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ライフスタイルに合わせて、フレキシブルに変化を楽しむ。DIY好きが暮らす3DKの住空間 DATE : 2022.11.04
LIFESTYLE

ライフスタイルに合わせて、フレキシブルに変化を楽しむ。DIY好きが暮らす3DKの住空間

働き方の変化に合わせ都内から近隣県へ移住し、マンションでご主人と二人暮らしをしているkekeさん。今の家へ引っ越すきっかけから、インテリアや普段の暮らしのことなどを伺いました。

氏名:kekeさん

職業:会社員

Instagram:https://www.instagram.com/keke_day_/

ライフスタイルの変化が引っ越しのきっかけに

− 部屋数も多く、広い印象を受けました。明るくていいですね。

kekeさん:今の家に引っ越す前は18畳くらいの広めの1Rで同棲をしていました。その時はお互い在宅ワークなんて視野にいれていなかったので。在宅ワークになった時、ワンルームだと気が散るし「だめだ!」となって。

仕事ができるスペースもあって、心地よく住める家を探そうと。で、引っ越して今に至ります。

kekeさん:前の家からインテリアには興味はありましたが、家にいる時間が増えたからこそ、心地よくストレスも溜めない家にしたいなと思うようになりました。

kekeさん:この家に引っ越してきた時、角部屋で大きな窓がたくさんあって、光がたくさん入ってくるなと。壁も元々オレンジ色だったので、「暖かみのある雰囲気にしたいな」と思って。植物に興味もあったのでたくさん飾ろうと。

− オレンジの壁は、賃貸では珍しいですね。

kekeさん:オレンジ色は最初、大丈夫かな?とは思ったんですけど案外馴染みました。

このマンション自体、壁紙が白や水色もあるようで各部屋色が違うみたいなんです。たまたま空いた部屋がオレンジで。

この部屋、夕方になると西日が入ってくるので全体的にオレンジ色になるんです。そこともうまくマッチするし、午前中と夕方ではだいぶ雰囲気が変わるので。そこも気に入っています。

コーヒー用品は壁を使って飾りながら収納。

お気に入りのORIGAMIのコーヒードリッパー。

同棲とともに始まった、植物のある暮らし

− 窓辺をはじめ、観葉植物がたくさんありますね。引っ越してから徐々に増えていった感じなんですか?

kekeさん:主人と同棲を始めたのが5年前くらいで、その時に初めて買った観葉植物が「ソングオブインディア」です。ホームセンターで買いました。

左:初めて購入した観葉植物「ソングオブインディア

右:カリモク60のKチェアの置いてある空間は本が並ぶ

[https://andplants.jp/products/songofindia-l]

kekeさん:そこからホームセンターやスーパーにある植物コーナーを見に行くようになりましたね。スーパーの片隅にある植物売り場は毎回見ちゃいます。ホームセンターや花屋さん、たまにネットや園芸店でも買います。

− スーパーの植物売り場は私も見てます笑 結構穴場ですよね。

kekeさん:中には枯らしてしまった植物もあるんですが、今はだいぶ育てることに慣れてきて枯れることはなくなりました。今はざっと数えたら大体20種類くらい育てています。

− もっとたくさんある印象です。普段の管理はどうしていますか?

管理グッズはすぐ手に取れる場所にひとまとめ。

kekeさん:朝起きたら、まず窓を開けて換気をして、水やりし、葉水をするのがルーティーンになっています。

植物の様子を見て日々成長していく姿を見ると、育てていてよかったなあと。成長期はぐんぐん育つので1日でも全然違いますね。葉っぱが出てきていたり、新芽が出ていたり。

最近ではビカクシダの板付けにチャレンジしてみました。

賃貸でもできることを工夫する

− 素敵なフロアだなと思ってましたが、フロアタイルを張っているんですね。

kekeさん:元の床はオレンジ味がかっていて、なんか違うなと。

今の家も入居前に友人に手伝ってもらいながら1日がかりで張りました。物が入ってしまうと動かしながらになって大変なので。

床は面積があって、部屋の印象を左右するのでサンプルを取り寄せてから今ある家具と合わせて、どんな感じかなと合わせてから買いました。元々ある家具は使うの前提で、それにあう床を選びたくて。

引っ越してから買い足したのはテーブルと、白いラックです。

4種類ほど取り寄せたフロアタイルのサンプルから

ナチュラルなオーク調ヘリンボーンをセレクト。

椅子はイームズのチェアを愛用。

ないなら、作る。幼いころから自然と身についたDIYマインド

− キッチンのタイル、壁紙だったんですね。違和感なく馴染んでいます。

kekeさん:ここも壁紙同様に、ちょっとピンク色の個性的なタイルが張ってあって笑 なのでリメイクシートを入居後に張りました。

元はピンクのタイルだったキッチン。

スパイスラックは100円ショップで材料を購入。

− スパイスラックは作ったものですか?

kekeさん:そうです。あれがはじめてのDIYかもしれません。100円ショップの木箱を6つ集めて重ねてボンドでつけて、アイアンバーをはめて作ったら「あ、いい感じじゃん」と。

100円ショップへ行くと、意外とシンデレラフィットする物があるので切ったり、ネジで止めたりしなくても、ボンドで固定するだけで作れるものがあるのでそれを探すのも好きです。

デスクのモニタースタンドもご自身で作ったもの。

− ないから自分で作ることが多いとか、アイデアマンですね。

kekeさん:100円ショップ行くと長居しちゃうし、はしごもします笑 

物作りは好きですね。電動ドリルを買ったり、道具を揃えたりしたら木材の切れ端や、塗料、ネジとかも余っているからこんなの欲しいと思ったらパッと作っちゃうようになりました。ちょっと荒い部分もありますけれど「ま、いっか」と笑

子供の頃も図工が好きでした。夏休みの自由研究は工作が多かったですね。おばあちゃんが割と自分でなんでも作る人で、中でもハワイアンキルトやぬいぐるみを作るのが好きでしたね。

母も縫い物や手芸が得意で小さい頃にはワンピースなど服も作ってくれてました。小さいころから身近なところでものづくりを見てきたこともあって、自分で作ることをやってみたいとかは昔からあったのかなと思いました。

KEAのテーブルは家の家具の

トーンに合うようにペイントしたもの。

− 他にも作ったものはありますか?

kekeさん:ミラーをリメイクしました。

この鏡は高校生の時に親に買ってもらったものなんですが、それを上京と同時にも持ってきて、リメイクをし使い続けています。

kekeさん:1回目のリメイクはペイントで色を変えて。もっとかわいくしたいと思っていた時に、母がおぼんにタイルを敷き詰めているのを見て。「あ、これならできる!」となって鏡を解体し、リメイクしてできたのがこのミラーです。

シーグラスや市販のタイルを集め、タイルをはめて、目地材を入れて作りました。

− これだけひとつひとつ違うタイルやシーグラスを集めるのは結構時間かかりませんでしたか?

kekeさん:毎日通勤時間、フリマアプリやサイトなどでタイルを見まくりましたね。手に取って並べたら高さ、厚みが合わないこともありました。

− と、なると制作時間は結構かかっていますよね。

kekeさん:実際は1週間くらいです。道具が揃ってからは早かったです。タイルの配置決めに時間がかかりました。あーでもない、こーでもないと。その配置を考えている時間も楽しかったです。できた時は「やっぱり、かわいい!思った通りにできた!」と。

− 作ろうと思ったことも、それをちゃんと形にしたことはすごいことです。

kekeさん:「とりあえず、やってみよう」というフットワーク軽めなとことがあるので。

1回作ってみて、だめだったら買えばいっかと。めちゃくちゃいい感じになっているので結果オーライです。いい感じになって、買わずに済むことが多いです。

kekeさん:いろんなことに興味があるので、キャンドル作ってみようとか刺繍してみようとか。

その時の気分で、ポーチとか作ってみようかなと。キャンプによく行くので、キャンプ用品、メスティンを入れるポーチや収納袋を作ろうかなとか。

また、なんか作りたい欲がふつふつと出てきていて、最近ミシン欲しいなって思ってきました。

本は、気づきを与えてくれる大切なアイテム

− 本がたくさんありますね。特に読む本のことや好きな作品を教えてください。

kekeさん:エッセイを読むことや、生活に関わる本を読むのが好きですね。

益田ミリさんの本は、いつもならスルーしちゃうような、暮らしの中のちょっとしたひっかかりを浄化するというか。

本って今まで気づけなかったことに気づくタイミングをくれるなと思います。

それまでの自分の流れがあると、何かに気づくことって難しくて。ハっとさせてくれるきっかけになるんじゃないかなと思います。

お気に入りは益田ミリさんの本。

さくらももこさんの作品も好き。

インドアだけではなく、アウトドアも楽しむ休日

− DIYが好きだったり、本が好きだったりと、休日もおうちで過ごすことが多いのですか?

kekeさん:主人も私もキャンプが好きなので、土日のスケジュールが合えば、キャンプへ行きます。外で食べるご飯やお酒が美味しいんです。フェスやアウトドアも好きです。

地元がキャンプ場の多いところで、子供の頃から家族みんなでキャンプへよく行っていたことも影響がありますね。フェスは、コロナが落ち着いたらまた行きたいです。

AFTER INTERVIEW編集後記
DIYに、キャンプ。どちらも子どもの頃から好きなことを今も楽しんでいるkekeさん。 こだわるところはこだわるけれど、そこに頑固さはなく、いい具合に肩の力を抜いて暮らしを楽しんでいるのが伝わってきました。ものだけではなく、自分らしい暮らしも作っているような感じがします。そして、教えてもらった本は今は私のお気に入りの一冊になっています。
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