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観葉植物がライトで育つ理由|おすすめと育てるポイントについて

観葉植物がライトで育つ理由|おすすめと育てるポイントについて

植物が育つプロセスにおいて、光を浴びる光合成は欠かせません。しかし、お家の日当たりが良くなかったり、日当たりの良い場所に植物を置けなかったりする方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな悩みを解決してくれるのが室内ライトです。観葉植物に当てることで太陽光の代わりとなり、光合成を促してくれます。

今回はそんな観葉植物向けの室内ライトについて紹介し、植物が育つ原理やライトで育てる際の注意点をまとめました。ぜひ最後までご覧ください。

AND PLANTSでは、太陽光よりも安定した栽培を実現できる植物育成ライトを扱っています。デザイン性にも優れているため、インテリアにもいかがでしょうか。詳しくは、下記ページからご覧ください。

[https://andplants.jp/products/luche-the-light]

観葉植物がライトでも育つ理由

そもそも太陽光には可視光線や不可視光線など、さまざまな色や波長が含まれています。可視光線は7色あり、空気中の水分で屈折して空中に現れたものが虹だということは、理科の時間に習いましたね。

植物の成長に必要な光は、主に可視光線のうちの赤色と青色です。赤色には光合成を促す作用があり、青色には葉や実を大きくする作用があります。

そのため人工的に赤色や青色が含まれた光を当ててあげることで、植物は太陽光と同じように光合成を行い成長するのです。

植物がライトで育つのは、植物とライト両方の長年の研究によるものということですね。

観葉植物にはLEDライトがおすすめ

ライトといってもたくさん種類がありますが、植物を育成するにはLEDライトがおすすめです。

ハロゲンライトでは、必要な光量(最低1000〜1500lx)を確保すると熱が発生します。暑すぎるアフリカに植物が少ないように、そもそも植物は熱に弱いため、熱いハロゲンライトは植物の生育に適しません。

一方蛍光灯は熱が発生し辛いため、植物を扱う実験や野菜の栽培などで蛍光灯が利用されるケースが多々あります。しかし必要な光量を確保すると大型になってしまい、電気代も高くなるため一般家庭ではおすすめできません。

LEDは熱を発さず、軽量で小型な上に電気代も安いため、観葉植物の室内ライトに最も適しています。最近は鉢・植物・LEDライトがセットで販売されているおしゃれなものも多いですよ。

観葉植物を育てるライトの選び方

つづいては実際にライトを選ぶ際の基準を3種類にまとめてみました。

  1. 機能性で選ぶ
  2. おしゃれさで選ぶ
  3. 植物のサイズに合わせて選ぶ

どんな風に植物を飾りたいか、自分なら何を基準にするか想像しながら読んでみてください。

機能性で選ぶ

機能性で選ぶ場合には、植物専用のライトをおすすめします。ライトの角度調整機能や、照射時間を設定できるタイマー機能は大変便利です。

また「フルスペクトルLED」という多彩な光を放つタイプは、7色の波長を放つ太陽の光を再現したライトや、青色と赤色の光にのみ特化した紫色の光を放つライトなどさまざまな種類が存在します。

植物が感じる、人間の目には見えないレベルの光量を指すPPFDの値は、光合成活性に影響するため注意しながら選んでみてください。

おしゃれさで選ぶ

青色LEDが普及しLED製品が一般化するまで、植物用ライトは業務用に使用されるか、家庭に専用の器具を持ち込みマニアックに育てる方向けの製品ばかりが目立ちました。

しかしLEDの普及によりライトの機能は格段に進歩し、おしゃれでインテリア性を損なわない見た目のものがかなり増えてきました。

天井から吊るすことができるタイプや、見た目はまるでデスクライトにしか見えないようなものまで販売されています。

青と赤の波長は流しつつ、人の目には白色にしか見えないという良いところ取りな商品が多いので、ぜひ見た目にもこだわってライトを選びましょう。

植物のサイズに合わせて選ぶ

満遍なく光が当たる太陽光と違い、照射される範囲が限られているライトではサイズ選びが大変重要です。成長してライトの大きさを超えてしまったり、一定の場所にしか当たらずムラが出てしまったりもすることもあるので気をつけましょう。

サイズ感を把握するため、まずは飾りたい植物の種類やサイズを特定してからライトを検討することをおすすめします。

また植物は元気に成長すればするほど大きくなっていくものなので、検討する際には植物が大きくなった場合のことも想定しておくと安心です。

ライトでも育てられる観葉植物

観葉植物はライトでも充分育てることができますが、それでも日光にはかないません。そこで、日陰とライトでも充分元気に育つような植物をピックアップしました。

  1. エバーフレッシュ|適応力が高い
  2. ガジュマル|生命力が強い
  3. アグラオネマ・マリア|日陰でも育てられる
  4. ピレア・ペペロミオイデス|初心者でも育てやすい

下記にて詳しく紹介していきます。

エバーフレッシュ|適応力が高い

エバーフレッシュ
日当たり 日当たりのよい置き場所
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いたら
秋冬:土の中が乾いてから2〜3日後

エバーフレッシュは環境に順応する能力が非常に高いので、日当たりを好みますがある程度の日陰でも育てられます。ライトのみの環境にも適応し、順調に成長してくれることでしょう。

横に広がりながら縦に伸びていくため、ライトは広角照射可能なものを上から照らすか、両サイドから2つ照射するのがおすすめです。

エバーフレッシュは、涼しげな葉姿が特徴的な観葉植物です。「歓喜」「胸のときめき」といった花言葉が与えられているので、新築祝いや開店祝いなどの贈り物としても適しています。

日中は葉っぱが開いて夜は閉じる「睡眠運動」をおこなうユニークな特徴をもっています。諸説ありますが、余分な水分の蒸発を防ぐためにあるそうです。

1日を通してエバーフレッシュの動きの変化を見られるので、あらためて観葉植物が「生き物」であるのを実感できるでしょう。

[https://andplants.jp/collections/pithecellobiumconfertum] エバーフレッシュの育て方はこちら

ガジュマル|生命力が強い

ガジュマル
日当たり 日当たりのよい置き場所
温度 最低5℃以上をキープする
耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いたら
秋冬:土の中が乾いてから2〜3日後

ガジュマルは、たくましい幹をしているユニークな観葉植物。お世話もしやすいので植物初心者の方にもおすすめです。

特徴的なのはなんといってもその生命力です。温かい温度と光があればすぐにポンポンと新芽を出してくれますよ。

にょきにょきと元気に育つ姿は見ていて気分が良いほどです。株のサイズにもよりますが、光に向かって比較的早くまっすぐ育つので、ライトを設置する範囲は広くとっておいた方が安心です。

ガジュマルは幹の途中から「気根」と呼ばれる根っこを出しており、空気中の水分を吸収して体内に取り込みます。切っても問題ないですが、そのままにしておくとガジュマルのインテリア性を高めてくれるでしょう。

定番ではあるものの幹それぞれが独特な形をしているので、おしゃれなインテリアとして飾られることも多いです。

[https://andplants.jp/collections/chinesebanyan] ガジュマルの育て方はこちら

アグラオネマ・マリア|日陰でも育てられる

アグラオネマ・マリア
日当たり 日当たりのよい置き場所
温度 5〜10℃
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いたら
秋冬:土の表面が乾いてから2〜3日後

アグラオネマ・マリアは、まだらな葉っぱが特徴的な観葉植物です。白鉢に植え替えると葉っぱが美しく映えるので、おしゃれなインテリアと組み合わせるのもよいでしょう。

耐陰性があるので日陰の置き場所でも充分に育ち、ライトがあれば室内でも充分に通年育てられる植物といえます。

その際は、1週間に2〜3日ほど日光浴をさせると健康な株を維持できます。春夏の成長期は伸びるスピードも早いので、もしも大きくさせたい場合は定期的に日の当たる場所へ出してあげるのも良いでしょう。

アグラオネマ・マリアは高温多湿を好む植物なので、より本格的に育てたい場合はライトと共に水槽やガラスケージに入れて、湿度を保ちながら管理する方法もあります。

水切れになると葉っぱが垂れてくるので、お水やりのサインがわかりやすく初心者でも安心して育てられますよ。

[https://andplants.jp/collections/agraonema] アグラオネマ・マリアの育て方はこちら

ピレア・ぺぺロミオイデス|初心者でも育てやすい

ピレア・ペペロミオイデス
日当たり レース越しのカーテンの光
温度 最低5℃以上をキープする
耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いてから
秋冬:土の中が乾いてから2〜3日後

ピレア・ぺぺロミオイデスは大きな丸い葉っぱから、別名「パンケーキプランツ」とも呼ばれている観葉植物です。多肉質で乾燥に強くお手入れもしやすいので、最初にお迎えする観葉植物としても適しています。

小さい株の状態で流通しているものが多いので、サイズによっては場所を取らず、小さめのライトの下でもしっかり育ててあげることができるでしょう。

丸い葉が垂れ下がって成長するので、ライトと葉の距離が近づきすぎないのも良いポイントです。

置き場所にもよりますが、秋冬であれば1週間に1回程度のお水やりで問題ありません。お水のあげすぎに注意をすれば、基本的に失敗することは少ないです。

「救われる人々」といった花言葉があるように、風水では人間関係を整えたりリラックス効果を与えたりする存在です。目が行き届くような場所に一つ置いてあるだけで、心がホッと落ち着くのではないでしょうか。

[https://andplants.jp/collections/peperomioides] ピレア・ペペロミオイデスの育て方はこちら

観葉植物をライトで育てる際のポイント

つづいては室内ライトで植物を育成する際のポイントを紹介します。ちょっとしたコツで植物がイキイキと育つので、ぜひ参考にしてください。

  1. 効果的な色を選ぶ
  2. 置き場所や角度を意識する
  3. 10〜13時間ほど照射する

上記のポイントを実行しやすい機能が付いたライトの購入もおすすめです。

効果的な色を選ぶ

前述したように、植物が光合成を行うには赤色と青色の波長を持った光が大切です。両方が含まれていないライトというのは滅多にありませんが、赤色と青色の効果を最大限引立たせたライトの種類はあります。

そもそも2つの色を混ぜた紫色であったり、一見白に見えても赤色や青色の波長を増幅したりしているライトがおすすめです。

植物は熱に弱いので本体の冷却機能が付いているものや、生育過程によって色を変えられるものもありますので、ご自身が育てたい植物に合わせたものを探してみましょう。

最近はLED育成ライトの種類が増えているため、きっとお気に入りのものが見つかりますよ。

置き場所や角度を意識する

ライトの照射範囲や距離が決まっているため、植物とライトの位置には配慮が必要です。一部分にしか光が当たらなければ生育にムラが出てしまい、光が当たっていない部分は光合成ができず弱ってしまいます。

植物全体に光が当たるよう意識してライトを設置しましょう。

吊り下げ式のライトは照射範囲が広いため、植物の上にレールを設置し、レール上にライトを設置している方も多いようです。クリップ式やスタンド式はコンパクトで便利ですが、植物との距離を保てるように注意しましょう。

設置場所はお部屋のコンセントの位置も考慮しながら決めてみてください。

10〜13時間ほど照射する

太陽の光であれば、植物に必要な光は6時間程度とされています。しかし光量でどうしても劣るライトの場合は10〜13時間は照射するべきとされています。

タイマー機能が付いていて自動で点灯、消灯するタイプを選べば自分で操作しなくても良いので便利です。もしも選んだライトにタイマー機能が付いていなかったとしても、コンセントに直接取り付けることで、ライトのいらない時間には電流を流さないプラグも販売されています。

植物にも育てる自分にもストレスのかからない方法を選びましょう。

またもしも植物に日光を当てられる環境であれば、定期的に日の光を当ててあげると元気になりますよ。

観葉植物とライトに関するよくある質問

最後に観葉植物のライトでの育成を検討している方からよく頂く質問をいくつか紹介します。

  1. 長時間照射すると葉焼けは起きる?
  2. 観葉植物をライトで育てる際に必要な明るさは?
  3. 植物用のライトがあれば日光に当てなくても平気?

どれも実際に設置するとなると気になる質問ばかりです。順に回答します。

長時間照射すると葉焼けは起きる?

たとえライトといえど、葉焼けは起きます。

そもそも日光に比べて長い時間当てる必要があるライトの光ですが、長く当て過ぎてしまうと日光と同じように葉焼けしてしまいます。また長時間照射だけでなく、ライトと植物の距離が近過ぎても葉焼けするので注意が必要です。

そもそも植物たちは光によって昼と夜を感じ分けており、夜の間に光合成を止めて休むこともあれば、夜の間に花を咲かせるような植物もいます。

植物の自然な働きを阻害しないよう、あくまでライトは日光の代わりとして扱いましょう。

観葉植物をライトで育てる際に必要な明るさは?

こちらは大変多く寄せられる質問です。

ライトの種類や植物との距離によって必要な光量が変わるため、一概にお伝えはできませんが、基本的に最低1000〜1500lxは必要とされています。

そもそも1000〜1500lx以下では植物が光合成をし始めないので注意しましょう。

またライトを選ぶ際には光量だけでなくPPFDの値も意識してみてください。PPFDは人間が感じる光の度合いではなく、植物が感じる光を数値化したものです。

こちらも種類によりますが、一般的な観葉植物の場合は最低10以上500程度のPPFDが必要とされています。ちなみに快晴の日のPPFDは2000程度とされているので、ぜひ目安にしてみてください。

植物用のライトがあれば日光に当てなくても平気?

植物用のライトを用意し設備が整えば、通年日光に当てなくても植物は育ちます。むしろ日当たりが悪く日光が当たりづらい場所で育てるよりも、元気に育つケースもありますよ。

しかし植物は長い間太陽の光に適応して進化しているので、時折日光に当ててあげると葉にツヤが出て元気に育つものです。可能であれば定期的に日の光を当ててあげてください。

また、室内で育てていると植物周辺の空気がこもってしまうことがあります。植物も呼吸をしているため、意識して換気をしてみましょう。

まとめ

普段からライトで育成する場合にも、冬の間の日光不足を解消するためにも、植物用ライトは大変役立ちます。

ライトなしで観葉植物を育てる際、植物にとって大切な光は太陽やその日の天気に頼ることになります。

しかし、ライトが普段からあれば不足した光量を補うことができますよね。

AND PLANTSでは、「日当たりが悪くて光量が確保できない」「屋外ではなくて、室内で上手に育てたい」といった方に向けて、植物育成ライトをおすすめしています。

デザイン性が高いので、そのまま飾っておくだけでも、暮らしが映えますよ。気になる方は、下記から見てみてください。

[https://andplants.jp/products/luche-the-light]
タカタナカ
世界中を旅していた際、ジャングル奥地の集落で1ヶ月生活する機会がありました。 電気もなければ充分な食事もなかったのですが、沢山の植物に囲まれ、実った果実をおやつに頂くような生活でした。 帰国後もそんな植物たちが忘れられず、庭を埋めるほどの観葉植物に癒される日々を送っています。 好きな観葉植物は「ガジュマル」です。