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カラテアの育て方

カラテアの育て方

植物名 カラテア
学名 Calathea
英名 Jungle velvet
科目/属性 クズウコン科カラテア属
原産地 ブラジル、熱帯アメリカ
日当たり 明るい日陰
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:土の表面が乾いたら
秋冬:土の表面が乾いてから2~3日後
肥料 緩効性肥料、液肥
剪定時期 5~10月
育てやすさ ★★★☆☆
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カラテアの特徴

カラテアは、個性的な模様が入る葉を持つ植物です。インテリア性が非常に高く、エキゾチックな雰囲気から人気があります。

品種によって葉の形や模様が様々。お気に入りのカラテアを見つけてお部屋に飾ることで、より素敵な空間を演出することができるでしょう。

夜に葉裏が見えるように立ち上がる就眠運動をする性質を持っています。翌日の午後には元通りの葉になるので、初めて育てる方は驚くかもしれませんが心配しないでください。

カラテアは耐陰性が強いので、室内で育てやすい植物です。お部屋のインテリアグリーンとして育ててみませんか。

カラテアの種類

カラテアは原産地に約300種類あります。その中でも、以下は人気の5種類です。

  1. オービフォリア:丸いシルバーリーフの葉脈に沿ってグリーンが入る
  2. マコヤナ:波打った葉に植物を描いたような模様が入る
  3. ランキフォリア:細長い葉に植物を描いたような模様が入る
  4. クロカータ:葉に模様はないが、美しいオレンジ色の花が咲く
  5. ゼブリナ:楕円形のビロード葉に黒がゼブラ模様に入る

いずれも個性的な姿をしており、インテリア性が高い特徴があります。好みの品種を選んで、素敵なインテリアグリーンとして楽しんでくださいね。

カラテアの花言葉

カラテアの花言葉は、「飛躍」「強い思い」「あたたかい心」です。カラテア属には、この3つの花言葉が共通してあります。

葉の模様がおしゃれなカラテアは、プレゼントに喜ばれる植物。個性的でおしゃれ好きな人に喜ばれるでしょう。

起業や出世をした方、または飛躍するために頑張っている方へのプレゼントにもおすすめです。耐陰性が強く気軽にお部屋に飾れるので、初めて育てる方にも喜ばれます。

カラテアの風水

カラテアには「仕事運」を上げる風水効果があります。書斎や仕事場に置けば、仕事運を引き上げてくれるでしょう。

丸い形状の葉を持つカラテアは、良いエネルギーを引き寄せポジティブな気分にもしてくれます。さらに、リラックス効果や人間関係を調和する効果も。

葉先が尖っているカラテアは、邪気を払い良い気を引き寄せる効果があります。トイレやキッチンに置くと健康運が高まるそうです。

関連記事:観葉植物の風水|場所と効果別のおすすめ

カラテアの育て方

カラテアの育て方

カラテアは、初めて植物をお部屋に迎える方にも育てやすい植物ですが、育て方にはポイントがあります。

ここでは、カラテアの育て方について解説します。育て方のポイントを押さえて、適切に育てることができれば、美しい姿で元気に育ち続けるでしょう。

置き場所と日当たり

カラテアは、直射日光を避けた明るい日陰の環境を好みます。原産地ではジャングルの奥深くに自生しているので、直射日光が苦手です。

室内であっても窓越しの日差しで葉焼けする恐れがあります。窓際に置く場合は、レースカーテンで光を和らげてください。

屋外の日陰でも育てることはできますが、室内と屋外を入れたり出したりすると紫外線量が変化して生育に悪影響です。寒さに弱い特徴があるため、室内の明るい場所に固定して育てましょう。

温度

カラテアは寒さには強くありません。最低10℃以上をキープして育ててください。

冬の窓際は、屋外と変わらないくらいに冷え込みます。夜から朝にかけては、窓から離れた場所に移動させてください。

ただし、暖房の風が直接当たると急激な乾燥により枯れる恐れがあります。暖房の風が当たらない場所に移動させることが重要です。

水やりの頻度

  1. 春夏:土の表面が乾いてから
  2. 秋冬:土の表面が乾いてから2~3日後

春夏の生育期には、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れるくらいに、しっかり水やりしてください。ただし、水のやりすぎや受け皿の溜め水は根腐れの原因になります。

高温多湿を好むので、水やりと一緒に葉水をするとイキイキとした葉を維持しやすいです。気温の下がる秋からは土の渇き具合を見ながら、徐々に水やりを控えましょう。

冬は土の表面が乾いてから2~3日後に水やりしてください。乾燥気味に管理すると根腐れ防止だけでなく、植物体内の水分含量を減らし凍傷を防ぐことができます。

冬に葉が枯れ始めたら、断水をして冬越しします。暖かくなると葉が出てくるので、安心してくださいね。

もし、水やりの頻度に困ったときは、水やりチェッカーの利用もおすすめします。

肥料

カラテアには植え替えの時に、長期間ゆっくり効く緩効性肥料を土に混ぜ込んでおきます。さらに、生育期の5~10月に置き肥や液肥を与えると生育が良くなるでしょう。

冬は生育が緩慢な時期なので、肥料やりはしないでください。冬も肥料を与えると根痛みの原因になります。

土の上に置いている置き肥は取り除き、2週間に1度の液肥やりもやめましょう。土の中に混ぜ込んだ緩効性肥料は、栄養として吸収されているので安心してください。

剪定方法

カラテアの剪定時期は5~10月です。傷んだ葉や枯葉を剪定します。

カラテアは生育期に次々と新葉を出す植物です。剪定を怠ると、風通しが悪くなり病害虫の発生に繋がります。

品種によって葉の出るスピードに違いはありますが、色の薄い古葉を取り除くことも重要。風通しを改善すれば、美しい葉を保ちやすくなるでしょう。

カラテアのよくあるトラブルと対処法

カラテアのよくあるトラブルと対処法

耐陰性が強いカラテアですが、トラブルも存在します。

ここではトラブルが起きたときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。

関連記事:観葉植物のトラブル|主な症状と対処法まとめ

根腐れ

根腐れでは、以下の症状が見られます。

  1. 水をあげても元気にならない
  2. 土がなかなか乾かない
  3. 葉が落ちやすい
  4. 葉が茶色・黄色に変色している
  5. 幹や幹の根元が柔らかい
  6. 土から腐敗臭がする
  7. 土の表面にカビが生えている
  8. 根黒く変色している

根腐れは、土の中の酸素濃度が低下して土中の細菌叢が変化し、有機物の腐敗が進むことで有害なアンモニアが発生し、土壌環境が悪くなることで発症します。

また、常に土が湿っている状況では根が呼吸することができず、細胞が死んでしまいます。これが原因で、根から水を吸い上げることができなくなり、植物体に水を供給することができなくなることで死んでしまう現象です。

根腐れの対処法は以下になります。

  1. 鉢から植物を抜き、悪い土を落として水はけのよい土に交換する
  2. 根の傷んでいる部分、腐っている部分をカットする
  3. 少量の水を与え、風通しがよく明るい日陰で管理する
    ※1週間を目安に水が乾くコンディションで管理する
  4. 発根剤を与えてみる
  5. 傷んだ葉を取り除く
  6. 枯れた枝を切り取る

根腐れが起こった場合は、鉢を入れ替えて土の環境を変えることが大切です。傷んでしまった根は取り除き、健康な状態が取り戻せるような環境を与えてあげましょう。赤玉土・ゼオライトなどを用土に混ぜ込むことで、水はけと根腐れを防止することができます。

枝先がダメになっている場合は、生きている部分までカットし、新しい葉を出すことで回復させます。根元から腐っている場合は、無事な部分で切り取り、挿し木にして発根させて回復させましょう。

根腐れが起こると、新芽を残すように古い葉を落とす現象が見られます。重度の根腐れの場合は、新芽や枝の先から枯れることがあるので注意が必要です。

関連記事:観葉植物の根腐れ|対処法や見分け方の紹介

根詰まり

根詰まりとは、鉢の中で根がいっぱいになることで起きる症状です

根詰まりの症状は以下の通りです。

  1. 水が浸透しづらくなる
  2. 底から根が出てくる
  3. 葉が黄色くなる
  4. 鉢にヒビが入る

特に春夏の成長期で一気に伸びてしまうと上記のような症状が起きてしまいます。すぐに枯れる要因にはなりませんが、放置してしまうとカラテアに悪影響です。

対処法はカラテアの植え替えをすること。

カラテアを現在の鉢より1つ上の大きい鉢に植え替えることで、上記の症状はほとんど解消されるでしょう。植え替えを行う時期も春夏の成長期が最も適しています。

関連記事:観葉植物の根詰まり|症状や対処法について

葉焼け

葉焼けでは、以下の症状が起きます。

  • 葉の色素が抜けて白くなっている
  • 葉の一部が茶色く枯れている

強い日差しを浴びすぎると葉が傷んで「葉焼け」というトラブルが発生します

葉焼けの症状に気がついたら、早めに置き場所を検討し直すことが必要です。

対処法は以下の通りです。

  1. 直射日光が当たっている場合はカーテンなどで遮光する
  2. 葉焼けした部分はカットする

葉焼けが起こるということは、日光が当たりすぎている可能性が高いため、直射日光に当てないような措置を取りましょう。

また、一度焼けてしまった葉は二度と元に戻りません。傷んだ葉はカットし、新しい健康な葉が生えてくるのを待ちましょう。

関連記事:観葉植物の葉焼け|原因や対処法の紹介

対処法は以下。

ハダニ

ハダニの症状は以下の通りです。

  1. 葉にクモの巣のような糸がついている
  2. 葉の裏に小さな虫がついている
  3. 葉に斑点や傷がある
  4. 葉の色が薄くなり枯れている

ハダニは繁殖力の強さと、薬剤耐性を持つとても厄介な害虫です

放っておくと糸を張って大量発生する危険性もあるので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下になります。

  1. 傷んだ葉はカットする
  2. 葉の表裏、付け根や茎も水で洗浄する
  3. ハダニに効果のある液体を噴霧する(2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢、殺虫剤)

ハダニが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカファインスプレー・オルトラン)を使用するのが効果的です。2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。

そもそもハダニは、こまめな霧吹き・葉をふき取りきれいにすることを怠らなければ発生しません。

常にきれいな状態を保つために、霧吹きの購入は必須といえます。月に一度はシャワーで洗い流すなどの管理も必要です。

関連記事:観葉植物に発生するハダニ|対処と予防法の紹介

カラテアのよくある質問

カラテアのよくある質問

最後にカラテアのよくある質問とその答えを以下にまとめました。

  1. カラテアを育てるのは難しい?
  2. カラテアの葉が垂れるのはどうして?
  3. カラテアの冬越し方法は?
  4. カラテアの葉がまるまる理由は?
  5. カラテアは花が咲くの?開花時期は?
  6. カラテアの適切な増やし方は?
  7. カラテアは水耕栽培(ハイドロカルチャー)できるの?

それでは具体的に見ていきましょう。  

カラテアを育てるのは難しい?

「寒さ」と「直射日光」に気を付ければ、カラテアを育てることは難しくありません

寒さに弱い性質があるので、最低10℃以上をキープして育ててください。冬の窓際は屋外と変わらないくらいに冷え込みます。

冬は窓際から離して管理すると良いでしょう。カラテアは耐陰性が強い反面、直射日光で葉焼けしやすい性質もあります。

生育期に窓際に置く場合は、レースカーテンをしてください。光を和らげると葉焼けを防ぐことができます。

また、カラテアは乾燥すると葉の先から茶色く痛みが発生するので、なるべく霧吹きで空中湿度を上げて育ててください。

カラテアの葉が垂れるのはどうして?

カラテアの葉が垂れるのは、「水のやりすぎ(やらなすぎ)」が原因です。

水をやりすぎると根腐れして、葉に水分が行きわたらず垂れてしまいます。根腐れがひどいと枯れる恐れも。

土がずっと濡れていたり土から異臭がしたりする場合は、すぐに植え替えをしてください。黒く柔らかい根をすべて取り除き、新しい土に植え替えて様子を見ましょう。

水不足でも、同様に葉が垂れます。ただし、この場合は水やりをすぐに行えば回復するので安心してください。

生育期に長期間水切れさせると、水やりしても回復せずに枯れる恐れもあります。適切な水やりを心がけることが重要です。

カラテアの冬越し方法は?

カラテアは寒さに弱い植物です。冬は最低10℃以上をキープして育てる必要があります。

室内で暖房の風が直接当たらない場所に置くことが冬越しのポイント。また、空気の乾燥によって葉が傷みやすいため、こまめに葉水をすると綺麗な葉を維持できます。

生育が緩慢な冬に肥料を与えないでください。肥料を与えると、根が傷んで枯れる恐れがあるためです。

もし寒さに当たり、葉がすべて枯れた場合は断水して冬越しします。地上部の葉が枯れているときに水やりをすると、根腐れするので注意してください。

カラテアの葉がまるまる理由は?

カラテアの葉が丸くなるのは「空気の乾燥」が原因です。

高湿度環境を好むので、空気が乾燥すると葉が丸まってしまうことがあります。水やりと一緒に葉水も行い、周囲の湿度を上げると改善できるでしょう。

ただし、受け皿に水を溜める行為は根腐れに繋がります。葉水で空気を加湿することが重要です。

冷暖房は空気の乾燥の原因になります。直接当たっていなくても乾燥するので、こまめに葉水してください。

霧吹きでの葉水で対応できない場合は、加湿器を使うと葉が丸まることも少なくなります。

カラテアは花が咲くの?開花時期は?

7~9月の夏に、花が咲きます。

カラテア属は色の付いた花苞を伸ばして、その花苞の隙間から花が咲く特徴があります。品種によって花苞の大きさや色が異なりますが、目立つ花ではありません。

そのため、花が咲いても気づきにくいです。花を見たい場合は、夏に株元を確認してみましょう。

一部、クロカータのように花苞が大きく目立つ品種があります。花を楽しみたい場合は、クロカータのように花苞が大きく成長する品種を選んでください。

カラテアの適切な増やし方は?

カラテアの増やし方は「株分け」「挿し芽」です。

1~2年育てていると、株元の地際から新芽がたくさん出て株分けができます。よく切れるハサミやナイフで、それぞれ根が付くように5~8月に切り分けてください。

葉を1~2割くらい減らすと根の負担を減らすことができて、植え替え後の生育が良くなります。また、高芽が出てくるカラテアの品種の場合は、その高芽を挿し芽することが可能です。

高芽とは、環境変化によって花が咲くべき茎に新芽が出てくる現象です。その新芽を切り取り、水苔で巻いて植えておくと増やすことができます。

ただし、すべてのカラテアで高芽が出るわけではないため、基本的には株分けで増やしましょう。

カラテアは水耕栽培(ハイドロカルチャー)できるの?

カラテアは水耕栽培には不向きです。

カラテア属は高湿度環境を好みますが、根が常に濡れている状態は生育に悪影響。水が多ければ空気中の湿度は保たれますが、根腐れで枯れる恐れがあるためです。

また、水を少なく管理すると葉が乾燥して痛みやすくなります。鉢植えの場合は土の乾湿をコントロールできますが、水栽培は常に根が水に浸っている状態です。

そのため、カラテアを水耕栽培で育てることは難しいと言えるでしょう。

カラテアのまとめ

カラテアのまとめ

カラテアは直射日光の当たらない明るい室内であれば、簡単に育てることができます。葉の模様が個性的な品種が多いため、一鉢お部屋に飾るだけでおしゃれな空間を演出できるインテリアグリーンとして活躍するでしょう。

「飛躍」「強い思い」などの花言葉は、新しい一歩を踏み出す方にぴったりです。「仕事運」を上げる風水効果は、多くの方に喜ばれるでしょう。

ぜひ、おしゃれなインテリアグリーンとして育ててみてはいかがですか。

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