ペペロミオイデス

ペペロミオイデスの育て方

植物名 ペペロミオイデス 
学名 Pilea peperomioides
英名 Chinese money plant
科目/属性 イラクサ科/ピレア属
原産地 中国

ペペロミオイデスの特徴

ペペロミオイデスは、綺麗な緑色の丸い葉が可愛い植物です。ピレアという植物の1品種ですが、700~800もある品種の中でも特に人気があります。

ペペロミオイデスの葉は艶やかなグリーンリーフでやや多肉質であり、ぷにぷにとした触り心地が良いのも特徴です。多肉質の葉や茎には水を溜め込む性質があります。

葉だけ見ると人気の観葉植物であるペペロミアに似ていて、この特徴は名前にも反映されているんです。ペペロミオイデスとは「ペペロミアのような」という意味になります。

ペペロミオイデスはインテリアグリーンとしても育てやすいので、植物を初めて育てる方も十分に楽しめる植物です。

ペペロミオイデスの花言葉

ペペロミオイデスには「救われる人々」「少女の恥じらい」という花言葉があります。

由来ははっきりとしていませんが、その可愛らしい葉や控え目に咲く小さな花から連想した花言葉なのでしょう。

忙しい日常を過ごしているときに、ペペロミオイデスの可愛い葉を見ることで、心安らぐことも関係しているのかもしれませんね。また、ホワイトピンクやイエローの小花を咲かせるペペロミオイデスにとって「少女の恥じらい」という言葉はとってもお似合いの花言葉です。

ペペロミオイデスの風水

葉がまん丸のペペロミオイデスは、風水的には調和やリラックス効果をもたらしてくれます。

観葉植物の中でも特に葉が丸いこともあり、気持ちを落ち着かせてリラックスできる効果が得られる植物として風水でも人気です。

あまり大きくならずにテーブルサイズとして楽しめるので、明るいリビングや寝室などで育てるとよいでしょう。リラックス効果を最大限発揮して、忙しい毎日から落ち着きを得られます。

風水では、置く場所の清潔さも重要です。意識して整理整頓を心がけることで、風水効果を得ることができます。

ペペロミオイデスの育て方

ペペロミオイデスの育て方

日当たり レース越しのカーテンの光
温度 最低5℃以上をキープ
耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いてから
秋冬:土が乾いてから2~3日後
肥料 緩効性肥料
剪定時期 5~9月

置き場所と日当たり

ペペロミオイデスは、一年を通して明るい日陰を好みます。直射日光に当たると葉焼けしてしまうので、春から秋に屋外で育てる場合は直射日光の当たらない日陰や木陰で育てましょう。

室内であれば、明るい窓辺だと美しく育ちます。夏場の強い日差しや西日が当たる場合は、レースカーテンなどで光を和らげることがポイントです。

直射日光に当たると葉焼けするとは言え、あまりにも暗いと葉色が薄くなり株全体が伸び過ぎた姿になるので、気を付けましょう。

温度

ペペロミオイデスは寒さに弱い植物です。そのため、生育温度は最低でも5℃以上をキープしましょう。

10℃以下になると生育が止まり、5℃以下になると枯れる恐れがあります。冬は必ず室内で育てることが大事です。

なお室内の窓辺は、朝晩の温度が屋外と変わらないくらいに下がることもあります。日中以外は窓から離したり、明るいリビングの中央で管理したりすると良いでしょう。

水やりの頻度

  1. 春夏:土の表面が乾いたらたっぷりと水やり
  2. 秋冬:土が乾いてから2〜3日後に控え目に水やり

春夏の生育期は、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れるくらいにしっかりと水やりしましょう。ただし、受け皿をしている場合は、受け皿に溜まった水は小まめに捨てることがポイントです。

秋もペペロミオイデスにとっては生育期ですが、徐々に気温が下がって苦手な冬になっていく季節でもあります。そのため、水やりは徐々に控えながら冬に備えた水やりに慣らしていきましょう。

冬は乾燥気味に育て、葉が少し枝垂れるまで水やりを控えるくらいがちょうどよいです。

肥料

ペペロミオイデスには、植えつけるときに長期間ゆっくりと効果のある「緩効性肥料」を少量与えるだけで十分です。

緩効性肥料は、土に混ぜる粒状タイプや土に置くだけのタイプなど、効果期間も種類によって様々。使いやすい肥料を選ぶと管理しやすいでしょう。

緩効性肥料を与えていない場合は、即効性の液体肥料を水に規定倍率以上に薄めて、水やり代わりに葉色が薄くなった時だけ与えてください。

剪定方法

ペペロミオイデスの剪定は5~9月の生育期に行いましょう。風通しが良いように古い葉や黄色い葉、伸び過ぎた葉を付け根から取り除いてください。

ペペロミオイデスの茎が伸び過ぎて困っている場合は、茎の頂上部分を摘み取る摘芯を行うと、茎が枝分かれして、株がこんもりしてきます。

摘芯した茎部分は、水に挿しておくと根が出てきて増やすことができますので、捨てずに増やすことも楽しんでみてください。

ペペロミオイデスのよくあるトラブルと対処法

ペペロミオイデスのよくあるトラブルと対処法

植物の初心者でもおしゃれに可愛く楽しめるペペロミオイデスですが、トラブルも存在します。

ここではトラブルが起きたときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心ですね。

根腐れ

根腐れでは、以下の症状が起きます。

  • 水をあげても元気にならない
  • 土がなかなか乾かない
  • 葉が落ちやすい
  • 葉が茶色・黄色に変色している
  • 幹や根元が柔らかい
  • 土から腐敗臭がする
  • 土の表面にカビが生えている
  • 根黒く変色している

「根腐れ」は、土の中の酸素濃度が低下することでアンモニアが発生し、有害なアンモニアが土の中の微生物菌叢を悪化させることで引き起こります

根がふやけてしまうことで細胞が死んでしまい、水が吸い上げられずに植物全体に水分が行き渡らなくなってしまうのです。

根腐れの対処法は以下。

  • 鉢から植物を抜き、土を落として鉢を入れ替える
  • 根の傷んでいる部分、腐っている部分をカットする
  • 一時水やりを控え、風通しがよく明るい日陰に置く
  • 活力剤を与えてみる

根腐れが起こった場合は、鉢を入れ替えて土の環境を変えることが大切です。

傷んでしまった根は取り除き、健康な状態が取り戻せるような環境を与えてあげましょう。

根詰まり

根詰まりとは、鉢の中で根がいっぱいになることで起きる症状です。根詰まりの症状は以下の通り。

  • 水が浸透しづらくなる
  • 底から根が出てくる
  • 葉が黄色くなる
  • 鉢にヒビが入る

特に春夏の成長期で一気に伸びてしまうと上記のような症状が起きてしまいます。すぐに枯れる要因にはなりませんが、放置してしまうとペペロミオイデスに悪影響です。

対処法はペペロミオイデスの植え替えをすること。

ペペロミオイデスを現在の鉢より1つ上の大きい鉢に植え替えることで、上記の症状はほとんど解消されるでしょう。植え替えを行う時期も春夏の成長期が最も適しています。

葉焼け

葉焼けでは、以下の症状が起きます。

  • 葉の色素が抜けて白くなっている
  • 葉の一部が茶色く枯れている

強い日差しを浴びすぎると葉が傷んで「葉焼け」というトラブルが発生します

葉焼けの症状に気づいたら、早めに置き場所を検討し直すことが必要です。

対処法は以下。

  • 日照時間を短くする
  • 直射日光が当たっている場合はカーテンなどで遮光する
  • 葉焼けした部分はカットする

葉焼けが起こるということは、日光が当たりすぎている可能性が高いため、日照時間が短くなるような措置をとりましょう。

また、一度焼けてしまった葉は二度と元に戻りません。傷んだ葉はカットし、新しい健康な葉が生えてくるのを待ちましょう。

ハダニ

ハダニが発生した時の症状は以下の通りです。

  • 葉にクモの巣のような糸がついている
  • 葉の裏に小さな虫がついている
  • 葉に斑点や傷がある
  • 葉の色が薄くなり枯れている

ハダニは繁殖力の強さと、薬剤耐性を持つとても厄介な害虫です

放っておくと糸を張って大量発生する危険性もあるので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下。

  • 傷んだ葉はカットする
  • 葉の表裏、付け根や茎も水で洗浄する
  • ハダニに効果のある液体を噴霧する(2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢、殺虫剤)

症状に気がついたらすぐにハダニを駆除することが大切です。

水で洗浄して糸やハダニを取り除き、ハダニに効果的な液体をまいて確実に殺虫しましょう。

ペペロミオイデスのよくある質問

ペペロミオイデスのよくある質問

最後にペペロミオイデスのよくある質問とその答えを以下にまとめました。

  1. ペペロミオイデスが伸び過ぎたときの対策は?
  2. ペペロミオイデスの適切な増やし方は?
  3. ペペロミオイデスは室内と外のどっちが向いている?
  4. ペペロミオイデスの切り戻しのコツは?

それでは具体的に見ていきましょう。 

ペペロミオイデスが伸び過ぎたときの対策は?

ペペロミオイデスが伸び過ぎたときは、茎の先端を摘芯して株元から子株や新たな新芽が出るようにしてあげましょう。

伸び過ぎた茎を縮める方法はありません。そのため、光が足らず伸び過ぎないように、日当たりに気を付けて明るい場所で育てることが大事です。

それでも伸び過ぎて株姿が崩れる場合は、先端の茎を摘芯して子株を出してあげたり、剪定した枝を水挿しして増やしたりすると良いでしょう。

ペペロミオイデスの適切な増やし方は?

ペペロミオイデスの増やし方には「株分け」「挿し木」の方法があります。いずれも生育期の5~9月に行いましょう。

ペペロミオイデスの生育が良いと、株元の土から小さな子株が出てきます。5㎝ほどの大きさになったら、根が付くように株を分けて植えると良いでしょう。

株が伸び過ぎて茎を切った際は、その切り取った茎の切断面を斜めに切り直し水に浸けておくと根が出てきます。根がでたら植えつけると簡単に増やすことができるんですよ。

挿し木には、土に直接挿す方法もありますが、初めての方は水挿しの方が簡単に増やせるでしょう。

ペペロミオイデスは室内と外のどっちが向いている?

ペペロミオイデスは強い直射日光に当たると葉焼けし、さらに寒さにも弱い特徴もあるので室内が向いています。

しかし、育てる場所が暗いと伸び過ぎて株姿が崩れるので、明るい窓辺に置くことが大事です。春や秋の西日や夏の強い日差しが当たる場合は、レースカーテンなどで光を和らげましょう。

室内で育てることが難しい場合は、直射日光が当たらない外の日陰や木陰で育てることもできます。外で育てる場合は、冬は忘れずに室内に移動させて育てるようにしてくださいね。

ペペロミオイデスの切り戻しのコツは?

ペペロミオイデスの切り戻しのコツは、元気の良い生育期の5~9月によく切れる清潔なハサミで切り戻すことです。

切れ味の悪いハサミだと切断面がつぶれ、新芽が出にくく、切り分けた枝の挿し木も成功率が下がるからです。また、ハサミが汚れている場合は、切り口から菌が侵入する可能性があるので、アルコールでよく拭いてから切り戻しましょう。

伸び過ぎた茎を切るときは、元の株に葉が残るように切ると新芽が早く出てきます。葉がない状態になる場合は、根から水を吸う力が弱くなるので、水やりは控え目に管理してくださいね。

ペペロミオイデスのまとめ

ペペロミオイデスのまとめ

ペペロミオイデスは室内の明るい窓辺であれば、一年を通して簡単に育てることができます。さらに、まん丸の可愛い葉はどんなお部屋にも合うインテリアグリーンとしても最適です。

見た目にも可愛く、風水的にもリラックス効果が特に期待できるので、プレゼントにも喜ばれることでしょう。

広いスペースが必要ないので、落ち着けるリビングや寝室の明るい窓辺で、素敵なインテリアグリーンとして育ててみてはいかがでしょうか。

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