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エアプランツの飾り方

エアプランツの飾り方|おしゃれな吊るし方やインテリア例について

エアプランツは土が不要で、空気中の水分を取り込んで生長する観葉植物。

土がないため周りが汚れず虫も発生しないので、インテリアグリーンとして注目されています。手乗りサイズのものが多くディスプレイの自由度があるので、いろいろと工夫できそうです。

さて今回は、エアプランツの飾り方・吊るし方を紹介しつつ、インテリア例やおすすめなども解説します。

「エアプランツはどんなふうに飾るのがおしゃれ?」「注意点とかもあれば教えてほしい」といった方にもきっと納得いただける内容となっているので、ぜひ参考にしてみてください。

[https://andplants.jp/collections/airplants]

エアプランツのおしゃれな飾り方・吊るし方

どんなふうに飾ったらいいか悩んでいる方は、まずは以下5つを試してみるのはいかがでしょうか。

  1. ハンギングで吊るす
  2. 壁掛けで飾る
  3. お皿の上に乗せて飾る
  4. 流木と合わせる
  5. 雑貨・他植物と並べる

シンプルに置くだけでもいいのですが、何かと組み合わせるだけで自然なインテリアコーディネートが実現できます。

ハンギングで吊るす

エアプランツはハンギングにも適しています。麻紐やワイヤーなどを活用して、カーテンレールやフックから吊るすと視覚からも楽しめるはず。宙に浮いているさまを見ると、グリーンの姿がより映えます。

また、大型のエアプランツでない限りは重さがそこまでないので、上から自重で落ちてしまう危険もありません。カーテンレールに複数吊るしても問題ないでしょう。

落下の危険がなければ、小さいお子さんやペットがいるご家庭でも安心して育てることができますね。

壁掛けで飾る

ウスネオイデスなどの垂れ下がるタイプは、壁掛けを活用するのがおすすめです。無駄なくスペースを使用できますし、お店のような空間に仕上がります。他の観葉植物と一緒に壁掛けするのも素敵ですね。

「壁にフックを刺すのが難しい…」といった方は「壁に貼り付けるタイプ」を使用してみるといいかと思います。耐えられる重さは1〜3kg前後のものなどと幅広いですが、エアプランツであれば十分に範囲内です。

100円ショップなどにも売っているので、さっそく試してみてはいかがでしょうか。

お皿の上に乗せて飾る

エアプランツをお皿の上に乗せて飾る

エアプランツは土を必要としないため、お皿の上に飾ることで、シンプルかつスタイリッシュなインテリアを楽しめます。

陶器やガラスのお皿、木製トレイなど、素材やデザインを工夫すれば、個性的なディスプレイが完成。色とりどりのお皿にエアプランツを配置し、カラフルな小石や貝殻でアクセントを加えると、一層魅力的です。

AND PLANTSでは、エアプランツが映えるクリアガラスのお皿を用意しています。例えば、ウスネオイデスをそのまま置くだけで、おしゃれなインテリアに様変わり。詳しくは下記ページよりご覧ください。

[https://andplants.jp/products/amabro-saucer-gray]

流木と合わせる

流木と組み合わせるだけで、ナチュラルテイストの飾り方を実現できます。上手くはまらなくても、周りに流木があるだけで自然な雰囲気に。

「おしゃれなインテリアコーディネートをしたいけど、組み合わせるのが苦手」といった方にもピッタリです。

流木を使ったインテリアコーディネートはいろいろと応用が利くので、一つあると何かと使えます。たとえば、流木の両端を麻紐で縛り、天井やカーテンレールから吊るして「流木ラック」を作るのもおすすめです。

さらにいろいろと吊るせるので、ディスプレイに奥行きが生まれます。

[https://andplants.jp/products/wood-coaster]

雑貨・他植物と並べる

エアプランツを含めた観葉植物はインテリア性に優れているので、他のものと組み合わせるのもよいです。器・花瓶・木製雑貨など「自分がいいな」と思ったもので合わせてみましょう。

飾り方には「これが正解」といったのは基本的に存在しないので、いい意味で自分がやりたいようにできます。納得がいくまでは時間がかかるかもしれないですが、自分で正解をつくっていく工程はこのうえない至福の時。

ぜひ、いろいろと創意工夫してみてください。

エアプランツのおしゃれなインテリア例

ここでは3つのおしゃれなインテリア例を紹介していきます。

すべてを暮らしにそのまま取り入れるのは難しいと思いますが、参考にできそうなものがあればぜひ気軽に真似してみてくださいね。

  1. 石と組み合わせる
  2. 板付けをして壁掛けで飾る
  3. ガラスポットにマルチング材を使用する

石と組み合わせる

エアプランツと石を組み合わせた飾り方

引用:https://www.instagram.com/happaojisan/

少し大きめな軽石などには穴があるため、そこにエアプランツがすっぽりとはまります。はまった状態でデスクや棚にそのまま飾れば素敵なインテリアになるはず。

さらに石の色合いを活かして、モノトーン色を意識したコーディネートはいかがでしょうか。住まいがコンクリートの打ちっぱなしであれば、なおさら相性はいいはずです。黒鉢に植え替えた観葉植物などと一緒に並べてもいいかもしれません。

板付けをして壁掛けで飾る

「板付け」とは、人工の板やコルクボードにエアプランツを巻き付けること。遠くから見るとまるで板から生えているように見えますが、実際は細い紐や麻紐などで固定されています。

天井などからエアプランツをそのまま吊るすのもいいですが、素朴な素材と組み合わせると、一気に素敵なインテリアコーディネートを実現することが可能です。

壁から吊るすのが難しい場合は、カーテンレールや突っ張り棒に絡めてディスプレイしてみるといいかもしれません。

板付けができるようになると、観葉植物のディスプレイがさらに楽しくなるので、興味があればぜひ試してみてくださいね。

ガラスポットにマルチング材を使用する

ガラスポットにマルチング材を使ったエアプランツのインテリア

引用:https://www.instagram.com/yu.ri.______/

マルチング材(ガラスポットの内部にあるウッドチップのこと)があるだけで、スタイリッシュなガラスポットにナチュラル感が加わります。

ナチュラル感があると、どのインテリアと組み合わせても上手く合うようになるので、インテリア初心者の方におすすめです。 単体で飾ってもいいですし、複数並べてもいいですし、自由度がありつつ遊び心もあります。

飾るのに慣れてきた方は、ガラスポット内部のマルチング材を他の素材に変えてみるのもアリです。 軽石・ココナツファイバー・くるみの殻などがあるので、いろいろな素材と組み合わせるのもまた面白いのではないでしょうか。

エアプランツを飾るならウッドコースターが簡単

エアプランツを飾るならウッドコースターが簡単

「エアプランツの飾り方っていろいろあるけど、結局どれがいいんだろう…」と悩んでしまう方は「ウッドコースター」を取り入れてみるのがおすすめです。

木の自然な風合いがエアプランツを引き立ててくれます。また、ウッドコースターであれば、どのようなインテリアとも相性がいいため、ディスプレイに迷いません。

筆者が以前勤めていたアパレルショップでは、テーブルや棚、レジ周りの上にウッドコースターを乗せて、エアプランツを飾っていました。ただ置くだけで絵になるので、初心者にも簡単ですよ。

[https://andplants.jp/products/wood-coaster]

おすすめのおしゃれなエアプランツ

今回の記事で紹介した飾り方に相応しいエアプランツを2つ紹介します。以下をご覧ください。

  1. チランジア・ウスネオイデス
  2. チランジア・キセログラフィカ

シルバーの美しい葉に魅了されます。では、具体的に見ていきましょう。

チランジア・ウスネオイデス|シルバーのトリコームが美しい

チランジア・ウスネオイデス
日当たり 風通しのよい日陰
温度 最低5℃以上をキープする
耐寒性 やや弱い
耐暑性 やや弱い
水やり 霧吹き:1週間に1〜2回(夕方から夜)
ソーキング:月に1回程度

ウスネオイデスは、シルバーのトリコームが美しい品性のあるエアプランツです。大木の枝や幹にぶら下がる「サルオガセ(糸状で垂れ下がる植物)」に似ていることから、別名サルオガセモドキとも呼ばれています。

トリコーム(葉の表面に生えている毛のようなもの)がシルバーのタイプは「銀葉種」とも呼ばれ、日光から身を守り水分を絡めとる役割があるそうです。そのため、乾燥に強いとされています。

見た目もシルバー色であることから、インテリアとの相性にも最適です。ハンギングでのディスプレイはいかがでしょうか。宙を美しく舞う姿を鑑賞することができます。

[https://andplants.jp/collections/tillandsiausneoides] ウスネオイデスの育て方はこちら

チランジア・キセログラフィカ|エアプランツの王様

チランジア・キセログラフィカ
日当たり 風通しのよい日陰
温度 最低5℃以上をキープする
耐寒性 やや弱い
耐暑性 やや弱い
水やり 霧吹き:1週間に1〜2回(夕方から夜)
ソーキング:月に1回程度

キセログラフィカは「エアプランツの王様」と呼ばれている大型種です。生長スピードは緩やかですが、大きくなると直径30〜50cmほどまで育ちます。一点でさまになるものを探している方にもおすすめです。

おしゃれに見せるなら、キセログラフィカを主役にするのがいいかもしれません。置くにしても設置スペースをとるため、雑貨などと組み合わせるのが難しいからです。

もし他のものと一緒に置く場合は、数を少なくするとスッキリとコーディネートできます。 乾燥には強いので、育てるのはそこまで難しくありません。

お水やりは、日が落ちてくる頃から夜にかけて1週間に2〜3回程度の霧吹き、月に一度6時間お水に浸けるのがよいです。風通しのいい場所で管理を心がけましょう。

[https://andplants.jp/collections/xerographica] チランジア・キセログラフィカの育て方はこちら

エアプランツの飾り方のポイント

飾る際には、以下3点のポイントを意識しておけるとなおよいです。

  1. モノが少なくて寂しいスペースに置く
  2. 置くスペースがなければ上から吊るす
  3. インテリアと組み合わせて空間を格上げする

「とにかくまず飾りたい」と思ったら参考にしてみてください。

モノが少なくて寂しいスペースに置く

エアプランツをどこに飾ろうか迷ったら、モノが少ない場所を一度検討してみるのがよいです。

「何かを飾る・置く」となると、必ず「余白」が必要になってきます。 モノが少ない場所は「余白」の裏返しでもあるので、インテリアを飾るヒントになるのです。

「余白=エアプランツを飾れる場所」と考えられると簡単にコーディネートができるため、組み合わせるのが苦手な人でもおこなえます。

「家具は一応あるけどなんだか物足りない」「棚に何か一つ欲しい」といった際は、ぜひエアプランツを飾ってみてください。

置くスペースがなければ上から吊るす

「いざエアプランツを飾ろうと思っても、あれ意外とスペースがない…」といった方もいるのではないでしょうか。その場合は、天井・壁・カーテンレールなど、上から吊るす方法がおすすめです。

具体的には、フックと絡める紐などを活用してエアプランツを吊り下げます。植物を立体的に楽しめるだけではなく、インテリアにも奥行きが生まれます。天井や壁に穴を開けるのが難しい方は、カーテンレールまたは突っ張り棒を活用してみましょう。

また、上から吊るせば住まいのデッドスペースを活かせるため、賢く無駄なくインテリアコーディネートが実現できます。まさにインテリア上級者といえるのではないでしょうか。

インテリアと組み合わせて空間を格上げする

エアプランツ単体だけでも十分おしゃれな姿をしていますが、住まいのインテリアと組み合わせることでさらに格上げされます。

器や置き物などでもいいですし、スツールの上に置くのもいいかもしれません。インテリアとうまく組み合わせることで、風水効果も期待できるとされています。

筆者が試していたのは、エアプランツを置く器に少しこだわりをもたせています。

具体的には、作家さんやアンティークの器を蚤の市などで購入し、エアプランツと組み合わせること。 普段よりちょっと良いものを取り入れるだけで、ありふれている飾り方・吊るし方も一気に格上げされます。

エアプランツを飾る際の育て方・注意点

最後に紹介するのがエアプランツの育て方・注意点です。以下3つにまとめましたので「これは知らなかった」といった内容があれば、ぜひメモの準備をお願いします。

  1. 風通しの良い場所で管理をする
  2. 直射日光に当てないようにする
  3. 霧吹き・ソーキングを忘れないようにする

それでは、具体的に見ていきましょう。

風通しの良い場所で管理をする

エアプランツは蒸れがとても苦手な観葉植物です。室内でもなるべく風通しの良い場所で管理をするのがいいでしょう。高温にならず湿気にならない場所が理想的。とはいっても、特に湿度が高くなる梅雨・夏場だと温度の上昇は避けられません。

そこで、サーキュレーターを活用するのをおすすめします。室内で風通しをつくるとなると、常時窓を開けているわけにはいきませんので、人工的な風を与える必要があるからです。

適度に風を流せば温度・湿度が下がるだけではなく、植物の生育にも好影響があることがわかっています。詳しく知りたい方は下記の記事も参考にしてみてください。

関連記事:観葉植物とサーキュレーター|必要性や使い方について

直射日光に当てないようにする

エアプランツは蒸れるのが苦手なため、直射日光も得意ではありません。

日光が当たる場所は必然と温度・湿度が上がってしまうからです。急に強い日差しに当たると葉焼けを起こすかもしれません。そのため、エアプランツは日陰に飾るのをおすすめします。

日陰であれば温度変化があまりないので、湿度もキープがしやすいです。蒸れの心配もそこまでいりません。

加えて、適度な風通しをつくってあげられるとエアプランツも喜びます。 「湿度を回避する」「直射日光に当てない」の2点は特に意識しておくと、上手に育てることができるので忘れないでおきましょう。

霧吹き・ソーキングを忘れないようにする

エアプランツの水やり

エアプランツのお水やりは以下を基本とします。

  1. 霧吹き|1週間に2〜3回(夕方から夜にかけて)
  2. ソーキング(水に浸ける)|月に1回6時間ほど

「土がいらない観葉植物」とも言われているので「お水やりは不要」と考えている人もいますが、実際には定期的におこなわなければいけません。

また「なぜ霧吹きは夕方から夜なの?」と思われるかもしれませんが、エアプランツは日が落ちたタイミングでないと水分や酸素などを交換できないからです。

日中に霧吹きをしても吸収してくれず、かえって蒸れる原因に繋がるので気をつけましょう。

ソーキングに関しては、普段のお手入れで水分が補給できない場合におこないます。バケツや洗面台にお水をためて、エアプランツを丸ごといれます。

こちらも夕方から夜間におこなうのが効果的です。 湿気の多い梅雨・夏場は、ソーキングをするとさらに蒸れてしまうので必要ありません。

まとめ

鉢植えの観葉植物だけではなく、最近ではエアプランツもインテリアグリーンとして人気が高いです。土がいらないので汚れる心配をしなくてもいいですし、お水やりも容易と考えられているのが背景にあります。

しかし、実際にはきちんとしたお水やりが必要なので、うっかり忘れないようにしてください。具体的な方法は、今回の記事にまとめましたので何度も読み込むことで上手に管理ができるようになります。

また、初心者の方にはウッドコースターで飾るのをおすすめしていますが、慣れてきたらハンギングにも挑戦してほしいです。 吊るしのディスプレイをマスターできれば、より素敵なグリーンライフを送ることができるでしょう。

[https://andplants.jp/collections/airplants]
馬淵 大
観葉や多肉植物が昔から好きで、今は自宅でコウモリランをメインに育てています。 前職で、仕入れ、植え替え、販売などを経験。育てているうちに、まるで我が子のように愛着を感じてお持ち帰りしてしまう日も。 同じように…とまではいかなくても、そんな風に愛着をもって育ててもらえれば嬉しいです。 ぜひ一緒にお気に入りの植物を探すお手伝いをさせてください。