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プレゼントに最適な多肉植物

プレゼントに最適な多肉植物|喜ばれるコツと贈る際の注意点

「多肉植物のプレゼントは喜ばれるのかな」

「私は多肉植物が好きだけど、プレゼント相手は喜んでくれなかったらどうしよう」といった悩みはないでしょうか。

ぷくっとした多肉質の葉っぱや茎が人気の多肉植物。初心者でも比較的育てやすい植物ですが、「プレゼントに喜ばれるのか」はわからない方が多いと思います。

そこで、今回はプレゼントに最適な多肉植物について解説します。喜んでもらうコツや、プレゼントする際の注意点についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

[https://andplants.jp/collections/punipuni-plants]

多肉植物のプレゼントは男女共におすすめ

多肉植物のプレゼントは、男女共におすすめです。多肉植物には、「かっこいい」「可愛い」「珍しい」などの特徴を持った品種が数多くあります。

そのため、男女共に好みに合う多肉植物が見つかりやすいです。好みに合った多肉植物をインテリアのように飾ったり、育てて増やしたりする楽しみは、植物を育てたことのない方にとっても魅力的に思えるでしょう。

「最初は不安だったけど、育てて見たらハマった」といった方も多い多肉植物は、植物好きな方以外にもおすすめのプレゼントです。

プレゼント相手が少しでも植物に興味があるのであれば、ぜひ多肉植物を選んで贈ってみてください。

プレゼントにおすすめの多肉植物

プレゼントにおすすめの多肉植物

プレゼントにおすすめの多肉植物は、以下の5種類です。

  1. サンスベリア
  2. 柱サボテン
  3. エケベリア
  4. リプサリス
  5. カランコエ

それぞれ見ていきましょう。また、多肉植物の植え替えギフトボックスもプレゼントにおすすめです。

植え替えギフトボックスについても併せて解説します。

①サンスベリア

サンスベリア
日当たり 太陽の薄日で4時間以上(室内)/電気が付いている時間が長い部屋
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
秋冬:葉の表面にしわが寄ってから(10月以降はほぼ断水)

サンスベリアは肉厚な葉が特徴的な多肉植物です。品種によっては葉が薄く観葉植物のような印象の品種もあります。

どの品種もお水やりの頻度は少なくてお世話が楽なので、初心者にもおすすめです。また、蛍光灯の光で長時間明るい環境であれば、問題なく育つ性質であるため、インテリアとしてのプレゼントにも喜ばれます。

ただし、寒さには弱いため、冬の管理には注意してください。写真の品種はサンスベリア・ファーンウッド・ミカドです。

育て方が気になる方は、「サンスベリア・ファーンウッド・ミカドの育て方」の記事でより詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

[https://andplants.jp/collections/sansevieria]

②柱サボテン

柱サボテン
日当たり 日当たりのよい置き場所
温度 最低0℃以上をキープする
耐寒性 強い
耐暑性 強い
水やり 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
秋冬:葉にしわができてから(冬は月に一回程度で十分)

柱サボテンは、背丈が高く成長する姿から名付けられた多肉植物の一種。どの品種も柱のように伸びている点が特徴です。

茎の内部に水分を蓄えていてお水やりの手間がかからないため、初心者へのプレゼントにもおすすめです。トゲがあるサボテンは小さなお子様やペットがいる方にはプレゼントしにくいですが、柱サボテンはトゲがないため安心して渡せますよ。

サボテンは種類が非常に豊富で、ほとんどが直射日光下の強い日差しを好みます。0℃以下の冬を除いて、屋外で管理できるので、ベランダや玄関外にも適しています。

屋内で育てる場合は、日光の確保が重要です。日当たりの良い窓際でしっかり日光に当てて管理してください。

[https://andplants.jp/collections/peruvianapple]

③エケベリア

エケベリア
日当たり 日当たりの良い場所
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 弱い
水やり 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)

エケベリアは、冬~春にかけて紅葉する多肉植物として人気があります。春秋型の多肉植物の中では、強い日光にも耐える性質です。

葉色の変化が美しく、可愛らしい葉姿も多いことから、女性人気が高い多肉植物でもあります。「優美」「風雅」といった花言葉も一緒に伝えてプレゼントすると喜ばれるでしょう。

はじめてエケベリアを育てる方には、なるべくブルーム(葉に付く白い粉)を持つエケベリアをプレゼントすると、夏の日差しによる葉焼けの心配が少ないです。

ここで紹介しているエケベリアの写真は、「エケベリア・コロラータ」です。

エケベリア・コロラータの育て方の基本は、どのエケベリアにも共通するので、良かったらチェックしてみてください。

[https://andplants.jp/collections/echeveria]

④リプサリス

リプサリス
日当たり 日当たりの良い置き場所
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
水やり 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)

リプサリスは、サボテンの仲間で多肉植物です。細長く繊細な見た目をしていますが、乾燥に強くタフな性質を備えています。

植物を育てたことがない方にも管理がしやすいでしょう。リプサリスは日光を好む植物ですが、室内の明るい環境であれば元気に育ちます

そのため、初めて植物を育てる方も、一年中室内でも管理ができます。細長い茎が垂れ下がるように伸びていくので、インテリアのように楽しめる点もプレゼントとしておすすめです。

写真の品種は、リプサリス・カスッサで、日当たり以外の育て方ポイントは水やりです。

詳しくは「リプサリスの育て方」の記事で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

[https://andplants.jp/collections/rhipsrlis]

⑤カランコエ

カランコエ
日当たり 日当たりの良い場所
温度 最低10℃以上をキープする
耐寒性 弱い
耐暑性 弱い
水やり 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
秋冬:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)

カランコエは、マダガスカル原産の多肉植物で、鮮やかな花と肉厚な葉が特徴です。花を楽しむタイプから葉の色や模様を楽しむタイプまで、さまざまな種類があります。

カランコエは夏型の多肉植物なので、比較的強い日差しにも耐えられます。葉や花が特徴的なカランコエは、コレクションしたくなる多肉植物です。

珍しいものが好きな方へのプレゼントにいかがでしょうか。

ここで紹介しているカランコエの写真は「カランコエ・福兎耳(フクトジ)」です。福兎耳の特徴や育て方は、「カランコエ・福兎耳の育て方」で詳しく紹介しています。

[https://andplants.jp/collections/kalanchoe]

多肉植物の植え替えギフトボックスもおすすめ

多肉植物の植え替えギフトボックスもおすすめ

多肉植物のプレゼントには、植え替えギフトボックスもおすすめです。初めて多肉植物に触れる方も、楽しく植えて育てることができるでしょう。

お子さんがいる方への贈り物としても人気です。お子さんと一緒に植え替えをすることで、成長を楽しんだりコミュニケーションのきっかけになったりします。

すぐに飾れる多肉植物も素敵ですが、植え替え体験もできる植え替えギフトボックスは、多肉植物への愛着がわきやすいです。

「ただ多肉植物をプレゼントするだけでは物足りないな」と考えている方は、ぜひ植え替えギフトボックスをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

[https://andplants.jp/products/tanikugift]

多肉植物のプレゼントが喜ばれる理由

多肉植物のプレゼントが喜ばれる理由

多肉植物のプレゼントが喜ばれる理由は、以下の4つです。

  1. 種類が豊富
  2. 初心者にも育てやすい
  3. 花も楽しめる品種が多い
  4. 増やす楽しみもある

それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。

種類が豊富

多肉植物は種類が豊富です。そのため、多くの方の好みに合う多肉植物が見つかりやすい特徴があります。

プレゼントは、贈る相手の好みに合わせることが重要です。素敵な服や時計、ジュエリーであっても、好みでなければ、受け取る方は嬉しくないかもしれません。

多肉植物にはさまざまな種類があるため、「可愛い」「かっこいい」「綺麗」「珍しい」などの好みに合うものを見つけやすいです。きっと贈る相手の好みに合う多肉植物を見つけることができます。

ぜひ贈る相手が喜ぶ多肉植物をプレゼントしてください。

初心者にも育てやすい

多肉植物のプレゼントが喜ばれる理由は、「初心者にも育てやすい」からです。観葉植物に比べて水やり頻度が少なくて済みます

品種によっては、日陰にも強いため、管理の手間が少ない多肉植物を選べば、初心者も安心して育てることができるでしょう。

お仕事や家事、育児などで忙しい方へのプレゼントにもおすすめです。

花も楽しめる品種が多い

多肉植物は葉姿だけでなく、花も楽しめる品種が多い点もプレゼントとして喜ばれる理由です。多肉植物には可愛い花を咲かせる品種が多いです。

葉姿がかっこいい品種であっても、花は思いのほか可愛い場合があります。葉と花のギャップが、より多肉植物の魅力を高めてくれるでしょう。

また、花も品種によって色や形、香りなどの特徴があるので、植物に興味がある方は、プレゼントをきっかけに色々と集めたくなるかもしれません。

増やす楽しみもある

多肉植物の魅力は株姿の美しさや育てる過程だけでなく、増やしやすい点にもあります。多肉植物の多くは、葉挿しや株分けなどで簡単に増やせます

そのため、プレゼントで受け取った多肉植物をどんどん増やすことも可能です。

例えば、エケベリアやセダムのような多肉植物は、綺麗な葉を土に挿しておくと新芽が出てきて自然と増えやすい性質があります。

初めて植物を育てる方にとって、不思議な体験になるでしょう。「増やす」といった体験をプレゼントできるのも、多肉植物がプレゼントに喜ばれる理由の1つです。

多肉植物のプレゼントを喜んでもらうコツ

多肉植物のプレゼントを喜んでもらうコツ

多肉植物のプレゼントを喜んでもらうコツは、以下5つです。

  1. 意味を込める
  2. ラッピングをする
  3. 寄せ植えをする
  4. 名前や育て方を伝える
  5. メッセージカードを添える

それぞれ詳しく解説します。

意味を込める

多肉植物のプレゼントを、より喜んでもらうために意味を込めましょう。多肉植物は種類によって、さまざまな花言葉や名前の由来、謂れなどがあります

例えば、サンスベリアの花言葉は「永久」「不滅」など。柱サボテンの花言葉は「情熱」です。

シーンに合わせた意味を込めて、贈る相手に日頃の感謝や応援などの気持ちを届けてみてはいかがでしょうか。特別な意味があるプレゼントは、相手により良い印象を与えてくれます。

多肉植物をプレゼントする前に、花言葉や名前の由来などを調べて、渡す際に日頃の思いと一緒に伝えてください。

ラッピングをする

多肉植物のプレゼントをするならラッピングをしましょう。

おしゃれな鉢に植えられている場合は、そのままプレゼントしても喜ばれやすいです。さらに、透明なセロハンラッピングとリボンをすると、よりおしゃれなプレゼントになります。

プラスチック鉢であれば、和紙を使ったラッピングがおすすめです。プラスチック鉢のままのプレゼントは、安っぽく見えることが多いため注意してください。

和紙のラッピングでプラスチック鉢が見えないようにすると、見栄えがより良くなります。

寄せ植えをする

エケベリアやカランコエ、ハオルチアなどの一部の多肉植物は、一つ一つが小さい場合が多いです。そのため、プレゼントとしてはボリュームが少ないこともあります。

ボリュームに不安がある場合は、多肉植物を寄せ植えしてプレゼントすると喜ばれやすいです。

特にエケベリアやセダムなどのぷっくりした多肉植物は、寄せ植えすることで、より可愛らしい印象になります

もちろん、すでに既製品として寄せ植えされた商品をプレゼントするのもおすすめです。

しかし、相手のことを思いながら鉢にもこだわった寄せ植えは、より気持ち伝わるプレゼントとして喜ばれやすいでしょう。

名前や育て方を伝える

多肉植物のプレゼントを喜んでもらうには、「名前や育て方を伝える」が非常に重要です。多肉植物には一つ一つ正式な学名があります。

名前が分からないと、今後の成長の仕方や花、増やし方などを調べることもできません。また、名前の分からない多肉植物には愛着もわきにくいでしょう。

珍しい多肉植物ほど、正式な学名がはっきりしていることで価値が証明されます。寄せ植えとしてプレゼントする場合も、すべての多肉植物の名前が分かるようにすると喜ばれます。

また、珍しい多肉植物ほど、育て方にコツがいる場合も。初心者には育て方も伝えると安心です。

以下では、多肉植物を一覧にしてまとめていますので、ぜひご覧になってみてください。

[https://andplants.jp/collections/punipuni-plants]

メッセージカードを添える

多肉植物を贈るときは、メッセージカードを添えるのが喜ばれるコツです。日頃の感謝や思いをメッセージカードに書いて、多肉植物と一緒に渡してください。

いつまでも残る思い出として大切にしてくれるでしょう。

母の日や父の日であれば、「お母さん、いつも心配してくれてありがとう」「お父さん、いつも見守ってくれてありがとう」などの一言メッセージが喜ばれます。

誕生日プレゼントには、「これからも仲良くしてね」といったメッセージと一緒に贈ると良いでしょう。

ぜひシーンに合ったメッセージをカードに書いて、多肉植物と一緒にプレゼントしてみてください。

多肉植物をプレゼントする際の注意点

多肉植物をプレゼントする際の注意点

多肉植物をプレゼントする際の注意点は、以下の3点です。

  1. 好みと違う多肉植物を贈らない
  2. 鉢底穴のない鉢で贈らない
  3. こまめに手入れしたい方にはサボテンは不向き

それぞれ解説します。

好みと違う多肉植物を贈らない

多肉植物をプレゼントする際は、贈る相手の好みに合わせることが重要です。つまり、相手の好みと違う多肉植物を贈らないように注意しましょう。

可愛い多肉植物を期待していたのに、ゴツゴツとしたワイルドな多肉植物のプレゼントだと残念に思うかもしれません。

プレゼントしてくれる気持ちは嬉しいですが、好みと違う多肉植物には愛着がわかない可能性があります

多肉植物をプレゼントする場合は、相手の好みを確認して贈ってください。

鉢底穴のない鉢で贈らない

多肉植物をプレゼントする際は、「鉢底穴のない鉢で贈らない」ことです。多肉植物のギフト商品には、鉢底穴がない陶器鉢やガラス容器に植えられている商品があります。

プレゼントとして購入した時は見栄えが良くても、その後の成長を考えるとおすすめできません。

鉢底穴がないと水やり後に鉢内に水が溜まり、根腐れを引き起こしやすいためです。

おしゃれであっても、鉢底穴のない鉢やガラス容器に植えられた多肉植物は、贈らないようにしてください。

こまめに手入れしたい方にはサボテンは不向き

こまめにお手入れを楽しみたい方には、サボテンは向いていないかもしれません。サボテンは水やり頻度が特に少なく、枯れ葉取りや剪定もほとんどありません。

つまり、「植物をお世話したい」「手入れして育てたい」と思っている方には、物足りない場合があります。

「水やりや剪定、肥料などのお手入れをして、多肉植物を立派に育ててみたい」と考えている方には、お手入れが比較的多いエケベリアやカランコエなどがおすすめです。

「インテリアのように飾りたい」「なるべくお手入れをしたくない」といった方には、サボテンが育てやすいでしょう。

まとめ

多肉植物は多くの方に人気があり、珍しい品種を除けば、比較的手に入りやすい植物でもあります。可愛らしいものやかっこいいものなど種類も豊富で、プレゼント向きの植物です。

初めてお部屋に植物を迎える方にも育てやすいので、プレゼントとしても喜ばれるでしょう。ただし、多肉植物の名前や簡単な育て方、日頃の感謝などはしっかりと伝えてください。

多肉植物の名前は、詳しい育て方や花などについて調べる際に必要です。より喜んでもらえるコツは、日頃の感謝や応援などの気持ちを花言葉や名前の由来に掛けて伝えること。

ぜひ素敵なプレゼントとして多肉植物を贈ってみてください。

[https://andplants.jp/collections/punipuni-plants]
田中 秀和
小さな時から花や観葉植物が好きで、田舎の野山を駆け回っては植物を採集して育てていました。 今でも自宅では多肉植物やサボテン、コーデックスを中心に様々な観葉植物を育てています。 総合園芸店で働いていたこともあり、植え替えやお水やりなどの管理、販売、お客様からのご相談ご依頼を経験。観葉植物の素敵な魅力や育て方を、目の前にいるような感覚でお届けできればと思います。 一緒にかけがえのない一鉢を見つけましょう。

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