アグラオネマ・マリアの育て方

アグラオネマ・マリア
植物名 アグラオネマ・マリア
学名 Aglaonema ’Maria’
英名 Aglaonema ’Maria’
科目/属性 サトイモ科/アグラオネマ属
原産地 東南アジア

アグラオネマ・マリアの特徴

アグラオネマ・マリアの魅力は、白いまだら模様がくっきり映える、濃い緑の葉っぱです

鉢から溢れるようにすらりと伸びる葉の存在感は、どこに飾ってもクリーンな印象を与えてくれます。

また、アグラオネマの種類は、空気中の有害物質を除去して空気を清浄してくれる効果もあります。

品種が多くポピュラーなアグラオネマですが、中でもアグラオネマ・マリアは、草丈が30cmほどにしかならない小型タイプなので、育てやすさでも人気の品種です。

アグラオネマ・マリアの花言葉

アグラオネマ・マリアの花言葉は、「青春の輝き」と「スマート」です

模様の入った葉から受けるスタイリッシュな印象が、まさにそんな言葉に重なります。

アグラオネマ・マリアの風水

アグラオネマのように空気清浄効果の高い観葉植物は、風水においても悪い気を浄化する強いパワーを持つといわれています。

アジアの富裕層の中では、富をもたらし幸福を招く縁起物と大切にされていることから、金運、仕事運アップが期待できます

アグラオネマ・マリアの育て方

アグラオネマ・マリア
日当たり 日当たりのいい置き場所
温度 最低5〜10℃
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いたら
秋冬:土の中が乾いてから2〜3日後
肥料 液体肥料・緩効性肥料
剪定時期 4〜10月

日当たり(耐陰性)

耐陰性があるため、置き場所を選ばず育てやすい品種ですが、明るい場所の方が元気に育ちます

しかしその反面、直射日光は苦手なため、日当たりのいい場所ではレースのカーテンなどで適度に遮ってあげましょう。

置き場所(耐寒性と耐暑性)

寒さに弱く、暑さには比較的強い品種です

冬場は温度管理に気を付けて、温かい室内で育てるようにしましょう。

エアコンの風は植物を乾燥させてしまうので、風が直接当たらない場所に置いてください。

夏は直射日光が当たらない屋外でも管理できますが、基本的に紫外線量に変化を起こさない方が良いので、室内に置きっぱなしが良いでしょう。

温度

アグラオネマ・マリアは、寒さに弱い観葉植物です。

置き場所の温度は、15℃以上になるように管理しましょう

それ以下の気温の低い場所に置くと、弱りやすくなるため注意が必要です。

水やりの頻度

気温が15℃以上ある春から秋にかけては、土の表面が乾燥したら水をたっぷりあげてください

15℃以下になると成長スピードが緩やかになるので、水やりの間隔を空けます。

土の表面が完全に乾いて2、3日してから、水をあげるようにしましょう。

多湿を好むため、頻繁に霧吹きなどで葉に水をかけてあげることで、きれいな葉を保つことができます。

肥料

肥料は、春から秋の生育期に与えるようにしましょう。成長が緩やかになる冬場に与えると、根を傷めてしまうことがあるからです。

肥料の種類は、薄めた液体肥料を月2~3回程度与えるようにします。

剪定方法

基本的に剪定は必要ありませんが、風通しを良くし生育を促すためには、古くなった葉や長くなりすぎた茎は、思い切って剪定しましょう

樹液に含まれるシュウ酸カルシウムは、皮膚のかぶれをおこす可能性があるので、ゴム手袋などをして作業してください。

アグラオネマ・マリアのよくあるトラブルと対処法

ここでは特に起こりやすいトラブルの一つ一つの原因、症状、対処法について解説します。

根腐れ

根腐れでは、以下の症状が起きます。

  1. 水をあげても元気にならない
  2. 土がなかなか乾かない
  3. 葉が落ちやすい
  4. 葉が茶色・黄色に変色している
  5. 幹や根元が柔らかい
  6. 土から腐敗臭がする
  7. 土の表面にカビが生えている
  8. 根黒く変色している

「根腐れ」は、土の中の酸素濃度が低下することでアンモニアが発生し、有害なアンモニアが土の中の微生物菌叢を悪化させることで引き起こります

根がふやけてしまうことで細胞が死んでしまい、水が吸い上げられずに植物全体に水分が行き渡らなくなってしまうのです。

根腐れの対処法は以下。

  1. 鉢から植物を抜き、土を落として鉢を入れ替える
  2. 根の傷んでいる部分、腐っている部分をカットする
  3. 一時水やりを控え、風通しがよく明るい日陰に置く
  4. 活力剤を与えてみる

根腐れが起こった場合は、鉢を入れ替えて土の環境を変えることが大切です。

傷んでしまった根は取り除き、健康な状態が取り戻せるような環境を与えてあげましょう。

葉焼け

葉焼けでは、以下の症状が起きます。

  • 葉の色素が抜けて白くなっている
  • 葉の一部が茶色く枯れている

強い日差しを浴びすぎると葉が傷んで「葉焼け」というトラブルが発生します

葉焼けの症状に気がついたら、早めに置き場所を検討し直すことが必要です。

対処法は以下。

  1. 日照時間を短くする
  2. 直射日光が当たっている場合はカーテンなどで遮光する
  3. 葉焼けした部分はカットする

葉焼けが起こるということは、日光が当たりすぎている可能性が高いため、日照時間が短くなるような措置をとりましょう。

また、一度焼けてしまった葉は二度と元に戻りません。傷んだ葉はカットし、新しい健康な葉が生えてくるのを待ちましょう。

ハダニ

ハダニの症状は以下。

  1. 葉にクモの巣のような糸がついている
  2. 葉の裏に小さな虫がついている
  3. 葉に斑点や傷がある
  4. 葉の色が薄くなり枯れている

ハダニは繁殖力の強さと、薬剤耐性を持つとても厄介な害虫です

放っておくと糸を張って大量発生する危険性もあるので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下。

  1. 傷んだ葉はカットする
  2. 葉の表裏、付け根や茎も水で洗浄する
  3. ハダニに効果のある液体を噴霧する(2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢、殺虫剤)

症状に気がついたらすぐにハダニを駆除することが大切です。

水で洗浄して糸やハダニを取り除き、ハダニに効果的な液体をまいて確実に殺虫しましょう。

挿し木で増やせる?

アグラオネマ・マリアは、挿し木で増やすことができます。

葉を残して10cm程度に茎を切り出して、土に挿し、直射日光の当たらない明るい場所で管理すると発根します

多湿を好むので、土が乾かないようにミズゴケなどを利用してもいいでしょう。

株分けでも増やすことができます。

ペット(犬・猫)にとって毒性はない?

アグラオネマ・マリアはサトイモ科に分類されるため、樹液にはシュウ酸カルシウムが含まれています。

ペットや小さいお子様がいるご家庭では、誤って口にしないよう手の届かない場所で管理してください。

アグラオネマ・マリアのよくある質問

それでは最後にアグラオネマ・マリアのよくある質問とその答えをまとめました。

  1. 挿し木で増やせる?
  2. ペットに(犬・猫)にとって毒性はない?
  3. 枯れた場合はどうすればいい?
  4. 虫が発生することもある?
  5. 葉が落ちる場合はどうしたらいい?
  6. 庭・屋外に置ける?
  7. 冬の管理方法は?
  8. 花が咲く?
  9. 寿命って?
具体的に見ていきましょう。

枯れた場合どうすればいい?

直射日光が苦手な品種なので、強い日光に長く当たりすぎると葉焼けをおこし、枯れてしまう可能性があります

また、水やりのし過ぎが枯れの原因になることもあります。

完全に枯れてしまった場合は、掘り起こして根が腐っていなければ、新しい土に植え替えると、また元気な芽を出すこともあります。

虫が発生することもある?

まれにカイガラムシやアブラムシなどの害虫が付く可能性があります

風通しの良い場所に置き、霧吹きなどで葉に水をかけてあげることで(葉水)、予防になります。

コバエの発生を防ぐためには、受け皿の水はこまめに捨てましょう。

葉が落ちる場合はどうしたらいい?

アグラオネマ・マリアは、目に見える葉の成長は比較的ゆっくりですが、鉢の中では根がしっかり育っています。

水不足、水やりのしすぎでもないなら、葉が落ちるのは、根詰まりが原因かもしれません。

その場合は、ひとまわり大きな鉢に植え替えてあげましょう。

庭・屋外に置ける?

春から秋にかけては、屋外に置くこともできますが、基本的に紫外線量に変化を起こさない方が良いので、室内に置きっぱなしが良いでしょう。

冬の管理方法は?

室外が20℃以下になりはじめたら、室内で管理しましょう

エアコンの風が直接当たらないよう、置き場所には注意が必要です。

冬場でも、霧吹きなどで葉に水をかけてあげると(葉水)、きれいな葉を保つことができます。

花が咲く?

アグラオネマ・マリアは白い花をつけることがありますが、葉に比べるとその観賞価値は低いです。

葉を丈夫に育てることを優先させるなら、花芽のうちに摘み取ってしまいましょう。

寿命って?

アグラオネマなどの斑入り(白などの模様)が入った葉は、日差しの影響を受けやすいデリケートな一面もあります。

日光不足になるときれいな模様が消えてしまったり、逆に直射日光に当て続けると葉を傷める原因になります。

季節によって置き場所を適切に管理することで、美しい葉を長く保つことができます。

アグラオネマ・マリアのまとめ

アグラオネマ・マリアは、まだらな葉っぱが特徴的な観葉植物です。白鉢に植え替えると葉っぱが美しく映えるので、おしゃれなインテリアと組み合わせるのもよいでしょう。

耐陰性があるので日陰の置き場所でもおすすめです。その際は、1週間に2〜3日ほど日光浴をさせると健康な株を維持できます。春夏の成長期は伸びるスピードも早いので、大きくさせたい方は日当たりを意識するとよいです。

水切れになると葉っぱが垂れてくるので、お水やりのサインがわかりやすく初心者でも安心して育てられます。