植物名 | アグラオネマ・アンヤマニー |
学名 | Aglaonema sp.'Anyamanee' |
英名 | Aglaonema sp.'Anyamanee' |
科目/属性 | サトイモ科アグラオネマ属 |
原産地 | 熱帯アジア |
日当たり | 日当たりの良い室内 |
温度 | 最低10℃以上をキープ |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから) 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2〜3日後 |
肥料 | 緩効性肥料、液体肥料 |
剪定時期 | 4月~9月 |
アグラオネマ・アンヤマニーの特徴
アグラオネマ・アンヤマニーは、濃緑の葉に大きなピンク~赤い斑が入る植物です。アンヤマニーは真っすぐ立ち上がる直立タイプのアグラオネマ。
アンヤマニーは、通常はピンク~赤い斑が入る品種のことを指しますが、白い斑入り品種もあることから、「アンヤマニー レッド」「アンヤマニー ホワイト」と分けて呼ばれることもあります。
濃緑に入るピンク~赤い斑の模様はインテリアのアクセントにおすすめです。発色もよく、1鉢だけも絵になる観葉植物と言えるでしょう。
クリスマスカラーでもあるので、年末のお部屋飾りにも人気です。ただし、寒さには弱いため、冬は窓際から距離を置いて暖かい場所で管理してください。
アグラオネマ・アンヤマニーの花言葉
アグラオネマ・アンヤマニーの花言葉は「青春の輝き」「スマート」です。どちらもアグラオネマ属に共通する花言葉で、おしゃれな葉模様が由来とされています。
花言葉「青春の輝き」は、進学祝いや就職祝い、開店祝いなどのプレゼントにおすすめです。「スマート」は、誕生日祝いに相手の印象に合わせて贈る花言葉として喜ばれます。
アグラオネマ・アンヤマニーの持つポジティブな花言葉は、どんなシーンでも喜ばれますので、ぜひ花言葉を添えてプレゼントしてみてください。
アグラオネマ・アンヤマニーの風水
アグラオネマ・アンヤマニーには「金運」「仕事運」を高める風水効果があるとされています。
アグラオネマは「財を呼ぶ」「富を築く」植物とも呼ばれているため、書斎やオフィスに置くと金運により良い影響を与えてくれるかもしれません。
風水では、真っ直ぐに上へ伸びる植物は、陽の気を発するので運気上昇につながるとされています。運気の入り口である玄関に飾れば、よりよい風水効果を期待できます。
「金運」「仕事運」に良い影響を与える観葉植物は、就職祝いや開店祝い、新築祝いなどに人気です。ぜひアグラオネマ・アンヤマニーの風水効果を期待して、ご自宅飾りやプレゼントに活用してみてください。
風水効果を期待する方は、効果的な置き場所で育てることがポイントです。「観葉植物の風水」の記事をチェックして、素敵な観葉植物と風水効果を楽しんでください。
アグラオネマ・アンヤマニーの育て方

色鮮やかなアグラオネマ・アンヤマニーの育て方のコツを下記にまとめました。初めてお部屋に飾る方も安心して育てられます。
- 置き場所と日当たり
- 温度
- 水やりの頻度
- 肥料
- 剪定方法
置き場所と日当たり
アグラオネマ・アンヤマニーは日当たりと風通しのよい環境を好みます。ただし、真夏の直射日光に当たると、葉焼けの原因になるので注意してください。
耐陰性はありますが、日光が入らないような暗すぎる室内では生育できません。赤い斑が綺麗に入らなくなったり、葉が黄色く枯れ始めたりします。
レースカーテン越しの明るさでの管理がおすすめです。太陽の薄日が4時間以上入る、または電気が付いている時間が長いお部屋であれば育てられます。
寒さには弱いので、冬の窓際からは離れた場所に置いてください。
夏や冬に付けるエアコンの風が直接当たると、葉落ちの原因になります。エアコンの風にも注意してください。
温度
アグラオネマ・アンヤマニーは寒さに弱い植物です。最低10℃以上をキープして育ててください。
生育期に屋外の日陰で管理している方は、気温が下がる秋には室内に移動させましょう。10℃以下の寒さに当たり続けると、葉の色や艶が悪くなったり、茶色く枯れ始めたりします。
冬はなるべく暖かい室内で管理してください。室内であっても、窓際の近くだと冷気の影響を受けやすいので、窓からは20~30㎝ほど離しておくと安心です。
水やりの頻度
アグラオネマ・アンヤマニーの水やりを季節別に大まかに紹介します。
- 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
- 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2〜3日後
春夏の生育期には、土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)鉢底から水が流れるくらいに、しっかり水やりをしてください。ただし、水のやりすぎや受け皿の溜め水は根腐れの原因になります。
水やり後は、受け皿に溜まった水は小まめに捨てることが重要です。気温の下がる秋からは土の渇き具合を見ながら、徐々に水やりを控えましょう。
冬も手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2~3日後に水やりをします。冬は空気が乾燥するので、水やりと一緒に葉水も与えるとイキイキとした元気な葉を維持しやすいです。
気温の低い時間帯に水やりや葉水を行うと逆効果になるので、室温が暖かい時間に行ってください。冬の水やりは常温~40℃程度の温いお湯を与えると、冷水による根傷みを防げます。
お忙しくて水やりチェックを丁寧に行えない場合は、水やりチェッカーを利用するとパッと土の状態が分かりやすいです。水やり管理に悩む方は、ぜひ使ってみてください。
[https://andplants.jp/products/watering_checker_sustee_large_single]肥料
アグラオネマ・アンヤマニーには生育期の5~7月、9~10月に2か月に1度置き肥を置くか、水に薄めた液肥を2週間に1度のペースで水やり代わりに与えてください。
真夏と冬は生育が緩慢な時期なので、肥料は与えません。
アグラオネマ・アンヤマニーは生育期に葉を多く出すので肥料を必要とします。美しい葉の発色をよくするためにも、土に混ぜ込んだ元肥以外に追肥もしましょう。
ただし、肥料の与えすぎは根を傷めるため、与えるペースや時期はしっかり守ってください。
[https://andplants.jp/products/evo_solid_fertilizer_for_green]剪定方法
アグラオネマ・アンヤマニーの剪定時期は4~10月です。傷んだり茂りすぎたりした葉を剪定します。
枯葉や元気のない葉は、葉柄の根元を真下に優しく引っ張ると、綺麗に取り除くことが可能です。しかし、元気な葉を剪定する場合は、葉の付け根付近をハサミで切ってください。
葉柄が残っていても、時間がたつとポロッと取れます。元気な葉を無理に取り外そうとすると、株が傷むので気を付けましょう。
アグラオネマ・アンヤマニーはサトイモ科の植物のため、樹液に毒性のあるシュウ酸カルシウムが含まれます。剪定をするときは、触れないように気を付けてください。
体質によってかぶれる恐れがあるので、剪定するときは手袋をすると安心です。もし触ってしまった場合は、流水で丁寧に洗い流してください。
[https://andplants.jp/products/sakagen-flower-shears]アグラオネマ・アンヤマニーのよくあるトラブルと対処法

ここではアグラオネマ・アンヤマニーにトラブルが起きたときの対処法を解説します。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。
主なトラブルは以下の3つです。
- 根腐れ
- 根詰まり
- 葉焼け
それぞれ詳しく見ていきましょう。
根腐れ
根腐れでは、以下の症状が見られます。
- 水をあげても元気にならない
- 葉が落ちやすい
- 葉が茶色・黄色に変色している
- 茎や茎の根元が柔らかい
- 土から腐敗臭がする
- 土の表面にカビが生えている
- 根が黒く変色している
根腐れは、土の中の酸素濃度が低下して細菌叢が変化し、有機物の腐敗が進むことで有害なアンモニアが発生し、土壌環境が悪くなることで発症します。
また、常に土が湿っている状況では根が呼吸することができず、細胞が死んでしまいます。
これが原因で、根から水を吸い上げることができなくなり、植物体に水を供給することができなくなることで死んでしまう現象です。
受け皿に水を溜めていると、常に土が湿りすぎてしまうので、注意してください。
根腐れの対処法は以下の通りです。
- 鉢から植物を抜き、悪い土を落として水はけのよい土に交換する
- 根の傷んでいる部分、腐っている部分をカットする
- 殺菌剤に浸す
- 発根剤を与えてみる
- 傷んだ葉を取り除く
- 枯れた枝や葉を切り取る
根腐れが起こった場合は、鉢を入れ替えて土の環境を変えることが大切です。傷んでしまった根は取り除き、健康な状態が取り戻せるような環境を作りましょう。
有害物質の吸着に効果的な珪酸塩白土・ゼオライトなどを用土に混ぜ込むことで、水はけ改善と根腐れを防止することができます。
根腐れが起こると葉にハリがなくなり、しおれたような姿になります。重度の根腐れの場合は、株元がぶよぶよになり黒く腐ることも。
水やり後に受け皿に水を溜める方も多いと思います。滞留している水は細菌が増えやすく、根腐れを引き起こす原因になるので、こまめに溜まった水は捨ててください。
また、休眠期である冬に水やりをしすぎると根腐れしやすい点にも注意しましょう。
根詰まり
根詰まりとは、鉢の中で根がいっぱいになることで起きる症状。根詰まりの症状は以下の通りです。
- 水が浸透しづらくなる
- 底から根が出てくる
- 葉が黄色くなる
- 下葉が枯れやすくなる
長年植え替えていない場合に、上記のような症状が現れます。アグラオネマ・アンヤマニーは根詰まりで枯れることは滅多にありませんが、放置してしまうと生育によくありません。
根詰まりの対処法はアグラオネマ・アンヤマニーの植え替えをすること。
アグラオネマ・アンヤマニーを現在の鉢より1つ上の大きい鉢に植え替えることで、上記の症状はほとんど解消されるでしょう。
植え替えを行う時期は、春~秋の生育温度15~25℃の時期が適しています。生育が緩慢な真夏や冬には、植え替えはしないようにしてください。
葉焼け
葉焼けでは、以下の症状が起きます。
- 葉の色素が抜けて白くなっている
- 葉の一部が茶色~黒色に枯れている
真夏の直射日光を浴びすぎると葉が傷んで「葉焼け」というトラブルが発生します。
アグラオネマ・アンヤマニーは日当たりを好む植物ですが、真夏の強い日差しに当たると葉焼けしやすいです。
葉焼けの症状に気がついたら、早めに置き場所を移動させましょう。対処法は以下の通りです。
- 真夏の直射日光が当たっている場合はカーテンで遮光する
- 葉焼けした部分はカットする
葉焼けが起こる場合は、日光が当たりすぎている可能性が高いため、直射日光に当てないような措置を取りましょう。
また、一度焼けてしまった葉は二度と元に戻りません。傷んだ葉はカットし、新しい健康な葉が生えてくるのを待ちましょう。
葉焼けは、暗い場所から急に直射日光が当たる場所へ移動させた際にも起こるトラブルです。「暗いお部屋で徒長したから、直射日光の当たる窓際に移動したら葉焼けした」といった例はよくあります。
日頃から直射日光や明るさには注意しておくと安心です。
アグラオネマ・アンヤマニーの害虫トラブルと対処法

耐陰性を持つアグラオネマ・アンヤマニーにも害虫トラブルは存在します。
発生しやすい害虫トラブルは、以下の4つです。
- ハダニ
- アブラムシ
- カイガラムシ
- コバエ
害虫によるトラブルが発生したときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。
ハダニ
ハダニの症状は以下の通りです。
- 葉にクモの巣のような糸がついている
- 葉の裏に小さな虫がついている
- 葉に斑点や傷がある
- 葉の色がかすれたように薄くなり枯れている
ハダニは繁殖力の強さと、薬剤耐性を持つ非常に厄介な害虫です。
放っておくと糸を張って大量発生する危険性もあるので、早めに対処を行いましょう。
ハダニの対処法は以下の通りです。
- 傷んだ葉はカットする
- 葉の表裏、付け根や茎も水で洗浄する
- ハダニに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)
ハダニは乾燥した環境で発生しやすい害虫です。乾燥しやすい晩秋以降に、アグラオネマ・アンヤマニーの葉に発生しやすいので注意してください。
冬にエアコンの暖房で室内を温めている場合、空気がより乾燥しているため、ハダニが増えやすいため、気を付けましょう。
ハダニが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン)の使用が効果的です。ただし、薬剤散布は使用回数を守らないと、美しい葉に黒点が付いたり株が弱ったりするため、注意してください。
2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。
ハダニは、こまめな霧吹き・葉をふき取りきれいにすることをしっかり行えば、発生しにくい害虫です。アグラオネマ・アンヤマニーを置いている場所を通る際に、こまめに霧吹きをするようにしておくとよいかもしれません。
アグラオネマ・アンヤマニーは葉が大きいので、湿ったティッシュや布で葉の表裏を定期的に優しく拭くようにするのもおすすめです。
葉を常にきれいな状態を保つために、霧吹きによる葉水は必須と言えます。ハダニが発生した場合は、シャワーで優しく洗い流すなどの管理も必要です。
[https://andplants.jp/products/groriapro5]アブラムシ
アブラムシの症状は以下の通りです。
- 新芽が萎縮している
- 葉が縮れている
- 新芽に虫が付いている
- 葉や幹がベタベタしている
アブラムシは繁殖力が強いため短期間で増え、ウイルスを媒介する厄介な害虫です。
アブラムシの対処法は以下の通りです。
- 縮れた葉はカットする
- アブラムシを取り除く
- 伸びすぎている茎は剪定して短くする
- アブラムシに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)
アブラムシが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン)を使用すると効果があります。ただし、薬剤散布は使用回数を守らないと、美しい葉に黒点が付いたり株が弱ったりするため、注意してください。
2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。
アブラムシは柔らかい新芽に集まりやすいため、アグラオネマ・アンヤマニーの新葉が出始めた際は気を付けておきましょう。
カイガラムシ
カイガラムシの症状は以下の通りです。
- 貝殻のような殻を被ったり、粉状の物質で覆われたりしている虫が葉の付け根や幹についている
- 黒いカビ(すす病)が発生している
- 葉や幹がベタベタしている
カイガラムシは繁殖力の強さと薬剤耐性のある厄介な害虫です。
放っておくとアグラオネマ・アンヤマニーの生育が弱まり枯れる恐れもあるので、早めに対処を行いましょう。
カイガラムシの対処法は以下の通りです。
- 柔らかい布やブラシで擦り取り除く
- 茂り過ぎている枝葉は剪定して風通しをよくする
- カイガラムシに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)
カイガラムシが発生したら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン・スミチオンなど)を使用するのが効果的です。ただし、薬剤散布は使用回数を守らないと、美しい葉に黒点が付いたり株が弱ったりするため、注意してください。
カイガラムシの成虫には殺虫剤が効きにくいので、幼虫の時期である5~7月に使用するとよいでしょう。
既に貝殻をかぶっている成虫は、柔らかいブラシや布で擦り取ってください。
コバエ
コバエの症状は以下の通りです。
- 土に虫が湧く
- コバエが植物の周囲を飛んでいる
コバエ自体は植物に無害ですが、観葉植物を育てるうえでは不快害虫です。
放っておくとコバエは増えていくので、早めに対処を行いましょう。
コバエの対処法は以下の通りです。
- 発酵不十分な堆肥や有機質肥料を与えることをやめる
- 土上2~3㎝を取り除き、新しい土に植え替える
- 土の表面に無機質な素材(赤玉土・鹿沼土・砂利など)を敷く
- トラップを仕掛ける
- コバエに効果のある殺虫剤を噴霧する
水はけが悪い土でアグラオネマ・アンヤマニーを育てている方は、土が乾燥しにくくコバエが発生しやすいので注意してください。
コバエが発生したら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン・スミチオンなど)を使用するのが効果的です。ただし、薬剤散布は使用回数を守らないと、美しい葉に黒点が付いたり株が弱ったりするため、注意してください。
コバエのトラップは食器用洗剤やお酢、めんつゆなどで作ることができます。植物の近くに置いておくと、簡単にコバエを捕殺できるでしょう。
コバエは、発酵不十分な腐葉土やバーク堆肥、有機質肥料の匂いに引き寄せられます。
そのため、有機質肥料を取り除いたり土の表面に赤玉土や鹿沼土など3~5㎝程度敷き詰めたりするとコバエ発生を防ぐことが可能です。
アグラオネマ・アンヤマニーの育て方に関してよくある質問

最後にアグラオネマ・アンヤマニーの育て方に関してよくある質問とその答えを以下にまとめました。
- アグラオネマ・アンヤマニーの寿命は?
- アグラオネマ・アンヤマニーの増やし方は?
- アグラオネマ・アンヤマニーの冬越し方法は?
- アグラオネマ・アンヤマニーは水耕栽培(ハイドロカルチャー)できる?
- アグラオネマ・アンヤマニーの葉が垂れる原因は?
それでは具体的に見ていきましょう。
アグラオネマ・アンヤマニーの寿命は?
アグラオネマ・アンヤマニーは、適切な環境で育てることで一生のパートナーになるほどの寿命を持っています。
日当たりや水やり、植え替えを適切に行うと、より元気に長生きするでしょう。もし調子を崩して心配な場合は、アグラオネマ・アンヤマニーを挿し木したり株分けしたりして増やしておくと安心です。
アグラオネマ・アンヤマニーの増やし方は?
アグラオネマ・アンヤマニーの適切な増やし方は、「株分け」「挿し木」です。生育期の5~7月に行います。
挿し木の増やし方は、枝を節ごとに10~15㎝ほどの長さで切り取り、葉を半分ほど剪定して土に挿します。その後は、明るい日陰で土が乾燥しないように水やりをしながら管理すると、1か月ほどで発根するでしょう。
株分けの増やし方は、鉢いっぱいになったアグラオネマ・アンヤマニーを、根が付くように切り分けて植え替えます。子株を細かく分けすぎると、植え替え後の生育が悪くなるので、2~3株に抑えて分けてください。
アグラオネマ・アンヤマニーの冬越し方法は?
アグラオネマ・アンヤマニーの冬越し方法は、最低10℃以上をキープし、できるだけ暖かくして管理することです。
冬は生育が緩慢になるので、水のやりすぎに気を付けます。受け皿に溜まった水もこまめに捨ててください。
水やりや葉水は暖房でしっかり室内温度が上がったときに行いましょう。冬の水やりは、常温~40℃程度の少し温い水を与えると、冷たい水による根傷みを防げます。
窓際は屋外と変わらないくらいに冷え込むので、窓から20~30㎝ほど離れた明るい場所で管理するのが重要です。
暖房の風に当たると乾燥して枯れる恐れがあるので、直接当たらない場所に置いてください。
アグラオネマ・アンヤマニーは水耕栽培(ハイドロカルチャー)できる?
アグラオネマ・アンヤマニーは、水耕栽培(ハイドロカルチャー)できます。ただし、水量に注意してください。
茎から発根している部分よりも上の位置に水を溜めると、下葉の葉柄が水に浸ってしまい、枯れやすくなってしまいます。そのため、水量は少なめにして管理することがポイントです。
もし下葉が枯れても、取り除いて置けば、新芽が出てきて元に戻るので心配いりません。
アグラオネマ・アンヤマニーの葉が垂れる原因は?
アグラオネマ・アンヤマニーの葉が垂れる原因は、「日当たり不足」「水不足(やりすぎ)」が考えられます。
日当たりを好む植物なので、あまりに暗い場所で育て続けると、葉や茎が垂れたり倒れたりします。光合成が十分にできないと、組織が軟弱になるためです。
また、植物は水やり加減で葉が垂れてしまいます。水切れや水のやりすぎは、根傷みの原因になり、吸水を妨げるので気を付けてください。
日頃から日当たりや水やりの頻度に注意して、アグラオネマ・アンヤマニーを元気に育てましょう。
アグラオネマ・アンヤマニーのまとめ
アグラオネマ・アンヤマニーは日当たりと風通しの良い環境であれば、簡単に育てることができます。お部屋をおしゃれに彩る観葉植物として活躍するでしょう。
花言葉「青春の輝き」「スマート」は、誕生日祝いや進学祝い、就職祝いのプレゼントに最適です。金運や仕事運を高めるとされている風水効果は、多くの方に喜んでもらえます。
鮮やかなピンク~赤色の斑が入るアグラオネマ・アンヤマニーを、お部屋を明るくしてくれるインテリアグリーンの1鉢としていかがですか。
[https://andplants.jp/collections/aglaonemaanyamaneered]