ファッション誌や広告など多岐にわたり活躍しているモデルの風間エイリさん。ここ最近では植物業界で修行しグリーンスタイリストとしての活動もスタート。植物と好きなものに囲まれた風間さんのご自宅で、インテリアや植物、お仕事のことなどを伺いました。
風間 エイリ
モデルとしてファッション誌やアパレルブランドのカタログ、企業広告など幅広く活躍。傍らで植物の師匠 中鉢氏のアシスタントをしながら、グリーンスタイリストとしても活動中。Instagramでは集めている植物を更新している。
Instagramアカウント
− たくさんの植物ですね。植物に興味を持ち始めるきっかけとかあったのですか?
風間 エイリさん:3〜4年くらい前のことで、当時住んでいた家の近所に植物屋があったのでふらっと入った時にいい感じの植物があって。それから植物が気になり買うようになりました。部屋の日当たりも良かったこともあり、少しずつ増えていったと言う感じです。
− 家の環境が良かったところがきっかけとなったんですね。
そうですね。最初は多肉植物、サボテン、エアプランツを買っていました。
Original Roseのポットは、植物の師匠 中鉢祥太さんの
POP UPで扱っているもの
風間 エイリさん:あと、友達から誕生日プレゼントにウスネオイデスを貰ったんです。 エアプランツは最初育て方がよくわかんなくて。あんまり水やりをしなくていいと聞いていたので、ちょっと放置ちゃって。 そうしたらだんだんと茶色くなってきちゃって、「やばい!」と思って育て方や症状をきちんと調べて対処しました。そこから植物の育て方をちゃんと勉強するようにしました。ウスネオイデスは復活したのでよかったです。
お互いの良さを活かした空間づくり
− お家のことをお聞かせください。以前も日当たりが良かったなら、今のお家も日当たりが決め手ですか。
風間 エイリさん:日当たりですね。周辺の環境も気に入って選びました。
− 植物と同じく、アートや、オブジェもたくさんですね。部屋のスタイリングは何かテーマがあるのでしょうか。
風間 エイリさん:テーマは特にないかな。家具とか買うのは、主人と二人で決めています。部屋のスタイリングやアートは主人に任せてて、私は植物を担当しています。細かいところは各々で調整する感じです。
オリジナルの家具で、デッドスペースを有効活用
− 窓辺の棚などスペースにぴったりのサイズですが、オリジナルやオーダーの家具ですか?
風間 エイリさん:空間デザイナーをしている友達がインテリアのデザインもしているので、お願いしたものがいくつかあります。鏡の両サイドにあるキャビネットと、犬小屋に合わせた植物の台がそうです。
小屋の上がデッドスペースになってしまうので、この上にも植物を置きたいことを伝えてサイズを合わせて作ってもらいました。 なので、自分で作ると言うよりは、作ってもらったものがあります笑
ドライフラワーを飾っているマクラメはワークショップで作りました。
コーナーにも植物を置けるように台を設置。
植物はフィーリング、出会いを大事に。
− 植物や鉢を選ぶ時は、一緒に選んでいるのですか?素敵な鉢も多く、いつもどういう風に選んでいるのかなと気になりました!
友人が手がけている
「Ernie Palo × Haruma Yanagisawa
“Collaboration Metal Stool“」
風間 エイリさん:植物を選ぶ時は本当にファーストインスピレーションでじゃないですが、「欲しいな」と思ったものを購入しています。 このあたりに緑が少ないから、じゃあ、ここに置こうかなみたいな意識はしているかも。スペースがあれば的なところはあるかもしれません。
風間 エイリさん:鉢へのこだわりはそんなにないです。見た目がかわいかったら鉢でも鉢カバーでも買います。最初はテラコッタで揃えていたんですが、違うのがあってもかわいいなって。最近は海外の鉢を買ってみました。いろんな鉢にチャレンジしてみてます。
(左)棚にも観葉植物が並ぶ
(右)新しく迎えたベゴニアは植え替え待ち
この植物にこの鉢を合わせて買おうということもなく、鉢も植物も同じで「これかわいい」と思ったらすぐ買って、家で「何をあわせようかな」という感じです。なので、サイズが合うものがなく入らないなんてこともあります笑
− お店とかはどこで探しているんですか?
風間 エイリさん:海外の鉢のブランド、インテリア雑貨など、Instagramで探すことが多いです。
− お部屋の中で、お気に入りのアイテムなどを教えてください。
風間 エイリさん:お気に入りは「8ya.tokyo」さんの鉢ですね。あと、友人から最近いただいた美濃焼の鉢も気に入っています。これから植物を植えます。
トックリランとカランコエを植えている8ya.tokyoの鉢
友人からのプレゼントの美濃焼の鉢。
外側だけではなく、内側も釉薬が垂れているデザイン
部屋とは関係ないんですが、最近ハサミを買いました。初めて本格的なハサミを買ったので、もったいなくてまだ使えてなくて笑 使います!
創業1936年の園芸鋏メーカー「おの義刃物」の剪定鋏
ライフスタイルと、これからのこと
− モデルとグリーンスタイリストの2つのことをしていると、お忙しいと思いますが、お休みの日の過ごし方はどんな感じですか。
風間 エイリさん:犬と暮らしているので、一緒に公園へ行ったり、散歩に行ったりと犬と過ごしています。
あとは植物の管理をしていますね。水やりとか、植え替えなどしています。今年まだ植え替えができていなくて、この前のお休みに植え替えをやろう思ったんですが、まだで。1〜2日間かかりそうです。大きい鉢も一人でやっています!
− 風間さんのお休みの過ごし方からも、植物のことが本当に好きなのが伝わります。今後はモデルのお仕事はもちろん、植物に関わる仕事も拡がりそうですね。
風間 エイリさん:周りも応援してくれているので、植物関係のお仕事も増やしていきたいです。 自分で育てて、現場での仕事など実際にやりながら学んでいってます。興味のあることなので学ぶことが楽しいです。
風間さんが植物コーディネートを担当した
コンセプトルームの様子
家のことだと、大きいサイズの植物は増やしたいなと。背丈の高いものなどがまだないので。 ジャングルを目指します。