社長や役員など新たな役職に就任されたことをお祝いする就任祝い。お付き合いのある方の就任の知らせを聞いたら、就任したことへのお祝いと、今後のさらなる活躍を祈念してお祝いのお花を贈ります。ビジネスシーンでよく贈られるお祝い花です。
就任祝いのお花は特にこのお花と決まっているものはありませんが、相手の地位や立場を配慮してお花を贈る必要があります。就任の発表は、一般的に春と秋に行われ、マナーとして辞令が出てから早めにお花を贈ることが望ましいとされています。
就任祝いの際に、注意する必要があるマナーやおすすめの花ギフトを紹介します。スマートにお祝いのお花を贈れるようぜひチェックしてみてください。
就任祝い(社長就任祝い)におすすめのお花は胡蝶蘭です。「幸福が飛んでくる」といった花言葉があるため、大変縁起のよい贈り物となるから。詳しくは下記よりご覧になってみてください。
[https://andplants.jp/collections/phalaenopsis]就任祝い(社長就任祝い)に贈るおすすめの花ギフト
就任祝いに適した花ギフトを紹介します。就任祝いのお花は、主に会社のオフィスに置かれることが多いですが、ご自宅に贈ることもあります。
贈る場所にも配慮して花ギフトを選ぶことで相手の負担を軽減できます。胡蝶蘭以外の花ギフトも紹介していくので、参考にしてみてくださいね。
- 胡蝶蘭
- アレンジメント
- 花束
①胡蝶蘭
就任祝いで定着している花のギフトが胡蝶蘭です。
品がありながら豪華で、色々なお祝いシーンでも利用されているお花です。胡蝶蘭には、「幸福が飛んでくる」という縁起の良い花言葉があり、この花言葉がお祝いによく用いられるようになった理由のひとつでもあります。
また、鉢植えである胡蝶蘭は「根付く=根付いて仕事をする」という意味もあり、しっかりその地に根を張って良い仕事をするイメージができます。花言葉と併せて二重で縁起の良い意味があるお花です。
胡蝶蘭は1本の茎に縦にお花が並ぶように付きます。この茎の本数で、3本立ち、5本立ちなどとサイズが表現され、スタンダードなサイズが3本立ちです。
就任祝いには見栄えの良いものが好まれるので、良いグレードのものを選びましょう。
[https://andplants.jp/collections/phalaenopsis]②アレンジメント
就任祝いには、アレンジメントも適しています。
定番である胡蝶蘭よりも色が鮮やかで、一般的なコチョウランが並ぶ中アレンジメントがあると目を引きインパクトがあります。
会社のロゴなどのコーポレートカラーがあれば、テーマに合わせた色にするのも良いでしょう。
アレンジメントは色の表現が幅広くできるので、色や雰囲気のテーマがある場合はおすすめです。
[/collections/flower-arranges]③花束
就任をお祝いする席などで、直接相手にお花を渡せるときには花束が良いでしょう。家族や友人など親しい間柄で、個人的にお花を贈る場合も花束で贈るケースが多いです。
花束もアレンジメントのように相手の好みに合わせた雰囲気で用意することができるので、相手のイメージに合わせて贈るのが望ましいです。イメージが難しい場合は、お祝いに相応しいゴージャスで華やかな色がおすすめです。
AND PLANTSでは、就任祝いの贈り物にもおすすめの花束を扱っています。旬のお花をメイン花材にして、そのお花に合った色味の花材や新鮮な葉物をフローリストがご提案するブーケです。
お祝い事にぴったりなセレブレートブーケもご用意していますので、ぜひイメージに合うものを選んでみてください。
[https://andplants.jp/products/celebrate_bouquet_cool_color_large]就任祝いに贈る花の費用相場
就任祝いに贈るお花は、相手の役職や地位、お付き合いの深さで相場が変わります。ビジネスシーンで大事なお祝い花は、相場感を間違えると相手に失礼となってしまうこともあります。
相場を把握して、適切な豪華さがあるお花を贈るようにしましょう。
- 親族・友人:5,000~10,000円
- 取引先の仕事関係者:10,000~20,000円
- 取引先役員:15,000~30,000円
- 取引先社長・会長:30,000~50,000円
親族・友人:5,000~10,000円
親族や友人が新たな役職に就任した場合の相場は5,000~10,000円です。
個人的に渡すお花であれば、会社から会社へ渡すようなビジネスシーンのお花とは違うので、価格や豪華さよりも気持ちを伝える方が大事です。
直接渡せるような場面があれば花束がおすすめで、お家でなるべく手間なく飾れるようにしたい場合は、アレンジメントが良いでしょう。友人であれば、友人のご家族にも喜んでもらえるようなお花を選ぶのがおすすめです。
[https://andplants.jp/products/flower-arrange-orange-small]取引先の仕事関係者:10,000~20,000円
日頃から付き合いのある取引先の関係者へのお花は、10,000~20,000円が相場です。
同じプロジェクトで関わった会社や、取引のある会社などのオフィスにお花を贈ります。どのくらいの役職に就任したのかにより相場は少し変動します。
胡蝶蘭の価格は、サイズや花の大きさなどにより変わりますが、3本立ちは、20,000円前後から購入可能です。豪華な花束やアレンジメントなども、特別感があって人気があります。
[https://andplants.jp/products/celebrate_bouquet_warm_color_large]取引先役員:15,000~30,000円
取引先の方が役員に就任されたときの相場は、15,000~30,000円です。役職の地位が高くなるほど、そこに見合う高価なお祝い花が必要となります。
胡蝶蘭であれば、スタンダードなものよりも少しグレードを上げて、見栄えの良いものを贈りましょう。胡蝶蘭の一般的な色は白ですが、ピンクや黄色・赤などもあります。
また、スタンド花もおすすめです。スタンドがあることで視線が集まりやすく、目立たせることができますよ。
[https://andplants.jp/products/stand_flower-phalaenopsis-mix]取引先社長・会長:30,000~50,000円
社長を経て、会長へ就任された方へのお祝いは、30,000~50,000円が相場です。更に豪華なお花が必要となり、オフィスなどにもたくさんのお花が並ぶことが考えられます。他のお花に見劣りしないように、見栄えの良いお花を贈ることがビジネスシーンでは重要です。
胡蝶蘭は、グレードの高いもので5本立ちのものを贈れば、かなり豪華で見栄えがします。30,000~50,000円の相場になると、アレンジメントは器のサイズなどにより大きく作るのにも限度があるので胡蝶蘭ほどの大きさが出ないこともあります。
豪華にするには、胡蝶蘭のグレードの良いものを選ぶのが良いでしょう。
[https://andplants.jp/products/phalaenopsis-l-brown]就任祝いに花を贈るマナー
就任祝いのお花を贈る際に気をつけたいお花のマナーを紹介します。ビジネスシーンのお花は、特に相手に失礼がないように気を遣っている人も多いのではないでしょうか。
今後の会社の運営にも影響したり、お付き合いの関係性が変わってしまったりすることがあります。以下のポイントを踏まえて、良好な関係が継続されるようにスマートにお花を贈りましょう。
- 就任後1週間以内に贈る
- 立て札を付けて贈る
- 下向きに咲く花は使わない
- 明るい色の花を贈る
就任後1週間以内に贈る
就任祝いのお花は正式な辞令が出てから1週間以内に贈るのがマナーです。辞令は「〇月〇日付」という風に出るので、その日から1週間以内を目安に相手にお花が届くように手配します。
正式な辞令が出る前にお花を贈ってしまうと、前任者が退任されておらず失礼になってしまうことがあるので注意が必要です。
就任日が明確に分からない場合は先方の総務や秘書室に確認して、正確な情報をもとに手配しましょう。
立て札を付けて贈る
就任のお祝い花には、立て札を付けて贈ります。立て札には、オフィスなどで飾ったときに、どなた宛で贈り主が誰なのか分かるようにする役割があります。会社との関係性を示すものでもあります。
立て札には初めに「祝御就任」「就任御祝」「御祝」のような言葉が赤文字で入り、その次に宛名・送り主の名前と続いて記載されます。札はお花を注文するお店で一緒に作ってもらえますが、依頼時には会社名の綴りや漢字・役職名に間違えがないかよく確認しましょう。
万が一、札に記載する名前を間違えると大変失礼になってしまうので、十分注意してくださいね。
下向きに咲く花は使わない
アレンジメントでお花を贈る際は、基本的に下向きに咲くお花は使いません。シクラメンのように下向きに咲くお花は「低迷」「衰退」といったネガティブなイメージを連想させ、縁起が良くありません。散りやすいお花も縁起が悪いので、避けましょう。
お花には、元々下向きに咲く特徴のものがあり、代表的なのはクリスマスローズです。うつむき加減で咲く姿が素敵なのですが、元気がないように見えることもあります。
お祝いのアレンジメントに多用されるお花ではありませんが、ファンも多いお花です。相手が好きなお花だからと贈る場合には注意しましょう。
明るい色の花を贈る
就任祝いには、明るい色のお花を選びましょう。今後益々の活躍が期待される方へ相応しい華やかなお花が望ましいです。
アレンジメントや花束では、赤や黄色・オレンジなど暖色系で鮮やかなものが見栄えが良くおすすめです。
花色やラッピングを会社のイメージであるコーポレートカラーに統一するのも良いでしょう。白系や淡い色は避けるのが無難です。
就任祝いに花を贈る方からよくある質問
就任祝いのお花を贈る方からよくある質問を紹介します。大事なビジネスシーンのお花だからこそ悩むポイントもありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 就任祝いに贈る花にメッセージカードは必要?
- 社長就任祝いに花束は大丈夫?
- 社長就任祝いで花以外に観葉植物を贈るのは?
就任祝いに贈る花にメッセージカードは必要?
就任祝いのお花には基本的に立て札が入りますが、個人でお花を贈る場合や思いも添えたい場合には、メッセージカードを付けましょう。
メッセージカードは付けることがマナーということではありませんが、あるとより相手に喜んでもらえます。もらったお花にメッセージカードが付いていた方がやはり嬉しいものですよね。ぜひ、一言気持ちを添えてお花を贈りましょう。
社長就任祝いに花束は大丈夫?
ダメではありませんが、ビジネスフラワーとしては、胡蝶蘭やアレンジメントで贈ることが望ましいです。
家族や友人・社内の部下など、親しい間柄で直接渡せる場面には花束も良いでしょう。
就任祝いで花束を渡すのは、相手との距離感が近く親しい関係性がある程度築けている場合におすすめです。個人的にもお付き合いがあるような関係性であれば、花束の方が喜ばれるかもしれませんね。
社長就任祝いで花以外に観葉植物を贈るのは?
社長就任祝いには観葉植物も適しています。
社長室などのオフィスに飾ってもらうことができるでしょう。観葉植物は風水的にも良い効果があり、運気が良くなるようにオフィスに置いている会社も多いですよね。
おすすめの観葉植物は、ユッカ(成長・発展の木)ドラセナ(幸福の木)などです。縁起の良い意味があり、観葉植物としても一般的で育てやすい種類です。
観葉植物にも立て札を付けることができるので、就任祝いにも良いでしょう。詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
まとめ
就任祝いに定着している花ギフトは胡蝶蘭で、ビジネスシーンのお祝い花として欠かせない存在となっています。ほかにはアレンジメントも色鮮やかで、華やかな贈りものとして人気があります。
マナーとしては、辞令の発表から1週間以内にお花を贈ること、立札を付けることがポイントです。タイミングなどを配慮しつつ、他のお花と並んでも見劣りしない豪華で立派なお花を贈り、就任のお祝いをしてみてはいかがでしょうか。
[https://andplants.jp/collections/phalaenopsis]