植物名 | セラギネラ |
学名 | Selaginella |
英名 | Spike moss |
科目/属性 | イワヒバ科セラギネラ属 |
原産地 | アフリカ、東南アジア |
AND PLANTSの人気観葉植物を下記ページにまとめました。
デスクや小窓に置けるものから、インテリアの核となる大型サイズまで揃えていますので、ぜひご覧になってみてください。
[https://andplants.jp/collections/plants]セラギネラの特徴
セラギネラは、鮮やかなモスグリーンの葉を広げる植物です。クッションモスと呼ばれることもあり、ふわふわの葉姿はミニ観葉植物としても人気があります。
シダ植物の仲間でもあるため、成長に強い光をあまり必要としません。明るい室内であれば、簡単に育てることができます。
ふんわり広がる葉が可愛らしく、観葉植物としてだけでなく寄せ植えやテラリウムの材料にも人気です。ふわふわのセラギネラで土を隠すように植えるとおしゃれな寄せ植えになるでしょう。
シダ植物の仲間なので、湿った環境を好み乾燥に弱いです。冷暖房の風が直接当たると、すぐに乾燥して枯れる恐れがあるので注意して育ててください。
セラギネラの花言葉
セラギネラの花言葉は「稔り」「負けない心」です。残念ながら、花言葉の由来ははっきりしていません。
「稔り」「負けない心」は、何かに頑張って取り組んでいる方にとってうれしい花言葉ではないでしょうか。努力している方へプレゼントすると喜ばれるかもしれません。
セラギネラにはさまざまな種類がありますが、いずれも美しい緑色でふわふわした姿をしているので、見ているだけできっと癒されるでしょう。
セラギネラの風水
セラギネラは、「不浄を取り除き運気を上げる」風水効果があるとされています。そのため、陰の気が溜まりやすいトイレに置くと効果的です。
悪い気を取り除き、良い運気を巡らせてくれるでしょう。トイレは健康運とも関係が深い場所なので、セラギネラをトイレに置くことで体調も良くなるかもしれません。
耐陰性が強い植物なので、暗いトイレでも生育が可能です。鮮やかなモスグリーンが明るさと清潔さを演出してくれます。
ただし、セラギネラを置くだけでは十分な風水効果を得ることはできません。置く場所は整理整頓して、こまめに手入れして元気に育てることが重要です。
関連記事:観葉植物の風水|場所と効果別のおすすめ
セラギネラの種類や品種
セラギネラは約700~800種あるイワヒバ科の植物です。日本で流通する種類は少ないものの、世界中に多くの品種があります。その中でも、以下はセラギネラの人気5品種です。
- セラギネラ・アポダ:主に「クッションモス」として販売されている品種であり、フワフワ感が強くこんもり育つ
- セラギネラ・オーロラ:アポダに比べて、明るいライムグリーン色の葉を茂らせる
- セラギネラ・ウィルデノウィ:美しい青色の葉を茂らせる
- セラギネラ・レインボーファン:光に当たるとキラキラと光るエメラルドグリーンの葉を茂らせる
- セラギネラ・ピクタ:成長すると草丈が30㎝近く大きくなる
セラギネラは葉色が美しい品種が多くあるので、一種類だけを育てるのも楽しい植物です。ぜひお気に入りの品種を見つけて育ててみてください。
セラギネラの育て方
日当たり | 日当たりのよい置き場所(直射日光は避ける) |
温度 | 最低0℃以上をキープする |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
水やり | 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかりか乾いてから) 秋冬:土の表面が乾いてから2~3日後 |
肥料 | 緩効性肥料、液体肥料 |
剪定時期 | 5~10月 |
置き場所と日当たり
セラギネラは明るく風通しがよい環境を好みます。直射日光に当たると葉焼けしやすいため、一年を通して直射日光には当てないように注意が必要です。
セラギネラは耐陰性を持っていますが、あまりに暗い場所ではうまく生育できません。
置いた場所が暗すぎると、葉色が悪くなったり間延びして形が崩れたりします。そのため、直射日光の当たらない明るい場所に置くことがポイントです。
直射日光が差し込む場合は、レースカーテン越しの柔らかい光を当ててください。
温度
セラギネラは、他の観葉植物に比べて寒さにやや強く0℃でも耐えますが、最低5℃以上をキープして育てるとより安心です。
0~5℃であっても霜雪が当たると枯れる恐れがあるので、屋外で育てている場合は気温が下がる秋には室内に移動させてください。
室内の窓際は屋外と変わらないくらいに冷え込むので、窓から離れた場所で管理します。明るく暖かい場所に置き、暖房の風が当たらないように気を付けてください。
暖房の風が当たると急激な乾燥によって、セラギネラが枯れる恐れがあるので注意しましょう。
水やりの頻度
- 春夏:土の表面が乾いてから
- 秋冬:土の表面が乾いてから2~3日後
春夏の生育期には、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れるくらいに、しっかり水やりしてください。
ただし、水のやりすぎや受け皿の溜め水は根腐れの原因になります。水やり後は、受け皿に溜まった水はこまめに捨ててください。
冬は土の表面が乾いてから2~3日後に水やりをします。セラギネラは湿度の高い環境を好み、乾燥に弱い植物です。
一年を通して、水切れがないように気を付けて水やりしてください。葉水も効果的ですが、細かい葉が密生しているので、葉に水滴が付くと蒸れやすいです。
葉水を行う場合は、土を湿らすようにして葉には水滴が溜まらないようにしてください。
気温の下がる秋以降は徐々に水やりを控えます。暖房によって冬も15℃以上ある場合は土の乾き具合を見て、暖かい時間帯に葉水と水やりをしてください。
もし、鉢植えの水やり頻度に困ったときは、水やりチェッカーの利用もおすすめです。
肥料
セラギネラには、生育期の4~6月、9~10月に2か月に1度置き肥を置くか、水に薄めた液肥を2週間に1度のペースで水やり代わりに与えてください。夏と冬は生育が緩慢な時期なので、肥料は与えません。
セラギネラは肥料が少なくても十分に育ちますが、葉を茂らせたい場合は土に混ぜ込んだ元肥以外に追肥もしましょう。
ただし、肥料の与えすぎは根を傷めて枯れる原因になるため、与えるペースや時期はしっかり守ってください。
剪定方法
セラギネラの剪定時期は5~10月です。傷んだり茂りすぎたりした葉を剪定します。
葉が出ている場所であれば、どこから切っても問題ありません。切り口の下から新しい枝葉を出すので、理想の株姿をイメージして剪定すると良いでしょう。
7~9月は高温で蒸れやすいので、風通しがよくなるように剪定すると夏越ししやすくなります。
セラギネラのよくあるトラブルと対処法
フワフワで可愛らしいセラギネラですが、トラブルも存在します。
ここではトラブルが起きたときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。
根腐れ
根腐れでは、以下の症状が見られます。
- 水をあげても元気にならない
- 土がなかなか乾かない
- 葉が落ちやすい
- 葉が茶色・黄色に変色している
- 幹や幹の根元が柔らかい
- 土から腐敗臭がする
- 土の表面にカビが生えている
- 根黒く変色している
根腐れは、土の中の酸素濃度が低下して土中の細菌叢が変化し、有機物の腐敗が進むことで有害なアンモニアが発生し、土壌環境が悪くなることで発症します。
また、常に土が湿っている状況では根が呼吸することができず、細胞が死んでしまいます。
これが原因で、根から水を吸い上げることができなくなり、植物体に水を供給することができなくなることで死んでしまう現象です。
根腐れの対処法は以下の通りです。
- 鉢から植物を抜き、悪い土を落として水はけのよい土に交換する
- 根の傷んでいる部分、腐っている部分をカットする
- 少量の水を与え、風通しがよく明るい日陰で管理する
※1週間を目安に水が乾くコンディションで管理する - 発根剤を与えてみる
- 傷んだ葉を取り除く
- 枯れた枝を切り取る
根腐れが起こった場合は、鉢を入れ替えて土の環境を変えることが大切です。傷んでしまった根は取り除き、健康な状態が取り戻せるような環境を与えてあげましょう。
赤玉土・ゼオライトなどを用土に混ぜ込むことで、水はけと根腐れを防止することができます。
枝先がダメになっている場合は、生きている部分までカットし、新しい葉を出すことで回復させます。
根元から腐っている場合は、無事な部分で切り取り、挿し木にして発根させて回復させましょう。
根腐れが起こると枝が垂れ、新芽を残すために古い葉を落とす現象が見られます。重度の根腐れの場合は、新芽や枝の先から枯れることがあるので注意が必要です。
根詰まり
根詰まりとは、鉢の中で根がいっぱいになることで起きる症状。根詰まりの症状は以下の通りです。
- 水が浸透しづらくなる
- 底から根が出てくる
- 葉が黄色くなる
- 鉢にヒビが入る
特に春夏の成長期で一気に伸びてしまうと上記のような症状が起きてしまいます。すぐに枯れる要因にはなりませんが、放置してしまうとセラギネラに悪影響です。
対処法はセラギネラの植え替えをすること。
セラギネラを現在の鉢より1つ上の大きい鉢に植え替えることで、上記の症状はほとんど解消されるでしょう。植え替えを行う時期も春夏の成長期が最も適しています。
葉焼け
葉焼けでは、以下の症状が起きます。
- 葉の色素が抜けて白くなっている
- 葉の一部が茶色く枯れている
強い日差しを浴びすぎると葉が傷んで「葉焼け」というトラブルが発生します。
葉焼けの症状に気がついたら、早めに置き場所を検討し直すことが必要です。
対処法は以下の通りです。
- 直射日光が当たっている場合はカーテンなどで遮光する
- 葉焼けした部分はカットする
葉焼けが起こるということは、日光が当たりすぎている可能性が高いため、直射日光に当てないような措置を取りましょう。
また、一度焼けてしまった葉は二度と元に戻りません。傷んだ葉はカットし、新しい健康な葉が生えてくるのを待ちましょう。
セラギネラの害虫トラブルと対処法
セラギネラには害虫トラブルも存在します。
害虫によるトラブルが発生したときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。
ハダニ
ハダニの症状は以下の通りです。
- 葉にクモの巣のような糸がついている
- 葉の裏に小さな虫がついている
- 葉に斑点や傷がある
- 葉の色が薄くなり枯れている
ハダニは繁殖力の強さと、薬剤耐性を持つとても厄介な害虫です。
放っておくと糸を張って大量発生する危険性もあるので、早めに対処を行いましょう。
対処法は以下の通りです。
- 傷んだ葉はカットする
- 葉の表裏、付け根や茎も水で洗浄する
- ハダニに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)
ハダニが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン)を使用するのが効果的です。
2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。
そもそもハダニは、こまめな霧吹き・葉をふき取りきれいにすることを怠らなければ発生しません。
常にきれいな状態を保つために、霧吹きの購入は必須といえます。月に一度はシャワーで洗い流すなどの管理も必要です。
アブラムシ
アブラムシの症状は以下の通りです。
- 新芽が萎縮している
- 葉が縮れている
- 新芽に虫が付いている
- 葉や幹がベタベタしている
アブラムシは繁殖力が強いため短期間で増え、ウイルスを媒介する厄介な害虫です。
放っておくとセラギネラの生育が弱まり枯れる恐れもあるので、早めに対処を行いましょう。
対処法は以下の通りです。
- 縮れた葉はカットする
- アブラムシを取り除く
- 茂り過ぎている枝葉は剪定して風通しをよくする
- アブラムシに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)
アブラムシが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン)を使用すると効果があります。
2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。
カイガラムシ
カイガラムシの症状は以下の通りです。
- 貝殻のような殻を被ったり、粉状の物質で覆われたりしている虫が枝葉についている
- 黒いカビ(すす病)が発生している
- 葉や幹がベタベタしている
カイガラムシは繁殖力の強さと薬剤耐性のある厄介な害虫です。
放っておくとセラギネラの生育が弱まり枯れる恐れもあるので、早めに対処を行いましょう。
対処法は以下の通りです。
- 柔らかい布やブラシで擦り取り除く
- 茂り過ぎている枝葉は剪定して風通しをよくする
- カイガラムシに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)
カイガラムシが発生したら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン・スミチオンなど)を使用するのが効果的。
カイガラムシの成虫には殺虫剤が効きにくいので、幼虫の時期である5~7月に使用するとよいでしょう。
既に貝殻をかぶっている成虫は、柔らかいブラシや布で擦り取ってください。
2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。
関連記事:観葉植物の白い綿はコナカイガラムシ|対処法と予防法を紹介
コバエ
コバエの症状は以下の通りです。
- 土に虫が湧く
- コバエが植物の周囲を飛んでいる
コバエ自体は植物に無害ですが、観葉植物を育てるうえでの不快害虫です。
放っておくとコバエは増えていくので、早めに対処を行いましょう。
対処法は以下の通りです。
- 発酵不十分な堆肥や有機質肥料を与えることをやめる
- 新しい土に植え替える
- 土の表面に無機質な素材(赤玉土・鹿沼土・砂利など)を敷く
- トラップを仕掛ける
- コバエに効果のある殺虫剤を噴霧する
コバエが発生したら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン・スミチオンなど)を使用するのが効果的です。
コバエのトラップは食器用洗剤やお酢、めんつゆなどで作ることができます。植物の近くに置いておくと、簡単にコバエを捕殺できるでしょう。
コバエは、発酵不十分な腐葉土やバーク堆肥、有機質肥料の匂いに引き寄せられます。
そのため、有機質肥料を取り除いたり土の表面に赤玉土や鹿沼土など3~5㎝程度敷き詰めたりするとコバエ発生を防ぐことが可能です。
そもそもコバエは、完熟たい肥を使用した質のよい土であれば発生しません。また、土が常に湿っている状況を避ければ、発生する可能性は低いです。
コバエを発生させないためには、適切な土と水やり管理で育ててください。
セラギネラのよくある質問
最後にセラギネラのよくある質問とその答えを以下にまとめました。
- セラギネラが枯れる原因は?
- セラギネラを青くする方法は?
- セラギネラはテラリウムで育てられる?
- セラギネラは水耕栽培(ハイドロカルチャー)できる?
- セラギネラの適切な増やし方は?
- セラギネラが枯れそうなときの復活方法は?
- セラギネラは水中でも育つ?
それでは具体的に見ていきましょう。
セラギネラが枯れる原因は?
枯れる原因は、「乾燥」「蒸れ」であることが多いです。
セラギネラは湿潤な環境を好み、乾燥を嫌います。土が乾燥し過ぎたり、空気が乾燥していたりすると枯れる恐れがあるので注意してください。
適切な水やりを心がけ、冷暖房の風に当てないことが重要です。湿度の高い環境を好みますが、風通しがないと水やり後に葉が蒸れて枯れることがあります。
そのため、風通しのよい場所に置いてください。風通しが確保できない場合はサーキュレーションで空気を動かして風通しをよくしてあげましょう。
セラギネラを青くする方法は?
セラギネラには、ウィルデノウィやウンキナタなどの青葉系の品種があります。これらの品種を、綺麗な青色にするためには「光」と「湿度」がポイントです。
シダ植物の仲間なので、基本的には強い光は必要ではありません。そのため、窓際から離れた位置の日差しが入らない明るい場所で育てるとよいとされています。
さらに、やや乾燥させると発色が良くなるので、枯れない程度に乾燥気味に育てると、より青く美しい葉色になるでしょう。植物用LEDの青色光だけで育てるのも効果的です。
セラギネラはテラリウムで育てられる?
セラギネラはテラリウムで育てられます。
テラリウムのように密閉または半密閉環境であれば、高湿度を保つことが可能です。結果的に、セラギネラにとって育ちやすい環境になります。
透明なガラス容器を使ったテラリウムであれば、おしゃれに飾ることができるでしょう。ただし、容器内の温度が高くならないように気を付けてください。
容器内の温度が高くなると蒸れて傷み、枯れる可能性があります。直射日光の当たらない明るい室内に置いてください。
セラギネラは水耕栽培(ハイドロカルチャー)できる?
セラギネラの水耕栽培(ハイドロカルチャー)は難しいです。
ハイドロボールやセラミスなどの素材は空気に触れている部分が乾燥しやすいため、高湿度を好むセラギネラには不向きです。穴の開いていない容器に水を溜めても、湿度を維持しにくいので管理が難しいでしょう。
テラリウムのように密閉できる環境であれば、水耕栽培は可能です。また、水のみで育てる水栽培の場合は、根が呼吸できずに腐るのでおすすめはできません。
セラギネラの適切な増やし方は?
セラギネラの適切な増やし方は「挿し芽」「株分け」です。
観葉植物の挿し木同様に、伸びた葉を5㎝程の長さで剪定します。密閉できる容器の中に入れた湿らせた水苔に剪定した葉を挿してください。
その後は容器を密閉して、直射日光の当たらない明るい場所に置いておくと、発根して新芽が出てきます。新芽が大きくなったら、2~3号ポットに植え替えて育ててください。
セラギネラは、生育が順調であれば、株の根元の茎から根が伸びてきます。その根が付くように株分けすると簡単に増やすことが可能です。
株分けした株は植え替えて、発根剤を薄めた水を与えると回復が早く生育が良くなります。
セラギネラが枯れそうなときの復活方法は
セラギネラが枯れそうなときの復活方法は、湿度を維持できる環境に置いて薄めた発根剤を与えることです。
枯れそうになる原因はさまざまですが、多くの場合は土や空気の乾燥です。そのため、簡易的なガラスケースやプラスチックケースに入れて、ラップなどで湿度を維持できる状態にしてください。
その後、水に薄めた発根剤を与えながら様子を見てあげましょう。もし、根腐れが原因の場合は、植え替えてあげてください。
元気な葉を切って葉挿しして、復活させるのもよい方法です。
セラギネラは水中でも育つ?
セラギネラは水中では育ちません。水上で育つ植物なので、水草のように水の中に浸してしまうと呼吸ができずに枯れてしまいます。
テラリウムやパルダリウムで活躍するセラギネラですが、アクアリウムのように楽しむことはできないので注意してください。
セラギネラのまとめ
セラギネラは風通しがよく明るい室内であれば、一年を通して育てることができます。
フワフワとした可愛らしい葉が特徴的で、美しいインテリアグリーンとして活躍するでしょう。
「稔り」「負けない心」の花言葉は、何かに真剣に取り組んでいる方へのプレゼントにも最適です。不浄を取り除き運気を上げる風水効果があるとされているため、多くの方に喜んでもらえます。
ぜひ、可愛らしい癒しのインテリアグリーンとして育ててみてはいかがですか。