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観葉植物用のジョウロ|選び方やおすすめについて

観葉植物用のジョウロ|選び方やおすすめについて

水は植物にとって必要不可欠な存在です。

鉢が多くなれば、ほぼ毎週のように水やりをすることもあると思います。普段から観葉植物に水やりをするなら、ジョウロを使うのがおすすめです。

ペットボトルや蛇口から水をドバドバと鉢に注いでいると、植物にダメージを与えたり株を弱らせたりすることもあります。場合によっては、長時間の水やりが疲労や時間のロスの原因にも。

ジョウロで水やりをすれば、上記の問題を解消するだけでなく、普段の水やりが楽しくなります。なかには、部屋のインテリアになじむおしゃれなジョウロもたくさんありますよ。

この記事では観葉植物用のジョウロを使うメリット・デメリットや上手な使い方、さらには室内に置いてもおしゃれなジョウロの種類を写真付きで紹介します。

観葉植物用のジョウロの購入を検討している方や、室内でも使えて部屋のインテリアにもなるおしゃれなジョウロを探している方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

[https://andplants.jp/products/wateringcankeinnmiddle]

観葉植物の水やりに便利なジョウロ

実際に普段から水やりをするからといって、ジョウロをすぐに購入するとはならないかもしれません。筆者も観葉植物を育てていますが、初めからジョウロが必需品とはなりませんでした。

しかし植物が増え、樹高が1.5m以上の植物を管理してから、ジョウロの存在が気になり始めました。

ここでは、ジョウロのメリット・デメリットについて筆者の経験と共に紹介します。また水差しとの違いについても解説します。

ジョウロを使うメリット

観葉植物を弱らせることがなくなる

コップや計量カップなど水やりができる容器はさまざまにありますが、ジョウロのように水の勢いを調節できて、大容量となる容器は少ないです。また、注ぎ口先端部に取り付けるハス口があれば、シャワーのように水が出るため、葉の表面にも広範囲にやさしく水やりができます。

手を傾ける力の加減が簡単にできれば水の勢いや量もすぐに調節でき、土がえぐれて根を傷めることも少なくなります。植物によっては、葉や株に勢いのある水が当たってしまうと水圧で弱ってしまったり、残った水滴によって病気にかかる場合もあります。

体の負担を低減でき、時短になる

小さな植木鉢が1つだけなら計量カップでも間に合いますが、複数ある場合はジョウロが便利です。観葉植物の数が多過ぎたり、鉢が重過ぎて持ち運べなかったりすると、水やりに時間や手間がかかりやすくなります。腕や腰に疲労がたまり、時間も大きく消費してしまうことも。

ジョウロがあれば水を多めに入れられるので、計量カップなどよりも短時間で水やりができます。さらに大きな鉢を浴室や屋外に持ち運ばずその場で水やりできるので、体に負荷がかかることもありません。

ジョウロを使うデメリット

ジョウロを使うデメリットは、選ぶ種類によっては収納に困ることです。

長く伸びたノズルと、比較的大きなボディがスペースを取ります。デザインや形状によってはフックに引っ掛けにくいなどもあるため、工夫して収納することが必要です。

また、棚の中に収納せず、棚の上や観葉植物の横に置くなどあえてインテリアとして見せる場合は、デザイン性が低いものは違和感のある雰囲気になってしまう可能性もあります。

補足:水差しとの違い

ジョウロと呼ばれる容器は、しばしば「水差し」とも呼ばれることがあります。どちらも水を注ぐ役割がありますが、大きさや形状で違いがあるようです。

ジョウロは水差しよりも大きく、長いノズルが付いたイメージ通りのタイプです。反対に水差しといわれる容器は、ジョウロよりもサイズが小さいものや、ピッチャーやジャグタイプのものを指すようです。

ジョウロよりもコンパクトなものであれば、持ち運びも楽で収納にも困ることがあまりありません。

観葉植物の水やりではジョウロを使うべき?

観葉植物の水やりにジョウロは必ず使うべきものではないかもしれません。実際にさまざまなもので代用ができ、やり方次第で水をやさしく植物に注げます。

また、筆者は植物の水やりと掃除を一貫としているため、ジョウロをあまり使わずにシャワーで直接洗いながら水やりをしています。しかし、大き過ぎる観葉植物は持ち運びが難しいので、ジョウロを使って水やりすることもあります。

ジョウロを使うかどうかは、自分のやりやすい方法で決めるといいです。ジョウロを使った方が「水やりがしやすい・時短になる・疲れない・楽しい・続けられる」など、そういった点から判断するのもいいですね。

観葉植物用のジョウロ|選び方のポイント

屋内だけでなく室内でも使える観葉植物用のジョウロを購入するときは、下記の4つのポイントに着目しましょう。

小さな点でも妥協してしまうと、後になって使いにくく感じたり、使わなくなってしまったりすることもあるので注意深く見るといいです。

  1. 注ぎ口
  2. サイズ
  3. 素材
  4. デザイン

注ぎ口:細口タイプがこぼれにくい

室内で鉢を動かさずにその場で水やりをする場合は、ジョウロの注ぎ口が細口タイプのものを選びましょう。手を傾け過ぎても水がやさしく出るので、土がえぐれる心配もあまりありません。

ノズルが太いものだと水がドッと勢いよく出やすく、小さい鉢では表面の土が流れて、鉢からこぼれてしまうことも。

ハス口タイプは、屋外やシンクの中でやるのが便利なので、付属で付いてくるものがおすすめです。

サイズ:小さいタイプが使いやすい

大きなジョウロは一度にたくさんの水を入れられますが、重くてコントロールが難しいです。一方でコンパクトサイズのジョウロなら、水を入れ過ぎることがなく安定感のある水やりができます。

ただし500ml程度しか入らないものは、水くみの回数が増えて時間がかかる場合も。大きな鉢に使用するのではなく、小さな鉢用に使うといいです。サイズは鉢の大きさによって使い分けるのがベストです。

素材:それぞれの目的にあわせて

ジョウロの素材は、大きく分けるとプラスチックと金属の2種類があります。プラスチックは安価で軽量なものが多く、サビなどの心配もありません。金属にはヴィンテージ感のあるブリキ・トタン・鉄や、丈夫でサビにくいステンレス、さらに水が腐りにくい銅などバリエーションが豊富です。

素材によって値段・耐久性・重さなどが違うため、求める点や目的で購入するといいです。長く使えるものや軽いもの、安価なものなどそれぞれの視点で選びましょう。

デザイン:室内に置いてもおしゃれなもの

室内で使うジョウロなら、部屋のインテリアの一部になるようなデザイン性の高いものを選びたいですよね。スタイリッシュでおしゃれなジョウロなら、水やりはより楽しくなり、観葉植物への愛着もさらに湧きます。

ノズルや取っ手の形・位置、タンクの形状など商品によってさまざまにあるので、室内でも置きやすく、飾ってもおしゃれなジョウロを選んでくださいね。

観葉植物の水やりにおすすめのジョウロと水差し

ここでは、観葉植物の水やりにおすすめのジョウロと水差しを1点ずつ紹介します。当店AND PLANTSでも取り扱っている商品なので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

  1. KEINN ジョウロ
  2. HAWS クラシックジャグ

KEINN ジョウロ

すっと長く伸びたノズルと円形のボディ&取っ手が、まるでモダンなやかんのようなデザインが特徴の「KEINN ジョウロ」。両手で取っ手が握れるため安定感があり、注ぎ口も細口タイプなので、ねらった箇所をピンポイントで水やりができます。

ジョウロ全体がステンレス製となっているのでサビにくく、耐久性にも優れるため屋外で使うのもOK。使っていないときでも、まるくてかわいいシルエットがインテリアによくなじみます。

[https://andplants.jp/products/wateringcankeinnmiddle]

HAWS クラシックジャグ

今日まで「ジョウロ」といわれる形・デザインの原型を作ったイギリスのHAWS社がプロデュースする「クラシックジャグ」。高級感のあるメタリックな質感と、1.8Lも入る大容量のボディは、注ぎたくなるようなデザイン性と実用性を持ち合わせています。水やりも楽しくて、日頃のケアが癒しになるかもしれません。

水差しなので使っていないときは、そのまま飾るのもいいですが、切花などを飾る花瓶代わりとして使うこともできます。

[https://andplants.jp/products/wateringcanhawssage]

観葉植物の水やりにおしゃれなジョウロを使う例

すてきなデザインのものを見ると、ジョウロに関心を持つようにもなりませんか?ここでは、部屋のインテリアにもなるようなおしゃれなジョウロを使った例を3つ紹介します。

  1. エレガントさのあるジョウロ
  2. 収納には困らないスリムな水差し
  3. まるでオブジェのようなジョウロ

①エレガントさのあるジョウロ

比較的ボックス型ややかん型などが多いジョウロですが、このInstagramの写真のように、スリムな円柱型のものもエレガントさがあって印象的です。

手を傾けたときも水の重心が手前にくるので、引っ張られる力も少なく、水が勢いよく出ることがあまりありません。

シンプルな形ですっきりとした美しいデザインなので、プレゼントで贈り物にもなりますね。

②収納には困らないスリムな水差し

こちらのInstagramの写真でも伝えているように、ボディがスリム過ぎて本当にどこにあるのか、パッと見ただけでは全くわからない水差しです。

本棚の本に化けるこのユニークさは、従来のジョウロや水差しよりも収納性高く、置き場所には困らないです。また見た目と違い、水が1Lも入る大容量で、持っているときでも水が跳ねないように「返し」が付いた設計がされているようです。

ジョウロという生活感を見せたくない方には、おすすめのモダンな水差しです。

③まるでオブジェのようなジョウロ

一見メタル彫刻のようなオブジェにも見えますが、立派なジョウロのようです。クールで変わった形をしたデザインは、ジョウロを飾り棚に置け、わざと見せる工夫がされています。

シンプルさにもこだわっていて、穴があいている箇所は細く飛び出た突起物と太く飛び出た突起物のようです。太い穴から水を補充するようですが、取っ手という概念はあまりなさそうに見えます。

使い方は自分次第で、水やりという動作も芸術に含まれたような個性あふれるジョウロです。

観葉植物用のジョウロ|上手な使い方

最後にジョウロの上手な使い方について、以下のコツを3つ紹介します。ジョウロの使い方が上手くなれば、観葉植物はストレスを受けることなく、すくすくと育ってくれます。

  1. 円を描くように水やり
  2. 霧吹きと併用しながら水やり
  3. 液体肥料の場合は鉢の中心から外に向かってかける

円を描くように水やり

土の表面がえぐれて穴ができないように、ジョウロの注ぎ口が株周りをぐるりと回るように水やりしましょう。鉢全体に均一に水が行き渡り、ムラなく土に染み込みやすいです。鉢の中に水がまんべんなく広がるようにたっぷりと与えてくださいね。

ただし、土に吸収しきれず鉢底穴からこぼれた水を、鉢カバーや受け皿に放置すると根腐れの原因に。シンクや流しに捨てるか、タオルや雑巾で吸収して処理しましょう。

霧吹きと併用しながら水やり

ハス口を使わずにジョウロで水やりをする場合は、霧吹き器も使って葉の表面や裏面に水やりをしましょう。葉の表裏にある気孔からわずかですが、水分を吸収するため乾燥を防げます。

観葉植物の上部の空気中にさっと吹きかけるだけでも効果は期待できます。特に猛暑日が続く夏は、ジョウロと霧吹き器の両方を使って過湿な状態を作りましょう。

液体肥料の場合は鉢の中心から外に向かってかける

観葉植物の生長期である4〜10月の間ごろは、水やりの代わりとして液体肥料を与えることができます。ジョウロに適切な希釈量で液体肥料と水を混ぜ合わせるだけです。

混ぜ合わせた肥料水を観葉植物に与えるときは、鉢の中心から外に向かって円を描くように与えます。外側から水をかけても乾き切った土に浸透しにくく、鉢の中心部がぬれていないこともよくあります。

通常の水やりと同様に鉢底穴から水がこぼれるぐらいたっぷりと与えましょう。

まとめ

観葉植物の水やりには、必ずしもジョウロを使う必要はありませんが、状況や場合によってはあるととても便利な道具になります。

植物の数が多い場合は、持ち運びが楽で容量のあるジョウロを持っておくと、水やりの時間を大幅に短縮できます。樹高が大きくて鉢が重過ぎるものがあるときなど、その場でさっと水やりができ、移動をさせる必要がないので腕や腰を痛めることもありません。

また、植物の根や株にダメージを与える心配も少ないため、植物は枯れずに育ってくれます。

観葉植物の水やりをもっと楽にしたい方や、植物が枯れるリスクを減らしたい方などにジョウロは頼りになる存在になります。さらにデザイン性が高くおしゃれなものなら、収納の仕方・置き方・飾り方に広がりが生まれるほか、植物に愛着を持って水やりができます。

柴﨑 光一
建築・インテリア学科卒の元造園士。植物が大好き過ぎて、大自然のカナダで植物と戯れながら、 観葉植物・庭木・草花を使ったガーデニングの世界を開拓しています。 建築と造園の経験に加え、趣味のさまざまな植物やコケの収集、植物アート作りを生かして、 みなさんに観葉植物の魅力をお届けします。好きな観葉植物は、ザミオクルカス・ザミフォーリアとフィカス・アルテシマです!

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