建物の工事が無事に完了したお祝いの気持ちを伝える竣工祝い。
竣工式に招かれたら、竣工式を華やかに演出するお花のギフトを用意しましょう。
しかし、竣工祝いは頻繁にある行事ではないため、どんなギフトを選んだらいいのか分からないという人も多いかもしれません。
そこで今回は、竣工祝いにふさわしいお花の選び方や気をつけるべきポイントを詳しく解説していきます。予算別におすすめのギフトもご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
下記のページには華やかなデザインとボリューム感を重視したスタンド花をまとめました。開店祝い、就任祝いなど、特別な催事やお祝い事におすすめです。
[https://andplants.jp/pages/stand-flower]竣工・新社屋落成祝いのお花を選ぶ時のポイント
まずは、どうやって竣工祝いのお花を選べばいいのかを見ていきましょう。
選び方のポイントは、次の3つです。
- 相場で選ぶ
- 竣工式の規模で選ぶ
- 贈り先の意向に沿って選ぶ
竣工祝いのお花は、竣工式の壇上や、会場の入り口やロビーなどに飾られます。そのため、胡蝶蘭やスタンド花などの大きく華やかなサイズのお花を贈るのが一般的です。
竣工を祝い、今後の発展を願うと同時に、贈り先との信頼関係も表します。大きなお花がたくさん並んでいると、贈り先の人脈の広さや信用度の高さがうかがえますよね。また、お花が並んでいると通り過ぎる人々の目にも留まりやすく、開業のアピールにも繋がります。
しかし贈り先との関係性や、会場の規模によって選び方は異なります。上の3つのポイントを押さえて、贈り先にぴったりのお花のギフトを選んでみましょう。
では順を追って解説していきます。
①相場で選ぶ
まず大切なのは予算です。竣工祝いの予算相場は、10000円〜50000円が平均的です。
贈り先との関係性による相場の違いは、次の通り。
身内 | 10000円〜30000円 |
友人・知人 | 10000円〜15000円 |
一般的な取引先 | 10000円〜30000円 |
重要な取引先 | 30000円〜50000円 |
式典に招待されている場合は、15000円以上のお祝いを用意するのが一般的です。式典に招待されていない、式典が開催されない場合は、5000円〜20000円の予算で用意しましょう。
竣工祝いは贈り先にとって一大イベントであり、たくさんあるお祝いごとではないため、高めの予算で準備する人が多いようです。
特に、取引先の方には失礼のない立派なお花を贈りましょう。
②竣工式の規模で選ぶ
竣工式が行われる際には、式典や建物の規模に合わせたお祝いを用意しましょう。
多くの人が招かれる大企業や大きな施設の竣工式には、たくさんのお花が贈られることが予想されます。規模に対して小さいお花を選んでしまうと、ほかのお花に見劣りしてしまいます。贈り先との関係性を考慮して、相手に失礼がないよう、少し大きめのサイズを選びましょう。
一方で、個人の事務所や小規模の式典に対して大きすぎるお花を選ぶと、設置場所に困ってしまいます。お花の大きさを考える時には、飾るスペースにも配慮する必要があります。
分からない場合は、先方にお花を贈りたい旨を伝え、サイズを確認しましょう。事前に相談しておくことで、贈り先も会場設営や準備がしやすくなります。
③贈り先の意向に沿って選ぶ
竣工式の形式によっては、開催する側が祝い花を一括で用意するケースがあります。
開催する立場からすれば、たくさんの取引先からお花が届くと設置場所の調整や受け取りが大変です。開催側が取りまとめてひとつの花屋に注文することで、設置や管理がしやすくなり、祝い花も統一感が出て見栄えも整います。
この場合、開催側が胡蝶蘭やスタンド花など種類や金額を決め、贈り主は選択肢の中からギフトを選んで後日支払いを行います。先方の案内に従いましょう。
また、祝い花自体を辞退しているケースもあります。
招待状や案内の記載をよく見て、贈り先の意向を確認してからお花を手配しましょう。
竣工・新社屋落成祝いのお花を贈るタイミング
竣工祝いのお花は、竣工式当日の開始1時間前までか、前日に届くようにしましょう。贈り先の都合を聞いてから手配すると確実です。
スタンド花やアレンジメントなど切り花を使ったギフトは、なるべく当日に届くようにするといいでしょう。
暑い季節や会場の環境によっては、前日に贈るとしおれる花が出てしまうこともあるからです。前日に届ける際にはお花屋さんにその旨を伝え、しおれにくいお花で作ってもらいましょう。
なお、胡蝶蘭ならすぐにしおれる心配がありません。前日までに贈る場合は、胡蝶蘭がおすすめです。
竣工式を行わない場合は完成日から1週間以内に、竣工祝いまたは新築祝いとして送ります。遅くても1ヶ月以内には届くようにしましょう。
[https://andplants.jp/pages/stand-flower]竣工・新社屋落成祝いにおけるのし・立て札の書き方
竣工祝いにおけるのし・立札には、「祝竣工」または「祝御竣工」と表書きをつけます。
シンプルに「祝」「御祝」だけでもいいでしょう。地域性によって違いもありますが、分からない場合は「祝竣工」が無難です。
立て札の書き方例は下の通りです。
▼贈り主のみ記載する場合
「祝竣工 株式会社〇〇」
「御祝 株式会社〇〇 代表取締役〇〇」
▼贈り先も記載する場合
「祝竣工 株式会社◎◎様 株式会社〇〇より」
一般的には贈り主のみ記載するケースが多いです。贈り先名も書く場合は、社名や名前を間違えないように気をつけましょう。
AND PLANTSでは立札を無料で同封できます!
AND PLANTSでは、オリジナルの立札を無料で同封することができます。
商品をカートに入れて進んでいただくと、上記画像にある「法人向け立て札を添える」のボックスが出てきます。
そこでチェックを入れてもらえると完了です。
[https://andplants.jp/products/stand_flower-1_step-yellow]竣工・新社屋落成祝いのお花を贈る時のマナー
竣工祝いのお花を贈る時には、気をつけたいマナーが3つあります。
- 花びらや葉が落ちにくい花の種類を選ぶ
- 赤色のものは選ばない
- メッセージカードをつけるとなお良い
順番に見ていきましょう。
花びらや葉が落ちにくい花の種類を選ぶ
スタンド花やアレンジメントを贈る場合、花びらや葉がパラパラと落ちやすいお花を選ぶのは避けましょう。
新しい建物を汚してしまっては大変です。特に花粉は、壁紙などにつくと取れない場合があります。
注文する際、お花屋さんに「会場が汚れにくいお花で作ってほしい」と一言伝えると安心です。また、長持ちするお花を選ぶようにお願いしましょう。
赤色のものは選ばない
竣工祝いには、火事を連想させる赤色は贈ってはいけないとされています。
真っ赤なスタンド花やアレンジメントは、避けるのが無難でしょう。
明るく大きく見えるオレンジ系やイエロー系、上品な白×グリーン系などが人気です。ミックスカラーも華やかでおすすめですよ。
贈り先の企業のコーポレートカラーにするとより一層喜ばれます。
メッセージカードをつけるとなお良い
完成のお祝いとこれからの発展を祈る気持ちを込めて、メッセージカードを添えると丁寧です。
その際、「燃える」「焼ける」「潰れる」「倒れる」「落ちる」などの縁起が悪い言葉を使わないように注意しましょう。
ANDPLANTSでは、無料でメッセージカードをおつけしています。購入ページから選択できますので、ぜひご利用ください。
以下にメッセージ例文やお祝いの言葉を2つまとめましたので参考にしてみてください。
新社屋の竣工、誠におめでとうございます。関係者各位のご尽力に心から経緯を表し、今後ますますの発展をお祈り申し上げます。
晴れの竣工式典、お祝い申し上げます。貴社のご繁栄を心より祈念いたします。
竣工・新社屋落成祝いのお花の種類
ここからは、竣工祝いにふさわしいお花を具体的に解説していきます。
まず、竣工祝いによく選ばれるのは次の3つです。
- 胡蝶蘭
- スタンド花
- アレンジメント
予算や会場、式典の規模に合わせた種類を選びましょう。ひとつずつご紹介します。
胡蝶蘭
「幸福が飛んでくる」の花言葉がある胡蝶蘭は、縁起が良いお花としてお祝いには定番のギフト。
豪華で高級感があってどこでも飾りやすく、フォーマルな印象の竣工祝いです。
お花は1ヶ月以上もきれいに咲き続け、竣工式の後も新社屋や店舗を華やかに彩ります。鉢植えで長持ちする上、水やりは10日前後に1回と少なくて済むため、贈り先に負担をかけません。
竣工祝いでは、大輪サイズの5本立ちがよく選ばれています。式典に飾る場合、格式高い白色を選ぶといいでしょう。華やかさがほしい時はピンク、花の中心が赤い赤リップなどが人気です。
スペースがあまりない場所には、ミディ胡蝶蘭などの小さいサイズがおすすめです。
[https://andplants.jp/collections/phalaenopsis]スタンド花
スタンド花とは、脚のついた専用スタンドに大きくお花をアレンジした、大型のフラワーギフトです。高さがあり大きく華やかで、目を惹きます。
式典の会場や、入り口を彩るのにふさわしい竣工祝いです。
スタンド花には、スタンドの上部のみにアレンジメントがセットされた1段タイプと、スタンドの下部にもお花を生けてある2段タイプがあります。
お花の種類や色によって、贈り先にぴったりの雰囲気にすることができます。胡蝶蘭やユリを使って高級感を出したり、南国テイストやナチュラルテイストにしたり、個性あるギフトを贈りたいときにおすすめです。
[https://andplants.jp/products/stand_flower-phalaenopsis-mix]アレンジメント
アレンジメントは、器に給水スポンジをセットしてお花をアレンジしたものを指します。コンパクトで、受付など狭いスペースにも置きやすいのが特徴です。
小規模な竣工式や、竣工式を行わない場合の贈り物に最適でしょう。大きさと予算を調整しやすいので、贈り先に合ったサイズを選びやすいのがメリットです。
ANDPLANTSのアレンジメントは、アイアンスタンドをオプションでつけることができます。店舗の入り口に飾る時など、高さがほしい時におすすめです。
[https://andplants.jp/products/flower-arrange-yellow-large]お花が苦手な方に贈るなら観葉植物もおすすめ
お花の管理が苦手な方へのお祝いには、観葉植物がおすすめです。
観葉植物は、竣工式の後もインテリアとして飾っておけるのが最大のメリット。店舗や事務所などの竣工祝いに向いています。
インテリアを重視したお祝いにするなら、ゴムノキがおすすめです。現代建築に合いやすく、飲食店やカフェのような雰囲気が出ます。「幸福」などの縁起の良い花言葉がついているので、贈り物にぴったりです。
中でもフィカス・ベンガレンシスは、ほどよい葉の大きさで飾りやすいのが特徴です。耐陰性が強いため、置く場所を選びません。育てやすい初心者向きの観葉植物です。
[https://andplants.jp/products/benghalensis-l]竣工・新社屋落成祝いにおすすめのお花|予算別
次に、予算別でおすすめの花ギフトをご紹介いたします。
- 10000円〜20000円|スタンド花1段
- 20000円〜30000円|スタンド花2段
- 30000円〜50000円|胡蝶蘭5本立ち
- 50000円〜|胡蝶蘭10本立ち
具体的な大きさや、贈る時の注意点も一緒に解説していきます。
10000円〜20000円|スタンド花1段
10000円〜20000円の予算なら、スタンド花1段がおすすめです。
スタンド花1段とは、脚のついた専用スタンドの上段にアレンジ花がセットされたスタンド花のことです。15000円前後から注文することができます。
竣工祝いのような滅多にないお祝いにふさわしい華やかさがあります。
ANDPLANTSでは、首都圏限定でスタンド花の注文をお受けしています。90cmのスタンドの場合、お花を含めた全体の高さは約140cm〜150cm、幅は約70cm。スタンドの色は白と黒の2種類からお選びいただけます。
[https://andplants.jp/products/stand_flower-1_step-green]20000円〜30000円|スタンド花2段
20000円〜30000円の予算では、スタンド花2段が人気です。
スタンド花2段とは、スタンドの上部と下部の2箇所にアレンジがセットされたスタンド花です。ボリュームがあり豪華で、竣工式を盛大に演出してくれます。
下部にも重さがあるため、スタンド花1段よりも安定しています。屋外に置く時でも安心です。
ショップによっては式典後やお花が終わった後、スタンドや器を引き取ってくれるサービスがあります。注文時に手配しておくと、贈り先が処理に困りません。
ANDPLANTSのスタンド花2段は、120cmのスタンドを使用してお作りしています。全体の高さは約170cm〜180cm×幅80cmで、首都圏のみご注文を承っています。
[https://andplants.jp/products/stand_flower-2_step-mix]30000円〜50000円|胡蝶蘭5本立ち
50000円以内のお祝いでは、大輪の胡蝶蘭5本立ちが人気です。
大輪サイズとは、お花の直径が14cm前後の胡蝶蘭を指します。大輪の5本立ちは花数が多く見応えがあり、華やかでフォーマルな印象があります。
ANDPLANTSの5本立ち胡蝶蘭は、高さ約90cmです。ラッピングの色はレッド、ブラウン、グリーン、パープルからお選びいただけます。
華やかな竣工祝いには、レッドやブラウンのラッピングがおすすめです。贈り先の雰囲気によっては、落ち着いた印象のグリーンも喜ばれます。パープルはお供えのイメージが強いため、竣工祝いには避けた方がいいでしょう。
[https://andplants.jp/products/phalaenopsis-l-brown]50000円〜|胡蝶蘭10本立ち
50000円以上の竣工祝いなら、胡蝶蘭10本立ちがおすすめ。大きく圧倒的な豪華さで、特別なお祝いにはぴったりのギフトです。
胡蝶蘭は、花茎の本数や花の輪数などで金額が決まっています。例えば同じ10本立ちでも、100輪前後の商品は9万円前後、120輪以上の商品は10万円以上が相場です。
なお10本立ち胡蝶蘭100輪の大きさは、高さ110cm〜120cmほど、幅は100cm前後が目安です。予算や置き場所に合わせて選びましょう。
スタンド花やアレンジメントを50000円以上で作成することも可能ですが、高さも幅も含めると非常に大きくなります。飾る場所が確保されている大きな会場にはおすすめです。
竣工・新社屋落成祝いのお花に関するよくある質問
ここからは、竣工祝いの花に関するよくある質問をまとめてみました。
- お花以外の竣工祝いはなにがある?
- 竣工式・落成式・完工式の違いはなに?
竣工祝いを選ぶ時の参考にしてみてくださいね。では見てみましょう。
お花以外の竣工祝いはなにがある?
お花以外では以下のような竣工祝いがあります。
- 現金のご祝儀
- ギフト券
- お酒
- 時計などのインテリア
- 観葉植物
現金のご祝儀は、先方が固辞されている場合もあります。確認してから用意しましょう。
また、竣工祝いは神事でもあるため、昔からお供物としてお酒を選ぶ方が多く見られます。日本酒の一升瓶2本セットが代表的です。
しかし近年は車で移動される方が増えたこと、一升瓶を飲む機会が減ったことなどから、ほかのギフトにされる方も多いようです。お酒を用意する時は、飲めない人用のジュースなどを一緒に贈ると喜ばれます。
竣工式・落成式・完工式の違いはなに?
竣工式のほかにも、落成式、完工式という名称もよく耳にしますよね。それぞれの違いをまとめてみました。
竣工式 | 建築工事の完了を祝う神事・式典 |
落成式 | 完成した建物をお披露目する式典 |
完工式 | 竣工式+落成式の俗称 |
意味合いや目的は似ていますが、竣工式と落成式の大きな違いは竣工式は神事であることです。
竣工式は建築工事の完成を感謝し、神様に感謝し今後の繁栄や安全を祈願する神事です。同時に、工事関係者への感謝の気持ちを表すための式典でもあります。普通、工事関係者や取引先を招待して行われます。
一方落成式は、工事完了の感謝と関係者へのお披露目を兼ねた式典です。
工事関係者や取引先に加えて、報道関係者や工事で迷惑をかけた近隣の方なども招待します。テープカットなどの行事を行ない、式典の後に祝賀会を開催することもあります。
竣工式と落成式は通常分けて行われますが、まとめて行なうケースも少なくありません。その場合、招待状の名目によって立て札の表書きを変えましょう。落成式がメインの時には、「祝落成」「祝新社屋落成」などの表書きを使います。
まとめ
竣工式を華やかに彩るのに欠かせないお花のギフト。
生花は瑞々しくて縁起が良く、新しい建物と送り先様の門出を祝うのにふさわしい贈り物です。滅多にないお祝いだからこそ、豪華で特別感のあるギフトを用意したいですね。
相手に喜ばれるお祝いをプレゼントするには、案内状をよく確認して、相手の意向を汲むことが大切です。大きなお花のギフトを贈るときには、置き場所や都合の良い配達時間などをしっかり確認してから手配しましょう。
相手に合った竣工祝いを送って、お祝いの席を華々しく引き立てられるといいですね。
[https://andplants.jp/pages/stand-flower]