独特な質感とニュアンスカラーがおしゃれなドライフラワー。インテリアとしても注目されていることから、近年特に人気が高まっています。
ドライフラワーは生花と違った魅力があり、お手入れの手間がかからないので「敬老の日にドライフラワーを贈りたい」と考える方もいるかもしれません。
インテリアや飾り物が好きなおばあちゃん・おじいちゃんであれば、きっと喜んでくれるでしょう。
しかし、ドライフラワーの印象に「枯れたお花のイメージが強い」「プレゼントにアリなのか」と思う方もいるかもしれません。
そこで今回は、敬老の日にドライフラワーを贈る際のポイントや花の種類、購入方法などについて解説していきます。
プレゼントにドライフラワーを考えている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
[https://andplants.jp/collections/keirou_day]敬老の日にドライフラワーを贈るのはアリ
「敬老の日にそもそもドライフラワーを贈るのはアリなのか」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、プレゼントとして贈るのはアリです。
敬老の日の贈り物には、グルメギフトやファッションアイテム、生花の花ギフトなどの人気が高いですが、ドライフラワーを贈るのも良いです。
インテリアとして飾ってもらうことを考えて、飾りやすく置けるようになっているものや、ブーケであれば花瓶とセットで贈るなどすると貰った後も助かります。
飾ってもらうことをイメージしながら、ドライフラワーを選んでみましょう。
関連記事:プレゼント用のドライフラワー|おすすめや注意点を紹介
プレゼントにおすすめのドライフラワーの種類
ドライフラワーの中で、プレゼントにおすすめの花の種類を紹介します。ドライフラワーは、生花の中でもドライフラワーになりやすいものが加工されており、ドライフラワーならではの種類がラインナップしています。
紹介する3つの花は、ドライフラワーの色の雰囲気、質感が魅力的で、華やかさもあるためプレゼントにおすすめです。
- リモニューム
- バラ
- ラベンダー
リモニューム
リモニュームは別名「スターチス」の名でも出回ることが多い花です。細かく小さな花をたくさん付けるのでふんわりとボリューム感があり、ドライフラワーで人気が高いです。
花言葉は「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」です。花色によっても花言葉は異なり、様々な意味を持ちます。
劣化によって花色が変わりにくいことから「永遠の花(everlasting flowers)」と海外では呼ばれています。紫、ピンク、白など色の種類も豊富にあり、イメージに合わせて選ぶことが可能です。
ドライフラワーは色がくすんで落ち着いた雰囲気のものが多いですが、リモニュームは比較的色が残った状態でドライになるので、アクセントのカラーになり、ブーケに華やかさを出せます。
[https://andplants.jp/products/dryflower_material_limonium_purple_large]バラ
ドライフラワーのバラは、ドライになると色の変化があり、ドライフラワーらしいくすんだニュアンスカラーを楽しめます。
絶妙な色の風合いは、ドライフラワーが好きな人にとっては、たまらない色かもしれません。淡い色、濃い色のバラでも全く異なる表情を見せます。
バラは「花の女王」と呼ばれるほど存在感と美しさのある花なので、ドライフラワーでもプレゼントに適した花といえるでしょう。ドライフラワーのブーケにギフトらしい華やかさを与えてくれます。
ピンクのバラの花言葉には「感謝」「温かい心」「幸福」などがあります。敬老の日に伝えたい感謝の気持ちを花言葉に込めて贈ることができる花です。
[https://andplants.jp/products/dryflower_material-rose_pink]ラベンダー
香りが魅力のラベンダーは、ドライフラワーになっても香りがほのかに残り、お部屋に置いて香りを楽しむことができます。
ポプリ(ドライフラワーをアロマオイルと混ぜ合わせて、室内で香りを楽しめるフレグランスアイテム)と似た役割があるともいえるかもしれません。
ラベンダーのドライフラワーは、シンプルにラベンダーだけで束ねられたものも素敵です。インテリアとフレグランスを兼ね備えたプレゼントになり、きっと喜んでもらえるでしょう。
ラベンダーの花言葉は「あなたを待っています」「期待」「沈黙」「清潔」です。
[https://andplants.jp/products/dryflower_material-lavender]ドライフラワーの購入方法
「実際にドライフラワーはどこで買えるのか」と疑問に思う方も多いかもしれません。最寄りのお店ではあまり見かけたことがないという人も多く、「お店で見かけても種類が少ない」なんてことも。
そこで、ドライフラワーのおすすめの購入方法を3つ紹介します。お店によって取り扱いの種類は異なりますが、ぜひ参考にしてみてください。
- オンラインショップ
- 実店舗の花屋さん
- 雑貨屋さん
オンラインショップ
オンラインではドライフラワーを専門に取り扱うお店や、珍しいドライフラワーを販売しているお店、ハンドメイドサイトで出品されているものなど様々な種類があります。
たくさんの商品を比較しながら、ゆっくり見ることができます。実店舗のお店ではなかなか見かけないようなものもあるので、見ているだけでも面白いです。
欲しいドライフラワーのイメージがある人は、特にオンラインショップがおすすめです。オンラインの方が探しやすく、種類が多いため、きっと気に入るものが見つかるでしょう。
[https://andplants.jp/collections/dryflowers]実店舗の花屋さん
実店舗の花屋さんでは、主に生花をメインに取り扱うお店が多いですが、ドライフラワーに特化した花屋さんもあります。花の色の風合いや質感を実際に確認しながら選ぶことが可能です。
オンラインサイトでも写真で商品を確認することはできますが、実物を見てみると色が少し違うことや、サイズ感がイメージと異なることもあります。
実店舗で買う場合は、イメージ違いを防ぐことができるので、心配な人は実店舗のお店での購入がおすすめです。
オンラインサイトと比べると品揃えが少ないと感じることが多いかもしれませんが、お店のスタッフの人に相談しながら、選ぶことができるのも実店舗の良さでしょう。
雑貨屋さん
インテリアとしても注目されているドライフラワーは、雑貨屋さんでも販売されていることが多いです。
インテリアとして部屋に馴染みやすく、飾りやすいものや、かっこよく見栄えする花などがあります。
お店によって取り扱いの種類には幅がありますが、少し珍しい種類の花を置いていることもあるので、掘り出し物と出会える可能性があるのが特徴です。
雑貨屋さんでは、お家の雰囲気もイメージしながら花を選びやすいメリットがあります。部屋の雰囲気とマッチするものを選ぶことも重要なので、雑貨屋さんでの方が選びやすいといった方もいるかもしれません。
ドライフラワーのプレゼントがおすすめな人
ドライフラワーは好みが分かれる花であり、ぜひおばあちゃんの好みに合わせて選びたいものです。どのようなおばあちゃんにドライフラワーがおすすめなのか紹介します。
- インテリア好きのおしゃれなおばあちゃん
- 手間がかからず長く飾れるものが良いおばあちゃん
インテリア好きのおしゃれなおばあちゃん
「 お家のインテリアに凝っている」「お部屋の飾り物が好き」などおしゃれなおばあちゃんにはドライフラワーのプレゼントがおすすめです。
ドライフラワーを自分で作ったり、お家に飾ったりしているおばあちゃんであれば尚良いでしょう。
ドライフラワーはおしゃれな雰囲気が魅力です。お家の中で過ごすことが多いおばあちゃんには、家での時間を少しでも楽しんでもらえるように、ドライフラワーを贈ってみましょう。
手間がかからず長く飾れるものが良いおばあちゃん
生花は花瓶に生けたり、水の交換が必要だったりするので「おばあちゃんに生花のギフトは手間がかかるので大変」と思う方もいるかもしれません。
手間がかからないもので、花を贈りたいと思う人にはドライフラワーがおすすめです。
お手入れが必要ないドライフラワーは、そのまま置いて飾ることができるので、負担になることがありません。おばあちゃんの好みも考慮しつつ、ドライフラワーを贈ってみてはいかがでしょうか。
ドライフラワーを贈る際に気をつけたいポイント
ドライフラワーは飾る環境や保管の仕方、特徴などを把握しておくことで、より良い状態で長く楽しむことができます。
プレゼントでドライフラワーを贈る際には長く楽しんでもらえるように、お手入れのポイントを伝えることも大事です。
2つのポイントを紹介するので、贈る際にぜひお手入れ方法を伝えて贈ってみてください。
- 多湿な環境、直射日光が当たる場所は避けて飾る
- 色が褪せていくことを伝える
多湿な環境、直射日光が当たる場所は避けて飾る
ドライフラワーは、湿気に弱く、多湿な環境で飾るとカビや形が崩れてしまう原因になります。
ドライフラワーは、水分がなく乾燥した状態で花や葉の形を保っているので、水分があると形を保てなくなってしまいます。形が崩れて見栄えが悪い状態になってしまうので、なるべく風通しの良いところに置いてもらうのが良いです。
また、直射日光が当たることで色褪せが早くなり、ぽろぽろと花や葉の一部が取れやすくなる原因になります。
窓辺など日光がよく当たってしまう場所は避け、置き場所が時間帯によって日光が当たってしまわないか確認しながら飾る場所を選ぶのが良いです。
直射日光の当たらない、風通しの良いところに置き、専用のケースなどがあればケースに入れた状態で飾ると長持ちしやすくなります。
色が褪せていくことを伝える
ドライフラワーは、時間の経過とともに色褪せが進みます。それは、光、湿度、温度の関係でゆっくりと色素が抜けていくためです。ドライフラワーの特徴ともいえます。
ドライフラワーはずっと飾っておけるものというイメージがありますが、飾っていれば2カ月~3カ月程度で退色が進み、日持ち自体も2~3年が目安とされます。
置き場所を配慮することで、退色をゆっくりにすることはできるので、置き場所のポイントを贈る際に伝えるようにしましょう。
ドライフラワー以外でおすすめの花ギフト
敬老の日の贈り物で、ドライフラワー以外におすすめの花ギフトも紹介します。花ギフトを検討している方は、プリザーブドフラワーやハーバリウムなどを候補に入れている方も多いかもしれません。
それぞれの花ギフトの特徴を解説するので、おばあちゃんの好みやライフスタイルなどに合わせて適したものを選んでみてくださいね。
- プリザーブドフラワー
- ソープフラワー
- ハーバリウム
- アレンジメント
プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは、生花を特殊加工して、長期間鑑賞できるようにしたものです。造花でもドライフラワーでもない特殊な種類に分類されます。
生花のようなお手入れが必要ないため、気軽に贈れる花ギフトとして人気があります。コンパクトに可愛らしくアレンジされているものが多いため、場所を選ばずに飾ることができ、敬老の日の贈り物としても人気が高いです。
花色は生花では表現が難しいような色があるため、色のイメージが明確にある場合もプリザーブドフラワーがおすすめです。
ソープフラワー
ソープフラワーはシャボンフラワーとも呼ばれ、花びら1枚1枚が石鹸でできている花のことです。見た目はきれいな花の形で作られており、ボックスに入った状態でプレゼントします。
本物の花と見間違えるほどリアルに作られているものも多く、造花の種類に分類されます。実際に入浴剤や石鹸として使用できるものもありますが、石鹸の良い香りを楽しみながら、飾ることが多いです。
生花やプリザーブドフラワーと比べても比較的安価なので、贈りやすいギフトです。
ハーバリウム
ハーバリウムは「植物標本」の意味があり、元来は植物の研究のために、長期保存しておく方法として用いられていたものです。現在は、インテリアとして鑑賞するために、瓶に可愛らしく花が入った状態で販売されています。
瓶の中には、専用の透明なオイルが入っており、オイルにプリザーブドフラワーや押し花が浸っています。手作りできるキットも販売されているので、敬老の日のために手作りしたものを贈ることが可能です。
気持ちを込めた手作りのアイテムを贈れば、きっと喜んでもらえるでしょう。
アレンジメント
やはり生花のギフトを贈りたいと思う方には、アレンジメントがおすすめです。アレンジメントは花束のように花瓶に生け変える必要がなく、水の交換も必要ありません。
器に入った状態で花がアレンジされているので、そのまま飾ることが可能です。お水は器の中に足すだけで良いので手間がかからず管理が簡単です。
筆者が以前花屋に勤めていた際に、敬老の日の贈り物は、花束よりもアレンジメントで贈る方がとても多い印象でした。やはり、なるべく手間のかからないものを贈ってあげたいと考える方が多かったです。
敬老の日に生花のギフトを贈りたいと考えている方は、アレンジメントのタイプも視野に入れてぜひ検討してみてくださいね。
[https://andplants.jp/collections/flowers]敬老の日に贈るドライフラワーによくある質問
敬老の日にドライフラワーを贈る方からよくある質問を紹介します。
敬老の日の贈り物は施設に持って行くという方も多いかもしれません。施設へ贈るシチュエーションでは、どのような配慮が必要になるのか解説します。
また、ドライフラワーは風水的に良くないのではないかと気になる人もいるかもしれません。飾る際のポイントと関連記事をぜひ参考にしてください。
- 施設にドライフラワーを持って行っても大丈夫?
- ドライフラワーは風水的に良くないの?
施設にドライフラワーを持って行っても大丈夫?
「施設に入っているおばあちゃんにプレゼントを持って行きたい」と考える方もいるかと思います。施設にドライフラワーを持って行ってはダメということはありません。
しかし、施設によって持ち込めるものは異なるので、施設に事前に確認をしてから持って行くことをおすすめします。
また体調面や状況を考慮してプレゼントすることも大切です。体調があまり良くないときに香りが強いものを贈ってしまうと、逆に気分を害してしまうこともあります。体調が悪い場合には、香りものは注意が必要です。
また、ドライフラワーは繊細で花や葉などが落ちやすいときもあるので、ネガティブな印象にならないように気を付けましょう。
ドライフラワーは風水的に良くないの?
結論からいうと、飾る場所や飾り方を工夫しないと運気は下がるといわれています。
ドライフラワーは枯れているため「死んだ花」と呼ばれることがあり、「マイナスの運気」を持っているとされています。良い気を運ぶ玄関や寝室などに置くと悪い気を招いてしまうため、注意が必要です。
運気を悪くしないためには、「厄除け」「魔除け」の意味がある赤のものと飾る、花瓶に生けて飾るなど対策することで、悪い運気を打ち消してくれます。
また、置き場所や方角で負のエネルギーを抑えることができるので、興味のある方はぜひ関連記事を参考にしてみてください。
まとめ
敬老の日に贈るドライフラワーについて解説しました。ドライフラワーは生花にはない独特な風合いやニュアンスカラーが魅力です。
おしゃれなインテリアになることから人気が高まっており、インテリアや飾り物などが好きなおばあちゃんにはおすすめのギフトです。生花のように手間がかからないのが良いところでもあります。
しかし、ドライフラワーは好みが分かれるものでもあるので、考慮して贈る必要があります。喜んでもらえる敬老の日のギフトとなるようにチョイスしましょう。