植物名 | フィカス・スイートハート |
学名 | Ficus triangularis 'Sweet heart' |
英名 | Triangular fig |
科目/属性 | クワ科フィカス属 |
原産地 | 熱帯アフリカ |
日当たり | 日当たりの良い室内 |
温度 | 最低10℃以上をキープ |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから) 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2〜3日後 |
肥料 | 緩効性肥料、液体肥料 |
剪定時期 | 4月~9月 |
今すぐフィカス・スイートハートを見たい方は、下記ページより確認できます。
[https://andplants.jp/collections/ficustriangularis]フィカス・スイートハートの特徴
フィカス・スイートハートは、ハート型のクリーム色の斑が可愛い植物です。三角の葉を縁取るように入る斑によって、緑色のハートが浮き出ているように見えます。
ゴムの木の仲間なので、育てやすいです。初めて植物をお部屋に迎える方へのプレゼントにも喜ばれるでしょう。
明るい葉色は、お部屋のインテリアにもおすすめです。一鉢置くだけで、お部屋の雰囲気が明るくなります。
寒さには弱いため、冬は窓際から距離を置いて暖かい場所で管理してください。
フィカス・スイートハートの花言葉
フィカス・スイートハートの花言葉は「永遠の幸せ」です。フィカス属に共通する花言葉ではありますが、ハートの斑を持つスイートハートにぴったりと言えます。
花言葉「永遠の幸せ」は、結婚祝いや新築祝い、誕生日祝いなどのプレゼントにおすすめです。ポジティブな印象を与えるので、開店祝いや開業祝いなどにも喜ばれます。
相手への感謝や思いに、花言葉を添えてプレゼントしてみてください。
フィカス・スイートハートの風水
フィカス・スイートハートには「金運」「恋愛運」「人間関係運」を高める風水効果があるとされています。
観葉植物の丸い葉は、風水では小判やコインなどのお金に例えられるそうです。そのため、金運に効果的とされます。
また、丸みを帯びた葉は「調和」や「安定」を象徴するため、人間関係を円滑にすると信じられています。スイートハートはハート型の斑が入ることから、ゴムの木の中でも、特に恋愛運に効果的です。
恋愛に悩んでいる方は、お部屋にぜひ飾ってみてください。失恋で悲しんでいる方に、次の恋愛へ進むためのプレゼントとしても喜ばれるかもしれません。
恋愛運だけでなく、「金運」「人間関係運」に良い影響を与えるフィカス・スイートハートは、就職祝いにも人気です。ぜひフィカス・スイートハートの風水効果を期待して、ご自宅飾りやプレゼントに活用してみてください。
風水効果を期待する方は、置き場所や方角なども気になると思います。「観葉植物の風水」の記事では置き場所と効果の関係について詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
フィカス・スイートハートの育て方

フィカス・スイートハートの育て方のコツを下記にまとめました。
- 置き場所と日当たり
- 温度
- 水やりの頻度
- 肥料
- 剪定方法
また、先にフィカス・スイートハートの葉や幹などの樹形を見たい方は、下記ページより確認できます。
[https://andplants.jp/collections/ficustriangularis]置き場所と日当たり

フィカス・スイートハートは日当たりと風通しのよい環境を好みます。ただし、真夏の直射日光に当たると、葉焼けの原因になるので注意してください。
非常に日光を好む植物なので、日光が入らない暗すぎる室内では生育できません。クリーム色の斑が綺麗に入らなくなったり、葉がポロポロと落ち始めたりします。
真夏を除けば、屋内の窓越しで直射日光に当てての管理がおすすめです。真夏は日差しが強いので、レースカーテンで光を和らげてあげましょう。
寒さには弱いので、冬は窓際から離れた場所に置いてください。
夏や冬に付けるエアコンの風が直接当たると、葉落ちの原因になります。エアコンの風が当たらない場所に置いてください。
温度

フィカス・スイートハートは寒さに弱い植物です。最低10℃以上をキープして育ててください。
生育期に屋外の日陰で管理している方は、気温が下がる秋には室内に移動させましょう。10℃以下の寒さに当たり続けると、葉の色が悪くなったり、茶色く枯れ始めたりします。
冬はなるべく暖かい室内で管理してください。室内であっても、窓際の近くだと冷気の影響を受けやすいので、窓からは20~30㎝ほど離しておくと安心です。
水やりの頻度

フィカス・スイートハートの水やりを季節別に大まかに紹介します。
- 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
- 秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2〜3日後
春夏の生育期には、土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)鉢底から水が流れるくらいに、しっかり水やりをしてください。ただし、水のやりすぎや受け皿の溜め水は根腐れの原因になります。
水やり後は、受け皿に溜まった水は小まめに捨てることが重要です。気温の下がる秋からは土の渇き具合を見ながら、徐々に水やりを控えましょう。
冬も手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2~3日後に水やりをします。冬は空気が乾燥するので、水やりと一緒に葉水も与えるとイキイキとした元気な葉を維持しやすいです。
気温の低い時間帯に水やりや葉水を行うと逆効果になるので、室温が暖かい時間に行ってください。冬の水やりは常温~40℃程度の温いお湯を与えると、冷水による根傷みを防げます。
お忙しくて水やりチェックを丁寧に行えない場合は、下記水やりチェッカーを利用するとパッと土の状態が分かりやすいです。水やり管理に悩む方は、ぜひ使ってみてください。
[https://andplants.jp/products/watering_checker_sustee_large_single]肥料

フィカス・スイートハートには生育期の5~10月に2か月に1度置き肥を置くか、水に薄めた液肥を2週間に1度のペースで水やり代わりに与えてください。
冬は生育が緩慢な時期なので、肥料は与えません。
フィカス・スイートハートは生育期に葉を多く出すので肥料を必要とします。美しい斑入り葉を増やすためにも、土に混ぜ込んだ元肥以外に追肥もしましょう。
ただし、肥料の与えすぎは根を傷めるため、与えるペースや時期はしっかり守ってください。
[https://andplants.jp/products/evo_solid_fertilizer_for_green]剪定方法

フィカス・スイートハートの剪定時期は4~10月です。傷んだり茂りすぎたりした枝葉を剪定します。
枯葉や元気のない枝は、付け根の部分で剪定してあげてください。枝が幹からふんわりと茂るので、風通しがよくなるように剪定しましょう。
株を正面から眺めて、背景が透けて見えるくらいが目安です。
フィカス・スイートハートはゴムの木の仲間であるため、枝葉を剪定すると白い樹液が出てきます。触れないように気を付けてください。
体質によってかぶれる恐れがあるので、剪定するときは手袋をすると安心です。もし触ってしまった場合は、流水で丁寧に洗い流してください。
[https://andplants.jp/products/sakagen-flower-shears]フィカス・スイートハートのよくあるトラブルと対処法

ここではフィカス・スイートハートにトラブルが起きたときの対処法を解説します。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。
主なトラブルは以下の3つです。
- 根腐れ
- 根詰まり
- 葉焼け
それぞれ詳しく見ていきましょう。
根腐れ
根腐れでは、以下の症状が見られます。
- 水をあげても元気にならない
- 葉が落ちやすい
- 葉が茶色・黄色に変色している
- 幹や枝の根元が柔らかい
- 土から腐敗臭がする
- 土の表面にカビが生えている
- 根が黒く変色している
根腐れは、土の中の酸素濃度が低下して細菌叢が変化し、有機物の腐敗が進むことで有害なアンモニアが発生し、土壌環境が悪くなることで発症します。
また、常に土が湿っている状況では根が呼吸することができず、細胞が死んでしまいます。
これが原因で、根から水を吸い上げることができなくなり、植物体に水を供給することができなくなることで死んでしまう現象です。
受け皿に水を溜めていると、常に土が湿りすぎてしまうので、注意してください。
根腐れの対処法は以下の通りです。
- 鉢から植物を抜き、悪い土を落として水はけのよい土に交換する
- 根の傷んでいる部分、腐っている部分をカットする
- 殺菌剤に浸す
- 発根剤を与えてみる
- 傷んだ葉を取り除く
- 枯れた枝や葉を切り取る
根腐れが起こった場合は、鉢を入れ替えて土の環境を変えることが大切です。傷んでしまった根は取り除き、健康な状態が取り戻せるような環境を作りましょう。
有害物質の吸着に効果的な珪酸塩白土・ゼオライトなどを用土に混ぜ込むことで、水はけ改善と根腐れを防止することができます。
根腐れが起こると葉にハリがなくなり、しおれたような姿になります。重度の根腐れの場合は、株元がぶよぶよになり黒く腐ることも。
水やり後に受け皿に水を溜める方も多いと思います。滞留している水は細菌が増えやすく、根腐れを引き起こす原因になるので、こまめに溜まった水は捨ててください。
また、生育が緩慢な冬に水やりをしすぎると根腐れしやすい点にも注意しましょう。
根詰まり
根詰まりとは、鉢の中で根がいっぱいになることで起きる症状。根詰まりの症状は以下の通りです。
- 水が浸透しづらくなる
- 底から根が出てくる
- 葉が黄色くなる
- 下葉が枯れやすくなる
長年植え替えていない場合に、上記のような症状が現れます。フィカス・スイートハートは根詰まりで枯れることは滅多にありませんが、放置してしまうと生育によくありません。
根詰まりの対処法はフィカス・スイートハートの植え替えをすることです。
フィカス・スイートハートを現在の鉢より1つ上の大きい鉢に植え替えることで、上記の症状はほとんど解消されるでしょう。
植え替えを行う時期は、春~秋の生育温度15~25℃の時期が適しています。気温が高すぎる真夏や寒い冬には、植え替えはしないようにしてください。
葉焼け
葉焼けでは、以下の症状が起きます。
- 葉の色素が抜けて白くなっている
- 葉の一部が茶色~黒色に枯れている
真夏の直射日光を浴びすぎると葉が傷んで「葉焼け」というトラブルが発生します。
フィカス・スイートハートは日当たりを好む植物ですが、真夏の強い日差しに当たると葉焼けしやすいです。
葉焼けの症状に気がついたら、早めに置き場所を移動させましょう。対処法は以下の通りです。
- 真夏の直射日光が当たっている場合はカーテンで遮光する
- 葉焼けした部分はカットする
葉焼けが起こる場合は、日光が当たりすぎている可能性が高いため、直射日光に当てないような措置を取りましょう。
また、一度焼けてしまった葉は二度と元に戻りません。傷んだ葉はカットし、新しい健康な葉が生えてくるのを待ちましょう。
葉焼けは、暗い場所から急に直射日光が当たる場所へ移動させた際にも起こるトラブルです。「暗いお部屋で葉が落ち始めたから、直射日光の当たる窓際に移動したら葉焼けした」といった例はよくあります。
日頃から直射日光や明るさには注意しておくと安心です。
フィカス・スイートハートの害虫トラブルと対処法

育てやすいゴムの木の仲間であるフィカス・スイートハートにも害虫トラブルは存在します。
発生しやすい害虫トラブルは、以下の4つです。
- ハダニ
- アブラムシ
- カイガラムシ
- コバエ
害虫によるトラブルが発生したときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。
ハダニ
ハダニの症状は以下の通りです。
- 葉にクモの巣のような糸がついている
- 葉の裏に小さな虫がついている
- 葉に斑点や傷がある
- 葉の色がかすれたように薄くなり枯れている
ハダニは繁殖力の強さと、薬剤耐性を持つ非常に厄介な害虫です。
放っておくと糸を張って大量発生する危険性もあるので、早めに対処を行いましょう。
ハダニの対処法は以下の通りです。
- 傷んだ葉はカットする
- 葉の表裏、付け根や茎も水で洗浄する
- ハダニに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)
ハダニは乾燥した環境で発生しやすい害虫です。乾燥しやすい晩秋以降に、フィカス・スイートハートの葉に発生しやすいので注意してください。
冬にエアコンの暖房で室内を温めている場合、空気がより乾燥します。ハダニが増えやすいため、気を付けましょう。
ハダニが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン)の使用が効果的です。ただし、薬剤散布は使用回数を守らないと、美しい葉に黒点が付いたり株が弱ったりするため、注意してください。
2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。
ハダニは、こまめな霧吹き・葉をふき取りきれいにすることをしっかり行えば、発生しにくい害虫です。フィカス・スイートハートを置いている場所を通る際に、こまめに霧吹きをするようにしておくとよいかもしれません。
葉を常にきれいな状態を保つために、霧吹きによる葉水は必須と言えます。ハダニが発生した場合は、シャワーで優しく洗い流すなどの管理も必要です。
[https://andplants.jp/products/groriapro5]アブラムシ
アブラムシの症状は以下の通りです。
- 新芽が萎縮している
- 葉が縮れている
- 新芽に虫が付いている
- 葉や幹がベタベタしている
アブラムシは繁殖力が強いため短期間で増え、ウイルスを媒介する厄介な害虫です。
アブラムシの対処法は以下の通りです。
- 縮れた葉はカットする
- アブラムシを取り除く
- 伸びすぎている茎は剪定して短くする
- アブラムシに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)
アブラムシが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン)を使用すると効果があります。ただし、薬剤散布は使用回数を守らないと、美しい葉に黒点が付いたり株が弱ったりするため、注意してください。
2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。
アブラムシは柔らかい新芽に集まりやすいため、フィカス・スイートハートの新葉が出始めた際は気を付けておきましょう。
カイガラムシ
カイガラムシの症状は以下の通りです。
- 貝殻のような殻を被ったり、粉状の物質で覆われたりしている虫が葉の付け根や幹についている
- 黒いカビ(すす病)が発生している
- 葉や幹がベタベタしている
カイガラムシは繁殖力の強さと薬剤耐性のある厄介な害虫です。
放っておくとフィカス・スイートハートの生育が弱まり枯れる恐れもあるので、早めに対処を行いましょう。
カイガラムシの対処法は以下の通りです。
- 柔らかい布やブラシで擦り取り除く
- 茂り過ぎている枝葉は剪定して風通しをよくする
- カイガラムシに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)
カイガラムシが発生したら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン・スミチオンなど)を使用するのが効果的です。ただし、薬剤散布は使用回数を守らないと、美しい葉に黒点が付いたり株が弱ったりするため、注意してください。
カイガラムシの成虫には殺虫剤が効きにくいので、幼虫の時期である5~7月に使用するとよいでしょう。
既に貝殻をかぶっている成虫は、柔らかいブラシや布で擦り取ってください。ゴムの木の仲間には、葉の裏や枝の付け根部分にカイガラムシが付きやすいです。
紹介したカイガラムシの症状が確認できたら、葉の裏や枝の付け根をしっかり観察してみましょう。
コバエ
コバエの症状は以下の通りです。
- 土に虫が湧く
- コバエが植物の周囲を飛んでいる
コバエ自体は植物に無害ですが、観葉植物を育てるうえでは不快害虫です。
放っておくとコバエは増えていくので、早めに対処を行いましょう。
コバエの対処法は以下の通りです。
- 発酵不十分な堆肥や有機質肥料を与えることをやめる
- 土上2~3㎝を取り除き、新しい土に植え替える
- 土の表面に無機質な素材(赤玉土・鹿沼土・砂利など)を敷く
- トラップを仕掛ける
- コバエに効果のある殺虫剤を噴霧する
水はけが悪い土でフィカス・スイートハートを育てている方は、土が乾燥しにくくコバエが発生しやすいので注意してください。
コバエが発生したら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン・スミチオンなど)を使用するのが効果的です。ただし、薬剤散布は使用回数を守らないと、美しい葉に黒点が付いたり株が弱ったりするため、注意してください。
コバエのトラップは食器用洗剤やお酢、めんつゆなどで作ることができます。植物の近くに置いておくと、簡単にコバエを捕殺できるでしょう。
コバエは、発酵不十分な腐葉土やバーク堆肥、有機質肥料の匂いに引き寄せられます。
そのため、有機質肥料を取り除いたり、土の表面に赤玉土や鹿沼土など3~5㎝程度敷き詰めたりするとコバエ発生を防ぐことが可能です。
フィカス・スイートハートの育て方に関してよくある質問

最後にフィカス・スイートハートの育て方に関してよくある質問とその答えを以下にまとめました。
- フィカス・スイートハートの成長速度は?
- フィカス・スイートハートの増やし方は?
- フィカス・スイートハートは地植えできる?
- フィカス・スイートハートの植え替え時期/植え替え方法は?
- フィカス・スイートハートの葉が落ちる原因は?
- フィカス・スイートハートの葉が茶色になるのはどうして?
それでは具体的に見ていきましょう。
フィカス・スイートハートの成長速度は?
フィカス・スイートハートの成長速度は比較的早いです。環境がよければ、どんどん枝を出して伸びていきます。
目安として1年で15~20㎝程伸びると考えておきましょう。
もし、成長が早く大きくなりすぎて困る場合は、5~10月に剪定をして高さを調整しながら育ててください。
フィカス・スイートハートの増やし方は?
フィカス・スイートハートの増やし方は「挿し木」です。気温の上がる5~7月に行いましょう。
枝の先端から10~15㎝ほど切り取り、葉を1~2枚残します。フィカス・スイートハートの葉は大きい場合は、半分の大きさに切っておくと蒸散量を抑えることができ、挿し木の成功率が上がります。
水を1時間ほど吸水させ、土に優しく植えて明るい日陰で土が乾かないように管理してください。1か月ほどで発根して新芽が出てきます。
また、土に植えず水の中に挿しておく水挿しでも増やすことが可能です。
フィカス・スイートハートは地植えできる?
フィカス・スイートハートの地植えはおすすめできません。寒さに弱く、10℃以下の環境では枯れやすいためです。
霜や雪に当たると枯れるので、最低気温が10℃以上の沖縄でなければ地植えで育て続けるのは難しいでしょう。そのため、基本的には鉢植えとして暖かく明るい室内で育ててください。
フィカス・スイートハートの植え替え時期/植え替え方法は?
植え替え時期は、5~10月です。7月以降に植え替える場合は猛暑日を避けて植え替えしてください。
およそ1~2年おきに植え替えます。鉢底から根が出てきたり、水やり後に土の吸水が悪かったりする場合も植え替えが必要です。
鉢から根鉢を取り外します。根が固まっていたら土と一緒にほぐして、一回り大きな鉢に植えてください。
鉢底から水が流れるくらいに水やりをして、風通しのよい明るい日陰で様子を見ます。その後、元に戻して管理しましょう。
AND PLANTSでは初めての方でも簡単に植え替えができるように、植え替えセットを準備しています。観葉植物の植え替えにぜひ利用してみてください。
[https://andplants.jp/products/andplantsrepotset-s]フィカス・スイートハートの葉が落ちる原因は?
葉が落ちる原因は、「日当たり不足」「水やり不足」「寒さ」が考えられます。フィカス・スイートハートは、暗い場所に置くと日当たり不足で葉が落ちやすいです。
乾燥には比較的強いですが、水やりが不足すると葉先から枯れこんだり葉が落ちたりします。また、寒さに弱い植物なので、10℃以下の環境だと葉が落ちやすくなるでしょう。
そのため、明るい室内で適切な水やりを行い、冬は寒さに当たらないように冷え込む窓から離すなどの工夫が重要です。冬は窓際から30㎝ほど離しておくと、冷気の影響を受けにくいです。
フィカス・スイートハートの葉が茶色になるのはどうして?
フィカス・スイートハートの葉が茶色になるのは、「水のやりすぎ」「寒さ」「葉焼け」が考えられます。
水のやりすぎによって根腐れが起こると、葉の先端から茶色になる症状が現れやすいです。根腐れが進行すると、一斉に葉を落とすこともあるので、日頃から適切な水やりを心が得ましょう。
フィカス・スイートハートは寒さに弱い植物です。冬に10℃以下の寒さに当たり続けると、葉が茶色になりやすいため、暖かい室内で管理してください。
また、日当たりを好む植物ですが、真夏の直射日光に急に当てると葉焼けで茶色くなることも。真夏はレースカーテンで光を和らげると安心です。
フィカス・スイートハートのまとめ
フィカス・スイートハートは日当たりと風通しの良い環境であれば、簡単に育てることができます。ハート型のクリーム色の斑はお部屋の雰囲気を明るくする観葉植物として活躍するでしょう。
花言葉「永遠の幸せ」は、結婚祝いや新築祝い、開店祝いのプレゼントに最適です。恋愛運や金運、人間関係運を高めるとされている風水効果は、多くの方に喜んでもらえます。
可愛いフィカス・スイートハートはギフトにも人気です。可愛いインテリアグリーンを探している方に、ぜひプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
詳しくは、下記ページより確認できます。
[https://andplants.jp/collections/ficustriangularis]