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愛犬と植物。住むものみんなが心地よく過ごせる1LDKの賃貸マンションの暮らし DATE : 2023.09.13
LIFESTYLE

愛犬と植物。住むものみんなが心地よく過ごせる1LDKの賃貸マンションの暮らし

約1年前に今の家に引っ越したことをきっかけにInstagramをはじめたSさん。都内の1LDKの部屋で2匹のダックスフンドと暮らしています。住まいやライフスタイルにマッチしたもの選びや植物と犬との暮らしのことを伺いました。

名前:Sさん

職業:会社員・ヴィンテージラグ販売

Instagram:https://www.instagram.com/3_no_ie/

物件マニアが見つけた明るく、日向ぼっこできる部屋

− 物件好きで、10件以上は引っ越しをしているというSさん。今の家も以前から住みたくてチェックしていたそう。

Sさん:ハイシニアになった犬たちはあんまり散歩ができないので、日向ぼっこができるように日当たりの良い南向きの部屋はマストな条件でした。

空間作りでは、色使いを統一することを意識しています。白と茶色と黒をベースに、植物の緑を入れて、ラグなど小物で明るい色をワンポイントで入れています。

Sさん:家具の配置などは犬が17歳のダックスフンドでハイシニア犬ということもあって、怪我をしないように気をかけています。高いものだと登れないので、ソファもぎりぎり登れる高さのものを選んでいます。

他には、床がどうしても滑ってしまうので、乗り降りするところと、歩くところにはラグを敷いています。

− ラグはインテリアのアクセントということだけではなく、滑り止めになっていたんですね。

Sさん:この家の床は本来はフローリングで、その上にフロアタイルを敷いています。以前住んでいた家で、おしっこを床にしてしまう時期があって。今は在宅で仕事ができているのですが、その時期は出勤していたこともあり、すぐに拭くことができなかったため床材を腐らせてしまって。

そういうことがあったことと、インテリアとしても雰囲気がガラッと変わるという点でフロアタイルを使っています。引っ越し時も剥いでまた使えるので、この床も前の家から持ってきて足りない分だけ買い足しています。

在宅ワークとともに始まった植物との日々

− 明るく、日当たりの良い空間となると、犬にも植物にも優しい空間ですね。植物はいつくらいから飾るようになったのでしょうか。

Sさん:植物に関しては食べてはいけない植物も多くあります。なので以前は仕事で家にいないこともあったので一切置いていませんでした。

最初に置き始めたのが5年くらい前です。転職をして在宅が増えたことをきっかけに1鉢置いてみたんです。そうしたら、全然興味を示さないし、いたずらもしないので、これはいけるなと。そこからどんどん増えていきました。

− いろんな種類の観葉植物がありますが、好きな植物や気になっている植物はありますか?

Sさん:まめな性格ではないので、そこまで手がかからずとも育つ丈夫な性質な植物を選んではいますが、中でもフィロデンドロンが好きだと思います。

[https://andplants.jp/products/philodendronbirkin-tableplants-l]

Sさん:今の部屋の感じだと置けないからどうしようってところですが、主役級の大きいサイズの植物を一つ置きたいです。今あるモンステラより大きく、ボリュームのあるものがいいなと。

気になっている植物はリュウビンタイです。すごく気になっているのでネットで気に入った形を見つけたら保存しています。

− 植物や鉢はどういったところで買ったり、選んだりしていますか。

Sさん:鉢は出かけた時に見つけて買ってくることが多いです。なので、鉢から買うことが多いかもしれません。素材感をマットな質感でまとめていて、置いておくだけでもかわいい鉢を選んでいます。

植物は「ここに置きたい」という目的を決めてから買いにいくことが多いです。レンタカーでいくつか園芸店やホームセンターなどを回ります。見ているだけでも楽しいので、いい出会いがあった時に購入しています。

鉢から買っちゃうから「この鉢に合う植物を買おう」と植物を買ってきたら今度は鉢に合わなくてまた鉢に合う植物を探すなんてこともあります。

ブランドよりも、無名なものを。1点ものを楽しむもの選び

− Sさんの部屋の家具や雑貨は、風合いのあるものが多い印象です。棚や椅子も木やラタンと自然素材のものも多く暖かみを感じます。もの選びの時に大切にしていることや、普段見ているお店を知りたいです。

収納はご自身で後付けしたもの

Sさん:家具のブランドに興味がなくて。なるべく無名なもの、ヴィンテージとか古いものが好きです。誰でも持っているものというよりは一個しかないものを探しています。なのでメルカリやヤフオク!を使うことが多いです。よく見ていますね。

木の家具も好きです。選ぶ時は木の色味が近いものを選び統一感は意識しています。あとは、高すぎず、大きすぎないもの。

できるだけ安く好みのものを見つけて、自分で直したり、形を変えたりして使っています。

ライトを置いている台は元は壊れて捨てられていたテーブルを

リメイクして使用

[https://andplants.jp/products/monsteradeliciosa-s]

− どれもお値段以上に見えていると思います。それはご自身で手を加えているからというのもありそうですね。どちらにしてもお買い物上手だと思います。

Sさん:それはInstagramのフォロワーさんからもコメントをもらったことがあります。どれも高そうに見えると。そんなことなくてリーズナブルなアイテムも多くありますし、100均も好きでよく使っています。

愛犬の絵を入れている額縁はIKEAの額縁をペイントして使用

− メルカリ、ヤフオク!を使うとなると実店舗よりネットで買うことのほうが多そうですね

Sさん:家具や雑貨はネットで買ったもののほうが多いかも知れません。リアルな店舗よりネットを駆使することが多いです。実物を見て、買って帰ることはあんまりないかも。

モンステラを乗せているコーナーラックもネットで見つけました。オンラインストアだとSHARK ATTACKさんとWANT ANTIQUEのサイトをよく見ます。

RePLAYCE、FUNagain、HYSTはInstagramを見て気になるものがあったら行くこともありますが、ヴィンテージものは1点ものなので売り切れていることもありますね。

欲しいものは自分で作る 空間を活かすためのDIY

Sさん:奥の棚やカメラを収納している白い棚、玄関とリビングの間にある柵は作りました。欲しい物がなかったら作ります。

Sさん:奥の棚は壁の幅に合わせて木材を切って、乗せているだけです。壁と壁にピッタリはめているので揺れに強く問題なく使えています。

コーナーラックはネットで購入。

Sさん:壁は跡が目立たない石膏ボード用のピンを使用しています。コーナーのモンステラを置いている棚は耐荷重5kgのピンを2つ使用していることと、鉢の重さをちゃんと測ってから使用しています。

玄関へ続く廊下にある奥行き9cm の自作棚

Sさん:カメラを収納している棚は限られているスペースに置けるよう奥行きを9cmで作ったもの。

柵は玄関からリビングまで扉がない部屋なので、宅配の人が来た時に犬が飛び出してしまわないようにするために作りました。

家具もそうですが、DIYもなるべく低予算でできるよう考えて作っています。

愛犬たちが飛び出ないように作られた柵は

フックで止めることができる。

− 最後に、まだ引っ越されて1年とちょっととのことですが、これからも模様替えなどを考えていますか?これからのことをお聞かせください。

Sさん:この1年の間でも、何度か模様替えしていて。全体的に雰囲気は落ち着いたかなという感じです。犬たちが日向ぼっこできるよう季節ごとに日当たりに合わせてソファを移動させようかなとは考えています。

AFTER INTERVIEW編集後記
大切な家族が心地よく暮らせるための部屋づくり。でも、自分の好きなものも楽しむ。デスクの上にある犬たちの絵や犬を思いやるDIYに空間作り。随所に溢れる犬たちへの思いやりにSさんの人柄が伝わりました。センスが光るアイテムはどれも驚くほどリーズナブル。なんと拾ったものもあるそう。金額だけではなく自分なりの軸があるからこそ生まれる素敵な空間なんだろうなと思いました。
パーソナル植物診断

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