日陰でも育つ観葉植物

日陰でも育つ観葉植物10選!玄関や屋外でも育てるコツを紹介

 「日陰でも育てられる観葉植物が知りたい」と思っていませんか?

「日陰で観葉植物は育たない」と思われがちなのですが、実は育てるコツさえ押さえてしまえば日陰でも育てることができます。

水をあげすぎないようにしたり、水はけのいい土に植え替えをしたりするといいですよ。詳しくは記事後半で解説していきます。

今回は日陰で育つ観葉植物と、日陰で育てるためのコツを説明します。

観葉植物を日陰で育てている/育てようか迷っている方には役に立つ知識なので、是非参考にしてみてください。 

日陰でも観葉植物が育てられる

観葉植物は日陰でも育てられます。

日陰というのは「日光が当たらない場所」のことを指し、直射日光が当たらずに明るい場所でも日陰と呼びます。室内ですと、北側の窓辺、蛍光灯照明の事務所、南向きの窓から数メートル離れた場所などがそれにあたるでしょう。

ちなみに半日陰は「午前中もしくは午後など、短時間だけ日の当たる場所」のことです。1日を通して日光を確保できなくても、少しの時間だけ当てることで健康に生育することが可能です。

観葉植物を置きたい場所に全く日光が入らなくても、日陰・半日陰に場所を移動させて管理するといいでしょう。少し手間にはなってしまいますが、日頃の世話が植物の健康に繋がります。

耐陰性をもつ観葉植物がおすすめ

日陰で観葉植物を育てる場合は、耐陰性のある観葉植物がおすすめです。

観葉植物は耐陰性という性質を持っています。耐陰性とは、直射日光がそこまで当たらなくても成長する性質のことで、先述した「日陰」のような場所で育つことができます。

観葉植物によっては、日本の真夏のような強い日差しだと葉焼けを起こしてしまうので、日陰での生育が好ましいものもいます。しかし、日陰だと十分に光量が足りない場合があるので、植物の性質を考えて選ばなければいけません。

日陰で育つ観葉植物5選

以上のことを踏まえて、日陰で育つ観葉植物を次の5つにまとめました。

  1. ペペロミオイデス
  2. エバーフレッシュ
  3. ユッカエレファンティぺス
  4. フィカスベンガレンシス
  5. ガジュマル

それぞれ樹形・葉が異なるので、自宅のインテリアなどに合わせて選ぶのもよさそうです。具体的にチェックしていきましょう。

①ペペロミオイデス

ペペロミオイデスの最大の特徴は、パンケーキのような可愛らしい葉っぱです。そのことから「パンケーキプランツ」の名で流通しております。

 日当たりを好みますが、日陰でも生育することが可能です。環境にも次第に適応してくれるので、置き場所を一度決めたら固定させる方がいいでしょう。

また、暖かいところで育ってきたので冬への耐性はあまり高くありません。特に冬場の窓際は冷気が冷たいので、観葉植物によっては痛んでしまいます。冬場の管理だけ気をつけるようにしてください。

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 ②エバーフレッシュ

 エバーフレッシュも日陰で育つことができる観葉植物です。置き場所を転々としてしまうとストレスになってしまうので、こちらも一度決めた場所に置くようにしてください。順応性が高く、環境に慣れると水やりだけで成長します。

また、エバーフレッシュには面白い性質があります。それは、日中は葉っぱを開いて夜になると閉じることです。就眠(睡眠)運動とも呼ばれ、夜の間に水分が蒸発してしまうのを防ぐためと言われています。

「植物が生きていること」を今一度、実感させてくれる存在とも言えるでしょう。

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③ユッカエレファンティペス

鋭い葉とたくましい幹が特徴のユッカ・エレファンティペスです。この大きくなった幹の根元が象の足」のように見えることから「エレファンティペス」が名付けられました。屋外でも育てられるほど丈夫ですが、屋内の日陰でも管理することが可能です。

耐暑性・耐寒性を備えているので、特別な注意は必要ありませんが、水やりの頻度に気をつけてください。常に湿った状態が続いてしまうと根腐れを起こす可能性があります。

なので、春夏は2週間に1回、秋冬は月に1〜2回くらいでも大丈夫です。いずれもお水の量は、鉢底から出るほどしっかりあげましょう。

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 ④フィカスベンガレンシス

フィカス・ベンガレンシスも日陰でも育てることができる観葉植物です。日光がそこまで確保できない場合は、水やりの頻度だけ注意すれば上手に生育することができます。土の中まで乾いていることを確認してからお水をあげてください。

また、葉の先端がウンベラータとは違って鋭いことから、風水では嫌な気などを浄化してくれる作用があります。リビングなど人が集まる場所では、多くの気が集まりがちなので、ひとつ置いておくといいかもしれません。

インテリアとしてもおしゃれに飾れるので、自宅のシンボルツリーとしてもおすすめです。

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⑤ ガジュマル

ぼってりした幹が特徴的なガジュマルは、日光がとても好きなのですが、日陰での管理も可能です。屋外で育てる場合は特別な心配は入りませんが、屋内はなるべく日光が入るといいでしょう。仕事前に日が当たる場所に移動させ、帰ってきてから元の場所に飾るなどでもいいですよ。

水も大変好むので、春夏は土が乾いたらすぐにあげてください。乾燥が続いてしまうと、幹がしわしわになってしまうことがあります。冬場の寒い時期になったら、土が完全に乾いてから2〜3日後にあげるようにして調整しましょう。

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屋外の寒さに強い日陰でも育つ観葉植物5選

屋外の寒さに耐えることができるかつ日陰でも育つ観葉植物を下記5つにまとめました。

  1. シマトネリコ
  2. オリーブ
  3. コルジリネオーストリアレッドスター
  4. ゴールドクレスト
  5. フランスゴムの木

「冬場などの寒さに耐えられる植物が知りたい」と気になっているのではないかと思い、今回ご紹介していきます。どれも日陰で育てられますので、屋根下などに置いてもいいかもしれません。

⑥シマトネリコ

シマトネリコは、一年中緑のつやつやしい葉をつける観葉植物です。屋外の寒さにも強く、育てるのも難しくありませんが、葉を多くつけるので水切れに注意してください。

というのも、寒い時期であれば乾いてからでいいですが、真夏は毎日あげるくらいが好ましいからです。それくらい水分の蒸発が早いということです。

秋口から屋外で管理して環境に適応できると、関東であれば雪が降っても冬越しができます。その際は葉を落とす可能性もありますが、春頃に新芽がまた吹いてくるでしょう。

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 ⑦オリーブ

平和・知恵などといった花言葉を持つオリーブも、屋外の寒さに大変強いです。関東であれば雪の降る日などでも問題ありません。

また、直射日光に当たる環境の方がよりよく健康に生育できますが、屋外であれば屋根下の日陰でも管理ができます。

ただし土が常に湿っている状態が得意ではないので、水はけのいい土に植えれるといいでしょう。水やりをしていて普段より浸透しづらくなったら、根が張っている証拠なので、春夏の暖かい時期に植え替えをするといいです。

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⑧コルジリネオーストリアレッドスター

コルジリネオーストリアレッドスターは、シャープでスタイリッシュな観葉植物です。インテリア性も高いですが、寒さにも強いので屋外の管理に向いています。こちらも多湿が得意ではありませんので、水はけのいい土に植え替えておくとなおよいです。

幹にもよりますが、高さが出てくる種類ではないので、玄関付近に置いてもモダンで様になるでしょう。上記のように黒い鉢に植えるとより一層引き締まります。屋内であれば、全くの暗い場所ではなく日陰を選ぶようにしてください。

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⑨ゴールドクレスト

円錐形の葉でおなじみのゴールドクレストです。街中で見たことがあるのではないでしょうか。こちらは、寒さに強い性質を持っており、屋外での管理に適しています。日当たりのいい場所を好みますが、日陰でも概ね生育が可能です。

ただしその場合は、直射日光が当たる置き場所よりも水が乾くスピードが緩やかになるので、注意が必要です。

というのもゴールドクレストは、ずっと湿っている環境が得意ではないからです。土の表面ではなく、中もしっかり乾いていることを確認してから、水やりをしてください。

⑩フランスゴムの木

 フランスゴムの木は、ゴムの木の仲間でもあり、曲がりが特徴的な観葉植物です。耐陰性があり、日陰でも育てることができます。ただその場合は、夏から秋にかけて気温が落ち着いてきた頃から、屋外の気温に慣れさせておく必要があります。

それは、真冬のいちばん寒い時期に急に屋外に出してしまうと、環境の変化に対応できず枯れることもあるからです。買うタイミングを考慮すれば、次第に屋外の寒さでも対応できるようになるでしょう。

水やりは、乾いてからあげるというメリハリをつければ問題ありません。

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日陰で観葉植物を育てるときの3つのコツ

「日陰で育てられる観葉植物はわかったけど上手く育てられるか心配」という人に向けて、育てるときのコツを3つご紹介します。

  1. 1週間に日光を当てる日を設ける
  2. 水やりは控えめにする
  3. 水はけのいい土に植え替えをする

植物というのは、環境や場所が変われば育て方も調整してあげなければいけません。しかし、それぞれのコツを押さえれば問題なく育てることができますよ。

1週間に日光を当てる日を設ける

観葉植物をお世話している環境にもよりますが、やはり日光は植物にとって大切なエネルギーになります。もし、1日を通して日が当たらない日陰の場所で管理しているのなら、1〜2日は窓際やベランダに出して日光浴をさせるといいでしょう。

「直射日光にいきなり当てるのはおすすめできない」と聞いたことがあるかもしれませんが、真夏などの時期だけを気をつければ大丈夫です。その時期に出してしまうと数時間で葉っぱが焼けてしまいます。その箇所は元に戻らなくなるので注意してください。

水やりは控えめにする

観葉植物は、直射日光なのか日陰なのかで水の乾く速度が変わってきます。たとえば、直射日光が当たる置き場所で管理している植物と同じ水やりの頻度で、日陰の植物に与えてしまうと腐ることがあります。

大切なのは、置き場所にかかわらず土をきちんと触り、湿っているかどうかを確認することです。日陰の場合は、土の表面ではなく、土の中が完全に乾いたことを確認してから水やりをしましょう。

水はけのいい土に植え替えをする

日陰に置く観葉植物は、水はけのいい土に植え替えをするのも得策でしょう。それは、水はけがよければ乾くスピードも早くなるからです。そうなれば、腐らせる可能性が低くなるので「つい水を多くあげてしまった」という場合でも心配が減るでしょう。

ただし、屋外で管理をする場合はより乾くのが早くなるので、水やりの頻度が増えることもあります。屋内なのか屋外なのかで変わってくるので、状況によって判断できるとなおよいです。

日陰で観葉植物を育てるときのよくある質問 

それでは最後に日陰で観葉植物を育てるときのよくある質問を下記にまとめました。

  1. トイレや玄関などの日陰でも育つ観葉植物が知りたい
  2. 日当たりが悪いデスクでも置ける小さい観葉植物は?
  3. 観葉植物を日陰で育てるとどうなるの?

日陰は、場所によって入ってくる日光の光量が違うので、植物も調整する必要があります。また、直射日光ではない環境下なので、植物がどう育つのかも気になるのではないでしょうか。

トイレや玄関などの日陰でも育つ観葉植物が知りたい

自宅にもよりますが、リビングと比べて日光がそこまで入らないことを前提としたとき、下記3つの観葉植物がおすすめです。

  1. ポトス
  2. ホヤ
  3. ペペロミア

どれも葉が多肉質で乾燥にも強いので、お水やりの頻度も少なくて大丈夫です。また、スペースが確保できない場合でもそれぞれ3〜5号などの小さいサイズで出回っているので、出窓などにも置くことが可能です。風水でも気を浄化してくれる作用があるので、人の気がたまりがちなトイレや玄関にはいいかもしれません。

日当たりが悪いデスクでも置ける小さい観葉植物は?

日当たりが悪いデスクでも置ける小さい観葉植物は『デスクに置ける観葉植物のおすすめ5選!選び方とメリットも解説』も参考にするといいです。基本的に手乗りサイズであることが望ましいので、植物の種類よりサイズ感を意識して選ぶといいかもしれません。

というのも基本的には耐陰性が備わっている植物が多いからです。環境にも次第に順応してくれるので、まずはお気に入りのを見つけてみてください。

観葉植物を日陰で育てるとどうなるの?

観葉植物を日陰で育てると次第に徒長してきます。徒長というのは一見、成長しているように見えますが、実際は茎や枝が間延びしているだけなので、健康に育っている植物とは違ってきます。

そうなると暑さや寒さに対する耐性が低くなりますし、害虫に対する抵抗性も下がってしまいます。徒長して形が崩れてしまっても、置き場所を変えて日当たりを確保してあげると復活することもあります。徒長させないためにも、定期的に日光浴をさせてあげることが大切です。

まとめ

日陰でも育つ観葉植物をご紹介してきました。置き場所によっては適切な日当たりが確保できませんが、植物の性質を考えてあげれば、相性がいいものもあります。

もともと外の自然な気候で生育されてきた植物なので、育てる環境によっては成長度合い・健康面も変わってきます。いつまでも健やかに育ってもらえるように、環境に合わせた管理をしたり、日を当てたりなど工夫をするのが大切です。 

馬淵 大
観葉や多肉植物が昔から好きで、今は自宅でコウモリランをメインに育てています。 前職で、仕入れ、植え替え、販売などを経験。育てているうちに、まるで我が子のように愛着を感じてお持ち帰りしてしまう日も。 同じように…とまではいかなくても、そんな風に愛着をもって育ててもらえれば嬉しいです。 ぜひ一緒にお気に入りの植物を探すお手伝いをさせてください。