エアプランツのインテリア

エアプランツのインテリア|おしゃれな例やおすすめについて

おしゃれなインテリアショップやインスタグラムなどでも見るエアプランツ。「私もあんなふうに飾ってみたい」と内心思った経験もあるのではないでしょうか。

鉢植えではない分、置き場所に悩んでしまうかもしれませんが、実はコツを押さえれば誰でも簡単におしゃれなコーディネートができてしまうのです。

今回は、エアプランツのインテリアにまつわることを深掘りしていきます。具体的なインテリア例やおすすめプランツを知りたい方にもピッタリの内容となっているので、ぜひ参考にしてみてください。

エアプランツのおしゃれなインテリア例

さっそく具体的なインテリア例を3つ紹介していきます。ここでインテリアに対するイメージを膨らませておけると、後の話がスムーズに理解できるはず。

  1. 流木で組み合わせる
  2. ガラスポットにマルチング材を置く
  3. カーテンレールからハンギングで吊るす

では、それぞれ詳しく見ていきましょう。

①流木で組み合わせる

流木にエアプランツを飾ったインテリア

引用:https://www.instagram.com/happaojisan/

エアプランツと流木を組み合わせれば、まるで自然のような雰囲気を再現することができます。色もナチュラルテイストなので統一感がありますし、他の雑貨や家具などとも比較的に合わせやすいです。

また、写真のように吊るしのディスプレイであれば、スペースをとらずに済むので空間が圧迫されません。飾る植物によってはかえって部屋が狭く感じ、不便と思うこともあるかと思います。

しかし、エアプランツであれば圧迫感を与えないので、住まいに取り入れやすいです。お子さんやペットがいるご家庭にもいいかもしれません。

②ガラスポットにマルチング材を置く

ガラスポットにマルチング材を使ったエアプランツのインテリア

引用:https://www.instagram.com/____yuri.27/

マルチング材があるだけで、スタイリッシュなガラスポットにナチュラルな印象が加わります

そのため、全体にあたたかみがでるので、植物との素晴らしい共演を実現可能に。いくつか一緒に並べればさらにインテリア性は高まるでしょう。中のマルチング材を他の素材に変えてみるのも面白いかもしれません。

ガラスポットを取り入れるメリットはインテリア性が高まるだけではないです。エアプランツを中に入れれば、外の刺激から身を守ることができるので傷つきにくくなります。結果、エアプランツを長く生育することができるのです。

インテリア性・安全性の2つに配慮された素敵な飾り方と言えるのではないでしょうか。

③カーテンレールからハンギングで吊るす

エアプランツをハンギングで吊るしたインテリア

引用:https://www.instagram.com/ayamame_plants/

カーテンレールからのやわらかい日差しが、エアプランツをより美しく魅せてくれます。いつもより癒しや安らぎを感じられるのではないでしょうか。

また、カーテンレールを活用した方法は、どのご家庭でも取り入れやすい飾り方。基本的に家庭に備わっているものなので、あとは吊るす際に必要な紐やフックがあれば準備は完了します。

加えてエアプランツは鉢と土が不要なので、その分軽量で吊るしても落ちにくいです。 ハンギングは一見難しそうに思われますが、想像している以上に簡単な飾り方なので、一つ真似してみるのをおすすめします。

インテリアになるエアプランツの飾り方

以下4つの飾り方を紹介していきます。すでにインテリア例で紹介したものもありますが、今一度おさらいしていきましょう。

  1. 壁掛けで飾る
  2. 流木と合わせる
  3. ガラスポットで飾る
  4. ハンギング(ワイヤー・麻紐)で吊るす

では、具体的に見ていきます。

関連記事:エアプランツの飾り方|おしゃれな吊るし方やインテリア例について

壁掛けで飾る

後ほど紹介するウスネオイデスなどの垂れ下がるタイプは、どんどん下に生長していくため壁掛けでの飾り方に適しています。下に生長してもぶつかることがないので、葉っぱが傷つきません。

場所によっては風通しも適度に受けられるので、すこやかに生長できるでしょう。

エアプランツは蒸れが苦手なので、風通しが悪い場所は避けなければいけません。 とはいえ「そもそも壁に穴を空けて大丈夫なの?」といった方もいるのではないでしょうか。

上記の写真に使用されている小さなフック・ピンなどであれば、仮に賃貸でも問題ないとされています。

ポスターやカレンダーを使用する際、壁に穴を開けて留める方がいるように、小さい穴なら日常的に起きるものとして考えられているからです。

それでも「穴を空けるのに抵抗がある…」と感じるなら、後に紹介するハンギングで吊るす方法がいいかもしれません。

流木と合わせる

エアプランツは鉢や土がない分、エコで扱いやすい特徴がありますが、どこか物寂しさを感じることもあります。そういった場合は、流木と一緒にディスプレイするのがおすすめです。

物寂しさもちょうどよく打ち消せますし、素朴な風合いが部屋に馴染んでくれます。置くだけでさまになるので、特別な下準備を必要としません。

「おしゃれに飾りたいけど、上手くディスプレイするのに自信がない」といった方にも適している飾り方です。

流木はホームセンターや園芸店などで販売しているので、お近くに寄った際に購入しておくといいかもしれません。

ガラスポットで飾る

透明なコップやガラスポットにエアプランツを入れるのも素敵な飾り方です。清潔感にあふれるだけではなく、無彩色であるためどんなインテリアとも合います。難しく考えなくても、上手くまとまるのも嬉しいポイント。

ガラスポットは100円ショップでも手に入るのですが、筆者はアンティークショップで購入したものを使っていました。少しくすんだガラスの雰囲気とずっしりとした重みが、住まいのインテリア性を高めてくれます。

アンティークものは簡単に探せませんが、入れ物を少しこだわってみると愛着が一層増すものです。最近ではネットでも購入ができるので、興味がある方はぜひ調べてみてください。

ハンギング(ワイヤー・麻紐)で吊るす

ハンギングを活用した飾り方はいかがでしょうか。麻紐で吊るすとナチュラルテイストを演出できます。素朴な風合いを大切にする日本の家屋には最適です。

一方で、ワイヤーを活用して吊るすのも効果的。スタイリッシュでクールな雰囲気に変わるので、かっこいいインテリアを実現したい人にはいいかもしれません。

ワイヤーですと強度も十分にあるので、多少大きめのエアプランツを吊るしても大丈夫です。 家具や部屋のテイストに合わせて、吊るす素材(麻紐・ワイヤー)を検討してみるといいでしょう。

関連記事:ハンギングにおすすめの観葉植物|飾り方と注意点について

インテリアにおすすめのエアプランツ

暮らしのインテリアに合わせるなら以下2つのエアプランツはいかがでしょうか。

  1. チランジア・ウスネオイデス
  2. チランジア・キセログラフィカ

形がどちらも異なるので、相性が良さそうなのものを選んでいきましょう。

チランジア・ウスネオイデス|吊るしに最適

チランジア・ウスネオイデス
日当たり 風通しのよい日陰
温度 最低5℃以上をキープする
耐寒性 やや弱い
耐暑性 やや弱い
水やり 霧吹き:1週間に1〜2回(夕方から夜)
ソーキング:月に1回程度

ウスネオイデスは、シルバーのトリコームが美しい品性のあるエアプランツです。大木の枝や幹にぶら下がる「サルオガセ(糸状で垂れ下がる植物)」に似ていることから、別名サルオガセモドキとも呼ばれています。

トリコーム(葉の表面に生えている毛のようなもの)がシルバーのタイプは「銀葉種」とも呼ばれ、日光から身を守り水分を絡めとる役割があるそうです。そのため、乾燥に強いとされています。

ウスネオイデスは、下に生長していくので吊るしの飾り方がおすすめです。長く伸びた美しい葉をたっぷりと鑑賞できます。また、天井や壁から吊るすことで葉が蒸れにくくなるので、健康面においても実は有効なのです。

[https://andplants.jp/products/tillandsiausneoides]

チランジア・キセログラフィカ|1点あるだけで絵になる

チランジア・キセログラフィカ
日当たり 風通しのよい日陰
温度 最低5℃以上をキープする
耐寒性 やや弱い
耐暑性 やや弱い
水やり 霧吹き:1週間に1〜2回(夕方から夜)
ソーキング:月に1回程度

キセログラフィカは「エアプランツの王様」と呼ばれている大型種です。生長スピードは緩やかですが、大きくなると直径30〜50cmほどまで育ちます。迫力があるものを探している方におすすめです。

おしゃれに魅せるなら、キセログラフィカを1点だけ飾るのがいいかもしれません。あえてシンプルに置くことで、存在感を発揮できるからです。

他の植物を一緒に飾ってもいいですが、ボリュームが出すぎるとせっかくの存在感が台無しになることも。一緒に置く場合は、植物の数を少なくすればスッキリとコーディネートできます。

お水やりは、日が落ちてくる頃から夜にかけて1週間に2〜3回程度の霧吹き、月に一度6時間お水に浸けるのがよいです。風通しのいい場所で管理をしましょう。乾燥には強いので、育てるのはそこまで難しくありません。

[https://andplants.jp/products/tillandsiaxerographica]

インテリアに合うエアプランツの選び方

選び方に迷ってしまったら、飾る場所との相性を考えているといいかもしれません。以下をご覧ください。

  1. 壁掛け・天井|垂れ下がるタイプ
  2. デスク・テーブル・棚|置けるタイプ

選び方に慣れてくると、エアプランツを見た際に「どこに飾ればよいか」が見えてくるはずです。では、見ていきましょう。

壁掛け・天井|垂れ下がるタイプ

ウスネオイデスなどの垂れ下がるタイプは、葉の全体を見せた方がインテリアとして映えるので、壁掛け・天井から吊るすのがおすすめ

立体感が出るので一段と視覚的に楽しめますし、部屋の雰囲気もグッとよくなります。

加えて、壁や天井はデットスペースになりやすいので上手く活用できていない場合が多いですが、植物をディスプレイする場所としてはピッタリです。

エアプランツの生育面においても吊るす飾り方は効果的なので、積極的に活用してみるといいかもしれません。蒸れが苦手なエアプランツにとって、空気に触れる面積が多い空中の方が、すこやかに生長できるからです。

デスク・テーブル・棚|置けるタイプ

生長がゆっくりなものは、置くディスプレイがおすすめです

日常的に使用するデスク周りであれば手乗りサイズが好ましいですし、リビングのテーブルならキセログラフィカなどの大型種がいいかもしれません。

スペースに合わせて植物のサイズも調整するとバランスよくディスプレイできます。小さいスペースには小さいもの、大きいスペースには大きいもの、といったイメージです。

置く際は、直置きにするのではなくお皿を活用してみてください。ナチュラルな風合いが好きな方は木製のお皿、大人っぽい雰囲気が好みなら陶器のお皿など、いろいろと工夫してみるとよいです。

基本的なエアプランツの育て方

エアプランツの育て方をご存じでしょうか。「土の要らない観葉植物」とも言われているので「ラフな管理でも大丈夫」と思っているかもしれませんが、実はお水が好きです。

  1. 1週間に2〜3回霧吹きをおこなう
  2. 1ヶ月に1回ソーキングをする
  3. 風通しの良い場所で管理をする

おしゃれに飾るなら、エアプランツの健康面にもきちんと配慮してあげましょう。

1週間に2〜3回霧吹きをおこなう

エアプランツは、夕方から夜にかけて1週間に2〜3回ほど霧吹きをします。土が要らないのでお水やりは不要、といった印象がありますが、実は根っこもきちんとあるのです。

また「お水やりは日中にしてはいけないの?」と疑問を抱く方がいるかと思います。

エアプランツには「気功」と呼ばれる無数の穴が体の表面に存在しています。「気功」は、日が落ちてから夜の時間帯に活動をし、水分や酸素などを循環させるのです。

つまり、お水やりも活動時間に合わせなければいけません。もし日中にお水やりをすると「気功」がまだ開いていないため、お水を適切に吸収してくれません。最悪の場合蒸れてしまい、枯れる原因になるのです。

1ヶ月に1回ソーキングをする

1週間の霧吹きだけでは水分が足らない場合もあるので「ソーキング」と呼ばれる方法で、一気に水分補給をおこないます

頻度としては、1ヶ月に1回6時間ほど。洗面所やバケツにお水を溜めて、エアプランツをそのまま浸けます。

「ソーキング」も夕方から夜にかけてやるのがベストです。エアプランツの渇き具合によっては、ハリが戻り元気な姿になります。

一つ注意しておきたいのが、梅雨や夏場のシーズンでの「ソーキング」です。湿度が高い時期におこなうとかえって蒸れる危険性が高まります。

上手く乾かないとそのまま根腐れで枯れるかもしれませんので、様子を見ておこなうのがおすすめです。

風通しの良い場所で管理をする

エアプランツは風がもっとも重要と言っても過言ではありません。風通しが悪く蒸れが数日続いてしまうと、枯れる原因につながります。

屋内で風通しをつくるには、窓を開放するのも効果的ですが、扇風機・エアコン・サーキュレーターを活用するのがよいです。

自然の風は少し弱く、室内を循環しない可能性もありますが、人工的な風ならしっかり行き届きます。蒸れを解消してくれるだけではなく、生育を促してくれるので、実はメリットが大きいのです。

エアプランツを飾る際は、風通しの確保を忘れないようにしましょう。

関連記事:観葉植物の風通し|大切な理由と悪いときの対策について

まとめ

エアプランツは観葉植物よりも簡単に飾れるので、住まいに取り入れやすいです。土が不要なので汚れにくく、虫が発生しないのも嬉しいと感じる人もいるのではないでしょうか。インテリア性だけではなく、エコな一面があるのもいいですよね。

また、飾り方のパターンもある程度決まっていますので、チャレンジできる人は一通りやってもいいかもしれません。

置きタイプ・吊るすタイプの両方をマスターできれば、住まいがおしゃれになるだけではなく、自分自身のディスプレイセンスも磨かれます。

今回の記事をきっかけに培った経験は、きっと他の植物を飾る際にも役立つはずです。何度も読み込んで「自分のスキル」にしていきましょう。

馬淵 大
観葉や多肉植物が昔から好きで、今は自宅でコウモリランをメインに育てています。 前職で、仕入れ、植え替え、販売などを経験。育てているうちに、まるで我が子のように愛着を感じてお持ち帰りしてしまう日も。 同じように…とまではいかなくても、そんな風に愛着をもって育ててもらえれば嬉しいです。 ぜひ一緒にお気に入りの植物を探すお手伝いをさせてください。