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「ビカクシダに人生を変えられました」注目アーティストWataru Kimuraさんの住居兼アトリエへ DATE : 2023.03.24
LIFESTYLE

「ビカクシダに人生を変えられました」注目アーティストWataru Kimuraさんの住居兼アトリエへ

国内だけではなく海外からも注目を集めているアーティスト、Wataru Kimuraさん。ご自身の作品にも描かれているほどの大の植物好き。今回は愛犬と暮らす住居兼アトリエでお話を伺いました。

氏名:Wataru Kimura

職業:アーティスト

Instagram:https://www.instagram.com/wataru_yonayona/

第一印象は「なんじゃこりゃ」人生を変えた植物との出会い

− Kimuraさんの作品の中には植物を描いたものがありますが、ご自身で観葉植物を育てはじめたのは何かきっかけがあったのですか。

Wataru Kimuraさん:実際に植物と過ごすようになったのは一人暮らしを始めた時に、インテリアとして観葉植物を買ったことからです。確かセロームだったかな。ガジュマルも昔から育てています。

観葉植物を育て始めたときに迎えたガジュマル。

[https://andplants.jp/products/chinesebanyan-s]

Wataru Kimuraさん:それからも観葉植物に惹かれて、ネットで観葉植物を探していた時にビカクシダを見つけました。その時は「なんじゃこりゃ」となって。まずはビフルカツムを育てはじめました。

ビカクシダは成長が早いし、育っていることが目に見えてわかるから、楽しくなってきて。後にビフルカツム以外に種類があることを知ってから、集めたくなりました。そこから、どっぷりとビカクシダにハマるまでは早かったですね笑

ビカクシダの原種18種を描いたもの。

カラテアやガジュマル、フィカス・ウンベラータなどの

観葉植物は窓辺に配置。

[https://andplants.jp/products/calatheamakoyana-tableplants-l]

Wataru Kimuraさん:ビカクシダにハマりはじめた当時、妻は植物への興味が薄くて。僕がちょっとずつ増やしていったら今では好きになってくれて。一緒に楽しめるようになりました。ビカクシダのことも理解してもらえているとは言え、一応増やしすぎないことと、部屋の景観には配慮するようにはしています。

ビカクコーナーの外壁にはビカクシダと

チランジアをディスプレイ。

[https://andplants.jp/products/platyceriumbifurcatumnetherlands]

− ビカクシダとの突然の出会いで、そこからの行動力とハマりっぷり。室内からも伝わります......!そして、とても気になるコーナーが。この中は......

Wataru Kimuraさん:この部屋のお気に入りスポットで、この中でビカクシダを育てています。

開けるとちょっと眩しいですよ。

− これは......すごい!

Wataru Kimuraさん:ビカクシダの数が増えてきたら場所の問題が出てきまして。夏は外に出せるのでよいのですが、冬は寒さもあって外に出しておくことができなくて。

− 冬の取り込み対策が、このコーナーなんですね。

Wataru Kimuraさん:そうです。最初は壁に収まっていたのですが、増えてしまって笑

室内での管理のためにLEDライトを使っているのですが、光量が強く、眩しくて。囲いがないと部屋の色調が真っ白になるほど、眩しくて。光を和らげるために囲いをつけました。

− 眩しいくらいの光では、絵も描くにも、普通に暮らすにもちょっと大変ですね。ちなみにどのくらいの日数で完成したのですか?

Wataru Kimuraさん:休みの日に集中して、2日がかりで作りました。木材はホームセンターで切ってもらって組み立てました。柱は2✕4で扉部分にはマグネットを使って閉開できるようにしました。

これでも何度か壊れていて、扉の部分は少し短くなっています。

DIYのきっかけも「植物」

− だいぶビカクシダコーナーがインパクトありますが、インテリアはどういうものがお好きなんですか。

[https://andplants.jp/products/umbellata-l]

Wataru Kimuraさん:木の感じが好きで、自分でデスクや棚を作りました。最初DIYは全然やっていなくて。きっかけが植物なんです。ビカクシダを掛けるための壁を作るために少しずつ工具を揃えて。まずは壁を作って、工具も揃ったところで他の家具に派生していきましたね。ちょっとした台や棚、デスクに作業用のテーブルも作りました。今では家具を買うのではなく、作っちゃおうとなりましたね。

DIYするきっかけになったビカクウォール。

− ビカクシダきっかけでいろんなことが変わっていますね。

はい、人生変えられましたね。結構いろんなことに興味をもちやすく、まずはかじってみるタイプで。ギターやスケボーもそのひとつ。その中でも絵を描くことと、植物だけは続いています。

特に絵を描くことは子供の時から好きでした。ちっちゃい頃からずっと絵を描いてましたね。

奥の棚もご自身でDIYしたもの。

植物、ビール、犬と好きなものを描いた自作のお皿

「何かがしたいな」とは思っていた。温めていた夢が現実になるまで

2023年2月に原宿のYOD TOKYOで開催された

「BOYS BE…」という展示の様子

Wataru Kimuraさん:今の仕事が本格的になるまでは、仕事の後や休日に絵を描いていました。一人暮らしを始めてから、「何かしようかな」とipadを買ったんです。それで絵を描いていたらお仕事につながって。なので、具体的にこうなるとは思っていませんでした。

Wataru Kimuraさん:学生の時、勉強が好きじゃなくて。勉強しているふりをしてノートの隅っこに絵を描いていました。家でも部屋で勉強しているふりをして、絵を描いていました。その時から、いつか絵を描くことが仕事になったらいいなとは思っていました。

植物Youtuberりとまんさんのプロフ画像に描いた

イラストを用いたオリジナル鉢。

Wataru Kimuraさん:お仕事で絵を描くことになったときはデジタルが多かったですが、今はキャンバスに描いています。

ipadは指で拡大したり、戻ったりなど操作できるじゃないですか。それをついキャンパスでもやってしまうこともありました笑

ご自身でシルクスクリーンプリントしたトートバッグ。

Wataru Kimuraさん:今は人の絵をメインに描いていますので、植物も描きたいですね。ビカクシダを笑

− 最後にこれからのことを。今後はどういった活動を予定していますか。

Wataru Kimuraさん:今後は日本での個展や海外での展示をメインで活動を考えています。今年は台湾、北京など海外での展示を予定しています。国内でも個展を企画したいです。

壁には展示を行った時のDMや

好きなアーティストのカードやステッカーなどが並ぶ

Wataru Kimuraさん:ビカクシダに関しては、今年は、買うより今育てている株をかっこよく仕立てることに集中したい。ビカクシダを育てていて、水やりや光の具合など育て方、環境によって形が変わることがわかりました。なので今年は、買うより今育てている株をかっこよく仕立てることに集中したいです。

本当は欲しいけれど笑

− そして、また置き場所問題に戻るということですね笑 ありがとうございました。個展もビカクシダの成長も楽しみにしています!

さいごに、AND PLANTSでは、Wataru Kimuraさんの描き下ろしカードを植物に添えてお届けします。カードも一緒に楽しんでくださいね。

AFTER INTERVIEW編集後記
絵を描いて、休憩にビール片手にビカクシダを眺める、この時が最高ですね。と笑いながら話す姿から、とにかく絵と植物(と、ビールも)が好きと言う熱量がまっすぐに伝わってきました。アトリエ兼住居は、大きなキャンバスとビカクシダと一緒に、好きなアーティストのカード、ビールの空き瓶、仲間と作ったグッズなどWataru Kimuraさんの大切なものだけではなく熱い想いが凝縮された特別な空間なんだと思います。
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