テーマは「海外のアトリエ」。都内在住デザイナーの洗練された住まいの秘訣。 DATE : 2022.03.02
LIFESTYLE

テーマは「海外のアトリエ」。都内在住デザイナーの洗練された住まいの秘訣。

東京都内で一人暮らしをしている洋服デザイナーの水野さん。

彼女の自宅は、落ち着いていながらシンプルすぎない洗練された雰囲気。そんな海外アトリエのような彼女の自宅にて、インテリアの秘訣やライフスタイルについてざっくばらんにお聞きした。

水野さん

1991年生まれ。レディースのアパレルブランドにて、洋服デザイナーとしてオリジナル商品の企画からデザインまでを行なう。

好きなものは、「カレー」「チャイ」「ヴィンテージ」「アート」「花」など。

Instagramアカウント(https://www.instagram.com/mizu__room/)

テーマは「海外のアトリエ」。1K6畳、都内一人暮らしデザイナーのインテリアへのこだわり。

− お部屋がすごい洗練されていて統一感が感じられるんですが、何かテーマのようなものはあるんですか?

 

水野さん:私の中のテーマが、海外のアトリエのような雰囲気です。

このモルタル調の壁も、普通の白の壁だったところに自分で壁紙を貼って。端を見るとすごい粗が目立つんですけど、意外とリアルな質感で結構気に入ってます。

ご自分で貼ったというモルタル調の壁紙。

− なるほど。海外のアトリエ風なんですね。いい意味で、女の子っぽくないお部屋ですね。

 

水野さん:そうなんですよね。ちょっと中性的な部屋にしたいと思ってて。男の人が住んでてもおかしくないくらい、女の子っぽさをなるべく消したいとは思っていました。

壁紙の色もクールな雰囲気にして、それにプラスして植物があるのが可愛いかなって思ってます。

海外のアトリエのような雰囲気を目指したインテリア

水野さん:テーマを合わせるために、なるべく素材は「木」とか、細い部分は「黒」とか、自分の中でなんとなくルールは決めていますね。

なので、このプランタースタンドも自分で塗りました。本当はメープル調の木だったんですけど、それが馴染まなかったので黒に塗り替えました。

 

− なるほど。DIYのようなことは結構やってらっしゃる感じなんですね。

 

水野さん:そうですね。引っ越してきたのがちょうど1年前くらいなんですけど、そのタイミングで「こういう部屋にしよう」って決めて、そこから壁紙を貼って、植物を取り入れて、って感じで作っていきましたね。

ご自身で黒く塗り直したプランタースタンド

− 絵も多く飾ってありますね。

 

水野さん:これはネットで取ってきた画像を印刷してフレームに入れているだけなんですけど、額縁は自分でアンティーク風に加工しました。

本当は真っ白なフレームだったんですけど、金メッキ塗って、その上から黒塗装して、それをやすりでかけてって感じでヴィンテージ調にしました。

 

− すごい手間がかかっているんですね。

 

水野さん:ちょうどコロナで暇だったので(笑)。

白いフレームに金メッキと黒塗装を施し、やすりで削ることでヴィンテージ調に。

水野さんご自身で描いた油絵。(右)の絵は一軍に上がれず、行き場を失っているらしい。

廊下に飾られている油絵は水野さんご自身で描いた。

こちらも水野さんが描いた油絵。一軍には上がれないため、行き場を失っているらしい。

− 部屋には植物もたくさんありますね。

 

水野さん:そうですね。吊るしたり、置いたり。

緑はたくさん欲しいんですけど、ちょっとズボラなんで全て本物だと難しいかなと思って。なのでリアルと造花を混ぜています。

部屋にはたくさんの植物が。本物の植物と造花がうまく混ぜ込まれている。

− 植物を好きになったきっかけはありますか?

 

水野さん:一番初めのきっかけは、2021年の1月に入って「植物を育ててみよう」みたいな気持ちが芽生えて。愛でたいって感じ。ペットを飼うみたいな気持ちですね。

それで、1月にストレリチアを買ってみました。それからいくつか買っていったら、すごいハマってしまいました。

結構成長するのが可愛いと思って、いっぱい買ってますね。

最初に購入した、細身でシュッとした姿がお気に入りのストレリチア・レギネ

− 花瓶もすごいオシャレですよね。

 

水野さん:そうですね、オブジェっぽい雰囲気で。

フラワーベースってすごい色々な形のものがあるから見てて面白いなって思って、結構集め出したらハマっちゃって。コレクターみたいな気持ちですね。

花瓶はヴィンテージのショップで買ったりもします。ネットでヴィンテージものを探すのが結構好きで、そういう昔のヴィンテージものとかは結構置いています。

今ではコレクターのような気持ちで花瓶も集めている。

一輪挿しに入ったアンスリウム。週に1度お花を買うのがお楽しみ。

90cm×180cmの鏡は、部屋が広くなる効果を狙って大きいものを購入。

− 部屋にある色々なアイテムはネットで探すことが多いんですか?

 

水野さん:そうですね。ネットで探しつつ、無いものは自分で作ろうかなって感じですね。

インスタでいいのを探すことも多いですね。最近は個人でBASEとかで売っている方も多いので、そういう人から買うことも結構多いです。

なので暇さえあればネットリサーチしてますね。

 

− 部屋にあるのもの1個1個がすごいセンスがあるなと感じるんですが、買うときの基準とかはありますか?

 

水野さん:直感で「いいな」って思うものを買いますね。他には無い形のものとか、フォルムが可愛いものとか、「ワクワクしてときめくモノ」を買うようにしています。

部屋には魅力的な小物たちが綺麗に並べられている。

− それでも空間としてすごい洗練されてますし、すっきりしていますよね。

 

水野さん:ものはあまり増やさないでおこうとは思ってます。服とかも、1着買ったら1着売るとか。そう言う感じでなるべく溜まらないようにしています。

置き方は、空間全体を見るために全体の写真を撮って、それを見ながらバランスを考えて配置してます。全体を見て、「ここにこの高さのものが欲しいな」とか、「ここに吊るしたいな」とか考えてますね。

高さのバランスとか、色のバランスを見てます。

 

− なるほど。確かに空間を立体的に使うことが大事なのかもしれないですね。

水野さん:本当はもっと広い部屋に引っ越したいんですけどね。植物も、めっちゃ大きいパキラを置きたいです。

パキラ(https://andplants.jp/products/pachira-m)

趣味はスパイスカレーとチャイ作り。カレーの街で過ごす、デザイナーの私生活。

− 普段はデザイナーとして働かれていてお忙しいとは思うんですけど、自宅にはどのくらいいらっしゃるんですか?

 

水野さん:基本的に出社しているんでほとんど家にはいないですね。

ただ、家に帰ってきた時に好きなものに囲まれていたら幸せだなって思うと、小物とかたくさん集めちゃいます。

 

− キッチンにすごい量のスパイスがありますね。自炊とかは結構するんですか?

 

水野さん:いや、そこまでではないです。

ただカレーがめちゃくちゃ好きで。食べに行くことも好きなんですけど、作ることにもハマってて。創作物みたいな感じですね。

キッチンにはたくさんのスパイスが並ぶ。ステンレスのラックは楽天市場で購入。

水野さん:この街に住んでいるのも、カレーが好きすぎて。すぐ食べにいける距離にカレー屋さんがあったらいいなと思って住みました。

あとはチャイにもハマってて。一番いいレシピを今めちゃくちゃ研究してます。

コンロの上には、「チャイの作り方」。

− 休みの日とかは何されているんですか?

 

水野さん:休みの日は散歩することが多いですね。

カレー屋さん巡りとか。インテリアが好きなので、いい感じの植物屋さんやお花屋さんを巡ったり、ヴィンテージショップ、古着屋さんを見つけたり。

 

− デザイナーっていうのもあると思うんですけど、なんでも自分でやっちゃう感じがすごくいいですね。

 

水野さん:私の周りも結構そういう人が多いですね。何か買って、自分で一手間を加えてオリジナリティを出す感じ。

楽しみがそういう素朴なところにいくのがすごいいいですよね。ちっちゃい幸せみたいな。

最近は外でバジルとか育てたいなって思いますし、植物とか、園芸とか、お母さんとかの趣味と近くなってきたなって思います(笑)。

− 今はずっと洋服のデザイナーをしていると思うのですが、今後もずっとその方向で続けていく予定ですか?

 

水野さん:そうですね。今のところはそう考えています。

ただ、インスタでは部屋のことを投稿していてインテリアもだんだん楽しくなってきてますし、カレーが好きで「カレー屋さんとコラボしたい」ってずっと言ってますし。そういう面白い試みはやりたいなとはすごい思っています。

アパレル系という軸を持ちつつ、なにかやれたら楽しそうだなと思ってます。

AFTER INTERVIEW編集後記
「海外アトリエ」というテーマで統一されて洗練された雰囲気の水野さんのお家。そこには小物・植物の配置の仕方や全体的な色使いなど思わず真似したくなるような工夫も盛りだくさん。家は洗練された居心地のよい空間、外に出れば美味しいカレー屋さんやおしゃれなインテリア巡りなど、まさに憧れる東京での暮らしがそこにはありました。

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