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花束(切り花)は何日持つのか|1ヶ月以上の保存方法やお手入れのコツ

花束(切り花)は何日持つのか|1ヶ月以上の保存方法やお手入れのコツ

少し特別な感じがあり、もらうと嬉しい花束。フレッシュな花々が気分をウキウキさせてくれて、同時に癒してもくれます。

きれいな花たちをできるだけ長く楽しみたいものですが、やはりいつかは枯れてしまうのが生花です。しかし、大切な人からもらった花束ほど長く残したいもの。

そこで今回は、花束は何日持つのか長く鑑賞するコツや手順を追って紹介します。

また、花束は加工すれば1ヶ月以上保存することもできます。自分でできる方法もあれば、専門店に頼んで本格的に残す方法も。

さらにラッピングのままでどれくらい持つかも説明していますので、花束を渡すタイミングの参考にしてみてください。

季節別|花束(切り花)は何日持つのか

では花束は、普通何日くらい持つものなのでしょうか。温度や部屋の環境によっても持つ日数に違いがありますが、まずは一般的な季節別の日数を見てみましょう。

春・秋(10〜20℃) 1日前後
夏(20℃以上) 3〜5日
冬(10℃以下) 10日前後

花の種類によっても違いますが、花束によく使われる主な種類のバラ・ガーベラ・カーネーション・トルコキキョウなどは上記の日数が目安です。

ほかにもよく使われるかすみ草や葉物などは傷みが目立ちにくく、もっと長く持つ傾向があります。逆に、茎の柔らかい植物は上記よりも早く萎れてしまいます。

なお、フラワーキーパー(冷蔵庫)を使用している花屋では、10℃前後で管理されています。鮮度を保ち、開花を遅らせるためです。

家で楽しむ分には、花が開く様子も楽しめる室温15〜18℃前後がちょうど良いでしょう。

ラッピングされたままだと2〜3日しか持たない

ラッピングされた状態では、花の寿命はもっと短くなってしまいます。

セロファンや包装紙に包まれて風通しが悪く、水が足りていないからです。持ち歩いた時間や環境によっては、切り口に巻かれている保水剤が乾いてしまっていることもあります。

家に持ち帰ったらなるべく早くラッピングを外して水につけましょう。時間がない時でもとりあえず切り口を水につけておくだけで、その後の持ちに違いが出ます。

花束(切り花)を長く鑑賞するコツ

ではどうすれば切り花をできるだけ長くきれいに保てるのでしょうか。

切り花となった植物は、切り口から吸い上げる水だけで状態を保っています。そのため、切り口から水をしっかり吸収できる状態にしておくことがポイント。

これを念頭におけば、花にとって快適な環境を作りやすくなりますよ。ひとつひとつ手順を具体的に見てみましょう。

  1. ラッピングをすぐに外す
  2. 茎を先端から3cm程斜めに切る
  3. 枯れ葉や小さい蕾も切除する
  4. 清潔な花瓶に花束(切り花)と水を入れる
  5. 直射日光を避けた涼しい場所で管理をする
  6. 水替えを毎日行う

①ラッピングをすぐに外す

まずは家に帰ったらすぐにラッピングを外し、保水剤などもすべて取ります。切り口に保水ゼリーなどがついている場合は軽く洗い流しましょう。

花束をまとめている輪ゴムはできるだけ外したほうが良いですが、まとめておいたままのほうが、きれいな花束の形を保ったまま飾れます。

多少動いても形が崩れないようにきつめに縛ってあることが多いので、茎が痛まないよう少しゆるめにまとめ直してあげられればなお良いですね。

②茎を先端から3cm程斜めに切る

切り花は茎の断面が古くなると、水をうまく吸い上げられなくなります。また、一度乾燥してしまった断面は水を通さなくなってしまいます。

茎を切り戻して断面を更新してあげましょう。切り口が潰れないように、鋭利なハサミでスパッと切ってあげるのもコツです。

また斜めにカットすることで、水を吸収できる面積を増やすことができます。ただし、ガーベラはまっすぐにカットしたほうが茎が長く持ちます

③枯れ葉や小さい蕾も切除する

枯れた葉っぱや、開きそうにない硬く小さな蕾はカットします。咲かそうとして余計な養分を使ってしまうためです。

特にバラやトルコキキョウなどの蕾は、切り花ではなかなか開きづらいのでカットしたほうが長持ちします。

逆に、ユリやグラジオラス、デンファレなどは蕾でも開くことが多いです。できたらこれらは残しておいて、徐々に開く蕾を楽しみましょう。ただし、蕾があると水をたくさん吸い上げるため、花瓶の水の減りが早くなります。

④清潔な花瓶に花束(切り花)と水を入れる

切り花を長持ちさせるには、きれいな水が必要です。

汚れがついた花瓶では水の中に雑菌が繁殖し、植物が水を吸い上げる邪魔をしてしまいます。できれば花瓶はその都度ハイターなどにつけおきして、きれいにしておきましょう。

また水の量は、茎がたくさん水に浸かっていると腐りやすくなります。水はあまり入れすぎず、切り口から10cm程度浸かる量がベストです。

⑤直射日光を避けた涼しい場所で管理をする

花瓶の置き場所も大事です。

直射日光が当たる場所は、花瓶の水温が上がり、植物も痛みやすくなります。特に西日などは植物の負担も大きいので、できる限り避けたいところです。

また、風や空気の流れも影響します。

エアコンの風が直接当たる場所は避けて、かつ風通しの良い場所に置きましょう。玄関などは飾り場所に最適ですが、春〜夏は熱がこもりがちになるので注意してください。

暑い時期はクーラーの効いた部屋の中が適しています。

⑥水替えを毎日行う

さらに水替えを毎日行えば、格段に日持ちします。

日が経つと水中に雑菌が繁殖し、切り口が詰まって水を吸い上げにくくなってしまいます。できるだけ新鮮な水を保つように、特に夏は毎日水替えするのがおすすめです。

水替えの際に、茎を切り戻しすると水の吸い上げがよくなってさらに長持ちします。

切り花は茎が短くなるほど短命になるので、少しずつ切るのがコツです。傷んでいる部分から2〜3cm程度の位置で少しずつ切ります。

花束(切り花)を1ヶ月以上長持ちさせる方法

生花のままでは、持っても10日前後。もらった花束をもっと長く残したい時には、押し花やドライフラワー、プリザーブドフラワーにしてみましょう。

湿気や紫外線などに気を付ければ、とてもよく長持ちします。日持ちの目安は以下の通りです。

  • 押し花|2〜3年
  • ドライフラワー|~2年
  • プリザーブドフラワー|~5年

押し花は、できたものをフォトフレームなどに入れるとインテリアとしても楽しめます。ドライフラワーは茎が腐らないうちに逆さに吊るしておきましょう。プリザーブドフラワーは難しそうですが、キットを使えば意外とできるもので、挑戦してみるのも面白いかも。

なお、もっと本格的に残すならアフターブーケという方法があります。ブーケや花束をさまざまな方法で加工して、部屋に飾りやすいサイズに仕上げてくれるサービスです。専門店のHPや花屋を通して依頼し、タイプを選んで花束を郵送するだけでOK。飾る場所に気を付ければ、10年以上持つこともあります。大切なお花を残す時にはおすすめです。

花束(切り花)が萎れた際の復活方法

花びらがカサカサに乾燥していたり、黒く変色したりしている花は復活できませんが、花の茎がだらりと垂れ下がって元気がなくなっているように見える花は、下の方法でたっぷりの水につけてあげると復活することがあります。

  • 新聞紙に巻く
  • 水切りをする
  • 深水につける

まず花が上を向いている状態になるよう固定して、新聞紙や紙などで少しきつめに巻きます。この工程を抜かすと、花がだらんと下を向いたまま水をあげてしまって、戻らなくなることがあります。

次に水切りをします。水切りとは水の中で茎をカットするやり方で、水圧の力で花の先までしっかりと水を行き渡らせる効果があります。バケツなどに水を張って、切り口を水につけたままハサミで切ります。

その後、茎の半分くらいの高さまでたっぷりと水を入れたバケツや花瓶に1時間ほどつけておきましょう。できれば、巻いた新聞紙は水に浸からないようにします。しばらくすると、水が揚がって茎がシャキッとします。

花束が何日持つかを知りたい方からのよくある質問

空き缶に生けた花

最後に、花束が何日持つか知りたい方からのよくある質問をまとめてみました。

花束をもらった時はもちろん、花束をあげる場合にも花がどれくらい持つのかは重要ですよね。

花屋から受け取ってから相手に渡すまで時間が空くこともあります。花の種類によって持つ日数は大きく異なるので、花屋さんに事情を話して相談しながら決めるのがおすすめです。

  1. 花束は水なしで何日持つの?
  2. 花束をもらったけど花瓶がない場合はどうすればいい?

花束は水なしで何日持つの?

花を水につけずその状態のままで置いておくと、半日もすれば萎れてきます。夏は2〜3時間程度です。保水した花束を花屋のフラワーキーパーで保存していても、2日程度で萎れてくる花が出てきます。

花束を渡すタイミングを悩まれている方は、基本的には当日中に相手に渡すようにしましょう。気温の低い晩秋~初春なら、渡す前日の夜に花束を受け取っても大丈夫。その場合は花屋に注文する際その旨を伝えて、長持ちしやすい花で作ってもらうのがおすすめです。渡すまでの保管方法はできるだけ涼しい場所で、寝かさずに立てて置いておきます。

花束をもらったけど花瓶がない場合はどうすればいい?

花瓶が家にない場合、代用できるのはコップやビン、ペットボトルです。トマトなどの缶詰の缶や、紙パックなども使えます。

ペットボトルは2/3の高さでカットすると生けやすいです。また石など重石を中に入れると倒れにくくなります。周りにラッピングの包装紙を巻きつけたり、紙袋などの中に入れて飾れば見た目もよくなります。

大きな花束で生けきれない場合は、早めにドライフラワーとして吊るしておく手もあります。バラやかすみ草、アジサイや枝ものなどはきれいにドライフラワーになります。

まとめ

やってみると切り花の管理は意外と難しくないもので、毎日水替えしていれば愛着も湧くかもしれません。気温の低い時期は多少水替えをできなくても大丈夫。自分のペースで楽しんでみてください。

また、人にプレゼントするときは、花束を注文する際「長持ちするお花で作ってください」とお願いするのもおすすめです。

花瓶付きの花束などもありますので、花瓶を持っていなさそうな方へのプレゼントにはそんな商品を探してみるのも良いですね。

生花の寿命は長くはありませんが、毎日見ていると咲き進む変化も面白いもの。ぜひ花のある暮らしを楽しんでみてくださいね。

西山藍子(nishiyama ranko)
植物好きの母が育てる植物たちに囲まれて育ちました。 大学で美術を学んだ後、毎日植物に囲まれたくて花屋に勤務。 主にブライダルフラワーを担当し、ひとりひとりに似合うお花を見つけるお手伝いをしてきました。 その後ガーデニングショップに勤務して庭づくりを学び、現在は田舎で育児をしながら、花や植物に関する記事を書いています。 さまざまなライフスタイルに合う植物との暮らしを提案していけたらと思います。