枯れない観葉植物

枯れない観葉植物10選!日陰でも観葉植物を枯らさないコツとは

はじめて観葉植物を育てる方は「ちゃんと枯らさずに育てられるか」「水やりはどのくらいの頻度ですればいいのか」など、不安なことが多いと思います。

育てる場所や水やりの仕方などが間違っていると、観葉植物は次第に株が弱り、最終的には枯れてしまう場合も。

しかし、観葉植物の生態、特性、育つ環境などを把握し、種類を選べば、初心者でも枯らす心配が少ないです。さらに枯れないための育て方のコツを知ると、すくすくと元気に育ってくれます。

今回は、枯れにくい観葉植物の特徴から、室内や屋外で枯れないおすすめの観葉植物の種類、日陰などで植物を枯らさないための育て方のコツや注意点、枯れにまつわる疑問とアドバイスまで、たっぷりと紹介します。

枯れにくい観葉植物の特徴

観葉植物は、生態や特性、自生する環境によって枯れにくいものがあります。

枯れにくい観葉植物には以下のような特徴があります。

  1. 水やりの頻度が少なくてもいい
  2. 日陰でもよく育つ
  3. 寒さに強い

観葉植物の種類を選べば、枯らすリスクも減り、初心者でも元気に育てられます。まずは、枯れにくい観葉植物の特徴を知ることが大事です。

水やりの頻度が少なくてもいい

葉が分厚い多肉植物や、茎や幹が太い観葉植物などは、水をタンクのように蓄えているものが多いため、水切れを起こして枯れることがあまりありません。また、水やりの頻度が少なくて済むので、失敗するリスクも減ります。

多肉植物ならカランコエやカネノナルキ、観葉植物だとザミオクルカス・ザミフォーリアやパキラなどが、体内に水をたくさん蓄えているので、季節によっては、1〜2ヶ月に1回ほどで十分なときも。

ただし、水を与え過ぎてしまうと根腐れしやすい植物でもあるので、必ず土の乾燥具合と、植物の葉、茎、幹の状態を確認してから水やりしてくださいね。

日陰でもよく育つ

観葉植物は種類や品種によって、日陰に耐えられる度合いが違います。

多くの観葉植物が、熱帯地域や乾燥地域などに自生していますが、その中でもジャングルに自生するような熱帯地域の観葉植物は、日陰に強い特性がほとんど。

ポトスやモンステラ、アグラオネマなどは、中国や東南アジア、南アメリカのジャングルに自生していて、わずかな光さえあれば、元気よく育ちますよ。

窓やドアが少なくて、日光が差し込みにくい室内で育てるときは、耐陰性のある観葉植物を選べば、枯らす心配がありません。

寒さに強い

観葉植物にとって一番ストレスになりやすい冬の寒さ。特に温暖な地域に自生する観葉植物は、日本の冬はとても辛く、種類によっては屋外で育てるのが難しいです。

しかし、日本に自生しているものや、夜間は氷点下になるようなアフリカの地域などに自生している観葉植物を選べば、寒さで枯らす心配がありません。

オモトやヒューケラ、サンスベリア、クンシランなどは、防寒対策をする手間もかからず、冬でも育てやすいです。

植物の耐寒性を知りたいときは、米国農務省が開発した「USDA zone map」を参考にするのもおすすめ。

寒さの段階を13のレベルに分け、植物の耐寒性レベルを数値とマップで明瞭化した指標です。造園やガーデニングをする上で、植物がどの地域で、どれぐらいの寒さまで耐えられるのかを確認するために使います。

日本では気象庁の観測データを元に、都道府県市町村ごとにレベル分けされています。※指標は、植物を屋外で育てたときの目安。

参考:Japan Plant Hardiness Zone

【室内】枯れないおすすめの観葉植物5選

ザミオクルカス

屋外に限らず、室内でも観葉植物を枯らしてしまうことはよくありますよね。原因は、日当たりの悪さや、水やりの量かもしれません。

ここでは、室内で育てられて日陰に強く、水やりの頻度も少なくて済むような観葉植物を5種類紹介します。

①ガジュマル

ガジュマル

丸々太った幹がねじれるように伸びて、ユニークな樹形になるガジュマル。東南アジアに広く分布していますが、日本でも沖縄諸島に自生している熱帯の樹木です。

ガジュマルは、日当たりと風通しが良い場所が大好き。直射日光で葉焼けしにくく、水切れを起こすことが少ないので枯れにくいです。

ただし、日中の直射日光と西日の当たり過ぎは、株を弱らし、根腐れや病害虫の原因になることもあるので、できるだけカーテンなどで遮光してくださいね。

また、日陰にも強い樹木なので、日光が差し込みにくい場所でも育ちますが、暖かく晴れた日の午前中は、ベランダなど外で日光浴させましょう。

水は与え過ぎに注意して、乾燥気味で育てるのがベスト。夏場は月に2〜4回程度で十分です。

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②モンステラ

モンステラ

大きな葉に無数の切れ込みが入ったモンステラは、観葉植物の中でも特に人気の品種。種類を選べば、白や黄色の斑が入った品種もあるので、室内のおしゃれなインテリアになり、リゾート感のある雰囲気を感じられます。

熱帯アメリカの薄暗いジャングルに生息するモンステラは、日陰でも育ちやすく、わずかな光があれば、日当たりの悪い場所でも枯れる心配がありません。窓側から離れた場所やトイレや洗面所など、暗くなりがちな部屋に置くのがおすすめ。

気温が5度を下回ってしまうと、株が弱って枯れてしまうこともあるので、冬の間は暖かい場所で管理するのが最適です。

株が大きくなると、茎葉が伸び過ぎて折れやすくなったり、見た目が悪くなったりすることも。1〜2年に1回のペースで、茎を切り詰めて剪定(せんてい)し、古くなった葉は取り除いてあげましょう。

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③フィカス・ベンジャミナ(ベンジャミン)・バロック

ベンジャミン・バロック

くるくるとカールを巻いたライムグリーンの葉が、ユニークでかわいいフィカス・ベンジャミン・バロック。細く軽やかに伸びる幹に葉が無数に伸びるので、小さくても印象のある部屋をコーディネートできます。

インドや東南アジアを原産とするベンジャミン・バロックは、日光がよく当たる場所で育てるのが最適。日当たりが悪いと、葉が落ちてしまう場合もあるので、できるだけ、春から夏の間は、たくさん陽の光に当ててくださいね。

生長期の春から秋にかけては、水をたくさん必要とするので、土が乾いて表面が白っぽくなったら、水をたっぷりと与えましょう。特に夏場は水切れを起こしやすいので、土の中の乾燥している状態が長く続かないよう注意します。

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④サンスベリア

サンスベリア

地面からシュッと出て長く伸びる葉が特徴のサンスベリア。縁の葉に黄色い斑が入るローレンティーや、白い斑が縞模様に入るゼラニカなど、葉の色や模様のバリエーションが豊富なので、部屋のテイストにあわせて、インテリアとして置けます。

熱帯アフリカやマダガスカルなどに自生するサンスベリアは、観葉植物の中でも特に枯れにくい植物。葉にたくさんの水分を含み、暑さや乾燥にはとても強いため、水切れで枯れることが少ないです。

季節や置く場所によって違いますが、水やりは1〜2ヶ月に1回のペースで、乾燥気味に育てるのがポイント。直射日光が当たる場所でも育ちますが、土が湿った状態では蒸れやすく、根腐れを起こしやすいので、水やりから数日後に、日の当たる場所に移動させましょう。

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⑤パキラ

パキラ

パキラは、幹が太くてどっしりとしたものや、細くすらっと伸びたもの、さらには三つ編みでユニークな姿に仕立てられたものなどと樹形のバリエーションが豊富。葉が広がる姿も、個体でそれぞれで違い、好みのパキラが選びやすいです。

透き通るような薄い葉を、テングのうちわのように広げるパキラ。日当たりの良い場所で育てるのが最適ですが、直射日光が当たると葉焼けを起こしやすいです。また、エアコンの風によって、葉の色味が抜けたあと、株が枯れてしまうことも。

耐陰性が強い樹木なので、午前中は日が差し込み、午後は日陰になるような半日陰で管理しましょう。

乾燥に強く、水切れで枯れる心配が少ない樹木なので、乾燥気味で育てるのがベスト。月に1〜2回のペースで土の表面が乾燥して白っぽくなっていたら、水をたっぷりと与えてくださいね。

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【屋外】枯れないおすすめの観葉植物5選

収納棚とグリーン

ここでは暑さや寒さ、乾燥などに強くて、屋外でも育てやすい観葉植物を5種紹介します!観葉植物を育てたことがない初心者でも育てやすいものがあるので、ぜひ屋外で育ててみたくなるような種類を見つけてみてくださいね。

⑥オリーブ 

オリーブ

光に当たると、シルバーの葉がきらきらと美しく輝くオリーブ。細い枝から空へ真っ直ぐと立ち上がった葉が、スタイリッシュな印象を与え、洋風テイストの庭によくなじみます。細い幹が、地面からなめらかな曲線を描きながら伸びていくので、すっきりとした見た目に。

地中海沿岸の地域に自生するオリーブは、乾燥した場所を好み、日当たりと風通しが良い場所で育てるのがベスト。湿気がたまりやすい場所では育ちにくく、根腐れや病害虫によって枯れやすいです。

鉢植えを置く場所や、地植えで植え付ける場所が快適だと枯れにくく、種類を選べば実も毎年楽しめます。ルッカや、アルベキナは、1本で実がなるオリーブの木なので、収穫をしたい方にはおすすめです。

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⑦ユーカリ・ポポラス

ユーカリ ・ポポラス

丸くてかわいらしいハート型の葉が特徴のユーカリ・ポポラスは、人気の観葉植物。灰色味を帯びた緑の葉は、ノスタルジックな雰囲気があり、切り花はもちろん、アレンジメントにしても美しくて、楽しみ方がさらに広がります。

オーストラリアに自生するユーカリ・ポポラスは、暑さや乾燥に強く、水切れを起こしにくいです。直射日光がよく当たる場所でも葉焼けしにくくて、元気に育ちます。

ただし、水やりをし過ぎると、土の中が過湿になり根腐れを起こすことも。鉢植えで管理する場合は、月に3〜5回の頻度で水やりをすると枯れにくいです。

地植えの場合は、植え付けてから1年以上たった株であれば、雨の水だけで管理しましょう。

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⑧ユーカリ・グニー

ユーカリ・グニー

シルバーの小さな葉がたくさん伸びて、こんもりとした姿になるユーカリ・グニー。ミントのような爽やかな香りが楽しめ、リラックスのできる心地よい空間がつくれます。

ユーカリ・グニーは暑さや寒さに強く、気温の変化で枯れる心配が少ない樹木です。冬は氷点下20℃程度でも枯れず、防寒対策がなくても屋外で育てられます。

ただし、直射日光に当たり過ぎると、株が弱ってしまうこともあるので、午後は日陰になるような半日陰で育てましょう。

また、根を地中に浅く張る樹木なので、風で木が倒れないように、強風が当たらない場所で育ててくださいね。

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⑨ユーカリ・ムーンラグーン

ユーカリ・ムーンラグーン

葉軸から、先がシュッととがったような複数の小さい葉を出すユーカリ・ムーンラグーン。白味を帯びた緑の葉が、多種類の植物が植えられた明るい洋風の庭によくなじみます。

育てるときは、直射日光の当たらない半日陰で、風通しを良くし、霜に当てないようにしましょう。比較的寒さには強いですが、氷点下5℃を下回る場所では育ちにくく、枯れてしまうことも。冬の間は、室内に移動できるように鉢植えにして、育てるのが最適です。

乾燥にはとても強いユーカリ・ムーンラグーンですが、水切れを起こしてしまうと、枯れやすいです。できるだけ、土の中が乾燥し過ぎないように、定期的に水やりをしましょう。月に4〜6回ほどを目安にして水やりをすれば、枯れにくい株に生長しますよ。

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⑩シマトネリコ

シマトネリコ

白い斑点模様の幹がしなやかに伸び、初夏にはブラシのような黄色味を帯びた白い花を咲かせるシマトネリコ。樹形が美しく、和風や洋風とさまざまなテイストの庭にあいます。庭木として育てられることが多いですが、観葉植物として鉢植えで育てるのもおすすめ。

沖縄や台湾など暖かい地域に自生するシマトネリコは、日本の気候風土によくあい、日当たりと風通しの良い場所で育てれば、初心者でも育てやすく枯れにくいです。

ただし、寒さには弱く、氷点下5℃を下回ってしまうと枯れやすいので、冬は株元周りに腐葉土やバークチップなどで、マルチングをしましょう。

シマトネリコは生長スピードが早く、大きくなると樹高が10mを超える高木です。枝葉が混み合っていると、病害虫の被害にあいやすいので、2年に1度のペースで、実が落ちる10〜11月ごろに剪定しましょう。

花や実が終わって古くなった枝の切り戻しや、枝葉が過密になった箇所を間引くように切り落とすのがポイント。

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観葉植物を枯らさないコツとは

水やり

観葉植物が枯れてしまう原因は、日当たりや風通しの悪さ、水の量、寒さ、病害虫などとさまざま。特に水やりのタイミングや量の調整は、プロの園芸家でも完璧にやるのが難しいといわれることも。

しかし、プロのように育てられなくても、枯らさないように育てることは、コツを知れば、初心者でもできるようになりますよ。

観葉植物を枯らさないコツは、以下のことに注意するだけです。

  1. 日当たりの良い場所に置く
  2. 水やりの回数を把握しておく
  3. 風通しを良くする
  4. 葉水を行う
  5. 根詰まりをさせない

できるだけ、育てる観葉植物それぞれに当てはまった条件や状況をつくってあげること。育てる場所、気温、湿度など、植物にとって快適となる環境づくりが大事です。

日当たりの良い場所に置く

基本的には、観葉植物は日当たりの良い場所で育てるのが最適です。日陰に強い植物でも、光がない場所では育ちにくく、枯れやすいので、できるだけ明るい場所で管理しましょう。

ただし、直射日光が当たる場所では、葉焼けや水切れを起こしたり、葉が乾燥したりして害虫が集まりやすくなることも。観葉植物によって、直射日光に対する耐性が違うので、育てるときは、一度植物の生態や特性を把握してから、世話をするのが良いです。

水やりの回数を把握しておく

植物を枯らしてしまう原因の一つである水やり。タイミングや量の調整は、パッと植物や土の状態を見ただけではわかりにくいですよね。

判断がしにくい場合は、水やりの回数を把握しておくことも、枯らさないための1つの手段になります。

季節や管理する場所によって気温や湿度が変わるほか、植物の種類によっても1日で水を吸い上げる量が違うので、水やりの量を、観葉植物ごとに調整することがコツ。

夏場は3日に1度、冬場は月に1〜3回など、自分でわかりやすく決めておくのもいいかもしれませんね。

風通しを良くする

植物にとって大事な要素は、光と水以外に、風通しの良さが含まれます。風通しが悪いと、病害虫の被害にあいやすく、枯れてしまうことも。

観葉植物を外に置くときは、風通しがあって湿気がたまりにくいような場所がベスト。風通しが悪い場所では湿気がたまりやすく、菌やウイルスによる病気が発生しやすいです。

ただし、室外機のような不自然な風は、葉を乾燥させ過ぎて、虫が集まりやすくなるので注意してくださいね!

葉水を行う

観葉植物に水やりをするときは、葉にも水がかかるように与えるのがポイント。葉の表面に付いたホコリや害虫が取り除けて、光合成しやすく、枯れにくい株へと生長します。

また、夏場や冬の乾燥した時期は、ほぼ毎日霧吹きで葉水をしましょう。葉の表面だけでなく、裏面にも吹きかけると、水分を吸収して、緑の鮮やかな株になりますよ。

ただし、葉水をしたあと、水滴が残った状態で直射日光に当たってしまうと、葉焼けを起こしてしまうことも。葉水をしたら、できるだけ水滴を拭き取って、葉をきれいにしてあげるのも大切です。

根詰まりをさせない

植物は葉だけではなく、根もゆっくりと呼吸しています。鉢が根でパンパンになってしまうと呼吸ができず、根詰まりを起こして枯れてしまうことも。できるだけ、鉢のサイズが観葉植物の株のサイズにあうように、育てる必要があります。

観葉植物の種類によって違いますが、基本的には、1〜2年に1回のペースで植え替えをしましょう。根詰まりを防ぎ、古くなった土を新しく変えられるので、植物の生長も良くなります。

また、鉢底穴や土の表面から根が出ているときは、植え替えのサインなので、できるだけ、一回り大きい鉢に移し替えてくださいね。

観葉植物と枯れについてよくある質問

観葉植物

室内や屋外で観葉植物を枯らさずに育てるのは、難しく感じることもありますよね。少しでも観葉植物の枯れる原因について、疑問に感じていることが解決できるよう、アドバイスとともに紹介します。

大きい植物と小さい植物どっちが枯れにくい?

これは一概には言えませんが、どちらかというと大きい植物のほうが枯れにくいかもしれません。株の大きさだけで考えると、子株よりも親株の方が環境の変化に強いです。

しかし、植物が草花か樹木かのどちらかのタイプで、枯れやすさは違います。また、草花でも多肉植物のような植物は、樹木タイプの植物よりも水切れを起こしにくいものもあります。

植物の生態や特性、育った環境などによって「枯れにくさ」は違うので、大きさだけで判断するのは注意した方がいいでしょう。

枯れちゃったらどうすればいい?

観葉植物が枯れてしまった場合は、速やかに処分します。

植物が枯れる原因は水切れ、根腐れ、寒さ、病気、害虫がほとんどです。病気や害虫の場合は、ほかの植物に伝染したり、飛び移ったりすることもあるので、被害が拡大しないように、枯れた植物はゴミ袋にしっかりと封をして、処分しましょう。

また、病気によっては、土が細菌やウイルスに感染している場合もあるので、一緒に処分するのが最適です。

トイレや玄関で観葉植物を枯らさないコツは?

日陰に強い観葉植物を選び、ときどき日当たりと風通しの良い場所に移動させるのが、枯らさないコツです。

比較的、家の北側面に設計されることが多い、トイレなどの水回りや玄関は、リビングや寝室よりも暗いと思います。その場合は、耐陰性のあるシダ植物や、ヤシ科の植物などが、暗い場所でも枯れにくくておすすめです。

トイレや風呂場など風通しが悪い場合は、明るい場所で日光浴させながら、涼しい風にも当てると、生長が活発になり、枯れにくい株に育ちます。

観葉植物が枯れるのは風水的に意味がある?

風水的には、「室内のエネルギー(気)が少なくて枯れる」もしくは、「悪い運気を観葉植物が吸ってくれるから枯れる」といわれることがあります。

良い意味と悪い意味がありますが、「植物が枯れる」ということには、何かしらの原因があると思います。「育て方を1度改める必要がある」という意味で、受け取ることも大事です。

余談:プリザーブドフラワーやドライフラワーもあり

観葉植物や草花が枯れてしまうことに抵抗がある方は、茎や枝の一部を切り取ってつくるプリザーブドフラワーやドライフラワーで、長く鑑賞を楽しむのもおすすめです。

プリザーブドフラワーなら、時間や手間がかかりますが、見た目が生花のような色味と質感で植物を保存でき、数十年と長期に渡って鑑賞できます。

ドライフラワーは、切った植物を風通しの良い場所に吊るして干すだけ。色味が次第に抜けてしまうので、寿命は半年から1年ほどですが、初心者でも手軽に作れる魅力があります。

ただしプリザーブドフラワーや、ドライフラワーは、植物が枯れる前に切り取ってつくらなければならないので、新鮮なものを使って作ってみてくださいね。

まとめ

ケアを少し怠ったり、間違った育て方をしたりすると、次第に枯れてしまう観葉植物。初心者では枯らさずに育てることが難しいと思いがちですが、植物の生態、特性、育つ環境などを把握し、種類を選べば、室内や屋外でも枯らしにくいです。

また、枯れないための育て方のコツや注意点を知っていれば、すくすくと元気に育ってくれますよ。

捉え方を変えると植物を枯らすことで、枯れた原因がわかり、次に育てるときに失敗するリスクが減ります。枯らすことを恐れずに、観葉植物を育てることも大事です。

柴﨑 光一
建築・インテリア学科卒の元造園士。植物が大好き過ぎて、大自然のカナダで植物と戯れながら、 観葉植物・庭木・草花を使ったガーデニングの世界を開拓しています。 建築と造園の経験に加え、趣味のさまざまな植物やコケの収集、植物アート作りを生かして、 みなさんに観葉植物の魅力をお届けします。好きな観葉植物は、ザミオクルカス・ザミフォーリアとフィカス・アルテシマです!