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フィカス・パルメリーの育て方

フィカス・パルメリーの育て方

植物名 フィカス・パルメリー
学名 Ficus palmeri
英名 Rock Fig
科目/属性 クワ科フィカス属
原産地 メキシコ

 

\品種別の植物ケアカードも同梱します/

フィカス・パルメリーの特徴

フィカス・パルメリーは、丸いハート型の葉とぷっくり膨らむ塊根が特徴の植物です。自生地では岩場などに根張りして生長しているため、「岩イチジク」とも呼ばれています。

観葉植物でありながら塊根性を持つ植物はとても珍しく、あまり見ません。ボトル状に膨らんでいる姿が愛らしく、人気のある品種。

もともと乾燥地帯が原産なので、乾燥には非常に強い性質です。初めて観葉植物を迎える方でも育てやすい特徴があります。

フィカス・パルメリーの花言葉

フィカス・パルメリーの花言葉は、「永久の幸せ」です。

ゴムの木の仲間は共通して生命力が強く、インドでは神聖な木として愛する人への贈り物にも使用されています。これらを由来として、花言葉が名付けられたのでしょう。

いつも支えてくれるパートナーや仲のよい友人に贈るのもよいかもしれません。個性的で珍しい品種なので、植物が好きな人は特に喜んでくれるはずです。

乾燥にも強く育てやすいこともあり、誕生日プレゼントだけでなく様々なお祝いに活躍します。花言葉を添えて、ぜひプレゼントしてみませんか。

フィカス・パルメリーの風水

フィカス・パルメリーは「金運」「出会い運」を引き寄せる風水効果があります。

金運を高めたいなら、寝室やトイレに置くと効果的。出会い運であれば、気の入り口である玄関や窓際に置くと良いでしょう。

パルメリーはフィカス・ウンベラータ同様にハート型の葉をしているので、恋愛運を高める風水効果を期待できます。素敵な出会いを求めている方は、東南の方角に置いて育ててみてはいかがですか。

関連記事:ゴムの木の風水|置き場所と方角について

フィカス・パルメリーの育て方

フィカス・パルメリーの育て方

日当たり 日当たりのよい置き場所(屋外)
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2~3日後
肥料 緩効性肥料、液体肥料
剪定時期 5~10月

関連記事:観葉植物の基本的な育て方|コツや管理法について

置き場所と日当たり

フィカス・パルメリーは、一年を通して直射日光のよく当たる環境を好みます。ただし、夏の直射日光は葉焼けする可能性があるので注意が必要。

屋外と室内を入れたり出したりすると紫外線量が変化して、植物の生育に悪影響です。屋外であれば屋外、室内であれば室内の日当たりのよい場所に固定して育ててください。

室内の暗い場所から、急に直射日光に当てると葉焼けの原因なります。その場合は、日当たりのよい窓際で、レースカーテン越しの光で慣らすことが重要です。

温度

フィカス・パルメリーは、寒さに弱い植物です。最低10~15℃以上をキープして育ててください。

屋外でも育てることはできますが、気温の下がる秋には室内へ移動する必要があります。屋外に置きっぱなしにしてしまう可能性があるなら、初めから室内の日当たりのよい窓際での管理がおすすめ。

冬の窓際は屋外と変わらないくらいに冷え込むので、冬は窓から離した明るい場所に置くと管理が簡単です。

水やりの頻度

  1. 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
  2. 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2~3日後

春夏の生育期には、手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)鉢底から水が流れるくらいにしっかり水やりしてください。屋外で直射日光に当てて育てる場合は、水やりはほぼ毎日になります。

水やり後は、受け皿に溜まった水は小まめに捨てることが重要です。気温の下がる秋からは土の渇き具合を見ながら、徐々に水やりを控えましょう。

冬は土が乾いてから2~3日後に水やりをします。気温が下がり葉が落ち始めたら、春まで完全断水してください。

冬も15℃以上の暖かい環境をキープできるのであれば、土が乾いてから2~3日後に水やりをします。そうすることによって細根の枯死を防ぐことができるためです。

もし、水やりの頻度に困ったときは、水やりチェッカーの利用もおすすめします。

肥料

フィカス・パルメリーには、植え替えの時に長期間ゆっくり効く緩効性肥料を、土に混ぜ込んでおくだけで十分です。土に肥料を混ぜ込んでいない場合は、置き肥や液肥を与えます。

生育期の5~10月に2か月に1度置き肥を置くか、水に薄めた液肥を2週間に1度のペースで水やり代わりに与えてください。肥料の与えすぎはフィカス・パルメリーの枝ばかりを伸ばして、貧弱な姿にするので注意が必要です。

冬も肥料を与えると根痛みの原因になります。土の上に置いている置き肥は取り除いて、液肥やりもやめましょう。

剪定方法

フィカス・パルメリーの剪定時期は5~10月です。傷んだり茂りすぎたりした枝葉を剪定します。

新芽が出やすい5~6月の時期に剪定すると、その後の樹形を美しく維持しやすいです。剪定した枝の下から新芽が出るので、理想の姿を想像しながら風通し良く剪定してください。

ゴムの木の仲間のため白い樹液が出てきます。肌に痒みが生じたり炎症を起こす可能性があるため、その樹液には触れないようにしましょう。

剪定するときは、あらかじめ手袋をしておくと安心です。もし触れた時は、水で綺麗に洗い流してくださいね。

フィカス・パルメリーのよくあるトラブルと対処法

フィカス・パルメリーのよくあるトラブルと対処法

ハート型の葉とぷっくり膨らむ塊根が可愛らしいフィカス・パルメリーですが、トラブルも存在します。

ここではトラブルが起きたときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。

関連記事:観葉植物のトラブル|主な症状と対処法まとめ

根腐れ

根腐れでは、以下の症状が見られます。

  1. 水をあげても元気にならない
  2. 土がなかなか乾かない
  3. 葉が落ちやすい
  4. 葉が茶色・黄色に変色している
  5. 幹や幹の根本が柔らかい
  6. 土から腐敗臭がする
  7. 土の表面にカビが生えている
  8. 根黒く変色している

根腐れは、土の中の酸素濃度が低下して土中の細菌叢が変化し、有機物の腐敗が進むことで有害なアンモニアが発生し、土壌環境が悪くなることで発症します。

また、常に土が湿っている状況では根が呼吸することができず、細胞が死んでしまいます。これが原因で、根から水を吸い上げることができなくなり、植物体に水を供給することができなくなることで死んでしまう現象です。

根腐れの対処法は以下。

  1. 鉢から植物を抜き、悪い土を落として水はけのよい土に交換する
  2. 根の傷んでいる部分、腐っている部分をカットする
  3. 少量の水を与え、風通しがよく明るい日陰で管理する
    ※1週間を目安に水が乾くコンディションで管理する
  4. 発根剤を与えてみる
  5. 傷んだ葉を取り除く
  6. 枯れた枝を切り取る

根腐れが起こった場合は、鉢を入れ替えて土の環境を変えることが大切です。傷んでしまった根は取り除き、健康な状態が取り戻せるような環境を与えてあげましょう。赤玉土・ゼオライトなどを用土に混ぜ込むことで、水はけと根腐れを防止することができます。

枝先がダメになっている場合は、生きている部分までカットし、新しい葉を出すことで回復させます。根元から腐っている場合は、無事な部分で切り取り、挿し木にして発根させて回復させましょう。

根腐れが起こると、新芽を残すように古い葉を落とす現象が見られます。重度の根腐れの場合は、新芽や枝の先から枯れることがあるので注意が必要です。

根詰まり

根詰まりとは、鉢の中で根がいっぱいになることで起きる症状です。根詰まりの症状は以下の通り。

  1. 水が浸透しづらくなる
  2. 底から根が出てくる
  3. 葉が黄色くなる
  4. 鉢にヒビが入る

特に春夏の成長期で一気に伸びてしまうと上記のような症状が起きてしまいます。すぐに枯れる要因にはなりませんが、放置してしまうとフィカス・パルメリーに悪影響です。

対処法はフィカス・パルメリーの植え替えをすること。

フィカス・パルメリーを現在の鉢より1つ上の大きい鉢に植え替えることで、上記の症状はほとんど解消されるでしょう。植え替えを行う時期も春夏の成長期が最も適しています。

葉焼け

葉焼けでは、以下の症状が起きます。

  • 葉の色素が抜けて白くなっている
  • 葉の一部が茶色く枯れている

強い日差しを浴びすぎると葉が傷んで「葉焼け」というトラブルが発生します

葉焼けの症状に気がついたら、早めに置き場所を検討し直すことが必要です。

対処法は以下。

  1. 直射日光が当たっている場合はカーテンなどで遮光する
  2. 葉焼けした部分はカットする

葉焼けが起こるということは、日光が当たりすぎている可能性が高いため、直射日光に当てないような措置を取りましょう。

また、一度焼けてしまった葉は二度と元に戻りません。傷んだ葉はカットし、新しい健康な葉が生えてくるのを待ちましょう。

ハダニ

ハダニの症状は以下。

  1. 葉にクモの巣のような糸がついている
  2. 葉の裏に小さな虫がついている
  3. 葉に斑点や傷がある
  4. 葉の色が薄くなり枯れている

ハダニは繁殖力の強さと、薬剤耐性を持つとても厄介な害虫です

放っておくと糸を張って大量発生する危険性もあるので、早めに対処を行いましょう。

対処法は以下。

  1. 傷んだ葉はカットする
  2. 葉の表裏、付け根や茎も水で洗浄する
  3. ハダニに効果のある液体を噴霧する(2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢、殺虫剤)

ハダニが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカファインスプレー・オルトラン)を使用するのが効果的です。2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。

そもそもハダニは、こまめな霧吹き・葉をふき取りきれいにすることを怠らなければ発生しません。

常にきれいな状態を保つために、霧吹きの購入は必須といえます。月に一度はシャワーで洗い流すなどの管理も必要です。

フィカス・パルメリーのよくある質問

フィカス・パルメリーのよくある質問

最後にフィカス・パルメリーのよくある質問とその答えを以下にまとめました。

  1. フィカス・パルメリーの植え込み時期/植え替え方法は?
  2. フィカス・パルメリーの好む用土は?
  3. フィカス・パルメリーはペティオラリスと違うの?
  4. フィカス・パルメリーの葉が落ちる原因は?

それでは具体的に見ていきましょう。

フィカス・パルメリーの植え替え時期/植え替え方法は?

植え替え時期は、生育期の5~10月です。

2~3年に一度のペースで植え替えましょう。また、水やりの時に土の吸水が悪かったり、鉢底から根が出てきたりした時も植え替えタイミングです。

鉢から取り外し、一回り大きな鉢に植え替えます。この時に根が固まっている場合は、土と一緒にほぐしてください。

植え替え後は直射日光の当たらない場所に置いて、土が乾燥しないように水やりをします。その後は、元の場所に戻して管理してください。

フィカス・パルメリーの好む土は?

フィカス・パルメリーは水はけのよい土を好みます。

自生地は乾燥地帯のため、水持ちのよい土では根腐れしやすいので注意してください。市販の水はけのよい観葉植物や多肉植物の土がおすすめ。

室内で育てる場合は、腐葉土などの有機物の入っていない土を使用すると虫がわきにくく管理がしやすいでしょう。オリジナルで土作りをする場合は、水はけがよくなるように作ることがポイントです。

フィカス・パルメリーのペティオラリスと違うの?

フィカス・パルメリーとペティオラリスは違う植物ですが、非常に姿形が似ています。

ペティオラリスは、ハートの葉と真っ赤に染まる葉脈が特徴のフィカス属の塊根植物。パルメリーは基本的には葉脈は赤くないですが、個体によっては赤く染まることがあります。

そのため、パルメリーはペティオラリスの亜種として紹介されることもあるほどです。

フィカス・パルメリーの葉が落ちる原因は?

葉が落ちる原因は、「日当たり不足」「水やり不足」「寒さ」が考えられます。フィカス・パルメリーは、あまりに暗い場所に置くと日当たり不足で葉が落ちやすいです。

乾燥には強いですが、水やりが不足すると葉先から枯れこんだり葉が落ちたりします。特に寒さにも弱い植物なので、最低10~15℃以下の環境だと葉が落ちやすくなるでしょう。

そのため、明るい室内で適切な水やりを行い、冬は寒さに当たらないように冷え込む窓から離すなどの工夫が重要です。冬に葉が落ちた場合は、完全断水してください。

フィカス・パルメリーのまとめ

フィカス・パルメリーのまとめ フィカス・パルメリーは日当たりのよい環境であれば、一年を通して簡単に育てることができます。ハート型の葉とぷっくり膨らむ塊根はとても可愛らしく、おしゃれなインテリアグリーンとして活躍するでしょう。

「永久の幸せ」という花言葉は、いつも支えてくれるパートナーや友人の誕生日プレゼントにも最適です。さらに、金運や出会い運を引き寄せる風水効果は、多くの方に喜んでもらえます。

ぜひ、個性的な可愛さを持つインテリアグリーンとして育ててみてはいかがですか。

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