ふとした瞬間に花が目に入ると、気持ちがほっこりして癒されますよね。
花のある暮らしは、癒しやリラックスを与えてくれるとともに、生活に彩りを添えてくれます。
しかし、花を飾ることに慣れていないと、「どうやって飾る?」「どこに置いたらいい?」と悩むこともあるでしょう。
そこで今回は、花のある暮らしの始め方や楽しむコツを解説していきます。
実例を交えた飾り方も紹介していくので、「花を飾りたい」「花のある暮らしに憧れる」という方は、ぜひ参考にして実践してみてください。
花を飾りたいけれど買いに行く余裕がない方は、「お花の定期便」がおすすめです。定期的に新鮮な花が自宅に届くので、簡単に花のある暮らしを始められますよ。
[https://andplants.jp/collections/subscription-flower]花のある暮らしから得られる効果
花のある暮らしを実現することで、次のような効果が期待できます。
- 癒しやリラックス効果
- 気分の向上や生活の充実
- 風水による運気アップ
癒しやリラックス効果
花の自然な姿や香りは、人を癒したりリラックスさせたりする効果があります。
疲れたときに花を見てふっと気持ちが和んだり、くつろいだ気分になれたりしたことがある方は少なくないでしょう。
実際に、花のある部屋とない部屋では交感神経と副交感神経の動きに大きな差があることが、医学的にも花の癒し効果が証明されています。
現代社会では、人間関係や仕事の悩み、将来への不安など、誰もが何かしらのストレスを抱えています。
花を見てストレスがなくなるわけではありませんが、花の持つ癒しやリラックス効果が心身のストレス軽減を手助けしてくれるでしょう。
出典元:農林水産省「特集1 楽しみませんか?もっと花のある暮らし(1)」
気分の向上や生活の充実
自然との触れあいや花の色や香りが与える効果は、気分の向上や生活の充実にもつながります。
花による癒しやリラックス効果を得ることで、気分が明るくなって毎日の生活にハリがでる方もいるでしょう。
また、花を飾ることで趣味が増えたり、新しいことに興味を持ったりして、生活が充実する方も多いはず。
花のある暮らしは、心身の健康によい影響を与え、生活の質を上げることにも役立ってくれるでしょう。
風水による運気アップ
花を飾ることで、風水効果の上昇が期待できると言われています。
風水とは、自然のエネルギーの流れを利用して、運気を上げようとする考えのこと。
花は風水では欠かせない運気アップのアイテムで、みずみずしいエネルギーや色、香りが空間によい気の流れを呼び込んでくれるとされています。
恋愛運はピンク、金運は黄色など、運気ごとに相性のよい色があり、上げたい運気の色のアイテムを置いたり身につけたりするのが、簡単な風水の取り入れ方です。
花のある暮らしを楽しみながら、よい運気が巡ってきたら嬉しいですよね。上げたい運気に合わせて、その時々で飾る花の種類や色を変えられるのも、魅力のひとつでしょう。
花のある暮らしの始め方

次に、花のある暮らしの始め方を、3ステップで紹介していきます。
- 道具を準備する
- 花を用意する
- 花を飾る
順番に進めていけば、簡単に花を飾ることができますよ。
1.道具を準備する
まずは、花を飾るための道具を用意しましょう。
必要な道具
- 花用のハサミ:園芸用でもかまいませんが、専用のハサミを用意しましょう
- 花瓶:ペットボトルやジュースのビンなどでも代用できます
あると便利な道具
- ボウル:水の中で茎を切るため
- タオルやビニールシートなど:水でテーブルや床を濡らさないように
- 切り花の延命剤:水中の雑菌の繁殖を抑え、花に栄養を与える
- 漂白剤や中性洗剤:延命剤の代わりに花瓶に入れて雑菌の繁殖を抑える
- 持ち手付きスポンジ:花瓶洗浄に専用のものを用意しておくと衛生的
道具は、100均ショップでも十分揃えられます。花瓶は、花のある暮らしを楽しみながら、お気に入りのものを買い足していくのも楽しいですよ。
2.花を用意する
以下3パターンでお花を用意してみてはいかがでしょうか。
- 気に入った花を買う
- 束になっている花を買う
- 定期便を利用する
まずは、花屋の店頭で気に入った花を選んでみましょう。「1輪だけでもいいのかな」と気にする方もいますが問題ありません。
2~3種類の花が束になったパックや、そのまま飾れるミニブーケなどは、組み合わせに悩まずに済むので初めての方も選びやすいでしょう。
最近では、花のサブスクサービスもあります。定期的に新鮮な花が届くので、花屋に買いに行く暇がない方も、常に花のある暮らしができるのが魅力です。
「次にどんな花が届くのかな」と思いながら待つのも楽しいですよ。
[https://andplants.jp/collections/subscription-flower]3.花を飾る
道具と花が揃ったら、飾っていきましょう。
花を飾る手順
- 花瓶とボウルに水を入れる
- ボウルの中に茎を入れて、飾りたい長さでカットする
- 花瓶に入れて飾る
花瓶には延命剤や漂白剤を少量入れておくと、花持ちがよくなります。
ボウルに入れた水の中で茎を切ると水の吸い上げがよくなりますが、なければ水につけずに切っても大丈夫です。
ただし、切ったらすぐに花瓶に入れましょう。
花瓶の高さと花瓶から出る花の高さを1:1にすると、バランスよく飾れます。
花の飾り方やバランスは、次の記事でも詳しく解説しているので、併せてチェックしてみてください。
関連記事:お花の飾り方|場所別のインテリア例や手入れについて
おすすめの花瓶
花を飾るには花瓶が必要ですが、用途に合わせていろいろ持っていると、花のある暮らしがますます充実するでしょう。
まずは、次の3種類の花瓶があると便利です。
- 口の狭い花瓶:1輪でもきれいに飾れる
- 背の低い小瓶:切り戻して短くなった花も飾りやすい
- 花束用:ボリュームがあるときに
デザイン性の高い花瓶は、花なしでインテリアとして飾るのもおしゃれです。AND PLANTSでも、おしゃれな花瓶を揃えているので、ぜひチェックしてみてください。
[https://andplants.jp/collections/vase]花を飾るおすすめの場所

花を飾る場所にもこだわってみましょう。花を飾るおすすめの場所は、次の3か所です。
- リビング
- 玄関
- 洗面所
常に目に留まる場所に飾ることで、より花のある暮らしを楽しめるようになりますよ。
リビング
リビングは家族がくつろぐスペースで、一番長い時間を過ごす場所。
ソファに座っているとき、家族で談笑しているとき、ふとした瞬間に花が目に入る場所に花を飾ってみましょう。
テーブルやチェストの上などが飾りやすいですが、窓際に置く場所があったら窓の近くもおすすめです。
風水では、よい運気は窓から入ってくるとされているので、風とともに花のエネルギーや香りが部屋の中に広がり、運気アップを引き寄せてくれるかもしれません。
玄関
玄関に花を飾ると、出入りのときに癒されたり気持ちをリフレッシュできたりするのでおすすめです。
玄関は、人がいない日中でもリビングなどと比べて暑くなりにくいので、花持ちもよいでしょう。
シューズボックスの上に置いたり、角に花台を置いて飾ったりできます。置くスペースがない場合は、ウォールシェルフを取り付けてディスプレイするのもよいでしょう。
小さい花瓶なら、壁に吊って飾ることもできますよ。
洗面所
洗面所では、朝の目覚めやリフレッシュに花が役立ってくれるでしょう。
寝ぼけまなこで洗面所に入ったとき、顔を洗ってすっきりしたとき、目に入る花が一日を過ごすための元気をくれるはず。
洗面所には、ピンクやオレンジ、黄色などの明るい色がいいかもしれませんね。
小さな小瓶に飾った花を洗面台の横に置くだけでも、雰囲気ががらっと変わりますよ。
実践編|花のある暮らしの楽しみ方
次は、筆者が実践している花のある暮らしの楽しみ方を3つ紹介していきます。
- フレッシュな花を楽しむ
- 風水を意識して花を飾る
- ドライフラワーを作る
実例を交えて解説していくので、参考にしてみてくださいね。
フレッシュな花を楽しむ

テーブルやチェストの上、テレビ台など、花を飾れる場所はいろいろありますが、ディスプレイ用のウォールシェルフがあると便利です。
小さいお子さんがいる家庭でも、手が届かない高さに棚をつければ、倒される心配もありません。
花は、赤紫のスカビオサがきれいだったので、統一感のある赤ピンク系で。白のカスミソウを少し足すことで、それぞれの色が際立っています。
花瓶は2個並べて使えるデザインで、横長のウォールシェルフにぴったり収まりました。
写真ではドライフラワーやリードディフューザー、アニマルオブジェを一緒に飾っていますが、ディスプレイコーナーがあるとその時の気分でいろいろ飾って楽しめますよ。
風水を意識して花を飾る

風水では、生花のみずみずしいエネルギーや明るい色、香りが、よい運気を呼び込んでくれるとされています。
色によって期待できる運気が異なるので、上げたい運気の色の花を飾って楽しむのもおすすめです。
今回飾ったのは、次の3種類。
- 青のカーネーション
- 赤のスプレーバラ
- 緑のスモークグラス
写真の場所は東向きの窓で、正面にデスクがあり、いつも記事を書いている場所。
目の高さより少し上に窓があるので、パソコンから目を離して前を向くと、鮮やかな花が目に入りリフレッシュできます。
東は成長と発展を象徴し、仕事運や健康運と関係する方位。相性のよい色が青や緑、赤なので、全部の色を入れてみました。
風水における花の飾り方や方角との関係は、次の記事でも詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
関連記事:風水を花で取り入れる方法|色ごとの効果や飾る場所・運気アップのコツ
ドライフラワーを作る

買ってきた花を全部飾らずに、一部はドライフラワーに。
ドライフラワーにしやすい花材を選べば、日陰の風通しのよい場所に吊るしておくだけで簡単に作れるので、ぜひ挑戦してみてください。
今回はそれぞれ単体で吊るしていますが、スワッグにして飾りたいときは、束に組んでから吊るすのもありです。
乾燥してくると、茎が細くなり抜けやすくなるので、茎の節のところや分かれているところに麻ひもや輪ゴムを掛けると、落下する心配がありません。
おすすめのドライフラワーは以下のページで紹介しています。
[https://andplants.jp/pages/dryflowers]花をおしゃれに飾るコツ

花をおしゃれに飾れたら、もっと花のある暮らしを楽しめそうですよね。今回は、簡単にできるコツを4つ紹介します。
- 1種類1色ですっきりとまとめる
- 同系色でまとめる
- カラフルな組み合わせにする
- 花を活けたときの形を意識する
花を飾ることに成功も失敗もないので、いろいろ挑戦してみてください。
1種類1色ですっきりとまとめる
一番簡単にできるおしゃれな飾り方は、1種類の花だけを飾る方法です。まずは、好きな花を1本用意して、口の細い花瓶にすらりと飾ってみましょう。
あえて1種類の花だけで飾ることで、花の輪郭や色が際立ちます。空間のアクセントになり、凛と咲く姿がおしゃれに見えるでしょう。
さらに、同じ色の同じ花だけを束にして飾ると、色の存在感が強調されてシンプルだけど華やいだ空間になります。具体的には、以下のガーベラを参考にしてみてください。
[https://andplants.jp/products/10-orange-gerbera-series-bouquet]同系色でまとめる
何種類か花を組み合わせるときは、同系色でまとめると失敗しにくいです。
同じ濃さの色で揃えると単調な印象になりますが、濃淡でメリハリをつけたり形の違う花を組み合わせたりすることで、統一感がありながら動きのある花飾りができますよ。
また、同系色の組み合わせは、色の持つ特徴を際立たせてくれます。
暖かみのある雰囲気にするなら暖色系、爽やかな雰囲気にするなら寒色系でまとめるなど、空間演出も考えて選ぶのもおすすめです。
[https://andplants.jp/products/custom-flower-yellow-medium]カラフルな組み合わせにする
カラフルな組み合わせは、空間を明るくしてくれます。
花はいろいろな色や形があり、組み合わせのバランスを考えるのも楽しいもの。しかし、どう組み合わせたらいいか悩む方も多いでしょう。
いろいろな色を入れたいときに迷ったら、次の方法を取り入れてみてください。
- 同系色の組み合わせに反対色をアクセントとして入れる
- 色のトーン(明るさや鮮やかさなど)を合わせる
- 色ごとに花の種類を変える
- 白い花を入れて中和する
選び方の例を挙げましたが、花を飾るのに決まりはないので、自由に楽しみましょう。いろいろ試しているうちに、自分のお気に入りの組み合わせが見つかるかもしれませんね。
[https://andplants.jp/products/custom-flower-mix-medium]花を活けたときの形を意識する
花を束にして飾るときは、全体の形を意識してみましょう。
ガーベラやバラ、ラナンキュラスなど、丸みのある花はアウトラインを丸く描くように。カラーやデンファレ、デルフィニウムなど、縦長のイメージがある花は線を生かしてシャープになど。
咲き方や形を強調するように活けることで、個性が際立ち洗練されて見えますよ。
また、ガーベラやバラのように一輪一輪が目立つ花は、顔が縦や横にまっすぐ並ばないようジグザグを意識するのもポイントです。
顔が並んでいると単調に見えてしまうのと、一輪ずつの個性が薄くなってしまいます。
すべて正面を向けるのではなく、斜めや横を向いている花もあると、動きが出ておしゃれ度もアップしますよ。
飾った花を長持ちさせるための注意点

最後に、飾った花を長持ちさせるための注意点を3つ紹介します。
- きれいな花瓶を使う
- こまめに水替えと切り戻しを行う
- 枯れた花はすぐ処分する
きれいな花瓶を使う
花を飾る花瓶は、清潔なものを使いましょう。汚れた花瓶は雑菌が繁殖しやすく、花が早く傷む原因になります。
使い終わった花瓶は、洗剤でしっかり洗って保管することが大切です。
花を切ったハサミなどの道具も、使い終わったら汚れを落とし、次にまたきれいな状態で使えるようにしましょう。
こまめに水替えと切り戻しを行う
花を花瓶に活けていると切り口からバクテリアが発生し、水が汚れて花も水を吸い上げにくくなってしまいます。
花瓶の中を清潔に保ち、花が水を吸い上げやすい環境を保つためには、こまめな水替えと切り戻しが必要です。
毎日できなくても、2~3日に1回は花瓶を洗って水を替えましょう。
茎の断面も菌が詰まっていたり傷んだりしているので、1~2cmくらい切って新しい断面を水につけるようにすると、長持ちしやすくなります。
枯れた花はすぐ処分する
枯れた花は飾ったままにせず、すぐに処分しましょう。
特にまだきれいな花と一緒に飾っている場合は、ほかの花が傷むのを早めてしまいます。枯れた花から発生するエチレンガスが、他の花の老化を促進させてしまうからです。
風水でも、枯れた花は運気を下げると考えられています。スプレー咲きで一部の花が萎れた場合は、枯れた部分だけを切り落とせば大丈夫です。
まとめ
花のある暮らしは、心身の癒しや活気を与え、空間に彩りを添えてくれます。一輪飾るだけでも空間が明るくなり、毎日の生活に充実感を得られるでしょう。
今回は、花のある暮らしの始め方やおすすめの飾り方、おしゃれに飾るコツなどを紹介してきました。
とは言っても、どう飾るかは人それぞれ。自分が楽しいと思える飾り方をするのが一番です。
ぜひ、日々の生活に色を加えて、花のある暮らしを楽しんでくださいね。
なかなか花を買いに行けない方には、「お花の定期便」がおすすめです。定期的に届くので、買いに行かなくても花のある暮らしができます。
初回は500円OFFクーポンがもらえるので、お試し気分で初めてみるのもありですよ。
[https://andplants.jp/collections/subscription-flower]