家族や友人、先輩や恋人など大事な人が大学や高校を卒業するときは、心の底から温かく祝福したいものです。次の新しいステージへと一歩を踏み出す人たちに、卒業祝いのプレゼントを贈る方もいると思います。
どんなものが卒業祝いのプレゼントとして喜ばれるのか。大切な人だからこそ、何を選んだら良いのかわからなくなってしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、卒業祝いにおすすめのプレゼント を紹介します。卒業祝いのプレゼントの選び方やマナーについても詳しく解説します。
卒業祝いにおすすめのプレゼント一覧
相手別に卒業祝いに贈るおすすめのプレゼントをランキング形式でまとめてみました。
大学生の卒業祝いに贈るおすすめのプレゼント |
1位 ボールペン・万年筆 |
2位 名刺入れ・カードケース |
3位 ネクタイ・アクセサリー |
高校生の卒業祝いに贈るおすすめのプレゼント |
1位 家電製品 |
2位 印鑑・印鑑ケース |
3位 PCアクセサリー |
中学生の卒業祝いに贈るおすすめのプレゼント |
1位 デスクグッズ |
2位 ステーショナリー |
3位 ランチボックス |
小学生の卒業祝いに贈るおすすめのプレゼント |
1位 ステーショナリー |
2位 腕時計 |
3位 バッグ |
友達・先輩の卒業祝いに贈るおすすめのプレゼント |
1位 タンブラー・マグカップ |
2位 折りたたみ傘 |
3位 ハンカチ |
恋人の卒業祝いに贈るおすすめのプレゼント |
1位 ネクタイ・アクセサリー |
2位 腕時計・コスメティック |
3位 財布 |
卒業祝いのプレゼントは、相手の方が次の新しい場所でも使えるもの・便利なもの・役立つものなどがおすすめです。心を込めて贈れば、相手の方はきっと大いに喜んでくれますよ。
相手別|卒業祝いにおすすめのプレゼント
ここでは、卒業する方にあわせて、お祝いにおすすめのプレゼントを紹介します。
- 大学生|ボールペン・万年筆
- 高校生|家電製品
- 中学生|デスクグッズ
- 小学生|ステーショナリー
- 友達・先輩|タンブラー・マグカップ
- 恋人|ネクタイ・アクセサリー
相手の方をイメージして、色やデザインなどを選べるといいですね。
大学生|ボールペン・万年筆
大学生の卒業祝いのプレゼントでは、ボールペンや万年筆が男性にも女性にも人気です。その中でも、特に名前入りのものは、より特別感があり、記念に残るプレゼントにもなります。
社会人になると学生のころよりも、メモを取ることや契約書・誓約書類など、あらゆる場面でペンを取ることが増え、使うことが多いです。会社やプライベートの面でペンを使う機会が増えるからこそ、プレゼントとしてもらえると嬉しく思います。
長く愛用してもらえるように、デザイン性だけでなく、ペンの書き心地や印鑑付きなど機能性にもこだわって選ぶと、さらに喜んでもらえるかもしれませんね。
高校生|家電製品
高校を卒業したら、上京して一人暮らしを始める方もいると思います。新しい場所で生活を始めるには、必要なものをそろえなければならないものも多く、お金もかかります。大学生になったころでは、生活に必要なものをそろえるのが大変な場合もあるので、その手助けとなるようなものを選べるといいかもしれません。
特に家電製品類は値が張り、なかなか自分では手を出しにくいこともあるので、プレゼントとして受けとれたら、相手の方はとても嬉しく思えるでしょう。
価格の安いものから高いものまである家電製品なので、相手の方との関係性や仲の良さなどを踏まえて金額を選び、それに見合ったプレゼントを見つけてください。
また、親元を離れずに進学する方でも、加湿器や空気清浄機、エスプレッソマシンやコンパクトスピーカーなどでも喜ばれると思いますよ。
中学生|デスクグッズ
中学生では、自分の部屋をもつ子も増え、コーディネートしたくなる年頃でもあります。また、高校生になると机に向かう機会も中学校以上に増える場合も多いので、卒業祝いでは、デスクグッズがプレゼントにおすすめです。
照明器具やスマートフォン・タブレットのアクセサリー類、ブックスタンドや小物入れなどさまざまなものがあり、手頃な値段で購入もできます。価格の安いものは、便利なもの・使いやすいものといくつかにまとめてプレゼントしましょう。
相手の方が高校では何を勉強するのか、何に興味を持っているのかなど情報を得ておくと、気の利いたプレゼントにもなります。
小学生|学習グッズ
中学校へ進む小学生の方には、まだまだしっかりと勉学に励みながら、学校生活を楽しんでもらいたいと思います。そういった想いで卒業をお祝いするなら、学習グッズをプレゼントしてみてください。
シャープペンシルやカラーボールペン、さらにはマーカーやノート類など、複数のものをまとめてプレゼントするのがおすすめです。小学校では鉛筆を使うことが多いですが、中学校になるとシャープペンシルに憧れる子も増え、質の良いものがもらえたらきっと大喜びするかもしれません。
しかし、近年ではプログラミングの必修化やペーパーレスへの取り組みなどによって、タブレットを使う機会が多く増えていると思います。必ずしも必要ではない場合もあるので、わからない場合はあらかじめ親御さんに聞いておきましょう。
友達・先輩|タンブラー・マグカップ
卒業祝いをする相手の方が大学生や高校生でも、親しい友人でありながら先輩・後輩でもあると思います。手紙や花束だけでなく、もっと心を込めた祝福を贈りたい場合は、身近な日用品や雑貨類をプレゼントするといいかもしれません。
身近なものの中でもタンブラーやマグカップは、種類が多くデザイン性もさまざまなので、相手の方のイメージにあったものが選びやすいです。また、相手の方が社会人になる、大学や高校に進学するなど、異なる場面でも使いやすいものなのでおすすめです。
「高価なものは手が出しがたいけど、花束や手紙だけでなく喜ばれるものも贈りたい」そういった方にタンブラーやマグカップが、とっておきのプレゼントになるでしょう。
恋人|ネクタイ・アクセサリー
相手の方をよく知っているのは、家族や友人だけでなく、恋人のあなたかもしれません。恋人の卒業祝いにプレゼントを贈るなら男性にはネクタイを、女性ならアクセサリーがおすすめです。家族や友人の次に時間を過ごしていることも多く、相手の方の好みをよく知っていると思います。
好きなデザインや色、さらにはお気に入りのものなど、恋人だけにしかわからないことも多くあるでしょう。ほかにも、普段一緒にいるときは、どんなファッションスタイルで過ごしているのか、どのような格好で出勤をしているのかなどチェックして、相手の方の好みのものをプレゼントしてみてください。
卒業祝いのプレゼントには観葉植物もおすすめ
卒業祝いのプレゼントに迷ってしまったときは、観葉植物もおすすめです。観葉植物には花言葉があり、「卒業する方」にぴったりなものもたくさんあります。
例えば、「輝かしい未来」の花言葉をもつストレリチア・レギネやオーガスタ、「輝く未来」の花言葉が付けられたザミオクルカス・ザミフォーリア、「新生」のユーカリ・ポポラスなどが、卒業祝いのプレゼントにいかがでしょうか。
また、観葉植物は鉢の大きさによって、卓上や床上など置き場所を変えることができ、インテリアのコーディネートが変わります。相手の方は部屋の見栄えや雰囲気を自由に変えることができ、新しい生活をより楽しんでもらえるでしょう。
さらに、風水効果もあるので、置き場所を変えて良い運気を取り入れてもらえることもできます。
卒業祝いのプレゼントの選び方
「そもそも卒業祝いのプレゼントは、どのように選んだら良いのかわからない」と悩む方もいると思います。相手の方の好きなものを贈るのも良いですが、「相手の方がこれから何を必要とするのか」も考慮して選ぶこともポイントです。
ここでは、卒業祝いのプレゼントの選び方について3つ紹介します。
- 相手の次の新生活を想像して選ぶ
- 相手のイメージにあったものを選ぶ
- 実用性・利便性・機能性で選ぶ
相手の次の新生活を想像して選ぶ
卒業祝いのプレゼントを選ぶときは、まずは相手の方の次の新しい環境を想像することが大事です。たくさんの候補があるからこそ選びにくくなる場合もあるので、条件を絞り、選択肢を減らすことがポイント。
次の場所で何が役立つのか、何が助けとなるのかなどを思い浮かべて選んでみてください。
通学や通勤、学校行事や会社行事などで必要になるもの、さらにはプレベートで良く使うものなどをピックアップできるといいでしょう。学年が上がれば上がるほど行動範囲もぐっと広がるので、休日に使えるものでもいいかもしれませんね。
相手のイメージにあったものを選ぶ
次に、相手のイメージにあったもので卒業祝いのプレゼントを選んでみましょう。条件を絞っても、まだまだ選択肢が多い場合もあり、なかなか選びにくいです。
パッと自然に感じる相手の方の第一印象やオーラ、さらには性格・服装・好みなどから連想させるといいかもしれません。
ここで深く悩んでしまうとさらに複雑になり、プレゼント選びが難しくなってしまう場合もあるので、最初に思い浮かべたイメージで決めるといいですよ。
実用性・利便性・機能性で選ぶ
相手の方の新生活やイメージができない場合は、実用性・利便性・機能性で、プレゼントを選ぶのもおすすめです。
新生活で必要なものでも、どういったものがより使いやすくて便利なのかは、ものによって違います。また1つのプレゼントを選べても、機能性の違いなどによって喜びの大きさも変わってくるでしょう。
ものをいくつかよく見比べて、相手の方に喜ばれるプレゼントを選んでください。
卒業祝いのプレゼントにおけるマナー
ここでは、卒業祝いのプレゼントにおけるマナーについて3つ解説します。
- 卒業してから1週間以内に贈る
- 一般的な相場を意識して贈る
- メッセージカードや手紙を添える
卒業してから1週間以内に贈る
卒業祝いのプレゼントは、できるだけ卒業式が行われた日から1週間以内に贈りましょう。ただし、受験や就職試験などの関係で、まだ進路が決まっていない場合もあるので、決まって落ち着いてから贈ると良いです。
プレゼントが渡しにくい、または都合が付かない場合は、卒業式の1週間前に本人に直接か、代わりに親御さんに渡しておくのもOKです。
一般的な相場を意識して贈る
卒業祝いのプレゼントは、卒業する人の学年によって金額の相場が違い、考えるのが難しいですよね。また、プレゼントを贈る相手の方との親密さなどによっても、金額は変わると思います。
比較的卒業祝いのプレゼントは、以下の予算が相場のようです。
卒業する方 | お祝いの予算相場 |
小学生の卒業祝い | 3,000〜5,000円 |
中学生の卒業祝い | 3,000〜10,000円 |
高校生の卒業祝い | 5,000〜15,000円 |
大学生の卒業祝い | 10,000〜30,000円 |
家族や親密さによって違いますが、あまり高価過ぎるものは避けると良いでしょう。相手の方がお返しする場合もあるので、状況によっては困ってしまうこともあります。
メッセージカードや手紙を添える
より心のこもった温かみのあるプレゼントを贈るなら、卒業を祝福するメッセージや手紙を添えることも大事です。
プレゼントだけでは、自分の祝福の気持ちや思いやりが相手の方に伝わらないこともあります。自分の想いがしっかりと伝わるように、プレゼントとは別に用意しておきましょう。
パッと思いついた言葉をつづるだけでも、相手の方に感動を与えることもできますよ。
まとめ
卒業祝いのプレゼント選びに迷ってしまったときは、今回紹介したおすすめのものを選んでみてください。長く使えて愛用でき、男女ともに喜ばれるものです。
もしそれでも迷ってしまう場合は、自分に置き換えて選ぶことも良いかもしれません。自分が経験していることがあるのであれば、なおさら良いものが選択できるでしょう。
また、メッセージカードと手紙も添えて、より温かみのある卒業祝いのプレゼントを贈ってみてください。