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還暦祝いに贈る観葉植物

還暦祝いに贈る観葉植物|選び方やマナーについて

身近な人の還暦祝いには、特別な贈り物をしたいものですね。

還暦は60通りある干支十干が一周し、生まれ年と同じになることから「暦(こよみ)が還(かえ)る年=還暦」という意味があり、昔から人生の大きな節目とされています。

還暦を祝う風習は中国が発祥ですが、日本に持ち込まれたのは奈良時代なのでその歴史はなんと1300年。つまり、還暦祝いに贈り物を贈ることは1300年続いてきた伝統行事ということですね。

そんな大切な還暦祝いの贈り物に、特別なお祝いの品としておすすめしているのが観葉植物です。

還暦祝い向けの観葉植物を選ぶ際のポイントやマナーなども紹介しつつ、特におすすめな5種類の観葉植物をピックアップしました。

ぜひ最後までご覧ください。

(すぐに「還暦祝いに贈るおすすめの観葉植物」を見たい方はこちらのリンクをクリックいただくと該当部分に移動します)

[https://andplants.jp/collections/plants-kanreki]

↑こちらでは還暦祝いにおすすめの観葉植物を商品一覧でまとめているので、併せてご覧ください。

還暦祝いに観葉植物を贈るのは一般的

本題に入る前に、そもそも観葉植物が還暦祝いに適しているのか確認しておきましょう。

暦が一周して赤ちゃんに戻るという由来から、昔は「還暦祝いには赤いもの」というゲン担ぎがありましたが、近年贈り物は多様化し赤いものに限ることはなくなってきました。

還暦祝いの定番の品としては食器や花束ですが、観葉植物を贈ることも一般的です。

むしろその後もインテリアとして家に馴染む観葉植物は人気があり、新たな趣味へのきっかけとして贈る場合も多いようです。

還暦祝い用の観葉植物を選ぶ際のポイント

植物選び

まず観葉植物を選ぶ際のポイントを以下3つにまとめました。

  1. 置くスペースを考慮して選ぶ
  2. 花言葉や風水的な縁起の良さを意識して選ぶ
  3. お祝いの相場に合った植物を選ぶ

どれもお祝いを贈る際に必要不可欠なポイントです。

それぞれ詳しく確認していきましょう。

関連記事:観葉植物の選び方|おすすめやインテリア例について

置くスペースを考慮して選ぶ

観葉植物をどんな場所に置くのかをあらかじめ予想し、贈る先の広さに合わせたサイズのものを用意しましょう。

スペースが少ない場合は4〜6号(30cm〜80cm)、広めの場合は8〜10号(80cm〜200cm)ほどの大きさを選ぶのが一般的です。

設置する場所と合わないサイズのものを贈ってしまうと、せっかく選んだ植物の本来の魅力が発揮されないことがあります。

また大き過ぎるものはお世話するのが難しかったり、相手に迷惑になってしまったりすることもあるので気をつけましょう。

花言葉や風水的な縁起の良さを意識して選ぶ

植物に付けられた花言葉に願いを託すことも、観葉植物をプレゼントする際の醍醐味です。

贈る状況に合った花言葉の植物を選ぶことができれば、言葉以上に想いが伝わることもあるかもしれません。

例えばカスミソウには「感謝」スイートピーには「門出」など、還暦祝いにふさわしい花言葉を持つ植物も沢山あります。

贈りたい言葉を先に思い浮かべてから植物を選ぶというのも、選んでいる側も楽しい素敵な選び方ですね。

また、風水の世界で植物は大変重視されています。「万物には気の流れがある」とするのが古代中国で発祥した風水の考え方ですが、植物は葉の形や向きで気の流れを整えてくれるのです。

風水的に良いとされている植物を贈れば喜ばれるかもしれませんね。

関連記事:観葉植物の風水|場所と効果別のおすすめ

お祝いの相場に合った植物を選ぶ

還暦祝いの相場は相手との関係によって変わります。

両親の場合は3万円〜5万円、その他親族は5千円〜1万円、上司などには1万円程度とするのが一般的な相場です。

しかし還暦祝いは一般的にお返しをしないものなので、予算に過度に気を使う必要はありません。

低すぎるものは見抜かれた際に問題があるかもしれませんが、一般的な相場より高いものを選んでも失礼にはあたりませんよ。

一生に一度しかないことなので、贈りたいイメージにぴったりのものを選ぶようにしてみましょう。

還暦祝いにおすすめの観葉植物5選

それではここまでのポイントをふまえ、具体的におすすめの観葉植物を以下の通り5種類ピックアップしました。

  1. フィカス・アルテシーマ:永遠の幸福
  2. ドラセナ・デレメンシス・コンパクタ:幸福の木
  3. フィカス・ウンベラータ:永久の幸せ
  4. オリーブ:平和の象徴
  5. ガジュマル:多幸の木

還暦祝いにぴったりな、縁起が良くて見た目も素敵な植物ばかりです。

それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

関連記事:贈り物に適した観葉植物|ギフトシーン別におすすめを紹介

フィカス・アルテシーマ:永遠の幸福

フィカス・アルテシーマ

フィカス・アルテシーマはゴムの木の仲間で、絵に描いたような斑入りの葉っぱが特徴的な観葉植物です。柄があるとアルテシーマ単体だけでも存在感があるので、インテリアグリーンにも適しています。

アルテシーマはラテン語で「最も背が高い」といった意味があり、原産地では大きなもので10〜20mになるそうです。日本で流通しているものは大きさに上限があるので原産地ほど大きくなりませんが、「永遠の幸福」という花言葉にふさわしい成長をしてくれるでしょう。

また、屋内で管理する際は葉水を定期的に行うとよいです。葉っぱのつやを保つだけではなく害虫予防にも繋がります。普段お水やりをする際に合わせておこなうことを意識するとよいでしょう。

[https://andplants.jp/collections/ficusaltissima] フィカス・アルテシーマの育て方はこちら

ドラセナ・デレメンシス・コンパクタ:幸福の木

ドラセナ

ドラセナは世界各地で「幸福の木」として重宝されており、ハワイでは玄関先に置いておくと良いことが起こるという言い伝えがある観葉植物です。

生命力が強く長生きすることでも有名で、樹齢1000年を超える大木が発見されたこともあります。

比較的細い幹から長い葉を密集して伸ばすので、わさわさと豊かに生えてくる葉が可愛らしいポイントですね。

特に「コンパクタ」と名前の入った種類は葉がより密集して生え、成長がゆっくりなため形が崩れず世話が楽なことも特徴です。

花言葉として「幸福」以外にも「幸せな恋」や「隠しきれない幸せ」などがあり、内側から豊かに茂っていくドラセナの姿をよく表しています。

[https://andplants.jp/collections/dracaenaderemensis] ドラセナ・デレメンシス・コンパクタの育て方はこちら

フィカス・ウンベラータ:永久の幸せ

フィカス

フィカス・ウンベラータは育てやすいことで有名なゴムの木の一種です。

インテリアグリーンとして大変人気が高く、アパレルショップやおしゃれなサロンなどによく飾られています。

一般的なゴムの木と比べると薄くて大きく、ハート型をしている葉が何よりの人気の秘訣かもしれません。

この大きい葉がまるで「傘(umbrella)」のように見えることが「ウンベラータ(umbellata)」という名前の由来になっています。

葉にはテカテカしたツヤがなくマットな見た目で、表面にしっかりした葉脈が見えるため、ナチュラルな樹木としての雰囲気を感じることができますよ。

花言葉は「永久の幸せ」であり、人生の節目である還暦祝いにぴったりですね。

[https://andplants.jp/collections/umbellata] フィカス・ウンベラータの育て方はこちら

オリーブ:平和の象徴

オリーブ

近年シンボルツリーとしての需要が高まり街中でも見かけるようになったオリーブは、ご存知の通り地中海地方原産の植物です。

どちらかというと食用品のイメージが強いですが、観葉植物としても大変美しい植物です。

葉の表面はオリーブグリーンと呼ばれる光沢のある緑色で、裏面には白い細毛が密生し、遠くから見ると銀色にキラキラと光ります。

爽やかでおしゃれなその見た目も素敵ですが、初夏には白くて小さな可愛らしい花を咲かせてくれますよ。

自家受粉ができないため実が成るには工夫が必要ですが、イタリア料理に欠かせないあのオリーブの実が成ることももちろんあります。

収穫するのも一つの楽しみになりそうですね。

旧約聖書にあるノアの方舟のエピソードが由来となり、花言葉は「平和」です。

[https://andplants.jp/collections/olive] オリーブの木の育て方はこちら

ガジュマル:多幸の木

ガジュマル

観葉植物として大変人気があり、目にする機会も多いガジュマル。

日本でも南西諸島に自生しており、沖縄ではガジュマルにキジムナーという妖精が宿っているという伝承があります。

なにより特徴的なのはそのフォルムと生命力でしょう。

見ていて飽きることがない太い根は非常にユーモラスで、自然界では他の木や枝に絡みつきながら成長します。

広く伸ばした枝から気根と呼ばれる根をまるでロープのように地面に垂れ下ろし、地面に到達すると栄養を吸収して太くなり、まるで幹のように成長します。

自然界のガジュマルは気根を使って数年の歳月をかけ、少しずつ日当たりが良いなど気に入った場所に移動していくことでも知られています。

一株ごとに違った個性があり、まるで生きているようにエネルギッシュなガジュマルは日々の成長がたくましく、ペットのように可愛らしい存在になること間違いなしです。

花言葉が「健康」なことも還暦祝いに贈りやすいポイントですね。

[https://andplants.jp/collections/chinesebanyan] ガジュマルの育て方はこちら

還暦祝いに観葉植物を贈る際のマナーや注意点

マナー

贈る植物が決まったら、続いては還暦祝いにおけるマナーについて確認していきましょう。

代表的なマナーは以下の通りです。

  1. 基本的に相手の誕生日にプレゼントする
  2. 配送する場合は前日までに届くようにする
  3. のしの代わりに立て札やメッセージカードを添える

具体的にどのような意味なのか確認していきましょう。

基本的に相手の誕生日にプレゼントする

満60歳の誕生日にプレゼントしましょう。

しばしば議論になるのが「年齢は数え年で計算すべきか否か?」問題ですが、明確な決まりはありません。

確かに還暦のお祝いが始まった奈良時代や、平民にも浸透した江戸時代には年齢は数え年で計算されていたはずですが、近年は実年齢60歳で還暦を祝う方が多いようです。

確かに数え年で60歳というと実際の年齢は59歳なので、少しキリが悪い数字になってしまいますね。

節目を祝う意味がある還暦のお祝いなので、正確さはもちろんですが祝われる側の想いを大切にするようにしましょう。

配送する場合は前日までに届くようにする

たとえば宴会に出席できない場合やお世話になった恩師の方など、直接会う訳ではなくとも何かお祝いの品を贈りたい、という場合には前日までに品物が届くようにしておくのがマナーです。

早すぎても失礼にあたるので、1週間〜前日までの間であれば好感を持って受け取ってもらえるでしょう。

直接手渡しできる場合でも、観葉植物は前日までに配送を完了させ、環境に慣れた元気な状態で渡すのが一番です。

のしの代わりに立て札やメッセージカードを添える

フォーマルな場面においてプレゼントやお祝い金にはのしを付けるものですが、観葉植物にはのしの代わりに立て札をつけます。

自分で用意する場合には「頭書き」に赤字で「祝 還暦」や「御還暦祝」などの字を入れ、その後送り主の名前を黒字で書きます。

しかし書き損じや忌み言葉などに配慮が必要な立て札は、現代では自前で用意することはほとんどありません。

書き損じなども考慮し、花屋さんなどに用意されたテンプレートを利用した方が良いでしょう。

AND PLANTSでも立て札のサービスを用意していますので、ぜひご活用ください。

関連記事:観葉植物の立て札|書き方やマナーについて

還暦祝いに観葉植物を贈るか迷う方からよくある質問

相談

ここまで還暦祝い向けの観葉植物について紹介してきましたが、それでも観葉植物を贈るのは迷う、という方からよくある質問を紹介します。

  1. 観葉植物のプレゼントは迷惑にならない?
  2. 縁起物を贈りたいけど観葉植物は大丈夫?
  3. 観葉植物はどこで買うのがいい?

多いのは上記の3つです。

どれも大切な方に贈るプレゼントだからこそ、抱えてしまう悩みですね。

それでは順番に回答します。

観葉植物のプレゼントは迷惑にならない?

観葉植物は形の変わらないインテリアや食器と違い、日々のお世話が必要です。

そんなお世話を押し付ける観葉植物を贈って良いのだろうか?という疑問は至極当然のことですね。

それでは全く手のかからない食器を贈ったとしても、結局使われず食器棚の奥に眠ってしまうとしたらどうでしょう。

相手がついつい忘れてしまうプレゼントは、植物にせよ食器にせよ、少し寂しいことになってしまうのではないでしょうか。

プレゼントとは、結局相手がどれだけ気に入ってくれるか、というところが肝心です。

気に入らなかった場合の配慮ももちろん必要ですが、きっと気に入ってくれるだろう、と思えるような観葉植物を探してみましょう。

定期的にお世話をする分、愛着を持って接してくれるようになるかもしれませんよ。

縁起物を贈りたいけど観葉植物は大丈夫?

観葉植物は前述のような素敵な意味を持つものや、縁起の良い意味を持つものが沢山ありますのでご安心ください。

現代ではプレゼントというと置物やアクセサリーなどをイメージしがちですが、花を始めとする草木は昔から贈答品の定番として親しまれてきました。

特に還暦祝いのように特別な想いを込めるような、親しいながらも少しフォーマルにしたい贈り物にこそ観葉植物は適していますよ。

より特別感を演出したい場合には、鉢にこだわるのも一つの方法です。

還暦祝いというと「赤いもの」と言われがちですが、赤いものに限定する必要はありません。

特別な鉢を選んで喜んでもらいましょう。

観葉植物はどこで買うのがいい?

基本的には花屋さんなどの店頭で購入するか、通販で注文して頼むかの二択に分かれます。

花屋さんでは実際に植物を見ながら選ぶことができるので、同じ種類でもちょっとしたフォルムの違いを比べたり、より元気なものを選んだりすることができます。

しかし通販なら花屋さんで店頭に置いてあるものよりも更に多くの種類を選べたり、配送される直前までしっかり世話をしてもらえたりすることから、この記事では通販をおすすめしています。

状態のメリットだけでなく、植物は配送に注意が必要です。

土がこぼれたり鉢が傾いたりすれば植物が弱ってしまう原因になりますし、固定が緩買ったり梱包する箱が小さかったりすれば枝が折れてしまうこともあり得ます。

そんな万が一の事態を防ぐためにも、梱包と配送を専門の業者にお任せするのが安心でしょう。

 まとめ

還暦祝いにおすすめの観葉植物について紹介してきました。

ここまで読んで頂き「観葉植物もアリかもな」と感じて頂ければ幸いです。

還暦は大変おめでたいことですが、還暦を迎えた祝われる側の胸中には沢山の感情が巡っていらっしゃることでしょう。

60年間という長い人生を振り返れば、上手くいったことや幸せだったことだけでなく、思い通りにいかなかったことや、モヤモヤする記憶も思い浮かんで当然なのではないでしょうか。

お祝いする側の心得は、何よりもそのことを理解した上で、全てを含んだこれまでの歩みそのものを祝福し、これから始まる新たな人生がより輝いて見える手伝いをすることです。

そんな温かく特別な場に、もしも今回紹介した観葉植物がいるならば大変嬉しく思います。

ぜひ素敵な還暦祝いをお過ごしください。

タカタナカ
世界中を旅していた際、ジャングル奥地の集落で1ヶ月生活する機会がありました。 電気もなければ充分な食事もなかったのですが、沢山の植物に囲まれ、実った果実をおやつに頂くような生活でした。 帰国後もそんな植物たちが忘れられず、庭を埋めるほどの観葉植物に癒される日々を送っています。 好きな観葉植物は「ガジュマル」です。