「胡蝶蘭を開店祝いとしてプレゼントしたいけど、いつ送ればいいのかわからない」
「お葬式に参列できなかったので、せめてご自宅に胡蝶蘭を供花として送りたいが、タイミングが分からない」
胡蝶蘭はさまざまなシーンで贈り物として選ばれる一方で、どのタイミングで贈ればよいのか悩む方も多いのではないでしょうか。特に、お祝いやお悔みなどのシーンでは、胡蝶蘭を送るタイミングがあります。
そこで、今回は胡蝶蘭を送るタイミングをシーン別に詳しく紹介します。
胡蝶蘭は種類や花の本数によって大きさが異なるだけでなく、生きているお花です。そのため、贈るタイミングを間違えると、受け取った相手が置き場所に困ったりいつのまにか枯れたりするかもしれません。
そのようなことがないように、この記事を参考に適切なタイミングで素敵な胡蝶蘭を送ってください。
AND PLANTSでは、さまざまなシーンに最適な胡蝶蘭を、幅広い価格帯で種類豊富に取り揃えています。用途に合わせて4種類のラッピングからも選ぶことができるので、ぜひご活用ください。
[https://andplants.jp/pages/phalaenopsis]お祝いシーン別|胡蝶蘭を送るタイミング
お祝いシーン別に胡蝶蘭を送るタイミングを紹介します。下記に記載している「開店・開業祝い」や「開院祝い」などをクリックしていただくと、お探しのお祝いシーンに移動します。
胡蝶蘭を送るタイミングを知りたいお祝いシーンを、ぜひクリックしてみてください。
開店・開業祝い | 開院祝い |
昇進・就任祝い | 栄転祝い |
移転・リニューアルオープン祝い | 上場祝い |
周年祝い | 退職祝い |
叙勲・褒章祝い | 結婚祝い |
引っ越し・新築祝い | 入学・卒業祝い |
誕生日祝い | 長寿祝い |
母の日・父の日・敬老の日 | バレンタイン・ホワイトデー・クリスマス |
開店・開業祝い
胡蝶蘭を開店・開業祝いとして送るタイミングは、開店・開業日1週間前~当日です。もし可能であれば、前日~当日の午前中が良いでしょう。
開店日直前まで準備が整っていなかったり、開店日はお客様の対応で忙しかったりする場合もあります。お祝いの胡蝶蘭を送る際は、相手に日程を確認しておくとより安心です。
開院祝い
病院に開院祝いを送る場合は、内覧会が行われるかどうかを確認しましょう。内覧会が行われる場合は、内覧日の1週間前~前日に送ります。
内覧会が行われない、または内覧会に参加できない場合は、開院日の1週間前~当日に送ります。
開店・開業祝いと同様に、早すぎても遅すぎても迷惑になる可能性がありますので、送るタイミングを確認しておくと安心です。
昇進・就任祝い
昇進・就任祝いに胡蝶蘭を送るタイミングは、就任日または就任後の仏滅を避けた日です。就任後の仏滅を避けた日に送る場合は、なるべく早めに送りましょう。
上場企業の場合、プレスリリースとして事前に公式HPで「誰がいつ就任するのか」を発表することが多いです。そのため、就任日前に昇進・就任日を知ることができますが、昇進・就任日前にお祝いの胡蝶蘭は送らないように気を付けてください。
変わる前任者に失礼になります。就任前に胡蝶蘭を送る場合は、取引先企業に確認を取りましょう。
就任日当日に送る場合は、企業によって胡蝶蘭の到着時間を指定されることもあります。筆者が花屋時代に、胡蝶蘭を就任祝いにお届けしていた企業様は、必ず15時以降との条件がありました。
そのような条件がないかどうか、あらかじめ電話やプレスリリースで確認したりすると良いでしょう。
栄転祝い
栄転祝いに胡蝶蘭を送るタイミングは、正式な辞令が出てからです。栄転とは、上司や先輩、同僚、後輩が、現状より高い役職に就く際に、部署が変わったり転勤をしたりする場合をいいます。
栄転の場合は、送別会や最終出勤日に胡蝶蘭を贈ると良いでしょう。ただし、鉢物である胡蝶蘭は、持ち運びが大変です。ご自宅に配送した方が親切かもしれません。
また、赴任・転勤先に胡蝶蘭を送る場合もあります。勤めている企業によって慣習が異なることが多いので、上司に確認しておくと良いでしょう。
移転・リニューアルオープン祝い
移転・リニューアルオープン祝いは、前日~当日に送りましょう。移転・リニューアルオープン日よりも後に送る場合は、なるべく早くに送ってください。
移転祝いの場合は、送るタイミングに注意が必要です。移転日の前日であっても、移転先に胡蝶蘭を受け取る方がいない場合が多いためです。
もし受け取りの方がいない場合は、移転前の場所に再送する必要があります。移転前の場所に再送となると、受け取った企業に胡蝶蘭を移動させる苦労を掛けるので注意してください。
再送ではない場合、取引先企業の方が移転先まで受け取りに出向く必要性が出てきます。筆者が花屋時代に、胡蝶蘭をお届けしていた際に何度も起きていた移転祝いのトラブルです。
移転祝いとして胡蝶蘭を送る場合は、取引企業様とあらかじめ連絡をとって、移転先に受け取りの方がいる時間帯に送りましょう。また、取引先企業の移転理由が事業縮小・撤退に伴う場合は、移転祝いを贈ると失礼なので、気を付けてください。
上場祝い
上場祝いに胡蝶蘭を送るタイミングは、取引先企業の上場日です。また、企業によっては、上場パーティを行う場合もあります。
もし上場パーティが行われる場合は、パーティが行われる会場の前日~開始前に送りましょう。パーティに参加される場合は、当日に胡蝶蘭を直接お渡ししても大丈夫です。
周年祝い
周年祝いとして胡蝶蘭を送るタイミングは、開店・開業・上場した日の1週間前~当日です。大きな節目の年である10周年や20周年、100周年などの場合は、記念パーティやイベントがあるかもしれません。
パーティやイベントがある場合は、会場に前日~当日の開催前までに胡蝶蘭を送ってください。パーティやイベントに参加される場合は、当日に直接持っていくのも良いでしょう。
退職祝い
退職祝いに胡蝶蘭を送るタイミングは、退職日や送別会の日です。退職日に送る場合は、有給休暇によって会社におらず、直接渡せない場合があります。
送別会で胡蝶蘭を渡す場合は、渡す方も受け取る方も持ち運びが大変です。退職祝いとして胡蝶蘭を送る場合は、ご自宅に配送すると良いでしょう。
叙勲・褒章祝い
国からの叙勲・褒章は、毎年4月29日(昭和の日)と11月3日(文化の日)に発令されます。そのため、叙勲・褒章祝いは発令後~1週間以内が贈るタイミングです。
筆者は園芸店時代に紫綬褒章のお祝いとして胡蝶蘭のご依頼を受けて、お届けしたことがあります。発令後早くに送った方が、相手の方は喜ばれるので、なるべく早くに送りましょう。
結婚祝い
結婚祝いとして胡蝶蘭を結婚式場・披露宴会場に送る場合は、前日~当日に送りましょう。結婚式場や披露宴会場は装飾や装花のバランスもあるので、なるべく前日に送ると、会場やエントランスに違和感なく飾っていただけます。
もし結婚されたお二人に直接送る場合は、ハネムーンや引っ越しなどの予定を確認して送りましょう。受け取りができないタイミングで送ると、かえって気を遣わせてしまうので気を付けてください。
引っ越し・新築祝い
引っ越し・新築祝いに胡蝶蘭を送るタイミングは、新しい住居に住み始めて落ち着く1週間後~2週間後です。引っ越ししてすぐの間もないタイミングでは、生活も落ち着いておらず、バタバタとしていることが多いです。
家具も揃っていないこともあるので、置き場所にも困るかもしれません。引っ越し・新築祝いに胡蝶蘭を送りたい方は、生活が落ち着くタイミングで送りましょう。
誕生日祝い
誕生日祝いとして胡蝶蘭を送るタイミングは、誕生日当日が基本です。贈る相手が誕生日当日に受け取れない場合は、受け取ることのできる日に送りましょう。
入学・卒業祝い
入学・卒業祝いに胡蝶蘭を送るタイミングは、入学・卒業が決まって式典が行われる前までです。入学式や卒業式当日または後日では、友人付き合いや引っ越し、卒業旅行などで受け取りが難しい場合があります。
高校や大学の入学祝いの場合は、引っ越しを伴うこともあるので、注意してください。しかし、入学式の数日前には引っ越しも落ち着いていることが多いです。
観葉植物としても楽しめる小さな胡蝶蘭を贈ると喜ばれるでしょう。
長寿祝い
長寿祝いに胡蝶蘭を送る場合は、誕生日祝いと同様に当日に送ります。しかし、家族・親戚一同で集まって会場でお祝いする場合は、宴会日に合わせて贈るのも良いでしょう。
参考までに、長寿祝いの年齢と名称を以下にまとめました。
- 60歳|還暦
- 70歳|古希
- 77歳|喜寿
- 80歳|傘寿
- 88歳|米寿
- 90歳|卒寿
- 99歳|白寿
本来、長寿祝いは数え年に行うものですが、近年では満年齢で祝うこともあります。家族や親戚一同が集まりやすい日程を優先して行うご家庭もあると思います。
長寿祝いとして胡蝶蘭を送る際は、家族・親戚一同と開催日や贈るタイミングを話し合っておくと安心です。
母の日・父の日・敬老の日
母の日・父の日・敬老の日などに胡蝶蘭を送る場合は、当日に到着するように送りましょう。胡蝶蘭を配送する場合は、母の日をはじめ、父の日や敬老の日は、配送が遅れる可能性があります。
特に母の日は、どの配送業者でも遅れが生じ、日にちを跨ぐ場合があります。配送トラブルを避けるためにも、混雑が予想される日にちを避けて、胡蝶蘭を送るのもおすすめです。
バレンタイン・ホワイトデー・クリスマス
バレンタイン・ホワイトデー・クリスマスなどの特別な日に胡蝶蘭を送るタイミングは、当日です。特別な日だからこそ、渡す日にちがずれることがないように気を付けてください。
お悔やみ・お供えシーン別|胡蝶蘭を送るタイミング
お悔やみ・お供えシーン別に胡蝶蘭を送るタイミングを紹介します。下記に記載している「お通夜」や「お葬式」などをクリックしていただくと、お探しのシーンに移動します。
胡蝶蘭を送るタイミングを知りたいお悔やみ・お供えシーンを、ぜひクリックしてみてください。
お通夜 |
命日・法事 |
お彼岸 |
お盆 |
お葬式 |
お通夜
お通夜に故人の枕花として胡蝶蘭を送るタイミングは、お通夜の2時間前までです。ただし、お通夜やお葬式を執り行う斎場の方が、まとめて準備することが多いので、送る場合は確認を取りましょう。
斎場によっては、契約しているお花屋さん以外のお花を受け付けない場合もあります。受け付けていても搬入料金がかかる場合もあるので、その点も確認が必要です。
外部のお花屋さんを利用して胡蝶蘭を届けたり持ち込んだりする場合は、時間帯にも気を付けてください。訃報を聞いてすぐに持ち込むと、あらかじめ準備していたと思われて失礼に当たるためです。
お葬式
お葬式に供花(くげ・きょうか)として胡蝶蘭を送るタイミングは、葬儀の前日までです。ただし、お通夜同様にお葬式を執り行う斎場の方が、まとめて準備することが多いので、送る場合は確認を取りましょう。
斎場によっては、契約しているお花屋さん以外のお花を受け付けない場合もあります。受け付けていても搬入料金がかかる場合もあるので、その点も確認が必要です。
葬儀に参列できない場合
もし葬儀に参列できず、供花として胡蝶蘭を送りたい場合は、故人の自宅に初七日~四十九日の間で送りましょう。ご家族の方はお葬式後も忙しく、気持ちが落ち着いていないかもしれません。
ご家族の方が落ち着いてから、胡蝶蘭を送る旨を連絡してから送ってください。
命日・法事
命日や法事に胡蝶蘭を送るタイミングは、行う場所によって異なります。お寺や葬儀会館、ホテルなどで行う場合は、前日に胡蝶蘭を送りましょう。
故人のご自宅で行う場合は、法事を行う前までに届ければ問題ありません。しかし、早すぎたり直前に届いたりすると迷惑になるので、3日前~前日くらいに送ると安心です。
一周忌や3回忌、7回忌などの法事を行う回数は、宗教や各家庭によって異なります。法事が行われるかどうか確認しておくことも重要です。
お盆
お盆に胡蝶蘭を送りたい方は、お盆前までに届けてください。お盆はご先祖様の霊を供養する伝統行事ですが、地域によって時期が異なります。
一般的に8月13日~16日を指しますが、東京や関東圏の一部では7月13~16日に行われることもあります。お盆に胡蝶蘭を送る際には、ご実家のお盆時期に気を付けましょう。
お彼岸
お彼岸に胡蝶蘭を送るタイミングは、彼岸の入り~中日までです。期間中に法事がある場合は、法事に合わせても良いでしょう。
また、お彼岸中が忙しい場合もあるため、お彼岸前に送るのも問題ありません。
お彼岸とは、ご先祖様を供養する伝統行事です。春分の日と秋分の日を中日とした前後合わせた7日間に行います。
お彼岸に胡蝶蘭を送りたい方は、遅くとも中日までに届くように送ってください。
胡蝶蘭を送るタイミングを逃した場合
お祝いやお悔やみ・お供えシーンで、胡蝶蘭を送るタイミングを逃した場合は、相手に謝罪の連絡を入れて、早急に送るようにしましょう。
ビジネスやプライベートでお世話になっている方へ送る胡蝶蘭は、いずれのシーンでも遅く届くほど、失礼に当たります。場合によっては、「この程度の関係だったのか」とショックを受けて、関係性が悪化するかもしれません。
お悔やみやお供えのシーンでは、特に送るタイミングは重要視されます。送るタイミングを逃さないように気を付けてください。
[https://andplants.jp/pages/phalaenopsis]胡蝶蘭の本数別|おすすめシーン
胡蝶蘭の本数別のおすすめシーンは以下の通りです。
- 5本立ち|昇進・就任祝い
- 3本立ち|開店祝い
- 2本立ち|誕生日祝い
- 1本立ち|母の日・父の日・敬老の日
胡蝶蘭には、花の茎の本数によって種類があります。茎の本数が増えるほど、ボリュームが大きく、花の輪数も多くなる傾向があるので豪華です。
ここでは、一般的に手に入りやすい本数別の胡蝶蘭をおすすめシーンと一緒に見ていきましょう。胡蝶蘭の本数や輪数、花の大きさによる違いは、「胡蝶蘭の種類」の記事で紹介しています。
5本立ち|昇進・就任祝い
5本立ちの胡蝶蘭は、ボリュームが大きく豪華な印象を与えます。昇進や社長就任祝いの贈り物としておすすめです。
もちろん、開店祝いや叙勲祝いなどのシーンにも、よく贈られています。ただし、茎の本数が多い分、鉢も大きく重いため、「置くスペースがあるか」「移動が大変ではないか」といった点は考える必要があります。
大事な取引先企業や特別お世話になっている方へのお祝いに贈ると喜ばれるでしょう。
5本立ちの胡蝶蘭は横幅だけでなく高さもあります。配送の場合、箱に入らない可能性もあるので、園芸店やお花屋さんから遠方へ送る場合はスタッフに確認して依頼すると安心です。
[https://andplants.jp/products/phalaenopsis-l-green]3本立ち|開店祝い
3本立ちの胡蝶蘭は、開店祝いをはじめ、さまざまなシーンで贈られます。お葬式などのお悔やみやお供えシーンにも使いやすいです。
お葬式では、ご家族・ご親族の方が5本立ちの大きいサイズを準備することがほとんど。そのため、仲が良かったとしても、気を遣わせないためにも3本立ちを送ると安心です。
3本立ちも輪数が多いほど、高さが出ます。配送する場合は、箱に入るかどうかも確認すると良いでしょう。
また、胡蝶蘭にはミディ胡蝶蘭と呼ばれる種類があります。花の大きさが小さな胡蝶蘭です。
豪華さはやや劣りますが、省スペースでも飾ることができ、可愛らしい印象があります。置く場所がない方や可愛らしいものが好きな方に人気です。
[https://andplants.jp/products/phalaenopsis-m-green]2本立ち|誕生日祝い
2本立ちの胡蝶蘭は、お誕生日や記念日などのお祝いシーンにおすすめです。「たまには、ちょっと豪華なプレゼントをしたい」と考える方は2本立ちの胡蝶蘭を選択してみてはいかがでしょうか。
2本であっても、胡蝶蘭の持つ華やかさや清廉さは少しも損なわれていません。省スペースにも飾ることができるので、玄関やリビングでも気軽においていただけます。
AND PLANTSには、通常の2本立ちと合わせて、ミディ胡蝶蘭の2本立ちも用意しています。2本立ちミディ胡蝶蘭は、花色を白とピンクから選ぶことが可能です。
[https://andplants.jp/products/phalaenopsis-s-brown]1本立ち|母の日・父の日・敬老の日
1本立ちのミディ胡蝶蘭は、母の日・父の日・敬老の日などに日頃の感謝を込めて贈るギフトとして人気です。胡蝶蘭が持つ気品や美しさとともに可愛らしさもあります。
胡蝶蘭は観葉植物のように楽しめる植物です。胡蝶蘭を飾るだけでなく、育てることにも興味がある方へ送ると、より喜ばれるでしょう。
AND PLANTSでは、1本立ちのミディ胡蝶蘭も花色を白色とピンクから選ぶことができます。「胡蝶蘭の育て方」の記事も贈る方に合わせて紹介していただけると、長く楽しんでくれるかもしれません。
[https://andplants.jp/products/phalaenopsis-midi1-white]胡蝶蘭を送る時のマナー・注意点
胡蝶蘭を送る時のマナー・注意点は、以下の4つです。
- 送る日にちの確認
- 送り先の確認
- 立札の記載内容の確認
- ラッピングの色
それぞれ詳しく見ていきましょう。
送る日にちの確認
胡蝶蘭を送る際は、相手の都合の良い受取日であるかどうか確認しましょう。送る日にちを間違えてしまうと、届いてほしい日に届かず、迷惑をかけるかもしれません。
また、お祝いやお供えシーンによっては、相手に非常に失礼になってしまいます。送る日にちは間違えないようにしてください。
シーンによっては、「仏滅」を避けたり「大安」を選んだりして、暦まで意識すると、喜ばれます。
送り先の確認
胡蝶蘭の送り先が、相手の自宅なのか勤務先なのか確認しましょう。お供えであれば、自宅以外にお寺や葬儀会館、ホテルなどの場合もあります。
送り先を間違えてしまうと、届くべき日にちや時間帯に届かないことはもちろん、配送トラブルによって胡蝶蘭が傷む可能性も高いです。送る日にち同様に、送り先も間違わないようにしっかり確認してください。
立札の記載内容の確認
胡蝶蘭をお祝いやお悔やみ・お供えとして贈る場合は、立札を付けることがほとんどです。立札には「頭書き」「送り主」を記載します。
場合によっては、「送り先の名前」も記載する方も多いです。いずれも、企業の正式名称や役職、漢字や英語などの記載内容を間違えないようにしましょう。
特に、送り先相手の企業名や役職、名前などを間違えると、非常に失礼です。関係性の悪化にもつながるので、立札作成の依頼をする場合は、注意してください。
立札の書き方や記載例は「胡蝶蘭の立札|書き方や記載例を紹介」で詳しく解説しているので、一度眼を通しておくのをおすすめします。
ラッピングの色
胡蝶蘭を送る時は、ラッピングの色にも気を付けましょう。お祝いであれば、明るい華やかな色を選びます。
ただし、「家」に関わる場所へのお祝いには「赤色」は避けてください。新築祝いや引っ越し祝い、不動産屋さんの開店祝いなどに赤色を使うと、火事を連想するためです。
お悔やみやお供えでは、ラッピングは白色または薄紫色を使用します。地域や宗教によって異なる場合もあるので、送る前に一度送り先相手に確認しておくと安心です。
まとめ
さまざまなシーンで活躍する胡蝶蘭は、お祝いやお供えの鉢花として贈られます。直接持っていけない方は、園芸店やお花屋さん、ネット通販から配送してもらうことも多いと思います。
この記事では、お祝いシーン別やお悔やみ・お供えシーン別に詳しく紹介しました。胡蝶蘭を送るタイミングを参考にして、送り先相手に失礼がないようにしてください。
素敵な胡蝶蘭を適切なタイミングで贈ると、より喜んでくれるでしょう。
[https://andplants.jp/pages/phalaenopsis]