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塾に置くおすすめの観葉植物

塾に置くおすすめの観葉植物|メリットと選び方

塾の環境をよくするためにも、観葉植物を飾ってみませんか。塾に観葉植物があると明るい雰囲気になるだけでなく、勉強に疲れた学生の気分転換や集中力向上につながります。

学生が集中して勉強に励むことのできる環境であれば、自然と成績も上がるかもしれません。

今回は塾に置くおすすめの観葉植物について詳しく紹介します。選び方や育て方も解説するので、ぜひご覧になってください。

どの観葉植物を塾に置くか悩むときは、パキラがおすすめです。耐陰性があり育てやすく、学生が勉強する環境を整えてくれます。

(すぐに「塾におすすめの観葉植物」を見たい方はこちらのリンクをクリックいただくと該当部分に移動します)

[https://andplants.jp/collections/cramschool-plants]

↑こちらでは塾におすすめの観葉植物を商品一覧でまとめているので、併せてご覧ください。

AND PLANTSでは、オフィス・店舗に大型の観葉植物の導入を検討されている方におすすめのXLサイズも取り揃えています。大型の観葉植物を飾りたい方は、ぜひご覧ください。

[/collections/plants-xl]

塾に観葉植物を置くメリット

塾に観葉植物があると、気持ちがよかったり学生の勉強がはかどったりすると思います。それは観葉植物を置くメリットが関係しているためです。

  1. 癒し・リラックス
  2. 快適性の向上

 この2つのメリットについて詳しく解説していきます。

①癒し・リラックス

観葉植物には癒しやリラックスの効果があります。植物の緑色は、目に負担をかけないかつ、緊張や眼精疲労を和らげるとされているためです。

人が見ることのできる光の波長は380~780nmとされていて、緑色は中間の波長の色。色彩心理学では、緑色は気持ちを安定させて心や体の緊張をほぐす効果があります。

仕事や勉強で疲れた時に観葉植物を見ると、目の緊張や気持ちが落ち着く感覚がありませんか。これは緑色が目に優しい色であり、色彩心理学としても癒し効果があるためです。

これらの効果は、勉強に励む学生たちにも当てはまります。塾に観葉植物を置くことで、学生の癒しやリラックスに効果があるでしょう。

②快適性の向上

観葉植物を塾に置くことで快適性の向上に繋がります。観葉植物には、温熱環境の調節や空気浄化を行う性質があるためです。

植物は土から水分を吸収して葉から水分を蒸散しています。空気中に水分を放出することで、湿度を適度に保つことが可能です。

また、植物は二酸化炭素を吸収して酸素を放出する光合成以外にも、空気中の有害物質の吸着も行います。そのため、塾に観葉植物を飾ることは適度な湿度、新鮮な空気を維持して快適な空間を作ることに繋がります。

塾に置く観葉植物の選び方

塾に置く観葉植物の選び方

塾に通う学生が快適に勉強できる教室を作るためには、観葉植物の選び方が重要です。

観葉植物が枯れていると、勉強の意欲が落ちるかもしれません。観葉植物は種類によって育てやすさが異なるので、管理しやすい植物を選びましょう。

塾に置く観葉植物の選び方を3つ解説します。

  1. 葉が落ちにくいもの
  2. 葉や枝が柔らかいもの
  3. 病害虫が付きにくいもの

葉が落ちにくいもの

観葉植物は種類によって、葉の落ちやすさに違いがあります。塾に置く観葉植物には、葉が落ちにくいものがおすすめです。

葉が落ちにくい植物は、お手入れが簡単であり病害虫発生の心配も少ない傾向にあります。結果的に、学生にとって勉強しやすい環境が維持しやすいです。

葉が落ちやすい観葉植物は、頻繁に落ち葉を拾うなどのお手入れをする必要があります。床が汚れるだけでなく、土の上に落ち葉がある状態は病害虫発生の原因に。

葉が落ちにくい観葉植物は、葉が肉厚で大きい特徴があります。小さな葉がたくさん付いている観葉植物は、比較的葉が落ちやすいので気を付けてください。

葉や枝が柔らかいもの

小学校低学年など小さなお子様が多く通う塾では、葉や枝が柔らかい観葉植物を選んでください。観葉植物の種類によっては、葉や枝が鋭く尖っているものがあり危険です。

柔らかい葉や枝の観葉植物であれば、学生が触れても怪我することは少ないでしょう。多くの学生が通う塾では、勉強の休憩時間に騒ぐこともあるかもしれません。

そのため、なるべく鋭い葉や枝を持つ観葉植物は選ばないことが重要です。学生にとって危険な位置にある枝葉は、あらかじめ剪定しておくと安心です。

病害虫が付きにくいもの

塾に置く観葉植物には、病害虫の被害に合いにくいものを選んでください。病害虫が付きにくい品種であれば、塾の先生やスタッフの方のお手入れが簡単です。しかし、どんなに上手に管理していても窓の隙間から害虫や病原菌が入ってくることも。

病害虫の被害に合いにくい観葉植物の特徴は、葉が厚く硬かったり枝葉の間隔が適度に空いていたりするものです。葉が薄い植物は虫にかじられたり、葉の入れ替わりが早かったりします。

枝葉が茂りすぎる植物は、風通しが悪くなりやすく病気が発生しやすいです。病害虫の被害に合いにくい観葉植物を選んで、管理を最低限にしましょう。

塾におすすめの観葉植物

塾に置く観葉植物の選び方

ここでは、塾に置くおすすめの観葉植物を紹介します。

  1. パキラ
  2. フィカス・ベンガレンシス
  3. カラテア・オービフォリア
  4. コーヒーの木
  5. フィカス・ウンベラータ

①パキラ|初心者でも失敗しにくい

パキラ
日当たり 日当たりのよい置き場所(室内)
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
秋冬:手で土を触って水分を感じなくなって(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)一週間程度あけた後

パキラは、手のひらをイメージさせる大きな葉をもつ観葉植物です。別名「Money Tree(発財樹)」とも呼ばれ、金運を引き寄せます。

他には、邪気を払ったり健康運をアップさせたりしてくれるため、塾にひとつあると学生にとっても心強いです。葉水で葉をきれいに保つと、さらに風水効果が高まると言われています。

パキラは適度に乾燥に強く、耐陰性も備えているため生命力が高い観葉植物です。初心者が育てても失敗しにくいので、植物を初めて置く塾にはパキラがよいかもしれません。

また、一年を通して日当たりのよい置き場所で管理すると新芽がどんどん生長します。大きくさせたい場合は、日中の気温が高い時間に日光浴をさせましょう。

[https://andplants.jp/collections/pachira]

②フィカス・ベンガレンシス|病害虫の被害に合いにくい

フィカス・ベンガレンシス
日当たり 日当たりのよい置き場所(室内)
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 やや弱い
耐暑性 やや強い
水やり 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2〜3日後

フィカス・ベンガレンシスはゴムの木の仲間で、光沢感のある濃いグリーンが特徴的な観葉植物です。比較的病害虫にも合いにくい植物であるため、植物を初めて育てる塾でも管理しやすいでしょう。

諸説ありますが、ベンガレンシスはインドにある「ベンガルボダイジュ」という樹木に似ていることから、古くから「聖樹」として扱われていたそうです。「長寿」といった花言葉があるのも頷けます。

インテリア性も高いので、おしゃれな観葉植物を置きたい塾にもおすすめです。光沢感のある美しい葉は、塾を明るい雰囲気にしてくれます。

[https://andplants.jp/collections/bengalensis]

③カラテア・オービフォリア|耐陰性があって育てやすい

カラテア・オービフォリア
日当たり 明るい日陰(室内)
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2〜3日後

カラテア・オービフォリアは、葉柄が個性的でインテリア性の高い観葉植物です。耐陰性があるので、塾の教室内にも適しています

カラテア属はどれも独特な柄が入っていますが、シルバーの美しい見た目の品種は少なく流通量もそこまで多くありません。特徴的な観葉植物は一鉢あるだけで、場の雰囲気をよくしてくれるでしょう。

リラックス効果や人間関係を調和する風水効果があるとされているため、多くの学生が勉強する場である塾におすすめです。

[https://andplants.jp/collections/calatheaorbifolia]

④コーヒーの木|机や棚にも置きやすい

コーヒーの木
日当たり 日当たりのよい置き場所(室内)
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 やや強い
水やり 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2~3日後
肥料 緩効性肥料、液体肥料
剪定時期 5~10月

コーヒーの木は、艶やかな濃いグリーンが特徴の観葉植物です。コーヒーの原料としても知られるもので、育てていると白い花が咲いた後に小さな赤い実がなります。

お水やりを大変好む植物ですので、土が乾いたらたっぷりと与えます。特に夏は、水切れを起こしやすいため注意が必要です。葉が垂れていたら水切れのサインですので、そうならないようにお水やりの管理に気をつけましょう。

また、熱帯地域が原産であるため冬があまり得意ではありません。冬は窓際から離れた場所に置いて管理してください。小さなサイズであれば、塾の棚や机に置くこともできます。

[https://andplants.jp/collections/coffee]

⑤フィカス・ウンベラータ|安心感を与える

フィカス・ウンベラータ
日当たり 日当たりのよい置き場所(室内)
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2〜3日後

フィカス・ウンベラータはゴムの木の仲間で、ハート型の葉っぱをしている観葉植物です。「すこやか」「永遠の幸せ」といった素敵な花言葉をもっており、勉強に励むために塾に通う学生にも適しています。

ウンベラータは日当たりを好むため、塾に置く場合は明るい窓際に置いてください。日光浴させるために、日陰の場所から急に窓際などへ移動させると葉焼けしやすいので注意しましょう。移動させる際は、まずはカーテン越しで1〜2週間ほど環境に適応させるのがよいです。

また、人間関係を整える風水効果があるとされているので、塾に通う学生同士のコミュニケーションの向上も期待できます。丸みを帯びた大きな葉は学生に安心感を与えるので、勉強の気分転換にも最適です。

[https://andplants.jp/collections/umbellata]

塾に観葉植物を置くときの注意点

塾に観葉植物を置くときの注意点

塾に観葉植物を置くときは、以下の3点に気を付けましょう。

  1. 導線に気を付けて置く
  2. 冷暖房が当たらない場所に置く
  3. 明るい場所に置く

導線に気を付けて置く

塾に観葉植物を置くときは、導線に気を付けて置いてください。学生が机に座るまでの通路に大きな観葉植物があると、何かのはずみで倒れたり枝や葉が当たったりして危険です。

特に多くの学生が教室に行き来する通路には、大きな観葉植物は置かないようにしましょう。また、学生が黒板を見る視線上に観葉植物があると、黒板の文字が見えないこともあるかもしれません。

小さな観葉植物は邪魔にならない机や棚に置くことができますが、大きな観葉植物を置くときは学生の導線や視線に注意して、余裕のあるスペースに置いてください。

冷暖房が当たらない場所に置く

観葉植物は冷暖房が当たらない場所に置きます。冷暖房の風が直接当たると、急激な葉の乾燥によって枯れる恐れがあるためです。

塾の教室内に観葉植物を置くときは、冷暖房の風がどこに当たるのか把握しておきましょう。観葉植物に空気中の湿度を保つ性質があるとはいえ、直接乾いた風が当たり続けると生育に悪影響です。

イキイキした葉を維持するためにも、冷暖房の風が当たらない場所に置いてください。

明るい場所に置く

観葉植物は、基本的には明るい窓際に置きましょう。

日陰の環境に強い植物といっても、まったく光が差し込まない環境では育つことができません。観葉植物を置く場合は、窓際や照明の明るさなどに気を付ける必要があります。

やや暗い場所に観葉植物を置く場合は、定期的に窓際の明るい場所に移動して日光浴させると元気になりやすいです。しかし、観葉植物の葉が枯れたり樹形が崩れたりする点には気を付けてください。

もし、明るさが不足している場合はライトスタンドに植物育成LEDを付けて補光すると観葉植物を綺麗に育てられます。蛍光灯などの照明が充実している塾では、観葉植物を置いている場所だけ、植物育成LEDに変えてもよいかもしれません。

塾に置く観葉植物の育て方

塾に置く観葉植物の育て方

塾に観葉植物を置いても、うまく育てられずに枯れてしまうと残念ですよね。塾に通う学生が勉強しやすい環境を作るためには、元気な観葉植物である必要があります。

以下の4点に気を付けましょう。

  1. 水やりの日にちを決める
  2. 葉を定期的に拭く
  3. 霧吹きや加湿器で湿度を上げる
  4. 大きくなったら植え替えや剪定をする

水やりの日にちを決める

観葉植物の水やりは、土が乾いたら与えることが基本です。しかし、塾の先生たちは忙しくてこまめに水やりを行うことができないかもしれません。

水やりをしたりしなかったりすると観葉植物は上手く育たないので、水やりの日を決めておくと管理がしやすいでしょう。ただし、土の乾燥具合を見て水やりをすることが重要です。

また、水やり後に受け皿に水を溜めていると根腐れの原因になります。根腐れをすると、嫌なにおいや病害虫発生につながるので、溜まった水はこまめに捨ててください。

水やりの面倒な手間を省きたい場合は、下記のお水やりチェッカーもおすすめします。

[https://andplants.jp/products/watering_checker_sustee_small_single]

葉を定期的に拭く

観葉植物の葉を定期的に拭いて綺麗にしましょう。葉が大きな観葉植物ほど、チリやホコリが溜まりやすいです。

葉に付いたチリやホコリをそのままにしておくと、葉の光合成が阻害され生育に悪影響を及ぼします。さらに、病気になりやすいので気を付けてください。

塾の教室を掃除するときに、観葉植物の葉を柔らかい布やティッシュで拭くとよいです。この時に、布やティッシュを湿らせておくと葉の乾燥も防ぐことができます。

霧吹きや加湿器で湿度を上げる

塾の教室では冷暖房によって、空気が乾燥しやすい傾向があります。特に冬は観葉植物の蒸散機能でも、空気中の湿度を維持することが難しい環境です。

空気が乾燥すると、葉にハダニと呼ばれる小さな害虫が発生しやすくなります。そのため、定期的に霧吹きをしたり加湿器で湿度を維持したりするとよいでしょう。

ハダニは植物の樹液を吸汁して、クモの糸のようなものを植物に張り始めます。観葉植物の生育と見た目が非常に悪くなるので、注意してください。

葉を綺麗に拭き霧吹きなどで湿度を維持すれば、ハダニの被害を防ぐことができます。

大きくなったら植え替えや剪定をする

観葉植物は種類によって生育スピードはさまざまですが、長年育てていると大きくなります。大きくなったら植え替えや剪定をしてください。

大きくなりすぎた観葉植物は、土の中で根詰まりを起こしている可能性があります。そのままでは、根が上手く栄養や水を吸水できずに枯れるかもしれません。

水やり後の土の吸水が悪かったり、鉢底から根が出てきていたりする時も植え替えのサイン。また、伸びすぎた枝は、学生の勉強の妨げにつながるので剪定して綺麗に整えましょう。

植え替えや剪定は、観葉植物の生育時期である春~夏に行います。生育が緩慢な冬に植え替えや剪定を行うと枯れる恐れがあるので、季節を守って植え替えてください。

ただし、細い枝や枯れ枝は冬でも剪定できます。学生の勉強を妨げる細枝がある場合は、剪定しておくと安心です。

まとめ

学生が勉強するために通う塾。効率的に勉強するためには、リラックスできる環境作りが重要です。

学生が勉強に集中できる環境であれば、自然と成績も上がるかもしれません。観葉植物のある快適な塾では、学生も快適に勉強に励むことができるでしょう。

もし今回紹介した観葉植物で、どれがよいか迷った場合はパキラを選んでみてください。塾の雰囲気を明るくして、学生にとって安心できる環境を作ることができます。

田中 秀和
小さな時から花や観葉植物が好きで、田舎の野山を駆け回っては植物を採集して育てていました。 今でも自宅では多肉植物やサボテン、コーデックスを中心に様々な観葉植物を育てています。 総合園芸店で働いていたこともあり、植え替えやお水やりなどの管理、販売、お客様からのご相談ご依頼を経験。観葉植物の素敵な魅力や育て方を、目の前にいるような感覚でお届けできればと思います。 一緒にかけがえのない一鉢を見つけましょう。

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