩は空間の邪気を吸収して浄化してくれると考えられています。そのため、悪い気が溜まりやすいトイレにぴったりのアイテムと言えるでしょう。

ただし、一度おいて放置したままでは厄を溜めこんでしまい、かえって空間に悪い気を満たしてしまいかねません。

7～10日くらいを目安に、定期的に交換するとよいでしょう。こまめに取り替えられない場合は、同じく浄化作用があるとされる木炭や竹炭もおすすめです。

窓がないトイレは運気が下がる？

窓がないトイレは、運気が下がりやすいとされています。トイレは悪い気が溜まりやすい場所なので、空気の循環ができないと邪気が満ちて、運気が下がると考えられているからです。

換気扇があれば、常に回しておくことで空気の循環ができます。他にも、花や観葉植物を飾ったり、タオルやマットなどをトイレの方角と相性のよい色で取り入れたりして、運気が上がるように工夫するとよいでしょう。

賃貸で暗い壁紙を貼りかえられない場合は？

賃貸で暗い壁紙を貼りかえられない場合は、他のアイテムで明るい色を取り入れるのがおすすめです。マットやスリッパ、タオルなどを明るい色にすると、かなり空間の印象が変わるでしょう。

空間を少しでも明るくすることで、陽の気の影響を受けやすくなると考えられています。他にも、明るい色の花や絵、ライトグリーンの観葉植物なども取り入れて、トイレ環境を整えてみてください。

まとめ

トイレは暗く冷たい印象があるため、風水では悪い気が溜まりやすい場所と考えられています。

また、健康運や家族運、金運に影響する場所とされているので、運気の上昇を期待するなら明るく清潔なトイレを保つことが大切です。

この記事では、トイレにおすすめのアイテムや色の取り入れ方、風水効果を高めるコツなどを紹介してきました。

まずは掃除と換気をしっかり行い、おすすめのアイテムを1個置いてみるだけでもトイレの環境が変わるはず。

快適なトイレ空間を作れるように、ぜひ挑戦してみてくださいね。

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