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伝えたいのは「楽しさ」。一生もののインテリアと植物が作る心地よい居住空間

伝えたいのは「楽しさ」。一生もののインテリアと植物が作る心地よい居住空間

コロナ禍をきっかけに都内から少しはなれた拠点へ引っ越した生方さんご夫婦。リノベーションしたマンションを職場兼住居として暮らしています。

愛用しているインテリアと植物との暮らしについてお話を伺いました。また、ルームスタイリストとして活躍されている悠さんに照明、収納などのことを教えていただきました。


生方 宏典さん

職業:ファッションデザイナー

Instagram:https://www.instagram.com/hirofumi_ubukata_armure/

生方 悠さん

職業:ルームスタイリスト・整理収納アドバイザー

Instagram:https://www.instagram.com/ubu_maison/


「楽しい」を全面に出す。感動できるものを集める部屋作り


− どこから突っ込んでいこう…となるくらい、気になるポイントがあって。大きな植物に名作照明といい。植物とインテリアどちらも共通してどういった点でセレクトしているのでしょうか。

宏典さん:もの、ひとつひとつに力があるものを、感動できるものを集めていくことです。
ただ「買う」のではなく、自分も楽しく、みんなも楽しめたらいいなということが前提にあって、ちょっと背伸びしているところもありますが、見たときに「わあ〜」と心が動くもの。
たぶん、その楽しさって他の人にも伝わると思っています。

照明はルイス・ポールセン。PH 2/1 ステム・フィティングとパンテラフロア


− 大きなルイス・ポールセンのパンテラのフロアライトに、センターに鎮座しているアルカンタレア・オドラータも、どちらもだいぶ「わあ〜!」となりました。しっかりと、伝わっています。


悠さん:買う時はひとつひとつ2人で話あって選んでいます。

宏典さん:僕は大きいものを選ぶ事が多いので「これ、買っていい?」と一応、妻を説得するためにプレゼンしています。

悠さん:「これ以上のものは本当にないの!」とか、大げさにプレゼンされています。

6年間探したテーブルにあえての名作チェアを


− 無機質なテーブルにハンス J. ウェグナーの名作、Yチェアという組み合わせが素敵です。
インテリアはヴィンテージアイテムから、インダストリアル、北欧と別々のテイストがミックスされているんですね。



悠さん:以前からインダストリアルデザインのインテリアが大好きで、そういったテイストのものが多かったです。 ここに引っ越してきてからは、インダストリアルとミックスさせても面白いなと。
北欧系のインテリアを取り入れて、がらっとテイストを変えました。

デンマークを代表するデザイナー、ハンス J. ウェグナーの名作家具「Yチェア」


宏典さん:このテーブルは6年探しました。インテリアはテーブル、椅子、照明という順番で探していきました。
植物やフローリングといった有機の物にアルミ製の無機質なテーブルを置いているのもそうで、異素材のかけ合わせで良さを際立たせる。それぞれが馴染みすぎても存在が薄れてしまう。
服作りをしていると「着ていて楽しい服ってどんな服だろう」と考えます。どこにインパクトを出すかで考える洋服の印象も変わってくる。

宏典さん:インテリアも、その延長線上なんだと思う。コーディネートの発想から転用されることもあります。
例えるならジャケットにスラックスではなくて、スウェットパンツのほうがラフさが加わっていい感じにまとまることもあるような考え方が近くて、いろんなコーディネートの仕方をインテリアで取り入れています。

ヴィンテージ家具屋を扱うインテリアショップ「atelier27(アトリエ ヴァンセット)さんで購入したワゴン


− インテリアもですが、植物もジャンルを超えたセレクトで。植物はどういったところで探していますか?

宏典さん:ネットが多いですね。二人とも気になったら調べて、お互いに「こんなのあったけれど、どう?」みたいな。
例えば植物なら「コウモリラン」とネットで探して「どの株が花がある?」「この株は、面白いね〜」みたいな感じです。


悠さん:また、インテリアにおけるバランスも重要です。大きな植物や照明の横に小さなアクセントをプラスすることで、空間にメリハリが生まれ視線が自然と動きます。


宏典さん:オドラータは、二子玉川の「SOLSO HOME」で一目惚れしました。とはいえこのサイズ感…さすがに一度話を家に持ち帰りました。

左:アルカンタレア・オドラータ 右:ビカクシダ・ウィリンキー


悠さん:価格も決して安くはないし、どうなの?って。

宏典さん:それでも「やっぱり欲しい!ドキドキするから買っちゃおう!って。」と。ワクワクする気持ちのほうが強かったです。


テーブルの上もさりげなくディスプレイ。パンテラのポータブルライトが活躍。


悠さん:当時暮らしていた家がここより狭い50平米だったんです。そこにオドラータが来たので、ただただ圧迫感がすごかったです。正直、暮らしにくくはなりました(笑)。
この家に引っ越す時も大変でした。


− お店で見ていた感じより、実際の居住空間に置いた時のサイズ感って違いますよね。「こんなに大きかった?」ってなったことあります。

植物は心にゆとりを作ってくれる存在




悠さん:インテリアは主人が元々好きで、植物は私が先でした。
7〜8年くらい前かな。誕生日プレゼントに欲しいものを聞かれて。「ベンガレンシス」を選んだことがはじまりです。


− そこから、どんどんどんどんと増えていったわけですね。

宏典さん:どんどん増えて。枯らしもしました。

悠さん:お世話は二人でやっています。主人は主にビカクシダとオドラータを、私が小さな鉢などいろいろ。
植物を育てていて、良いなと思うことは心にゆとりが出たなと思います。お世話は大変なんですけれど、それよりも成長する姿を見れるのが楽しいです。

窓辺には宏典さんが大切に育てているオリーブの木が並ぶ


悠さん:鉢は黒で統一しています。最初は陶器だったんですが、土が入ると重たく。なので素材にこだわるより軽いものを選んでいます。
天井から吊るしているプランターはゴールドで揃えました。

左:ダクトレールを使ってハンギング  右:DRAW A LINEのMove Rodは植物にもおすすめのアイテム


悠さん:ハンギングする場合は特に重さを考えますね。プラスチックでもマットな質感で高級感があるものや、リサイクルできるものなど環境に優しい鉢も増えてきていますし。

「まずは自分のお家をなんとかしたい」から芽吹いたインテリアへの道


− 悠さんは現在、ルームスタイリスト・整理収納アドバイザーとしてご活躍されていますが、目指すきっかけはどんなことだったのでしょうか。



悠さん:インテリアは夫の影響もあって、以前から興味があって勉強していました。
整理収納アドバイザーは、もともと資格をとって活動しようと思って取った資格ではなくて。
前の50平米の家で暮らしている時に子供の物も増えてきて、なんとかしないとなと。手に取った本で整理収納の仕事があることを知ったのがきっかけです。

左:無印の収納ケースに100円均一で購入した靴下ケースを入れて、コード類の収納として使用

右:冷蔵庫の側面もマグネットフックを使って収納スペースに


− 自分のために取った資格がとても活かされていますね。悠さんのSNSを見たら植物も好きなことも伝わるので、ルームスタイリングでは植物のことも質問されるのではないでしょうか?



悠さん:そうですね。大きい植物を置ける方には大きいサイズの植物を提案したり、枯らしちゃうという方には管理が難しくない植物を提案したり。手入れが少なくても育てられるものとしてサンスベリアをおすすめしています。

インテリアのプロに聞く。おすすめアイテムと収納、見せ方のコツ


ルームスタイリストとして活躍している悠さんに、狭い空間や賃貸などで植物を飾ることに制限があっても、空間を素敵に見せられるコツやアイテムを教えていただきました。


悠さん:うちでも使っているのですが、DRAW A LINEはおすすめです。デッドスペースになりがちな高さを使えるし、穴を開けずに使えるので賃貸の部屋でも取り入れやすく、植物と相性が良いアイテムです。


悠さん:照明は暗いところと明るいところをお部屋の中で作ってあげると、リラックスできる空間ができると言われています。特に部屋の奥に明かりがあることで部屋が広く見え、安心感も増すとされています。

最近買って、これは使えるなとなったものがプラスマイナスゼロのLEDマルチライト。掛けるだけではなく、マグネット付きなのでくっつけて使うこともできます。ポータブルライトの光を足したい部分に置けるのも良くて。


− 鉢の後ろに置くだけでも印象がかわりますね。これは使えそう。


プラスマイナスゼロ のLEDマルチライト

ごちゃごちゃしそうなら色を抑える


− 見えている部分はどこを見ても整っていて綺麗。あまり見せたくないものを上手に収納するポイントを教えてください

悠さん:まず子どものおもちゃの色を考えました。原色を抑え色数を減らし見た目的にごちゃごちゃしないようにしています。


− たしかにおもちゃも白で馴染んでいますね。お嬢さんは「色のあるもの欲しい」となりませんか?


左:引き出しは悠さんが子どもの頃に使っていたもの

右:お嬢さんが好きにできるスペース


悠さん:なります。なので娘のコーナーは好きにできるようになっています。まだ小さいので、収納は入れるだけで簡単に片付けられるようなものを選んでいます。



悠さん:他では「フォーカルポイント」を意識すること。「フォーカルポイント」とは空間に入った時に最初に目に入るところのことです。うちではビカクシダを置いています。
キッチンからの視界も大事にしたくて、前に物を置かないようにしています。



− 最後にこれからのことを少し。これからアップデートするならどんなことをしたいですか。


宏典さん:テレビの存在感を消したいので、プロジェクターを導入にしたいです。
今は白い布をかけて視線がいかないようにしていますが、テーブル側から見るとどうしても目がいってしまうので。

悠さん:色味があまりないのでお花とかで色を足して楽しんで行きたいなと思っています。植物ではサンスベリアを増やしたいかな。あと、照明のことをもっと深めていきたいです。


AFTER INTERVIEW編集後記
撮影時、キッチンに立たせてもらった時のこと。そこからの眺めは植物、ドライフラワー、テーブル、ライトのどれもが見えて、フレームに収まっていました。いつも聴いているラジオで別所哲也さんが「自分のご機嫌は自分で作るもの」と言っていた。このキッチンはもちろん、この空間は家族のご機嫌が良くなるもので溢れているんだろう。毎日心が豊かになるための部屋っていいなと思いました。

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